JPS641820Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641820Y2 JPS641820Y2 JP2811783U JP2811783U JPS641820Y2 JP S641820 Y2 JPS641820 Y2 JP S641820Y2 JP 2811783 U JP2811783 U JP 2811783U JP 2811783 U JP2811783 U JP 2811783U JP S641820 Y2 JPS641820 Y2 JP S641820Y2
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- transistor
- pulse
- video signal
- amplifier
- transient
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- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Studio Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は信号混合回路に係り、特に入力信号と
パルス信号との混合回路に関するものである。
パルス信号との混合回路に関するものである。
一般に映像信号の処理過程において映像信号と
それに同期したパルス信号とが混合されている。
第1図はこのような信号混合回路としてテレビジ
ヨンカメラの映像信号処理におけるブランキング
信号の混合回路例を示すものである。
それに同期したパルス信号とが混合されている。
第1図はこのような信号混合回路としてテレビジ
ヨンカメラの映像信号処理におけるブランキング
信号の混合回路例を示すものである。
図において、1は映像信号入力端子でTR1は
バツフアアンプであり、TR2はベースにクラン
プパルスが供給され映像信号をエミツタ電位(図
の場合はアース電位)にクランプするクランプ用
トランジスタである。TR3a,TR3aは差動
増幅トランジスタでエミツタに共通の電流Iなる
電流源が接続されている。TR4はベースにブラン
キングパルスが供給されるスイツチングトランジ
スタで、ブランキングパルス期間、TR3aのコ
レクタをダイオードCD1を通じて接地すること
により映像信号にブランキングパルスを混合す
る。第2図はこの様子を波形で示したもので、第
2図aの5はO〔V〕にクランプされた映像信号
の一例を示す。(TR3aのベースの波形)、第2
図cの6は、TR3a,TR3aによつて増幅さ
れたTR3aのコレクタ波形を示す。映像信号振
幅はRc/2Re=A倍されTR3aベース電位が
OVの時のTR3aコレクタ電位はE−1/2・Rc= Ec〔V〕となることは明らかである。
バツフアアンプであり、TR2はベースにクラン
プパルスが供給され映像信号をエミツタ電位(図
の場合はアース電位)にクランプするクランプ用
トランジスタである。TR3a,TR3aは差動
増幅トランジスタでエミツタに共通の電流Iなる
電流源が接続されている。TR4はベースにブラン
キングパルスが供給されるスイツチングトランジ
スタで、ブランキングパルス期間、TR3aのコ
レクタをダイオードCD1を通じて接地すること
により映像信号にブランキングパルスを混合す
る。第2図はこの様子を波形で示したもので、第
2図aの5はO〔V〕にクランプされた映像信号
の一例を示す。(TR3aのベースの波形)、第2
図cの6は、TR3a,TR3aによつて増幅さ
れたTR3aのコレクタ波形を示す。映像信号振
幅はRc/2Re=A倍されTR3aベース電位が
OVの時のTR3aコレクタ電位はE−1/2・Rc= Ec〔V〕となることは明らかである。
第2図bはTR4のベースに供給されるブラン
キングパルス7を示す。映像信号入力がO〔V〕
時は出力がEc〔V〕、映像信号がein〔V〕の時は
出力がA・ein+Ec〔V〕(A=Rc/2Re)、ブラ
ンキングパルス期間はCD1とTR4の順方向飽
和電圧の和(シリコンダイオードとシリコントラ
ンジスタの場合、合計の値は0.7V前後)となる。
キングパルス7を示す。映像信号入力がO〔V〕
時は出力がEc〔V〕、映像信号がein〔V〕の時は
出力がA・ein+Ec〔V〕(A=Rc/2Re)、ブラ
ンキングパルス期間はCD1とTR4の順方向飽
和電圧の和(シリコンダイオードとシリコントラ
ンジスタの場合、合計の値は0.7V前後)となる。
ところがTR4の蓄積容量に起因するトランジ
エントパルスが、ブランキングパルス前縁で6−
1の様に、後縁で6−2の様に発生する。CD1
はこのトランジエントをCD1の逆方向性によつ
て軽減する働きをするが、CD1の逆接合容量や、
回路の浮遊容量によつて決る限界以上には改善で
きない。通常許容されるこれらトランジエントは
映像信号規定レベルの2%前後であり、この値自
体、トランジエント抑制の限界(前記2%)での
妥協値にすぎない。このトランジエントパルス6
−1は後段においてクリツプ回路等により除去で
きるが、パルス6−2に関しては除去できない。
エントパルスが、ブランキングパルス前縁で6−
1の様に、後縁で6−2の様に発生する。CD1
はこのトランジエントをCD1の逆方向性によつ
て軽減する働きをするが、CD1の逆接合容量や、
回路の浮遊容量によつて決る限界以上には改善で
きない。通常許容されるこれらトランジエントは
映像信号規定レベルの2%前後であり、この値自
体、トランジエント抑制の限界(前記2%)での
妥協値にすぎない。このトランジエントパルス6
−1は後段においてクリツプ回路等により除去で
きるが、パルス6−2に関しては除去できない。
したがつて、トランジエントパルス6−2は映
像信号内に発生されるため再生画面内に不用輝線
等として表示される。
像信号内に発生されるため再生画面内に不用輝線
等として表示される。
本考案は上記欠点を除去するもので、トランジ
エントパルス発生を減少した信号混合回路を提供
することを目的とする。
エントパルス発生を減少した信号混合回路を提供
することを目的とする。
本考案においては、映像信号を負帰還が施され
た増幅器に供給し、その出力にパルス信号を混合
して、混合出力を増幅器へ負帰還するものであ
る。
た増幅器に供給し、その出力にパルス信号を混合
して、混合出力を増幅器へ負帰還するものであ
る。
以下、第3図を参照して本考案の一実施例を説
明する。
明する。
図において10は第1図の1に相当する映像信
号入力端子である。11は第1図のTR1,TR
2からなるクランプ回路で12はクランプパルス
入力端である。第1図と同様にO〔V〕にクラン
プされた映像信号はトランジスタTR6a,TR
6bからなる差動増幅器の非反転入力側に加えら
れる。トランジスタTR6bのコレクタにベース
が接続されるトランジスタTR8はトランジスタ
TR6bの出力をバツフア増幅して抵抗器Rf,
Rbを介して反転入力側へ接続している。従つて
トランジスタTR6a,TR6bとTR8は負帰還
増幅器を形成している。
号入力端子である。11は第1図のTR1,TR
2からなるクランプ回路で12はクランプパルス
入力端である。第1図と同様にO〔V〕にクラン
プされた映像信号はトランジスタTR6a,TR
6bからなる差動増幅器の非反転入力側に加えら
れる。トランジスタTR6bのコレクタにベース
が接続されるトランジスタTR8はトランジスタ
TR6bの出力をバツフア増幅して抵抗器Rf,
Rbを介して反転入力側へ接続している。従つて
トランジスタTR6a,TR6bとTR8は負帰還
増幅器を形成している。
この時の利得Avは、TR6a,TR6bの利得
が充分大きいと、Av≒(Rb+Rf)/Rbで与え
られることは周知の通りである。
が充分大きいと、Av≒(Rb+Rf)/Rbで与え
られることは周知の通りである。
ここでトランジスタTR6bのコレクタにトラ
ンジスタTR7、ダイオードCD2からなるスイ
ツチング回路を挿入し、トランジスタTR7のベ
ース入力13にブランキングパルスを入力する。
すなわちトランジスタTR7、ダイオードCD2
は、第1図のトランジスタTR4、ダイオード
CD1と同様、ブランキングパルスをトランジス
タTR6bのコレクタで混合する。(この時TR7
のエミツタは−E〔V〕よりも高くすることで
TR8のベース・エミツタ間が逆バイアスになら
ない様にした方が、この負帰還増幅器負荷側から
みたTR8の出力インピーダンス変化が少ない) さて、このブランキングパルス混合の際トラン
ジエントが発生するが、このトランジエントは負
帰還増幅器の負帰還ループ内で発生する擾乱であ
るから、擾乱が発生する前段の利得と、帰還量と
で決定される値だけ擾乱(すなわちブランキング
混合の際のトランジエント)が軽減される。
ンジスタTR7、ダイオードCD2からなるスイ
ツチング回路を挿入し、トランジスタTR7のベ
ース入力13にブランキングパルスを入力する。
すなわちトランジスタTR7、ダイオードCD2
は、第1図のトランジスタTR4、ダイオード
CD1と同様、ブランキングパルスをトランジス
タTR6bのコレクタで混合する。(この時TR7
のエミツタは−E〔V〕よりも高くすることで
TR8のベース・エミツタ間が逆バイアスになら
ない様にした方が、この負帰還増幅器負荷側から
みたTR8の出力インピーダンス変化が少ない) さて、このブランキングパルス混合の際トラン
ジエントが発生するが、このトランジエントは負
帰還増幅器の負帰還ループ内で発生する擾乱であ
るから、擾乱が発生する前段の利得と、帰還量と
で決定される値だけ擾乱(すなわちブランキング
混合の際のトランジエント)が軽減される。
第4図aはトランジエントが軽減されないと仮
定した時の様子である。トランジスタTR6bの
コレクタにはブランキングパルス混合の際第1図
の場合と同様、16−1,16−2のトランジエ
ント発生が考えられる。(映像信号入力がO〔V〕
の時は、トランジスタTR8のエミツタがO〔V〕
であるから、TR6bのコレクタでは約0.7〔V〕
である。またブランキングパルス期間はトランジ
スタTR7、ダイオードCD2によつてトランジ
スタTR6bのコレクタは−E′〔V〕に接続され
るので約−E′+0.7〔V〕となる。トランジスタ
TR7のエミツタの抵抗とコンデンサはフイルタ
回路であり、−E′〔V〕の電源にブランキングパル
スの電流が流れるのを軽減する。) 第3図においては前述の様に負帰還増幅を形成
するので、このトランジエントの入力換算の値は
トランジスタTR6a,TR6bの差動回路の利
得をAfとすると1/Afに軽減される。従つて抵
抗器Rf,Rbによる帰還回路の帰還率B=Rb/
(Rb+Rf)とするとトランジエントの出力におけ
る軽減は(1/Af)×(1/B)=1/(Af・B)
となる。
定した時の様子である。トランジスタTR6bの
コレクタにはブランキングパルス混合の際第1図
の場合と同様、16−1,16−2のトランジエ
ント発生が考えられる。(映像信号入力がO〔V〕
の時は、トランジスタTR8のエミツタがO〔V〕
であるから、TR6bのコレクタでは約0.7〔V〕
である。またブランキングパルス期間はトランジ
スタTR7、ダイオードCD2によつてトランジ
スタTR6bのコレクタは−E′〔V〕に接続され
るので約−E′+0.7〔V〕となる。トランジスタ
TR7のエミツタの抵抗とコンデンサはフイルタ
回路であり、−E′〔V〕の電源にブランキングパル
スの電流が流れるのを軽減する。) 第3図においては前述の様に負帰還増幅を形成
するので、このトランジエントの入力換算の値は
トランジスタTR6a,TR6bの差動回路の利
得をAfとすると1/Afに軽減される。従つて抵
抗器Rf,Rbによる帰還回路の帰還率B=Rb/
(Rb+Rf)とするとトランジエントの出力におけ
る軽減は(1/Af)×(1/B)=1/(Af・B)
となる。
以上は負帰還増幅器の帰還ループ内の擾乱が出
力に与える影響と同様に考えられることは言うま
でもない。
力に与える影響と同様に考えられることは言うま
でもない。
第3図に差動増幅器TR6a,TR6bにおい
て利得は数十倍〜百倍弱であり、帰還率を0.25
(12dBの利得となる負帰増幅器)とすると、トラ
ンジエントは1/10〜1/25程度に軽減できる。
て利得は数十倍〜百倍弱であり、帰還率を0.25
(12dBの利得となる負帰増幅器)とすると、トラ
ンジエントは1/10〜1/25程度に軽減できる。
従つて第3図のトランジスタTR8の出力は実
際は第4図bの様にトランジエントが17−1,
17−2の様に軽減されたものになる。
際は第4図bの様にトランジエントが17−1,
17−2の様に軽減されたものになる。
以上述べたように本考案によれば、負帰還増幅
器のループ内においてパルス混合を行う事によつ
てトランジエントを軽減することができ、従来発
生していたトランジエントを数十分の一に軽減す
ることができる。
器のループ内においてパルス混合を行う事によつ
てトランジエントを軽減することができ、従来発
生していたトランジエントを数十分の一に軽減す
ることができる。
なお、本方式では負帰還増幅器の利得はパルス
混合時充分低くなり、パルス混合前後の状態では
負帰還増幅器の全ループが正常な状態となり、ト
ランジエントを負帰還増幅器の擾乱軽減と同様に
軽減するわけである。
混合時充分低くなり、パルス混合前後の状態では
負帰還増幅器の全ループが正常な状態となり、ト
ランジエントを負帰還増幅器の擾乱軽減と同様に
軽減するわけである。
なお映像信号と他のパルス混合の際も本方式は
トランジエント抑制に有効であることは言うまで
もない。
トランジエント抑制に有効であることは言うまで
もない。
第1図は従来の信号混合回路を示す回路図、第
2図a〜cは第1図の動作を説明する信号波形
図、第3図は本考案による信号混合回路の一実施
例を示す回路図、第4図a,bは第3図の動作を
説明する信号波形図である。 TR6a,TR6b……増幅器、TR8……トラ
ンジスタ、CD2……ダイオード、TR7……ト
ランジスタ、13……ブランキングパルス入力端
子。
2図a〜cは第1図の動作を説明する信号波形
図、第3図は本考案による信号混合回路の一実施
例を示す回路図、第4図a,bは第3図の動作を
説明する信号波形図である。 TR6a,TR6b……増幅器、TR8……トラ
ンジスタ、CD2……ダイオード、TR7……ト
ランジスタ、13……ブランキングパルス入力端
子。
Claims (1)
- 入力信号を負帰還増幅器に供給し、その増幅器
出力にパルス信号の混合を行ない、このパルス信
号混合段の後段から前記増幅器に負帰還を行なう
ことを特徴とする信号混合回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2811783U JPS59134969U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 信号混合回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2811783U JPS59134969U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 信号混合回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59134969U JPS59134969U (ja) | 1984-09-08 |
JPS641820Y2 true JPS641820Y2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=30158993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2811783U Granted JPS59134969U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 信号混合回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59134969U (ja) |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP2811783U patent/JPS59134969U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59134969U (ja) | 1984-09-08 |
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