JPS642110Y2 - - Google Patents

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JPS642110Y2
JPS642110Y2 JP1982034058U JP3405882U JPS642110Y2 JP S642110 Y2 JPS642110 Y2 JP S642110Y2 JP 1982034058 U JP1982034058 U JP 1982034058U JP 3405882 U JP3405882 U JP 3405882U JP S642110 Y2 JPS642110 Y2 JP S642110Y2
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JP
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fan
cord
electrical equipment
room
partition plate
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JP1982034058U
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JPS58137930U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、フード本体内を仕切板によりフアン
室と電装品室とに区分するようにしたレンジフー
ドフアンに関する。
(従来の技術) この種のレンジフードフアンは、換気運転時に
フアンから飛散する油滴がスイツチ等の電装品に
掛からないようにするために、フード本体内を仕
切板によりフアン室と電装品室とに区分してい
る。この場合、前記フアン室内に配設したフアン
装置のモータと前記電装品室内に配設した電装品
とを接続するコードを、前記仕切板の上端を通し
て配線することも考えられるが、このようにした
場合、コードに付着した油滴がコードを伝つて電
装品室内の電装品に向かつて流れ、該電装品の絶
縁性を低下させてしまうという不具合の原因にな
る。そこで、従来より、モータのコードは、仕切
板のフアン室側の面に沿わせてその下端をくぐら
せるように配線し、これによつて、コードに付着
した油滴が、コードを伝つて電装品室内の電装品
に掛かるのを防止するようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、モータのコードを、仕切板に沿
わせてその下端をくぐらせるように配線したもの
では、フアンから飛散する油滴が、モータのコー
ドのうち仕切板に沿う部分に掛かることになる。
この油滴はコードを伝つて下方に流れるが、この
場合、コードの最下部分が仕切板の下端(電装品
室とフアン室との境界部分)に位置しているの
で、その最下部分に伝つてきた油滴が、仕切板下
端のコード挿通用の切欠きを通してフアン室から
電装品室へ向つて洩れ出る空気流により、電装品
室側に押し流される。このようになると、電装品
室の底部に孔が形成されている場合には、その孔
から油がフード本体外に漏れ出して床や室壁等を
汚してしまつたり、電装品の一部に油が付着して
絶縁性を害する虞れがを生ずる。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、従つてその目的は、フアンから飛散す
る油滴がモータのコードに掛かるのを防止でき
て、電装品室内への油の侵入を防止できると共
に、コードを伝う露による絶縁性低下を防止でき
めるレンジフードフアンを提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のレンジフードフアンは、フード本体内
を仕切板によりフアン室と電装品室とに区分し、
前記フアン室内のフアン装置のモータと前記電装
品室内の電装品とを接続するコードを、前記仕切
板のフアン室側の面に沿わせてその下端をくぐら
せるように配線したものであつて、前記コードの
うち前記仕切板に沿う部分と前記フアン装置のフ
アンとの間に、該フアンから飛散する油滴を受け
る防滴部材を配設した構成としたものである。
(作用) 換気運転時には、フアンから振切られる油滴
が、モータのコードのうち仕切板に沿う部分にも
飛散するが、このコードとフアンとの間には防滴
部材が配設されているため、この防滴部材によつ
て油滴がモータのコードに掛かるのを防止でき
て、電装品室内への油の侵入を防止できる。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を第1図及び第2図
を参照して説明する。1は台所の室壁で、この室
壁1には孔2を設け、これに屋外へ通じる排気用
ダクト3を嵌め込んでいる。4はレンジフードフ
アンのフード本体で、これは偏平箱状の本体ケー
ス4aとこれの開放下面に被着された蓋体4bと
から成り、蓋体4b及び本体ケース4a後面には
夫々吸気口5及び吐気口6が形成されている。斯
かるフード本体4は吐気口6の周縁部外側に取付
フランジ7aを介して取着した継手筒体7を前記
排気用ダクト3に嵌め込んだ状態で固定されてい
る。8はフード本体4の内部に前面寄り部位に取
付けた仕切板で、この仕切板8はフード本体4を
前、後に夫々電装品室9とフアン室10とに区分
している。上記フアン室10内にはフード本体4
上面に取付けたモータ11とこのモータ11の回
転軸11aに連結したフアン12とからなるフア
ン装置13が配設されている。一方、電装品室9
内には螢光灯(図示せず)及び電装品たるスイツ
チ14が配設されてやおり、また電装品室9の下
面を構成する蓋体4b前部の傾斜部分には上記螢
光灯の光を通してレンジ等を照射するための放光
口15が形成されている。16はフアン室10内
のモータ11と電装品室9内のスイツチ14とを
接続するコードで、このコード16はフアン室1
0内においてはモータ11からフード本体4内上
面及び仕切板8のフアン室10側の面に沿わせて
下方に導かれ、仕切板8の下端部に形成した逆U
字状の切欠き17を通して電装品室9内に導入さ
れてスイツチ14に接続されている。
而して、18はコード16のうち仕切板8のフ
アン室10側の面に沿う部分を包み込むようにし
て設けた断面略L字状をなす防滴部材で、この防
滴部材18は一側縁を折曲して取付部18aを形
成し、この取付部18aを仕切板8に取着して固
定されている。このようにして、コード16のう
ち仕切板8に沿う部分とフアン12との間に防滴
部材18が配置されている。19は蓋体4bに着
脱可能に取付けた油溜容器で、この油溜容器19
内に上記防滴部材18の下端が臨んでいる。
次に、上記構成についてその作用を説明する。
まず、スイツチ14を操作してモータ11に通電
し運転を開始すると、室内の油煙等を含んだ空気
が吸気口5から吸入されて吐気口6から吐出され
る。この運転中、吐出空気中に含まれる油分がフ
アン12にも付着し、このフアン12に付着した
油分が油滴となつてフアン12の回転に伴う遠心
力により飛散する。
ところで、従来構造のものは防滴部材18を設
けていないため、前述の如く運転中に飛散した油
滴が仕切板に配設されたコードに掛かり、そのコ
ードを伝つて下方に流れ、更にこの油滴が仕切板
下端に設けられた切欠きから洩れ出る空気流に押
し出されて電装品室内に侵入して、そして、最終
的には放光口から床等に滴下したり、一部の電装
品が電装品室の底部に配置されているときには、
その電装品に付着して絶縁性を害する虞れがあつ
た。
しかしながら、本実施例においては、仕切板8
に防滴部材18を設けてコード16を覆うように
したので、フアン12から飛散した油滴は防滴部
材18を受け止められるようになり、該油滴がコ
ード16に付着することはない。従つて、油滴が
電装品室9内に侵入する虞れは全くなく、上記従
来の不都合は確実に解消できる。そして、前述の
如く防滴部材18に付着した油滴は次第に防滴部
材18を伝つて下方に流れ、該防滴部材18の下
端から油溜容器19に滴下し貯溜される。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示す
もので、以下第1実施例と異なる部分についての
み説明する。20は吐気口6を排気用ダクト3に
接続するための継手筒体で、これは吐気口6にフ
ード本体4内から挿入して取付フランジ20aを
フード本体4の後部内面に取付けている。21は
上記継手筒体20の取付フランジ20aの近傍に
フアン12側に突出するようにして取付けた防油
板で、これは一側縁をL字状に折曲して取付部2
1aを形成し、この取付部21aをフード本体4
に取着したもので、この防油板21の上端はフー
ド本体4上面に近接しており、下端は吐気口6の
中心部より下方に位置している。22は蓋体4b
に上記防油板21の直下に位置するようにして着
脱可能に取着した油溜容器である。
次に、上記作用についてその作用を説明する。
レンジフードフアンの運転中にフアン12からコ
ード16方向に飛散した油滴は、前記第1実施例
において説明したと同様、防滴部材18で受け止
められるため、コード16に掛かることはない。
ところで、フアン12の回転に伴つてフアン1
2に付着した油滴はフード本体4後部にも飛散す
るが、従来構造のものは防油板21が設けられて
いないため、前記油滴が吐気口の真上部分にも付
着し、これがフード本体を伝つて下方に流れ、こ
れが継手筒体の取付フランジと吐気口周縁部の僅
かな〓間を伝つてフード本体外に漏出し室壁を汚
すという問題があつた。
しかしながら、本実施例においては継手筒体2
0の取付フランジ20aの近傍に防油板21を設
けたので、第4図矢印Aの方向に回転しているフ
アン12から飛散した油滴Bは防油板21に受け
止めら、吐気口6の真上部分に付着することを防
止される。従つて、油滴が吐気口6周縁部と継手
筒体20の取付フランジ20aの〓間を伝つてフ
ード本体4外に漏れ出すことはない。そして、防
油板21に受け止められた油滴は下方に伝つて流
れ、防油板21の下端から油溜容器22に滴下し
貯溜される。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、フア
ン室内のモータと電装品室内の電装品とを接続す
るコードを、両室間の仕切板に沿わせてその下端
をくぐらせるように配線すると共に、前記コード
のうち前記仕切板に沿う部分とフアンとの間に、
該フアンから飛散する油滴を受ける防滴部材を配
設したので、フアンから飛散する油滴がコードに
掛かるのを防滴部材によつて防止することができ
て、電装品室内への油の侵入を防止でき、以つて
油が電装品室内の電装品に付着したり、電装品室
の底部に形成された孔などから滴下したりするの
を防止することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は全体の縦断側面図、第2図は蓋
体を外した状態の全体の底面図であり、第3図及
び第4図は本考案の第2実施例を示すもので、第
3図は全体の縦断側面図、第4図は蓋体を外した
状態の全体の底面図である。 図中、4はフード本体、4bは蓋体、6は吐気
口、7,20は継手筒体、7a,20aは取付フ
ランジ、8は仕切板、9は電装品室、10はフア
ン室、11はモータ、12はフアン、13はフア
ン装置、14はスイツチ(電装品)、16はコー
ド、18は防滴部材、19,20は油溜容器であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フード本体内を仕切板によりフアン室と電装品
    室とに区分し、前記フアン室内に配設したフアン
    装置のモータと前記電装品室内に配設した電装品
    とを接続するコードを、前記仕切板の前記フアン
    室側の面に沿わせてその下端をくぐらせるように
    配線したものであつて、前記コードのうち前記仕
    切板に沿う部分と前記フアン装置のフアンとの間
    に、該フアンから飛散する油滴を受ける防滴部材
    を配設したことを特徴とするレンジフードフア
    ン。
JP3405882U 1982-03-11 1982-03-11 レンジフ−ドフアン Granted JPS58137930U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3405882U JPS58137930U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 レンジフ−ドフアン

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JP3405882U JPS58137930U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 レンジフ−ドフアン

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Publication Number Publication Date
JPS58137930U JPS58137930U (ja) 1983-09-16
JPS642110Y2 true JPS642110Y2 (ja) 1989-01-18

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ID=30045571

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JP3405882U Granted JPS58137930U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 レンジフ−ドフアン

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5684660B2 (ja) * 2011-07-06 2015-03-18 三菱電機株式会社 空気処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4213340Y1 (ja) * 1964-02-08 1967-07-28

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JPS4213340Y1 (ja) * 1964-02-08 1967-07-28

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JPS58137930U (ja) 1983-09-16

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