JPS63300107A - 地下排水用ドレ−ン材,その製造方法およびその施工方法 - Google Patents

地下排水用ドレ−ン材,その製造方法およびその施工方法

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JPS63300107A
JPS63300107A JP13472587A JP13472587A JPS63300107A JP S63300107 A JPS63300107 A JP S63300107A JP 13472587 A JP13472587 A JP 13472587A JP 13472587 A JP13472587 A JP 13472587A JP S63300107 A JPS63300107 A JP S63300107A
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JP
Japan
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underground drainage
drain material
casing pipe
ground
underground
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JP13472587A
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Shiro Yamaguchi
山口 志郎
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、地下排水用ドレーン材、その製造方法およ
びその施工方法に関するものである。
(従来の技術) 軟弱な粘性土地盤は、計画的に荷重を加えていくと、圧
密されることによって安定した地盤となる。しかし、粘
性土層の透水性は、非常に悪いので、短時間で改良する
ことができない。
このため 、従来この種の軟弱地盤の地盤改良は、一般
に、サンドドレーン工法とペーパードレーン工法によっ
ておこなっていた。
前者は、地盤中に所定深さの砂杭を造成し、後者は地盤
中に給水性の紙製帯状板を挿入するもので、いずれも必
要により計画的に加圧していくものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者による工法は、砂杭を地盤中に直接
造成するものであるため、杭径が小さすぎたり、砂杭が
途中でくびれたり、あるいは完全に切れてしまうことが
あり、均一な断面をした砂杭を地盤中に連続して造成す
ることがきわめて困難であった。また、最近では、良質
な砂が入数しにくくなってきており、しかも価格も高い
ものになってきている。
一方、後者はペーパードレーンの断面サイズが工場生産
する過程で決まってしまい、概して小さい。
このため、設置現場において、径の調整ができず、最も
通した径のペーパードレーンを設置することができなか
った。したがって、悪質な地盤になる程設置本数が増え
、施工費が大幅に嵩むのが免れないものであった。
ところで、農村部では、毎年、大量の籾からが排出され
るが、その処理が問題になっている。
その多くは焼却されているが、煙害を招いている。
この発明は、このような前記従来の問題点を解消するた
めに提案されたもので、きわめて廉価にかつ簡単に製造
することができるとともに施工も簡単におこなうことが
でき、併せて大量の籾からの処理問題も解消できる地下
排水用ドレーン材、地下排水用ドレーン材の製造方法お
よび地下排水用ドレーン材の施工方法を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) この出願に係る第1発明は、透水性の細長い袋の中に籾
がらを充填してなることを特徴とする。
また、第2発明は、透水性のシート上面に籾がらを盛り
、このシートをシート両側端より上方へまるめ、その両
側端を接着することにより地下排水用ドレーン材を製造
することを特徴とする。
さらに、第3発明は透水性の細長い袋の中に籾がらを充
填してなる地下排水用ドレーン材を地上で製造し、当該
地下排水用ドレーン材を、地盤中に押しこんだケーシン
グパイプの中に挿入し、続いて、ケーシングパイプのみ
を引き抜くことにより地盤中に籾がらを充填とする地下
排水用ドレーン材を造成することを特徴とする。
(実 施 例) 以下、この発明を第1発明から順を違って説明する。
第1発明は、地下排水用ドレーン材であって、第1図に
示すような構成からなっている。
第1図において、地下排水用ドレーン1は、透水性の細
長い袋2の中に籾から3を程良く回圧充填することによ
って製造されている。
細長い袋2は、細長いビニール袋あるいは、ポリエチレ
ン袋に単に多くの小穴をあけることによって形成されて
いるか、あるいはビニール繊維あるいはポリエチレン繊
維を縦横に織りこんだシートより形成され、透水性のき
わめて良いものである。
籾から3は、単にこれのみでも良いが、籾からと砂ある
いは籾からとコークス等との混合物としてもよい。
第2発明は、地下排水用ドレーン材1の製造方法であっ
て、以下、第2図および第3図に示す実施例に基づいて
説明する。
台車4に取付けられたシートロール5より透水性のシー
ト6を地上に引き伸ばすとともにベルトコンベヤー7等
より運ばれて来る籾から3をホッパー8で受け、前記シ
ート6の上に盛る。
また、これと同時にシート6の先#(図においては既に
地下排水用ドレーン材1として完成されている。)を固
定した状態で台車4を逆方向に進行させるととにシート
6をその両側より上方にまるめ、さらにその先端を加熱
器22等によって接着することにより必要な径をした地
下排水用ドレーン材1を製造する。
なお、予め設けられた掘削溝上で台車4を移動させるこ
とにより、地下排水用ドレーン材1の製造と敷設を同時
におこなうことができる。
第3発明は、地下排水用ドレーン材1の施工方法を示し
たもので、以下第4図〜第18図に示す実施例に基づい
て説明する。
最初に、この発明に係る施工方法で使用する地下排水用
ドレーン材の施工装置(以下、単に施工装置という。)
について説明する(第4図〜第10図参照)。
施工装置9には、ガイド体10と複数本のケーシングパ
イプ11とバイブロハンマー12が取付けられている。
ガイド体10は平面上、四角形状を有し、その各コーナ
一部にケーシングパイプ11.11を通すためのガイド
孔13.13がケーシングパイプ11より一回り大きく
形成されている。
各ガイド孔13の内側部には、半円形状をしたクランプ
14と15がそれぞれ取付けられている。
クランプ14はガイド孔13の内側に完全に固定され、
クランプ15はシリンダー16の働きによってガイド孔
13の半径方向に自由に移動できる構成になっている。
かかる構成により、クランプ14と15はガイド孔13
内のケーシングパイプ11を強固に把持したり、開放し
たりすることが自由におこなうことができるものである
また、ガイド体10の一例部にはガイドローラ17が取
付けられている。
このように構成されたガイド体10は、マスト18の下
端部近くに取付けられている。そして、ガイド体10は
ガイドローラ17がマスト18のリーダ19側面部を潰
走することによりマスト18下端近くの一定範囲を自由
に昇降できる構成になっている。なお、ガイド体10を
上下複数段に設置すれば、ケーシングパイプ11.11
をより安定した状態に支持することができるものである
(第7図参照)。
ケーシングパイプ11は地盤中に挿入されるもので、こ
れに充分耐え得る鋼管より形成されている。各ケーシン
グパイプ11の下端部と上端部には下蓋20と上蓋21
が開閉自在に取付けられている。そして、ケーシングパ
イプ11はガイド体10のガイド孔13に通した状態で
、マスト18に沿って鉛直に建付けられている。
バイブロハンマー12はガイド体10の上に取付けられ
、ケーシングパイプ11.11を地盤中に挿入したり、
引抜いたりする際に振動を与える目的で使用されるもの
である。
また、バイブロハンマー18の上端部に吊下げられてい
る。ワイヤー23の基端部は、クローラ本体24の上の
ドラム25に巻付けられている。そして、ワイヤー23
を巻きこんだり解いたりすることによってバイブロハン
マー12をガイド体10とともに自由に昇降できる構成
になっている。
続いて、地下排水用ドレーン材の施工方法を順を追って
説明する(第11図〜第18図参照)。
■ まず、設置しようとする地下排水用ドレーン材1の
径および設置深さに応じて所定径。
所定長さのケーシングパイプ11.11をガイド体10
のガイド孔13.13の中にマスト18に沿って鉛直に
建付けるとともにクラランプ14と15とで、ケーシン
グパイプ11.11を強固に把持する(第11図参照)
ケーシングパイプ11の上下両端部の下蓋20および上
蓋21はあらかじめ閉めておく。
■ 続いて、バイブロハンマー12を作動するとともに
ワイヤー23を徐々に緩めることによりケーシングパイ
プ11,11を地盤中に挿入する(第12図参照)。
ケーシングパイプ11.11を一定長さ挿入できたら、
バイブロハンマー12を一時停止するとともに、ワイヤ
ー23を緊張させる。
■ 続いて、クランプ15を一時緩めることによりクラ
ンプ14と15によるケーシングパイプ11の把持を解
く。
■ 続いて、ドラム25を作動してワイヤー23を巻き
上げることにより、ガイド体10のみを最初の位置まで
引き下げる(第13図参照)。
■ 続いて、再び、ケーシングパイプ11゜11をクラ
ンプ14と15とで強固に把持する。
■ 続いて、バイブロハンマー12を作動するとともに
ワイヤー23を徐々に緩めることによりケーシングパイ
プ11.11をさらに深く地盤中に挿入する。
以下、■〜■の作業を繰り返しおこなうことによってケ
ーシングパイプ11.11のほぼ全長を地盤中に挿入す
る。
■ 続いて、各ケーシングパイプ11.11の中に、地
上において、第2発明の製造方法によって製造した地下
排水用ドレーン材1をケーシングパイプ11の全長に亘
って挿入する(第15図参照)。
なお、地下排水用ドレーン材1の挿入に際し、取扱い容
易な所定の長さに製造したものを、ケーシングパイプ1
1の長さに応じて適宜継ぎ足していってもよい。
■ 続いて、クランプ14と15とで各ケーシングパイ
プ11.11を強固に把持する。
■ 続いて、各ケーシングパイプ11.11の下蓋20
.21を開け、かつバイブロハンマー12を作動すると
ともにワイヤー23を徐々に巻き上げることにより、ケ
ーシングパイプ11,11のみを徐々に引き抜く (第
16図参照)。
ケーシングパイプ11.11を一定長さ引き抜いたら、
バイブロハンマー12およびワイヤー23の巻き上げを
一時停止する。
[相] 続いて、クランプ15を一時緩めることにより
クランプ14と15によるケーシングパイプ11.11
の把持を一時解く。
■ 続いて、ドラム25を作動してワイヤー23を暖め
、ガイド体10のみを最初の位置までおろす。
■ 続いて再び、ケーシングパイプ11.11をクラン
プ14と15とで強固に把持する。
■ 続いて、バイブロハンマー12を作動するとともに
ワイヤー23.23を巻き上げることによってケーシン
グパイプ11.11をさらに引き抜(。
以上、■〜[相]の作業を繰り返しおなうことにより、
ケーシングパイプ11.11全体を地盤中から完全に引
き抜く。
かかる施工方法により、地盤中にはケーシングパイプ1
1の内径と同じ径を有し、かつケーシングパイプ11の
長さと同じ長さの地下排水用ドレーン材1を造成する(
第18図参照)。
(発明の効果) ■ 第1発明の地下排水用ドレーン材は、透水性の細長
い袋の中に砂の代わりに籾がらを充填することによって
製造されているので、きわめて安く製造することができ
るとともに、籾からの処理問題が解消できる。
また、きわめて軽く運搬等の取扱いが容易である。
■ 第2発明の地下排水用ドレーン材の製造方法によれ
ば、本来軽すぎて袋の中に詰めこむのが困難な籾がらを
砂の代わりに使用しても均一断面の地下排水用ドレーン
材を確実にしかも、きわめて簡単に製造することができ
る。
■ 第3発明の地下排水用ドレーン材の施工方法によれ
ば、地下排水用ドレーン材を地上で製造し、これを地盤
中に押しこんだケーシングパイプの中に挿入し、続いて
、ケーシングパイプのみを引き抜くことによって地盤中
に地下排水用ドレーンを製造するため、籾がらを使用し
た地下排水用ドレーン材を地盤中に途中でくびれたり切
れたりすることなく均一な断面に確実に造成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第18図は、この発明の一実施例を示したもの
で、第1図は地下排水用ドレーン材の斜視図、第2図は
地下排水用ドレーン材の製造方法を示す側面図、第3図
はその一部平面図、第4図は地下排水用ドレーン材の施
工装置の正面図、第5図、第7図は第4図におけるA部
拡大図、第6図は第5図におけるI−I線断面図、第8
図は第6図におけるB部拡大図、第9図は第8図におけ
る■−■線断面図、第10図はケーシングパイプの側面
図、第11図〜第18図は地下排水用ドレーン材の施工
方法を示す順序図である。 1・・地下排水用ドレーン材、2・・袋、3・・籾から
、4・・台車、5・・シートロール、6・・シート、7
・・ベルトコンベヤ、8・・ホッパー、9・・地下排水
用ドレーン材の施工装置、10・・ガイド体、11・・
ケーシングパイプ、12・・バイブロハンマー、13・
・ガイド孔、14.15・・クランプ、16・・シリン
ダー、17・・ガイドローラ、18・・マスト、19・
・リーグ、20・・下蓋、21・・上蓋、22・・発熱
器、23・・ワイヤー、24・・クローラ本体、25・
・ドラム。 第1図 第 2−。 4′4  ロ 萬 5 図 17  図 第 8 コ $96 叢 10  図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透水性の細長い袋の中に籾がらを充填してなるこ
    とを特徴とする地下排水用ドレーン材。
  2. (2)透水性のシート上面に籾がらを盛り、このシート
    両側端より上方へまるめ、その両側端を接着することに
    より、地下排水用ドレーン材を製造することを特徴とす
    る地下排水用ドレーン材の製造方法。
  3. (3)透水性の細長い袋の中に籾がらを充填してなる地
    下排水用ドレーン材を地上で製造し、当該地下排水用ド
    レーン材を、地盤中に押しこんだケーシングパイプの中
    に挿入し、続いて、前記ケーシングパイプのみを引き抜
    くことにより地盤中に籾がらを充填材とする地下排水用
    ドレーン材を造成することを特徴とする地下排水用ドレ
    ーン材の施工方法。
JP13472587A 1987-05-29 1987-05-29 地下排水用ドレ−ン材,その製造方法およびその施工方法 Pending JPS63300107A (ja)

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JP13472587A JPS63300107A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 地下排水用ドレ−ン材,その製造方法およびその施工方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075447A (ja) * 2007-12-10 2008-04-03 Asahi Tec Corp 地盤改良方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075447A (ja) * 2007-12-10 2008-04-03 Asahi Tec Corp 地盤改良方法

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