JPS6363125B2 - - Google Patents

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JPS6363125B2
JPS6363125B2 JP4149281A JP4149281A JPS6363125B2 JP S6363125 B2 JPS6363125 B2 JP S6363125B2 JP 4149281 A JP4149281 A JP 4149281A JP 4149281 A JP4149281 A JP 4149281A JP S6363125 B2 JPS6363125 B2 JP S6363125B2
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JP
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transistor
terminal
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JP4149281A
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JPS57155813A (en
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/08Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements
    • H03F1/083Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements in transistor amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力増幅器に関するもので特にその出
力信号の飽和時に発生する高調波成分のきわめて
少ない電力増幅器を提供しようとするものであ
る。
飽和時に高調波成分を多く含む電力増幅器を内
蔵しているラジオ受信機等においては、電力増幅
器が飽和した時に発生する高調波がみずからの受
信機のアンテナからとび込み受信されて、その信
号が復調器により復調されて再度電力増幅器に加
えられるといういわゆる発振現象を起こすことが
ある。これらの現象は通常の放送受信を不可能と
するばかりでなく、聞いていてきわめて不快であ
る。
次に第1図を用いて説明すると、従来の電力増
幅器は点線で囲つた回路Xがない構成をしてい
る。すなわち、端子aは入力端子で信号源Sから
コンデンサC1を介して端子aに加えられた信号
は差動増幅器を構成するトランジスタQ1,Q2
より増幅され負荷抵抗R3に出力を得、さらにこ
の出力がトランジスタQ6によつて増幅される。
トランジスタQ11,Q10及びQ12,Q7はそれぞれ信
号の正及び負の半サイクルの期間、信号を増幅す
るSEPP出力回路であり、ダイオードD2,D3
D4,D5及びトランジスタQ8,Q9はこのSEPP回
路に無信号時でも浅くバイアスを与えて歪みの軽
減をはかつているバイアス回路である。トランジ
スタQ6からの信号を受けてトランジスタQ7
Q10,Q11,Q12等のSEPP出力回路が駆動され、
出力端子dから出力信号が取り出される。Lはス
ピーカで出力端子dの信号が直流阻止用のコンデ
ンサC3を介してスピーカに加えられ音として再
生される。
一方、出力端子dから抵抗R8を通して差動増
幅器のトランジスタQ2のベースに負帰還がかけ
られ増幅度の安定と歪みの改善がはかられてい
る。端子eはブートストラツプ端子で正の半サイ
クルのダイナミツクレンジを拡大する為設けられ
たものでブートストラツプコンデンサC4の充電
を利用して正の半サイクル時、端子eの電位を信
号に応じて持ち上げ、トランジスタQ11を駆動す
るのでトランジスタQ5の飽和電圧及びトランジ
スタQ10,Q11のベースエミツタ間の電位降下の
影響をなくすことができ、出力端子電圧はトラン
ジスタQ11の飽和電圧で定まる電位迄上昇するこ
とができ、出力の振幅を大きくとれる。
さて、電力増幅器から発生する高調波成分であ
るが、入力信号が増大して飽和を開始しはじめる
と増大してくるが、飽和開始時点ではまだ高調波
成分は比較的少ない。しかしさらに入力を増大さ
せると第2図に出力波形を示したように波形の立
ち下り時に急しゆんな立ち下り波形を示すように
なる。これはトランジスタの飽和時に発生する動
作遅れ時間によるものできわめて高い周波数成分
を含み前述した発振の原因となる。
本発明の目的は出力に高い高調波成分を含まず
寄生発振のない電力増幅器を得ることにある。
本発明によれば、出力信号の正負各半サイクル
で入力信号をそれぞれ増幅するシングルエンデツ
ド・プツシユプル出力回路を有し、このシングル
エンデツド・プツシユプル出力回路の出力信号の
正の半サイクルで入力信号を増幅する部分は同一
極性の第1、第2トランジスタと電流源とを含
み、第1のトランジスタのコレクタ・エミツタ・
ベースはそれぞれ電源端子、出力端子、第2のト
ランジスタのエミツタに接続され、電流源の一端
は第2のトランジスタのベースに接続され、電流
源の他端は第2のトランジスタのコレクタと共に
ブートストラツプ端子に接続された電力増幅回路
において、電源端子とブートストラツプ端子との
間に接続された電圧分圧手段と、この分圧手段の
分圧点にベースが接続され、エミツタが第2のト
ランジスタのベースに接続され、コレクタが定電
位点に接続された第3のトランジスタとを設けた
ことを特徴とする電力増幅器を得る。
すなわち、本発明は上述したトランジスタQ11
の駆動を過飽和の1歩手前で制限して、出力トラ
ンジスタQ11を常に過飽和にいたらしめないよう
にして高調波成分をきわめて小さくかつ出力電力
の低下も少なくしたものである。
次に、図面を参照して本発明をより詳細に説明
する。
本発明の第1の実施例によれば、点線で囲つた
回路Xを含む第1図の回路が得られる。すなわ
ち、正の入力信号が端子aに加えられるとトラン
ジスタQ6の電流が減少しトランジスタQ5のコレ
クタ電位が上昇する。ブートストラツプ端子eの
電位はトランジスタQ10,Q11の導通によつて出
力端子dの電位が上昇し、その電位上昇がブート
ストラツプコンデンサC4によつて端子eに帰還
されるのでさらに上昇する。従つてトランジスタ
Q5及びQ10のVCEは十分余裕のある状態でトラン
ジスタQ11を駆動できる。トランジスタQ5のコレ
クタ電位が上昇し、出力トランジスタQ11が飽和
に近づくとトランジスタQ3が導通し、トランジ
スタQ5のコレクタ電流を接地点に側路するので、
トランジスタQ11はこれ以上駆動されない。従つ
て過飽和されることがないので前述した急峻な出
力の立ち下りも生ぜず高調波成分の発生も少な
い。この時端子eは電源電圧より十分高くなつて
いるのでダイオードD1が導通しトランジスタQ3
のベースには電源電圧から抵抗R4の電位降下だ
け高いバイアス電圧が与えられている。
抵抗R4の電圧降下をVR4、トランジスタQ11
飽和電圧をVsat(Q11),トランジスタQ3,Q10
Q11のベースエミツタ間電圧をVBE(Q3)VBE(Q10
VBE(Q11)とすればVR4を下の式を満すように設
定すればよい。
VBE(Q10)+VBE(Q11)−VR4 −VBE(Q3)>Vsat(Q11) 第3図及び第4図は第1図の回路Xと同一の働
きをなす他の回路例を図示したものである。第1
と同一の働きをなすものについては同一の符号を
付した。
第3図では、ブートストラツプ端子eにバイア
ス電流を供給する抵抗R11,R10で2分割し、そ
の分圧点にトランジスタQ3のベースを接続した
もので第1図で説明したと同様に正の半サイクル
時、トランジスタQ10のベース電位が上昇してあ
らかじめ設定された電位を越えるとトランジスタ
Q3が導通してトランジスタQ10のベースへの供給
電流を側路しトランジスタQ11の過飽和を防止す
る。
第4図では、第1図の回路より抵抗R10を削除
し、ブートストラツプ端子eへのバイアス供給は
ダイオードD6、抵抗R6を通して供給される。ダ
イオードD6は電流供給能力を高める為に新たに
設けたが、特に必要なければ削除してもよい。そ
の際端子eへの電流供給は抵抗R4及びR5を通し
て供給される。出力トランジスタQ11の過飽和を
防ぐ動作については第1図でのべた通りである。
以上本発明によれば簡単な構成できわめて高調
波成分の少ない電力増幅器を構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例および本発明を具体的に実施し
た一実施例とを説明する回路図、第2図はその動
作を説明する為の波形図、第3図及び第4図は本
発明を具体的に実施した他の実施例の要部を示す
回路図である。 R1,R2……R11…抵抗、D1,D2……D6…ダイ
オード、Q1,Q2……Q12…トランジスタ、C1,C2
……C4…コンデンサ、S…信号源、L…スピー
カー、a…入力端子、b…負帰還端子、c…
GND端子、d…出力端子、e…ブートストラツ
プ端子、f…電源端子、X…出力駆動制限回路、
I1,I2…定電流源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 正の半サイクルと負の半サイクルをそれぞれ
    増幅するシングルエンデツドプツシユプル出力回
    路を有し、上記正の半サイクルを増幅する出力部
    は同一極性の第1および第2のトランジスタと電
    流源とを含み、かつ前記第1のトランジスタのコ
    レクタ、エミツタおよびベースはそれぞれ電源端
    子、出力端子および前記第2のトランジスタのエ
    ミツタに接続され、前記電流源の一端は前記第2
    のトランジスタのベースに接続され、前記電流源
    の他端は前記第2のトランジスタのコレクタと共
    にブートストラツプ端子に接続された電力増幅器
    において、上記電源端子と上記ブートストラツプ
    端子との間に接続された電圧分圧手段と、該分圧
    手段の分圧点にベースが接続され、エミツタが上
    記第2のトランジスタのベースに接続され、コレ
    クタが定電位点に接続された逆極性の第3のトラ
    ンジスタとを設けたことを特徴とする電力増幅
    器。
JP4149281A 1981-03-20 1981-03-20 Power amplifier Granted JPS57155813A (en)

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JP4149281A JPS57155813A (en) 1981-03-20 1981-03-20 Power amplifier

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JP4149281A JPS57155813A (en) 1981-03-20 1981-03-20 Power amplifier

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JPS57155813A JPS57155813A (en) 1982-09-27
JPS6363125B2 true JPS6363125B2 (ja) 1988-12-06

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JP4149281A Granted JPS57155813A (en) 1981-03-20 1981-03-20 Power amplifier

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JPS59140706A (ja) * 1983-01-31 1984-08-13 Rohm Co Ltd 増幅回路

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JPS57155813A (en) 1982-09-27

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