JPS641604B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS641604B2
JPS641604B2 JP290381A JP290381A JPS641604B2 JP S641604 B2 JPS641604 B2 JP S641604B2 JP 290381 A JP290381 A JP 290381A JP 290381 A JP290381 A JP 290381A JP S641604 B2 JPS641604 B2 JP S641604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
hollow tube
layer
cylinder
weak
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP290381A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57116824A (en
Inventor
Tetsuo Ono
Makoto Ootsuka
Hideo Shirora
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fudo Tetra Corp
Original Assignee
Fudo Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fudo Construction Co Ltd filed Critical Fudo Construction Co Ltd
Priority to JP290381A priority Critical patent/JPS57116824A/ja
Publication of JPS57116824A publication Critical patent/JPS57116824A/ja
Publication of JPS641604B2 publication Critical patent/JPS641604B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サンドドレーン砂柱の形成方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、サンドドレーン砂柱を軟弱地盤中に
打設する技術は多数知られているが、軟弱地盤中
に第1図に示すように粘度層、シルト層等の拘束
力の弱い層1と砂等の混つた比較的拘束力の強い
層5が存在すると、砂柱2は拘束力の強い層5に
おいては問題なく形成されるが、拘束力の弱い層
1においては、自立しない部分3や途切れた部分
4が生じ不完全な砂柱となる。このような砂柱で
は、サンドドレーンの効果を十分発揮することが
できない。
上記の問題を解決する技術として、例えば特許
第682184号(特公昭45−3006号公報)に開示され
たものがある。この技術は、砂柱をその全長にわ
たり透水性管で被覆することにより、砂柱の崩壊
や途切れを防止するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、軟弱地盤中において砂柱に対す
る拘束力の弱い層と拘束力の強い層とが混在する
場合、上記のごとき欠陥が生じるのは拘束力の弱
い層においてだけであるから、砂柱の全長にわた
り透水性管を被覆することは不必要であり、却つ
てその分だけ施工費が高くつく問題がある。
この発明は、上記のような従来技術の問題点を
解決することができるサンドドレーン砂柱の形成
方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、この発明は、サ
ンドドレーン砂柱の形成方法として、拘束力の弱
い層の深度間距離に相当する長さの透水性筒体を
上記中空管内に挿入し、上記中空管が所定の最大
深度に貫入されたとした場合に拘束力の弱い層の
深度間に相当する位置に上記の筒体を支持し、そ
の後中空管に砂を投入する工程と中空管を所定の
最大深度まで貫入する工程を適宜の順序で又は並
行して実施し、次に筒体の支持を解放したのち、
砂を中空管下端から排出しつつ中空管を徐々に引
上げ、拘束力の弱い層においては上記筒体と共に
その筒体に被覆された砂を排出するようにしたも
のである。
〔実施例〕
サンドドレーン工法を実施するに際しては、予
め土質調査を実施することにより、拘束力の弱い
層12の深度と深度間距離が判明している。そこ
で、まず第2図に示すように、上記層12の深
度間距離に相当する長さの透水性筒体13を、中
空管14の下端から引出した吊りワイヤ15の吊
り金具16に取り付ける。
つぎに、第2図のように、中空管14を吊り
上げるとともに筒体13を吊りワイヤ15により
中空管14内に引き上げ、中空管14内の所定位
置に支持する。筒体13を支持する位置は、中空
管14が最大深度に達した際(第2図の状態)
に、拘束力の弱い層12の深度間に相当する位置
である。なすわち、図示のように拘束力の弱い層
12が拘束力の強い層11中の上部にあるとき
は、筒体13は中空管14内の上部に位置させ
る。また、図示を省略したが、拘束力の弱い層1
2が拘束力の強い層11中の中間部にサンドイツ
チ状にあるときは、筒体13を吊りワイヤ15の
操作により中空管14の内の中間付近に位置させ
る。
砂20は、第2図の段階、すなわち貫入以前
に改良地盤深度全部にわたる量を投入してもよい
が、この段階では適当量にとどめ、づきの第2図
の段階で中空管14を軟弱地盤の拘束力の強い
層11の所定改良深度まで貫入させる工程中に、
砂を追加投入してもよい。普通一般には、後者の
投入方法をとるのが好ましい。その理由は、前者
の方法によれば、中空管14は砂を投入している
間貫入できないのに対し、後者の方法によれば中
空管14はすでに貫入工程に移つており、貫入時
間中に砂投入時間を重複しているため、施工時間
の短縮が図れるからである。しかし、実際の施工
時においていずれの方法をとるかは他の要素を加
味して決められる。これは時間要素のみでは後者
の方が好ましいが、施工オペレータにとつては、
後者の場合、中空管14の貫入操作の他に砂供給
操作も加わるなど、操作が繁雑になるマイナス面
も存在するからである。
また、中空管14の貫入工程において、吊りワ
イヤ15は中空管14の貫入速度に応じて巻き戻
され、中空管14と筒体13の相対的な移動が生
じないよう操作され、一定位置に支持される。
上記の吊りワイヤ15は、第3図のように、中
空管14上部より管外へ引き出される。このワイ
ヤ15の先端は図示を省略しているが、中空管1
4およびホツパ19、貫入機21等全体を上下に
移動させるリーダーに設けられた適当なシーブを
介して巻取りドラムに至つており、この巻取りド
ラムの巻取り、停止、巻戻し作用により吊りワイ
ヤ15を操作するのである。
上記のようにして砂20の投入と中空管14の
貫入を終了すると、第2図に示すように中空管
14の下端から砂20を排出しつつ徐々に引き抜
く。また、このとき筒体13の中空管14に対す
る支持を解放し、中空管14に対して相対的に移
動できるようにする。すなわち、中空管14を引
上げる一方において吊りワイヤ15の巻取りを停
止するか、やや巻戻し方向に操出す。理論的に
は、吊りワイヤ15の巻取りを停止すれば、筒体
13は軟弱地盤の拘束力の強い層11中の一定深
度にとどまり中空管14のみが引抜かれることに
なるが、吊りワイヤ15の途中経路での誤差等を
勘案すると、やや巻戻し方向に戻した方が実際的
である。
このようにして中空管14を徐々に引抜く途中
において、拘束力の弱い層12に達すると、その
位置においては筒体13が存在し、しかも前述の
ように筒体13は中空管14から解放されている
ので、中空管14の下端からは、筒体13とその
筒体13に被覆された砂20が排出され、砂柱2
2が形成される。第2図のように中空管14の
全体を軟弱地盤から引抜くと、拘束力の弱い層1
2の砂柱22の部分にのみ透水性筒体13が被覆
され、他の部分は何ら被覆されない砂柱22が形
成される。
なお、吊りワイヤ15の巻取りドラムを中空管
14に付設した場合(例えば、ホツパ19の反対
側に設定した場合)は、巻取りドラム自体も中空
管14と共に移動するので、上記したようにドラ
ムを固定点に設けたときとは違つた吊りワイヤ操
作が行われる。この場合は、第2図〜の段階
では巻取りドラムは停止し、〜の段階では巻
戻し操作が行われる。
また、この発明に用いる透水性筒体13として
は、多孔性のプラスチツクシート、網、不織布、
布などで作つたものを使用することができる。ま
た、中空管14の貫入、引抜き作用を促進するた
めに、回転作用を与えてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は上記のように、拘束力の弱い層12
に相当する部分のみを透水性筒体13で被覆した
サンドドレーン砂杭を容易に形成することがで
き、これにより拘束力の弱い層12における砂柱
の欠陥の発生を防止できる。また被覆材料が少な
くてすみ、施工費用を低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の砂柱の例を示す縦断面図、第2
図〜はこの発明の砂柱形成方法の工程別断面
図、第3図は中空管上部の側面図である。 11……拘束力の強い層、12……拘束力の弱
い層、13……透水性の筒体、14……中空管、
30……砂、22……砂柱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 砂柱に対する拘束力の弱い層と強い層とが混
    在する軟弱地盤にサンドドレーン砂柱を形成する
    方法において、拘束力の弱い層の深度間距離に相
    当する長さの透水性筒体を上記中空管内に挿入
    し、上記中空管が所定の最大深度に貫入されたと
    した場合に拘束力の弱い層の深度間に相当する位
    置に上記の筒体を支持し、その後中空管に砂を投
    入する工程と中空管を所定の最大深度まで貫入す
    る工程を適宜の順序で又は並行して実施し、次に
    筒体の支持を解放したのち、砂を中空管下端から
    排出しつつ中空管を徐々に引上げ、拘束力の弱い
    層においては上記筒体と共にその筒体に被覆され
    た砂を排出することを特徴とするサンドドレーン
    砂柱の形成方法。
JP290381A 1981-01-08 1981-01-08 Sand drain and its formation Granted JPS57116824A (en)

Priority Applications (1)

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JP290381A JPS57116824A (en) 1981-01-08 1981-01-08 Sand drain and its formation

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JP290381A JPS57116824A (en) 1981-01-08 1981-01-08 Sand drain and its formation

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Publication Number Publication Date
JPS57116824A JPS57116824A (en) 1982-07-21
JPS641604B2 true JPS641604B2 (ja) 1989-01-12

Family

ID=11542308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP290381A Granted JPS57116824A (en) 1981-01-08 1981-01-08 Sand drain and its formation

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02126505U (ja) * 1989-03-27 1990-10-18

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JPS57116824A (en) 1982-07-21

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