JPS641845Y2 - - Google Patents

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JPS641845Y2
JPS641845Y2 JP1504584U JP1504584U JPS641845Y2 JP S641845 Y2 JPS641845 Y2 JP S641845Y2 JP 1504584 U JP1504584 U JP 1504584U JP 1504584 U JP1504584 U JP 1504584U JP S641845 Y2 JPS641845 Y2 JP S641845Y2
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air
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JP1504584U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ブルドーザ・シヨベルローダ等の土
工車両のキヤビン内を冷・暖房する空気調和装置
に関するものである。
従来技術 第1図に示すように、土工車両AのキヤビンB
の天井に空気調和装置Cを設置し、この空気調和
装置Cとエンジン等とを配管Dで接続すると共
に、キヤビン内に温風・冷風を吹き込んでキヤビ
ンB内を冷・暖房する装置が知られている。
しかし、この装置であると、キヤビンBを車体
より取り外しする際に配管Dを取り外す必要があ
るから、キヤビンの取り外し作業が面倒であると
共に、外気吸入用フイルタを清浄・脱着するには
キヤビンの天井に乗つて作業しなければならない
から外気吸入用フイルタの清浄・脱着作業が面倒
かつ困難であり、同様に空気調和装置内部の調
整・整備も面倒かつ困難であると共に、キヤビン
Bを介して振動が作用するので大きな振動が作用
したり、岩石等が落下衝突するので空気調和装置
の強度を強くせねばならず価格が高くなつてしま
う不具合を有する。
また、キヤビンの天井に空気調和装置が設置し
てある関係上冷・暖房時の冷・温風の吹き出しは
運転者の頭上から下方に向う様になるので、床側
を効率良く冷・暖房できないから、運転者の足元
を冷したり、温めることが困難である。このこと
は特に温める場合に著しい。
そこで、第2図に示すように空気調和装置Cを
キヤビンB内の運転座席後部、又は運転座席横
部、さらには運転座席前部に設置することが考え
られるが、運転座席後部に設置すると運転座席下
方の機器(例えばミツシヨン)を脱着・整備する
際に空気調和装置(特に配管)を取り外しする必
要があつて面倒であり、運転座席横部に設置する
場合にはキヤビン内への出入りの妨げとなる。又
運転座席前部に設置する場合には運転座席前方の
空間が狭くなつて運転者の居住性が悪くなると共
に、視界が悪くなつてしまう。
また、前述のいずれのものであつても空気調和
装置がキヤビン内の1個所に設置されているか
ら、空気の吹出し口と内気吸入口とが接近してし
まうから、キヤビン内の空気の流れが部分的とな
つてしまうと共に、冷風・温風を直ちに吸入して
しまうこともあり、キヤビン内を効率良く冷暖房
できない。
考案の目的 運転座席下方の機器の脱着・整備を容易にでき
ると共に、キヤビン内への出入りが容易であり、
しかもキヤビン内の運転者の居住性を向上できる
と共に、前方視界を向上でき、さらには居住性を
悪くせずに冷風・温風を十分に混合して温度コン
トロール性を良くできると共に、キヤビン内を効
率良く冷暖房できるようにした土工車両のキヤビ
ン内空気調和装置を提供することを目的とする。
考案の構成 内気入口と外気入口を有し、かつ送風機を備え
た内外気吸入用ハウジングを運転座席の後部に設
け、冷房機器と暖房機器を内蔵した冷・暖房機器
収納用ハウジングを運転座席の左右一側部に設
け、吹出口と出口を有する空気混合用ハウジング
を運転座席の下部に設け、その出口をキヤビン前
部に設けたダツシユボードの吹出口に連通したも
の。
実施例 第3図は全体概略斜視図であり、キヤビン1は
天井2、左右壁3,4、前後壁5,6によつて筐
状となり、床板7とによつて運転室空間8を構成
している。
空気調和装置は内外気吸入用ハウジング10と
冷・暖房機器収納用ハウジング20と空気混合用
ハウジング30とに3分割され、内外気吸入用ハ
ウジング10は床板7の後壁6と左側壁3とのコ
ーナー部に設置され、冷・暖房機器収納用ハウジ
ング20は床板7の右側壁4側に設置され、空気
混合用ハウジング30は床板7の中間部に設置し
てあると共に、空気混合用ハウジング30の上に
運転座席40が取付けてある。
つまり、内外気吸入用ハウジング10は運転座
席40の後部に、冷・暖房機器収納用ハウジング
20は側部に、空気混合用ハウジング30は下部
にそれぞれ設置してある。
前記内外気吸入用ハウジング10の後壁10a
には外気入口11が形成され、この外気入口11
はキヤビン1の後壁6の開口6aより外気に開口
し、かつ隔壁12で仕切り形成された外気吸入路
13と経て送風機18の吸入側に開口していると
共に、前壁10bの左右両端には内気入口14,
14が形成され、この内気入口14,14は内気
吸入路15で送風機18の吸入側に開口している
と共に、外気吸入路13・内気吸入路15には外
気用フイルター16・内気用フイルター17が設
けてあり、送風機18の吐出側は冷・暖房機器収
納用ハウジング20内に開口している。
該冷・暖房機器収納用ハウジング20には冷房
機器となる冷却コイル21と暖房機器となる加熱
コイル22とが設けられ、前記送風機18よりの
内気・外気は冷却コイル21を通つて出口23又
は加熱コイル22に送風され、加熱コイル22を
通つた内・外気は送風口24に送風されると共
に、前記出口23と加熱コイル22の入口側との
間には温度調節ダンパ25が設けてあり、前記冷
却コイル21は配管26で図示しないクーラーに
接続され、前記加熱コイル22は配缶27で図示
しないヒータに接続してある。
前記空気混合用ハウジング30の側壁30aに
は前記送風口24と連続した入口31が形成さ
れ、前壁30bの上部左右には足元の吹出口3
2,32が形成してあると共に、底壁30cには
出口33が形成され、この出口33は床下送風ダ
クト34、送風ダクト35を経てダツシユボード
36のデフロスタ吹出口37・前面吹出口38に
連通している。
しかして、内・外気吸入用ハウジング10と空
気混合用ハウジング30とを取り外しすれば床板
7下部に設置した装置を点検・整備できるので、
配管26,27が接続された冷・暖房機器収納用
ハウジング20を取り外ししなくとも良く、前述
の点検・整備が簡単となる。
各機器はキヤビン1の内部に設けてあるから、
それらの点検・整備やフイルタ清浄などを簡単に
行なうことができる。
また、運転座席40の下方に大容量の空気混合
用ハウジン30を設置し、この内部で空気を効率
良く十分に混合した後に吹き出すようにしたの
で、吹出し空気の温度を均一にでき、キヤビン1
内を均一に冷・暖房できる。
また、内気入口14をキヤビン1の後方左右に
設けたから、キヤビン1内の左右両側より空気を
吸入できてキヤビン1内の空気の流れを均一にで
きると共に、吹き出した空気を直接吸入すること
を防止できる。
また、足元の吹出口32,32と前方吹出口3
8とデフロスタ吹出口37とより冷風・温風を吹
き出しするようにしたから、キヤビン1内を効率
良く冷・暖房できると共に、デフロスト(前面ガ
ラスのくもり防止)が効果的に行なえる。
また、温度調節ダンパ25を揺動操作すれば冷
風・温風の温度を調整できるから、運転者の好み
に合つた冷・暖房が行なえる。
外気入口11は内外気吸入用ハウジング10の
みを変更することで変更できるから、外気吸入の
方向を自由に選択できる。
考案の効果 運転座席40の後部に、内気入口14と外気入
口15を有しかつ送風機18を備えた内外気吸入
用ハウジング10を設け、運転座席40の下部に
吹出口を有する空気混合用ハウジング30を設け
ると共に、配管が接続された冷房機器、暖房機器
を内蔵した冷・暖房機器収納用ハウジング20は
運転座席40の左右一側部に設けたので、運転座
席40の下部機器を点検、整備する際には、内外
気吸入用ハウジング10、空気混合用ハウジング
30を取り外しすれば良く、配管を外して冷・暖
房機器収納用ハウジング20を取り外しする必要
がないので、その点検、整備が容易となると共
に、運転座席40の左右一側には冷・暖房機器収
納用ハウジング20が設けてあるのみであつて大
きな設置スペースを必要としないからキヤビン内
の出入りが容易であり、しかも運転座席40の下
部に空気混合用ハウジング30を設けたのでキヤ
ビン内の空間スペースを大きくして居住性を向上
できると共に、前方視界を向上できる。
また、冷・暖房機器を通過した冷風・温風を空
気混合用ハウジング30内に送つて混合でき、し
かも空気混合用ハウジング30を大きくしてもキ
ヤビン内の居住スペースを小さくすることがない
ので、居住性を悪くせずに空気混合用ハウジング
30を大型として冷風・温風を十分に混合して温
度コントロール性を良くできる。
また、内気入口14は内外気吸入用ハウジング
10の上部に設けられて送風機18の吸入側に連
通し、送風機18の吐出側は冷・暖房機器収納用
ハウジング20内の冷・暖房機器の入口側に開口
連通し、その出口側は空気混合用ハウジング30
に連通し、その空気混合用ハウジング30は吹出
口32で運転座席の下方に開口し、かつダツシユ
ボード36の吹出口に連通しているから、キヤビ
ン1内の空気を後方下部より吸入して運転座席4
0の下方及びキヤビン1の前方より冷風・温風と
して吹き出すので、キヤビン1内には前方より後
方に向う空気の流れが生じてキヤビン1内の空気
の流れが均一となると共に、吹き出した冷風・温
風を直接吸入することがなく、しかも運転者の足
元に冷風・温風を吹き出すことができるからキヤ
ビン1内を効率良く冷・暖房できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略斜視図、第2図は他の実
施例の概略斜視図、第3図は本考案の実施例を示
す全体概略斜視図、第4図は一部破断平面図、第
5図は一部破断正面図である。 1はキヤビン、14は内気入口、18は送風
機、21は冷房機器、22は暖房機器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転座席40を備えたキヤビン1内における運
    転座席40の後部に内外気吸入用ハウジング10
    を、運転座席40の左右一側部に冷・暖房機器収
    納用ハウジング20を、運転座席40の下部に空
    気混合用ハウジング30をそれぞれ設置し、前記
    内外気吸入用ハウジング10の上部に内気入口1
    4を形成すると共に、外気入口11を形成し、こ
    の内外気吸入用ハウジング10内に送風機18
    を、その吸入側が前記各内気入口14、外気入口
    15に連通し、かつ吐出側が前記冷・暖房機器収
    納用ハウジング20内に開口連通するように設
    け、前記冷・暖房機器収納用ハウジング20内
    に、配管でクーラーに接続した冷房機器と配管で
    ヒータに接続した暖房機器を、それらの入口側が
    前記送風機18の吐出側に連通し、かつ出口側が
    前記空気混合用ハウジング30内に開口連通する
    ように配設し、前記空気混合用ハウジング30に
    前記運転座席40の下方の開口した吹出口32と
    出口33を形成すると共に、この出口33を、キ
    ヤビン1の前部に設けたダツシユボード36に形
    成した吹出口に連通したことを特徴とする土工車
    両のキヤビン内空気調和装置。
JP1504584U 1984-02-07 1984-02-07 土工車両のキヤビン内空気調和装置 Granted JPS60127214U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1504584U JPS60127214U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 土工車両のキヤビン内空気調和装置
US06/697,843 US4612975A (en) 1984-02-07 1985-02-04 Air conditioning device installed in a cabin of an earth-moving vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1504584U JPS60127214U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 土工車両のキヤビン内空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60127214U JPS60127214U (ja) 1985-08-27
JPS641845Y2 true JPS641845Y2 (ja) 1989-01-17

Family

ID=30500528

Family Applications (1)

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JP1504584U Granted JPS60127214U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 土工車両のキヤビン内空気調和装置

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3976246B2 (ja) * 2002-05-14 2007-09-12 新キャタピラー三菱株式会社 建設機械における空調装置
JP3789897B2 (ja) * 2003-03-10 2006-06-28 株式会社クボタ 作業車のエアコン装置
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JPS60127214U (ja) 1985-08-27

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