JPS642101Y2 - - Google Patents

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JPS642101Y2
JPS642101Y2 JP10510684U JP10510684U JPS642101Y2 JP S642101 Y2 JPS642101 Y2 JP S642101Y2 JP 10510684 U JP10510684 U JP 10510684U JP 10510684 U JP10510684 U JP 10510684U JP S642101 Y2 JPS642101 Y2 JP S642101Y2
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JP
Japan
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outside air
air intake
air conditioner
duct
ultrasonic
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JP10510684U
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JPS6121223U (ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は建築構造物内の居室等を空気調和する
空調装置に係り、特に外気取入口部に昆虫の侵入
防止機能を付与した空調装置に関する。
〔考案の背景〕
従来、建築構造物の躯体に外気取入口を開設
し、この外気取入口の内側に連設したダクトを介
して居室等の室内に外気を空気調和器、送風機等
によつて循環させるようにした空調装置がある。
このような空調装置では例えば第1図に示すよう
に、建築構造物の躯体2に開設した外気取入口4
に木又は金属板等で構成したルーバ6を形成し、
このルーバ6の後方、即ちダクト8内側に防塵具
として目開き間隔が1mm以下の金網10を設けて
いる。また、第2図に示すように、ルーバ6の後
方に防塵具として不織布12を張設したものもあ
る。
ところが、このように構成した外気取入口4を
有する空調装置では、長期間使用している間に金
網10または不織布12等の防塵具の表面に、外
気とともに飛来した昆虫が多量に付着する。この
ため、外気を取入れるための吸気動力を著しく増
加させたり、通常の使用状態に維持管理するため
に人手を要する等の不具合を生じている。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、運転時に外気取入口から昆虫が侵入すること
を防止して運転動力の低減及び維持管理の簡単化
が図れる空調装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案に係る空調装置では、建築構造物の躯体
に開設した外気取入口に超可聴周波数の超音波発
生器を設けることにより、その外気取入口全面に
昆虫侵入防止用の超音波遮蔽膜を形成している。
即ち、一般に昆虫は超可聴周波数の超音波に対し
て負の走性を示すことから、この習性を利用して
外気取入口から退避させ、ダクト内への侵入防止
を図つたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第3図並びに第4図
を参照して説明する。
まず、第3図によつて空調装置全体の構成を説
明する。14は外気取入口で、その後方に設けた
ダクト16にダンパ18を介して空気調和器20
及び送風機22が取付けてある。ダクト16の先
端は居室24の空気吹出口26に連結されてい
る。居室24には吸入口28が設けられ、この吸
入口28から排気用のダクト30が延出し、排気
口32に接続されている。この排気用ダクト30
は外気取入口14後方のダクト16に還流ダクト
34を介して接続され、この還流ダクト34には
還流空気量を調整する還流調整ダンパ36が設け
てある。そして、動作時は、送風機22によつて
外気を外気取入口14から吸引し、空気調和器2
0によつて吸入空気の温湿度を調整して、ダクト
16を介して空気吹出口26から居室24内に吹
込む。また、居室24から吸入口28を介して排
気用のダクト30に送られた空気は還流調整ダク
ト34を介して一部空気調和器20へ還流され、
外気とともに再度温湿度を調整され循環使用され
る。
しかして、新鮮な外気を取入れる外気取入口1
4は第3図に示すような構成とされている。即ち
建築構造物の躯体38に外気取入口14としての
多角形の開口部が設けられ、この開口部に多数枚
の板又は金属板を傾斜させて成るルーバ40が取
付けてある。外気取入口14に前記のダクト16
が連設され、このダクト16及び外気取入口14
の一側部に超可聴周波数の超音波を発生する超音
波発生器42が設けてある。この超音波発生器4
2は、ダクト16内に設置した超可聴周波数発振
器44と、この超可聴周波数発振器44に連設さ
れた管を躯体38内に導いて外気取入口14の一
側部で開口した超音波放出口46とによつて構成
されている。超音波放出口46はルーバ40の外
面側に位置して開口し、超可聴周波数発振器44
で発生した超可聴周波数の超音波遮蔽膜48をル
ーバ40の外面、即ち外気取入口14の前方の全
面に形成する。外気取入口14の他側部に位置す
る躯体38の外面部には超音波を反射する反射板
50が突設され、超音波遮蔽膜48を増強してい
る。
このような構成によると、外気取入口14付近
に飛来した昆虫52は、超音波遮蔽膜48部にお
いて負の走性を示し、外気取入口14の反対方向
に飛散する。従つて、昆虫の習性を利用して外気
取入口14への侵入が防止できる。なお、昆虫が
負の走性を特に示すのは10KHz前後の発振周波数
であり、この帯域が昆虫退避効果を得るのに好適
である。
なお、第4図では超音波を下方から上方に向つ
て放出させた例を示したが、これに限らず放出方
向を図と逆に上方から下方に、又は横方向にして
も同様の効果が奏されるのは勿論である。
〔考案の効果〕
以上で詳述したように、本考案に係る空調装置
によれば、外気取入口に超可聴周波数の超音波発
生器を設け、それにより外気取入口全面に昆虫侵
入防止用の超音波遮蔽膜を形成したので、外気取
入口に金網や不織布等の防塵具を設けた従来の装
置と異なり、侵入する昆虫の付着による空気抵抗
増大による運転動力の増大、あるいは付着除去等
による維持管理の面倒等とが生じない。
従つて、運転費の低廉化、維持管理の軽減さら
には快適な居住空間の形成が図れる等の実用的効
果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示す断面図、第3
図及び第4図は本考案の一実施例を示し、第3図
は系統図、第4図は要部断面図である。 14…外気取入口、20…空気調和器、22…
送風機、24…居室、38…躯体、42…超音波
発生器、48…超音波遮蔽膜、52…昆虫。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築構造物の躯体に外気取入口を開設し、この
    外気取入口の内側に連設したダクトを介して室内
    に外気を空気調和器、送風機等によつて循環させ
    るようにした空調装置において、前記外気取入口
    に超可聴周波数の超音波発生器を設けたことを特
    徴とする空調装置。
JP10510684U 1984-07-13 1984-07-13 空調装置 Granted JPS6121223U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10510684U JPS6121223U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10510684U JPS6121223U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6121223U JPS6121223U (ja) 1986-02-07
JPS642101Y2 true JPS642101Y2 (ja) 1989-01-18

Family

ID=30664444

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JP10510684U Granted JPS6121223U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 空調装置

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JPS6121223U (ja) 1986-02-07

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