JPH023968Y2 - - Google Patents

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JPH023968Y2
JPH023968Y2 JP18426783U JP18426783U JPH023968Y2 JP H023968 Y2 JPH023968 Y2 JP H023968Y2 JP 18426783 U JP18426783 U JP 18426783U JP 18426783 U JP18426783 U JP 18426783U JP H023968 Y2 JPH023968 Y2 JP H023968Y2
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JP
Japan
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sides
molded article
center
mounting structure
synthetic resin
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JP18426783U
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JPS6091540U (ja
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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用合成樹脂成形品の取付構造、
特に分割された複数の成形品を一体化するときの
間隙の設定に関するものである。
従来、リアーフイニツシヤー等の自動車用合成
樹脂成形品は、第1図に示すように3個の成形品
素体1,2を互いに組合わせて、長手形状として
構成される。両端側の成形品素体1,1は第2図
に示すようにチヤンネル状の外枠3の内側に、一
部4が外側に突出する内枠5を取付けたもので、
縁部に緩衝材6が設けられる。また、外枠3の内
面側よりボス7を突出させ、このボス7にボルト
8の頭部9を嵌合固着して、ボルト8を自動車パ
ネル10に設けた取付け孔11に挿入し、ナツト
12で締付けで固定される。中央側の成形品素体
2は、内枠5を省略した以外、素体1と同一構成
である。この場合、素体2は両側の素体1,1と
の間で一定幅の間隙l1,l2を有し、この間隙
l1,l2を保つように素体2の両端で一部4を
被うように取付けられる。
しかしながら、以上の構成によればボルト8を
挿入し易くするため孔11の径が大きく設定さ
れ、このため成形品素体2の取付け時、横方向に
位置ずれが生じ易く、間隙l1,l2の大きさが
図示の如く異なつた状態で固定されてしまうとい
う欠点を有していた。
本考案の目的は成形品素体の横方向の移動を規
制する規制部材を設けるようにして、上記欠点を
除去するものであり、以下実施例を用いて詳細に
説明する。
第6図ないし第9図は本考案の一実施例を示す
斜視図及び断面図である。各図において、両側の
成形品素体1,1の端末には段差21を介してほ
ぼ平行に延びる重合部22、重合部22からほぼ
直角方向に向かう側壁部23、底部24及び立上
り部25を一体に成形するとともに第4図に示す
ように立上り部25には、凹部26が形成されて
いる。凹部26には第9図に示すようにバネ鋼の
ような弾性金属板から略U字形に成形され、その
一方の脚部から弾性変形容易なように外側に屈曲
された舌片41を有するクリツプ40を押圧挿入
してある。舌片41は切り起しにするのが構造簡
単で最も望ましい。
一方、中央側の成形品素体2は内面にほぼ直立
する略三角形の突起部51が一体に成形されてい
る。
このように構成した、成形品素体1,2を車体
パネルに取り付けるには、まず、成形品素体1,
1をその内面に成形したボス25に固着した樹脂
頭付ボルト26を車体パネルP1に設けた孔に挿
入して、パネルP1の裏面側よりナツトでしつか
りと固着する。図示しない右側の成形品素体1に
ついても同様に固着した後に、中央側の成形品素
体2の突起部51を成形品素体1,1の立上り部
25と側壁23とで成形される溝内に入れるとと
もに、内面に固着したボルト60をパネルPに設
けた孔に挿入して押圧する。この状態で中央側の
成形品素体2はクリツプ40の舌片41の弾発作
用により第8図に示すように図面上やや左側に寄
せられる。ついで、成形品素体2の図示しない右
側をパネル側に同様に押圧すると、成形品素体2
は右側のクリツプの弾発作用によりやや右側に戻
され、左右で均等を保つて左右のスキマgが一定
となり、第7図に示すようにパネルPにナツト6
1で固着する。
なお、本考案において第10図に示すように立
上り部25を省略し、重合部22に舌片41を有
するクリツプ40を取付けるようにしても、ある
いは第11図、第12図に示すように重合部22
に孔22Aを設け、この孔22Aに貫入するとと
もに成形品素体2に設けた突起部2Aに、舌片2
Bを有する弾性金属板から成るクリツプCを取付
け、舌片2Bを孔22Aの内周に当接させて、位
置決めしてもよい。
以上説明したように本考案による取付構造にお
いては、クリツプの弾発作用により中央側の成形
品素体が必ず左右の成形品素体の中央に自然に位
置させられるので、左右の間隙が等しく設定され
る。従つて取付作業中に何らの注意力を要せず作
業が行なえるので、作業能率の向上につながる。
なお、クリツプは金属板材から成るものに限定
されず、ナイロン樹脂のように高弾性樹脂より成
形してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は従来の自動車用合成樹脂
成形品の取付構造の一例を示す平面図、断面図及
び斜視図、第6図ないし第9図は本考案による自
動車用合成樹脂成形品の取付構造の一実施例を示
す断面図及び要部斜視図、第10図ないし第12
図はその他の実施例を示す断面図及び斜視図であ
る。 1,2……成形品素体、21……段差、22…
…重合部、23側壁部、24……底部、25……
立上り部、40……クリツプ、41……舌片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両側と中央側の少なくとも3個1組の合成樹
    脂成形品素体を一定間隙を保つて自動車パネル
    に取付ける取付構造において、中央側の成形品
    素体と両側の成形品素体との間にそれぞれ弾性
    部材を設け、この両弾性部材により中央側の成
    形品素体に対し両側から中央側方向の弾性力又
    は中央側から両側方向の弾性力を付与して、中
    央側の成形品素体を中立状態に保持したことを
    特徴とする自動車用合成樹脂成形品の取付構
    造。 (2) 弾性部材は中央側の成形品素体に設けられ、
    両側の成形品素体を両側方向に押圧する舌片を
    有することを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自動車用合成樹脂成形品の取付
    構造。 (3) 弾性部材は両側の成形品素体に設けられ、中
    央側の成形品素体を中央側方向に押圧する舌片
    を有することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の自動車用合成樹脂成形品の取
    付構造。 (4) 中央側又は両側の成形品素体は、弾性部材の
    舌片が当接する突起を有して成る実用新案登録
    請求の範囲第2項又は第3項記載の自動車用合
    成樹脂成形品の取付構造。
JP18426783U 1983-11-29 1983-11-29 自動車用合成樹脂成形品の取付構造 Granted JPS6091540U (ja)

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JP18426783U JPS6091540U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 自動車用合成樹脂成形品の取付構造

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JP18426783U JPS6091540U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 自動車用合成樹脂成形品の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6091540U JPS6091540U (ja) 1985-06-22
JPH023968Y2 true JPH023968Y2 (ja) 1990-01-30

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JP18426783U Granted JPS6091540U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 自動車用合成樹脂成形品の取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314440Y2 (ja) * 1984-10-19 1991-03-29
JP5178657B2 (ja) * 2009-07-22 2013-04-10 三菱電機株式会社 端子装置

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JPS6091540U (ja) 1985-06-22

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