JPS642870Y2 - - Google Patents

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JPS642870Y2
JPS642870Y2 JP9811484U JP9811484U JPS642870Y2 JP S642870 Y2 JPS642870 Y2 JP S642870Y2 JP 9811484 U JP9811484 U JP 9811484U JP 9811484 U JP9811484 U JP 9811484U JP S642870 Y2 JPS642870 Y2 JP S642870Y2
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JP
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air spoiler
outer layer
automobile
core
metal reinforcing
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JP9811484U
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JPS6112885U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は自動車のエアースポイラーに係るも
のである。
従来の技術 従来の自動車のエアースポイラーは第6図に図
示したようにプレス成形してエアースポイラーの
巾のほぼ半分の巾を有する金属補強材33を型に
インサートして発泡ウレタンなどの樹脂層32を
成形したものである。このエアースポイラー34
を自動車のトランクリツド35にボルト、ナツト
や差込みクリツプなどの止具36で取付けて使用
しているが、この従来のエアースポイラー34で
は金属補強材33および樹脂層32の重量が大き
くなる欠点とともに金属補強材33の巾がエアー
スポイラー34の巾よりかなり短かいので金属補
強材33が存在している個所では金属補強材33
の表面からエアースポイラーの表面までの樹脂層
32は肉厚がほぼ一定となる一方で、金属補強材
33が存在しない個所では樹脂層32は肉厚が不
均一となつて、成形後にエアースポイラー34の
表面が波打ち37を生じるという欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 この考案は従来の自動車のエアースポイラーが
有するこれらの欠点を解消し、エアースポイラー
を軽量化することやエアースポイラーの表面が波
打ちを生じないことなどを目的としたものであ
る。
問題点を解決するための手段 この考案の自動車のエアースポイラーはエアー
スポイラーの外形形状にほぼ相似した形状の軽量
発泡芯体の周囲に、樹脂外層が設けられ、この芯
体と外層との間に金属補強材が設けられたエアー
スポイラーである。
次にこの考案の自動車のエアースポイラーを実
施例について図面とともに説明する。
実施例 1 第1図に図示したようにエアースポイラーの外
形形状より約10mm小さくした発泡スチロールまた
は発泡硬質ウレタンで比重約0.02〜0.3の軽量発
泡芯体1の周囲にウレタン樹脂などの比重が約
0.4の樹脂外層2が設けられる。
この芯体1と外層2との間に、芯体1の巾Lの
半分以下の巾を有する金属補強材3が、設けら
れている自動車のエアースポイラー4である。
このエアースポイラー4を第3図々示のように
自動車のトランクリツド5にボルトなどの止具
(図示せず)で取付けて使用する。
このエアースポイラー4の造り方としては予め
成形した芯材1に金属補強材3を接着材または両
面接着テープで接着したりなど取付けてから、
RIM金型にインサートして低圧ウレタンで樹脂
外層3を成形する。
この実施例1の自動車のエアースポイラー4に
おいて、軽量発泡芯体1の体積分の樹脂外層の重
量より軽量発泡芯体1の重量を差引いた重量と金
属補強材3が小さくなつた重量とを合算しただけ
の重量を軽減することができるから、エアースポ
イラー4を軽量化することができるし、軽量発泡
芯体1をエアースポイラー4の外形形状にほぼ相
似した形状にしたために成形後の樹脂外層2の表
面が波打ちを生じることがない。
実施例 2 第4図に図示したようにエアースポイラーの外
形形状より約10mm小さくした形状で、かつ比重が
約0.1の発泡スチロール製軽量発泡芯体11の周
囲にウレタン樹脂の比重が約0.4の樹脂外層12
が設けられる。
この芯体11と外層12との間に芯体11の巾
の半分以下の巾を有する金属補強材13が設けら
れ、かつ金属補強材13の1部分の切り起し部1
3′を芯体11に差し込んで固定されている自動
車のエアースポイラー14である。
このエアースポイラー14を自動車のトランク
リツド15にボルト16とナツト17で取付けて
使用する。
実施例 3 第5図に図示したようにエアースポイラーの外
形形状より約10mm小さくした形状で、比重が約
0.2の発泡硬質ウレタン製軽量発泡芯体21の周
囲に比重約0.4のウレタン樹脂製樹脂外層22が
設けられる。
この芯体21と外層22との取付側の間に、補
強突状部23′を有する金属補強材23が、設け
られた自動車のエアースポイラー24である。
このエアースポイラー24を自動車のトランク
リツド25にボルトなどの止め具(図示せず)で
取付けて使用する。
考案の効果 この考案の自動車のエアースポイラーはエアー
スポイラーの外形形状にほぼ相似した形状の軽量
発泡芯体の周囲に樹脂外層が設けられ、この芯体
と外層との間に金属補強材が設けられている構成
にしたために軽量発泡芯体の体積分の樹脂外層の
重量より軽量発泡芯体の重量を差引いた重量と金
属補強材が小さくなつた重量とを合算しただけの
重量を軽減することができるから、エアースポイ
ラーを軽量化することができるし、かつ成形後の
樹脂外層の表面が波打ちを生じることを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の1実施例の断面図、第2図
は同じく斜視図、第3図は使用時の斜視図、第4
図と第5図は本考案品のそれぞれ別の実施例の断
面図、第6図は従来品の断面図である。 1……軽量発泡芯体、2……樹脂外層、3……
金属補強材、4……エアースポイラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エアースポイラーの外形形状にほぼ相似した
    形状の軽量発泡芯体の周囲に樹脂外層が設けら
    れ、該芯体と外層との間に、金属補強材が、設
    けられていることを特徴とする自動車のエアー
    スポイラー。 2 軽量発泡芯体はその比重が約0.02ないし0.3
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自動車のエアースポイラー。 3 樹脂外層はウレタンRIM成形体であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の自動車のエアースポイラー。
JP9811484U 1984-06-29 1984-06-29 自動車のエア−スポイラ− Granted JPS6112885U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9811484U JPS6112885U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 自動車のエア−スポイラ−

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JP9811484U JPS6112885U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 自動車のエア−スポイラ−

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Publication Number Publication Date
JPS6112885U JPS6112885U (ja) 1986-01-25
JPS642870Y2 true JPS642870Y2 (ja) 1989-01-24

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ID=30657666

Family Applications (1)

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JP9811484U Granted JPS6112885U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 自動車のエア−スポイラ−

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH054473Y2 (ja) * 1987-02-13 1993-02-03
FR2628027B1 (fr) * 1988-03-03 1990-07-20 Hutchinson Procede de fabrication de pieces de carrosserie d'automobile, notamment d'aileron ou becquet arriere, et pieces obtenues par mise en oeuvre de ce procede

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Publication number Publication date
JPS6112885U (ja) 1986-01-25

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