JPH0414308Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0414308Y2
JPH0414308Y2 JP1986165125U JP16512586U JPH0414308Y2 JP H0414308 Y2 JPH0414308 Y2 JP H0414308Y2 JP 1986165125 U JP1986165125 U JP 1986165125U JP 16512586 U JP16512586 U JP 16512586U JP H0414308 Y2 JPH0414308 Y2 JP H0414308Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
mounting
molded body
rear spoiler
wing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986165125U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6369686U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986165125U priority Critical patent/JPH0414308Y2/ja
Publication of JPS6369686U publication Critical patent/JPS6369686U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0414308Y2 publication Critical patent/JPH0414308Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は自動車などの車体の後部に取付けて
使用するウイング型のリヤスポイラに係るもので
ある。
従来の技術 従来のリヤスポイラは実願昭58−100257号(実
開昭60−8190号公報)に記載されているように、
L字形などに成形した金属製芯材を軟質合成樹脂
の成形体に埋設し、この金属製芯材より外方に取
付用ボルトの螺子部を突出させたものである。
考案が解決しようとする問題点 この従来のリヤスポイラでは芯材が金属製芯材
であるために錆やすく腐食しやすいという欠点が
あるとともに金属を所定の形状にプレス成形した
後に脱脂処理や防錆処理などの二次加工を施す必
要があるので加工費と材料費が高く、この理由に
より芯材のコストが高いという欠点がある。この
防錆対策として芯材の表面にカチオン電着塗装な
どを施すことが一般的であり、コストも高く、生
産工程も多い。更にトランクリツドに脚部を介し
て設置されるウイング型のリヤスポイラにあつて
は、その表面に無理な外力が加わると、金属製芯
材では弾性変位量が少ないため、塑性変形し易
く、リヤスポイラは原形に復元しないという欠点
があつた。
また、軟質合成樹脂は金属製芯材に浸透しない
から金属製芯材と軟質合成樹脂との間にエアーが
残り易く、金属製芯材と軟質合成樹脂との密着強
度が小さいという欠点があつた。
この考案は従来のリヤスポイラが有するこれら
の欠点を解消し、腐食による破壊を防止するこ
と、コストを低減すること、軽くすること、所定
の弾性と強度そして大きな密着強度を備えたウイ
ング型のリヤスポイラを提供することを目的とし
たものである。
問題点を解決するための手段 この考案のウイング型のリヤスポイラは芯材と
して硬質厚紙に凹凸状の補強用リブを設けた板状
の硬質厚紙からなり、硬質厚紙の芯材の成形体取
付面側に段差のある金属製取付用ブラケツトの高
位取付面を固着し、この取付用ブラケツトの低位
取付面に取付用ボルトの螺子部を突出させた取付
用ボルトの頭部を固着したものである。
作 用 板状の硬質厚紙を用いることができるために加
工費と材料費が安くなり、錆ないとともに軽くな
る。また、リヤスポイラの裏面側からトランクリ
ツドまでの許容範囲内で、弾性回復力を維持する
ことができるとともに弾性回復力を損わずに凹凸
状の補強用リブを設けることができるのでリヤス
ポイラは所定の弾性と強度そして密着強度を有す
る。
実施例 次にこの考案のウイング型のリヤスポイラを実
施例について図面とともに説明する。
実施例 1 第1図から第4図に図示したように、予め防水
処理を行つて耐水性を有する板状の硬質厚紙(プ
レスボード)に凹凸状の補強用リブ2を硬質厚紙
の長さ方向にプレス成形して芯材1にする。この
硬質厚紙からなる板状の芯材1の成形体取付面側
である芯材1裏面1′と芯材1の長さ方向に設け
た金属製取付用ブラケツト3の高位取付面の表面
3′とを合わせてリベツト4で固着する。
この取付用ブラケツト3は段差3″を設け、低
位取付面に取付用ボルト5の頭部5′を固着する。
芯材1、取付用ブラケツト3そして取付用ボル
ト5の頭部5′を軟質合成樹脂の成形体6に埋設
し、取付用ボルト5の螺子部5″を成形体6の脚
部から外方に突出させたウイング型のリヤスポイ
ラ7が構成される。
この実施例1のリヤスポイラ7を第5図に図示
したように、自動車の後部のトランクリツド8の
所定の取付位置にセツトし、トランクリツド8の
孔部にリヤスポイラ7の取付用ボルト5の螺子部
を挿通してこの螺子部にナツトを緊締することに
よりリヤスポイラ7はトランクリツド8に強固に
取付けられる。
この実施例1のリヤスポイラ7は芯材1として
成形しやすい加熱軟化可能な硬質厚紙を用いるこ
とにより従来の金属製芯材に較べて加工費と材料
費が安く、コストを安くすることができるし、錆
ることがないとともに軽くすることができる。ま
た、成形体6の裏面側とトランクリツド8との許
容範囲内で芯材1を弾性変形させることが可能で
あるから、芯材1の弾性回復力を保つことができ
るためにリヤスポイラやトランクリツド8を損傷
するのを防止することができる。
そして芯材1の弾性回復力を損わずに芯材1に
補強リブ2を設けることができるとともに必要な
強度を付与することができ、補強リブ2の凹凸に
より成形体6との密着面積を増大することによつ
て芯材1と成形体6との密着強度を更に大きくす
ることができる。
なお、固着は係合したり、リツベト止めしたり
接着剤で接着したりなどいかなる手段の固着でも
よい。
実施例 2 第6図から第8図に図示したように、予め防水
処理を行つて耐水性を有する板状の硬質厚紙(プ
レスボード)に凹凸状の補強用リブ12を硬質厚
紙の長さ方向にプレス成形して芯材11にする。
この硬質厚紙からなる板状の芯材11の成形体取
付側である芯材11、裏面11′と芯材11の巾
方向に設けた金属製取付用ブラケツト13の高位
取付面の表面13′とを合わせてリベツト14で
固着する。
この取付用ブラケツト13は段差13″を設け、
低位取付面に取付用ボルト15の頭部15′を固
着する。
芯材11、取付用ブラケツト13そして取付用
ボルト15の頭部15′を軟質合成樹脂の成形体
16に埋設し、取付用ボルト15の螺子部15″
を成形体16の脚部から外方に突出させたウイン
グ型リヤスポイラ17が構成される。
考案の効果 この考案のウイング型のリヤスポイラは芯材と
して硬質厚紙からなり、この硬質厚紙の芯材の成
形体取付面側に段差のある金属製取付用ブラケツ
トの高位取付面を固着し、この取付用ブラケツト
の低位取付面に前記取付用ボルトの螺子部を突出
させた取付用ボルトの頭部を固着したから、凹凸
状の補強用リブにより所定の強度を付与すること
ができるし、補強用リブの凹凸を設けた芯材と成
形体の密着面積を増大することにより芯材と軟質
合成樹脂の成形体との密着強度を大きくすること
ができる。そして硬質厚紙の芯材に軟質合成樹脂
が製造時に浸透するために凹凸状の補強用リブを
設けた芯材と軟質合成樹脂の成形体との密着強度
を浸透と面積の増大とにより更に大きくすること
ができる。更に、リヤスポイラの裏面側とトラン
クリツドとの許容範囲内で芯材を弾性変形させる
ことが可能であるので芯材の弾性回復力を保つこ
とができ、リヤスポイラやトランクリツドを損傷
することがないし、芯材の弾性回復力を損わずに
補強用リブを設けることができる。
そしてこの考案のウイング型のリヤスポイラは
錆に基づく腐食により破壊されるのを防止するこ
とができるし、脱脂処理や防錆処理などの二次加
工による加工費や材料費を低減することができ
る。また芯材のコストを低減することができる
し、二次加工による生産工程を低減することがで
きるとともに軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の1実施例の裏面図、第2図
と第3図はそれぞれ第1図のA−AとB−Bの拡
大断面図、第4図は部材の断面斜視図、第5図は
取付けた側面図、第6図は本考案の他の実施例の
裏面図、第7図と第8図は第6図のそれぞれC−
CとD−Dの拡大断面図である。 1は芯材、2は凹凸状の補強用リブ、3は取付
用ブラケツト、3″は段差、5は取付用ボルト、
6は軟質合成樹脂の成形体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯材を軟質合成樹脂の成形体に埋設し、該成形
    体を支持する脚部に、前記芯材より外方に取付用
    ボルトの螺子部を、突出させたウイング型のリヤ
    スポイラにおいて、前記芯材は硬質厚紙に凹凸状
    の補強用リブを設けた板状の硬質厚紙からなり、
    前記硬質厚紙の芯材の成形体取付面側に、段差の
    ある金属製取付用ブラケツトの高位取付面を、固
    着し、該取付用ブラケツトの低位取付面に、前記
    取付用ボルトの螺子部を突出させた取付用ボルト
    の頭部を、固着したことを特徴とするウイング型
    のリヤスポイラ。
JP1986165125U 1986-10-28 1986-10-28 Expired JPH0414308Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986165125U JPH0414308Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986165125U JPH0414308Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6369686U JPS6369686U (ja) 1988-05-11
JPH0414308Y2 true JPH0414308Y2 (ja) 1992-03-31

Family

ID=31094872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986165125U Expired JPH0414308Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0414308Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078875A (ja) * 1983-10-06 1985-05-04 Nissan Motor Co Ltd エアスポイラの取付構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090010U (ja) * 1983-11-28 1985-06-20 マツダ株式会社 自動車のリヤスポイラ−取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078875A (ja) * 1983-10-06 1985-05-04 Nissan Motor Co Ltd エアスポイラの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6369686U (ja) 1988-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03276879A (ja) 自動車用マッドガード
JPH0414308Y2 (ja)
JPH0220149Y2 (ja)
JPH0218787Y2 (ja)
JPH0220148Y2 (ja)
JPH022453U (ja)
JPH0220150Y2 (ja)
JPH0221327Y2 (ja)
JPS642870Y2 (ja)
JPH0527316Y2 (ja)
JPH023968Y2 (ja)
JPS6350200Y2 (ja)
JP2588705Y2 (ja) フェンダライナのクリップ締め構造
JPH0331635Y2 (ja)
KR890005367Y1 (ko) 자동차의 흙받이 고정장치
JPH0210805Y2 (ja)
JPS6313081Y2 (ja)
JPS6319241Y2 (ja)
JPH0739728Y2 (ja) 車両のゴムエプロン取付構造
JPH0216912Y2 (ja)
JPH055050Y2 (ja)
JP2599712Y2 (ja) 車両用バンパー
JP2519624Y2 (ja) 自動車のバッテリーブラケット
JPS5843472Y2 (ja) 自動車用弾性バンパのための合成樹脂モ−ル
JPS60213579A (ja) 自動車用樹脂部品の取付構造