JPH0238158Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238158Y2 JPH0238158Y2 JP1983143353U JP14335383U JPH0238158Y2 JP H0238158 Y2 JPH0238158 Y2 JP H0238158Y2 JP 1983143353 U JP1983143353 U JP 1983143353U JP 14335383 U JP14335383 U JP 14335383U JP H0238158 Y2 JPH0238158 Y2 JP H0238158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- rubber ring
- tube
- socket
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、管壁に管軸方向の通孔を多数貫通せ
しめて成る合成樹脂管(以下ホール管という)の
管端部に形成した環状のゴム輪装填溝を有するゴ
ム輪形継手の受口に関するものである。
しめて成る合成樹脂管(以下ホール管という)の
管端部に形成した環状のゴム輪装填溝を有するゴ
ム輪形継手の受口に関するものである。
従来のホール管のゴム輪形継手の受口は、第3
図にその断面正面図で示す如くホール管1の管端
部には直管部1aと連続一体に傾斜部2にて接続
する受口3が拡径形成されており、この受口3に
シール用ゴム輪を装填する環状のゴム輪装填溝4
を加熱成形している。
図にその断面正面図で示す如くホール管1の管端
部には直管部1aと連続一体に傾斜部2にて接続
する受口3が拡径形成されており、この受口3に
シール用ゴム輪を装填する環状のゴム輪装填溝4
を加熱成形している。
しかしながら、ホール管1は管壁1bに管軸方
向の通孔1cを多数貫通させているため、受口成
形の際に管端部の通孔1cが潰れ易く、ゴム輪装
填溝4付近の周面に第4図に管端部の断面を示す
如く、凹凸による波打が内外壁に生じ、外観が悪
く、搬送、施工時にゴム輪装填溝4の管体外周部
に衝撃荷重を受け易く、薄肉のため割れを生ずる
ことがあつた。しかもゴム輪装填溝4の内周面に
は凹凸があるために、ゴム輪が密着せず、水密性
に劣るという問題があり、また管端面1dには通
孔1cをシールする端面シールが必要であつた。
向の通孔1cを多数貫通させているため、受口成
形の際に管端部の通孔1cが潰れ易く、ゴム輪装
填溝4付近の周面に第4図に管端部の断面を示す
如く、凹凸による波打が内外壁に生じ、外観が悪
く、搬送、施工時にゴム輪装填溝4の管体外周部
に衝撃荷重を受け易く、薄肉のため割れを生ずる
ことがあつた。しかもゴム輪装填溝4の内周面に
は凹凸があるために、ゴム輪が密着せず、水密性
に劣るという問題があり、また管端面1dには通
孔1cをシールする端面シールが必要であつた。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、受口
の加熱成形時に生ずる波打を防止し、ゴム輪装填
溝の管体外周部に受ける外衝撃に対し十分な強度
を持たせると共に、ホール管端面をシールした合
成樹脂管のゴム輪形継手の受口を提供することを
目的とする。
の加熱成形時に生ずる波打を防止し、ゴム輪装填
溝の管体外周部に受ける外衝撃に対し十分な強度
を持たせると共に、ホール管端面をシールした合
成樹脂管のゴム輪形継手の受口を提供することを
目的とする。
本考案は以上の目的を達成するため、管壁に管
軸方向の通孔を多数貫通させた合成樹脂製ホール
管の管端部の拡径されたゴム輪形継手の受口にお
いて、該ホール管の拡径端部に管壁に通孔を有し
ない合成樹脂製短管を溶着し、該短管の内面には
外周方向に膨出したゴム輪装填溝を形成したこと
を特徴とする。
軸方向の通孔を多数貫通させた合成樹脂製ホール
管の管端部の拡径されたゴム輪形継手の受口にお
いて、該ホール管の拡径端部に管壁に通孔を有し
ない合成樹脂製短管を溶着し、該短管の内面には
外周方向に膨出したゴム輪装填溝を形成したこと
を特徴とする。
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
第1図は短管とホール管とを溶着した状態の切
断正面図、第2図はゴム輪形継手の受口の成形状
態を示す切断正面図である。
断正面図、第2図はゴム輪形継手の受口の成形状
態を示す切断正面図である。
管壁1bに管軸方向の通孔1cを多数貫通させ
たホール管1の管端面1dに、該ホール管1と外
径及び内径が同径で管壁に通孔を有しない合成樹
脂製短管5を第1図に示す如く突き合せて溶着
し、この溶着した管端部にゴム輪形継手の受口6
を成形する。この受口6は、ホール管1の直管部
1aに傾斜部2を介して連続する拡径部6aと短
管5の拡径部6aに成形された環状のゴム輪装填
溝4とを有している。
たホール管1の管端面1dに、該ホール管1と外
径及び内径が同径で管壁に通孔を有しない合成樹
脂製短管5を第1図に示す如く突き合せて溶着
し、この溶着した管端部にゴム輪形継手の受口6
を成形する。この受口6は、ホール管1の直管部
1aに傾斜部2を介して連続する拡径部6aと短
管5の拡径部6aに成形された環状のゴム輪装填
溝4とを有している。
次に、このゴム輪形継手の受口6の加熱成形工
程について説明すると、先ずホール管1の端面1
dに所定の長さに切断した該ホール管1と内外径
が同一の短管5を熱溶融により溶着して一体の直
管とした後、短管5側端部に内型21と外型22
から成る金型を用いて受口6を形成する。
程について説明すると、先ずホール管1の端面1
dに所定の長さに切断した該ホール管1と内外径
が同一の短管5を熱溶融により溶着して一体の直
管とした後、短管5側端部に内型21と外型22
から成る金型を用いて受口6を形成する。
内型21はホール管1の直管部1aの内径に相
応する外径を有する先端部21aと、これに続く
傾斜部21bを介して大径となした受口部内径に
相応する外径を有する拡径部21cと、この拡径
部21cから円周方向へ進退自在にしたゴム輪装
填溝形成用出没部21dと、軸21e上を移動し
て該出没部21dを作動させる摺動楔21fとを
有する。外径22は前記内型21の先端部21a
外周に対応する先端内周部22aと、傾斜部21
bに対する傾斜内周部22bと、拡径部21cに
対応する拡径内周部22cと、出没部21dに対
応する環状溝面成形部とを有する。そして、受口
6に当たる短管5及びホール管1の端部を加熱
し、内型21の出没部21dを没入させておいて
この内型21を先端部21aからホール管端内部
に挿入し、外周を外型22で包囲し、摺動楔21
fを摺動して出没部21dを内型21の拡径部2
1cより突出させることによつて受口6の拡径部
6aにゴム輪装填溝4を成形する。
応する外径を有する先端部21aと、これに続く
傾斜部21bを介して大径となした受口部内径に
相応する外径を有する拡径部21cと、この拡径
部21cから円周方向へ進退自在にしたゴム輪装
填溝形成用出没部21dと、軸21e上を移動し
て該出没部21dを作動させる摺動楔21fとを
有する。外径22は前記内型21の先端部21a
外周に対応する先端内周部22aと、傾斜部21
bに対する傾斜内周部22bと、拡径部21cに
対応する拡径内周部22cと、出没部21dに対
応する環状溝面成形部とを有する。そして、受口
6に当たる短管5及びホール管1の端部を加熱
し、内型21の出没部21dを没入させておいて
この内型21を先端部21aからホール管端内部
に挿入し、外周を外型22で包囲し、摺動楔21
fを摺動して出没部21dを内型21の拡径部2
1cより突出させることによつて受口6の拡径部
6aにゴム輪装填溝4を成形する。
なお、受口6の成形は、短管5とホール管1と
の溶着前に行い、その後にこの両者を溶着するこ
とも可能である。
の溶着前に行い、その後にこの両者を溶着するこ
とも可能である。
また、短管5とホール管1との溶着部を受口6
以外の、例えば直管部1aに設けると、溶着部で
段差等が生じた場合に管壁内の平滑度が得られな
くなつて下水管,排水管等に使用する場合に好ま
しくない。
以外の、例えば直管部1aに設けると、溶着部で
段差等が生じた場合に管壁内の平滑度が得られな
くなつて下水管,排水管等に使用する場合に好ま
しくない。
以上のように、本考案のゴム輪形継手は、ホー
ル管の拡径端部に管壁に通孔を有しない短管を溶
着して該短管にゴム輪装填溝を設けた構造とした
から、受口成形時に前記装填溝に生ずる波打を防
止して外観の優れた受口とすることができ、ゴム
輪装填溝の管体外周部を外衝撃に対して十分な強
度とできると共に、装填溝の内周面が波打の無い
平滑面となるために、該溝に装填したゴム輪との
水密性が確実となる。しかも、短管とホール管と
の溶着時に溶着圧によつて溶融したバリがホール
管の通孔に入り込み強固な溶着部とすることがで
き、しかもホール管端面のシールを同時に達成す
ることができる。
ル管の拡径端部に管壁に通孔を有しない短管を溶
着して該短管にゴム輪装填溝を設けた構造とした
から、受口成形時に前記装填溝に生ずる波打を防
止して外観の優れた受口とすることができ、ゴム
輪装填溝の管体外周部を外衝撃に対して十分な強
度とできると共に、装填溝の内周面が波打の無い
平滑面となるために、該溝に装填したゴム輪との
水密性が確実となる。しかも、短管とホール管と
の溶着時に溶着圧によつて溶融したバリがホール
管の通孔に入り込み強固な溶着部とすることがで
き、しかもホール管端面のシールを同時に達成す
ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す短管とホール
管とを溶着した状態の直管を示す切断正面図、第
2図はゴム輪形継手の受口の成形状態を示す切断
正面図、第3図は従来のホール管のゴム輪形継手
の受口構造を示す切断正面図、第4図は第3図の
受口管端の一部を示す断面図である。 1……ホール管、4……ゴム輪装填溝、5……
短管、6……ゴム輪形継手の受口。
管とを溶着した状態の直管を示す切断正面図、第
2図はゴム輪形継手の受口の成形状態を示す切断
正面図、第3図は従来のホール管のゴム輪形継手
の受口構造を示す切断正面図、第4図は第3図の
受口管端の一部を示す断面図である。 1……ホール管、4……ゴム輪装填溝、5……
短管、6……ゴム輪形継手の受口。
Claims (1)
- 管壁に管軸方向の通孔を多数貫通させた合成樹
脂製ホール管の管端部の拡径されたゴム輪形継手
の受口において、該ホール管の拡径端部に管壁に
通孔を有しない合成樹脂製短管を溶着し、該短管
の内面には外周方向に膨出したゴム輪装填溝を形
成したことを特徴とするゴム輪形継手の受口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14335383U JPS6051386U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ゴム輪形継手の受口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14335383U JPS6051386U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ゴム輪形継手の受口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6051386U JPS6051386U (ja) | 1985-04-11 |
JPH0238158Y2 true JPH0238158Y2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=30320003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14335383U Granted JPS6051386U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ゴム輪形継手の受口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051386U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101283971B1 (ko) * | 2012-12-24 | 2013-07-09 | 주식회사동원프라스틱 | 파이프와 고강도 연결헤드를 일체로 하는 하수관 및 그 제작방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5966088U (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-02 | シ−アイ化成株式会社 | プラスチツク管の受口構造 |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP14335383U patent/JPS6051386U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6051386U (ja) | 1985-04-11 |
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