JP2567722Y2 - 建設工事用養生材 - Google Patents
建設工事用養生材Info
- Publication number
- JP2567722Y2 JP2567722Y2 JP2748493U JP2748493U JP2567722Y2 JP 2567722 Y2 JP2567722 Y2 JP 2567722Y2 JP 2748493 U JP2748493 U JP 2748493U JP 2748493 U JP2748493 U JP 2748493U JP 2567722 Y2 JP2567722 Y2 JP 2567722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- construction work
- curing material
- water
- state
- curing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、土木工事などにおけ
る暗渠排水管の目詰まり防水用、法面などの排水処理材
として、あるいは地下構造物の構築において打込まれる
仮設杭とその周りに打設するコンクリ−ト版との縁切材
等として利用するものである。
る暗渠排水管の目詰まり防水用、法面などの排水処理材
として、あるいは地下構造物の構築において打込まれる
仮設杭とその周りに打設するコンクリ−ト版との縁切材
等として利用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、暗渠排水管の目詰まり防止材とし
てはプラスチック材をヘチマ状に特殊加工、成形した芯
材の外表面に透水シ−トを巻成したものや、透水性を有
した特殊なパイプ状の芯材の外表面に透水シ−トを巻成
したものがある。また、仮設杭とコンクリ−ト版との縁
切材として特公昭62−56296号公報に掲載されて
いる構築方法が開示、実施されている。
てはプラスチック材をヘチマ状に特殊加工、成形した芯
材の外表面に透水シ−トを巻成したものや、透水性を有
した特殊なパイプ状の芯材の外表面に透水シ−トを巻成
したものがある。また、仮設杭とコンクリ−ト版との縁
切材として特公昭62−56296号公報に掲載されて
いる構築方法が開示、実施されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
目詰まり防止材としての作用、効果はあるが、コスト高
で、経済的に不利である。また、コンクリ−ト構造物の
構築方法に使用する対コンクリ−ト離型部材は、仮設杭
の形状、寸法に対応すべく射出成形した一定形状のもの
で、仮設杭の形状、寸法に合わせて数種類の商品が必要
となり、製造上においても、管理、取扱上においても極
めて不合理で、経済的にも不利である。
目詰まり防止材としての作用、効果はあるが、コスト高
で、経済的に不利である。また、コンクリ−ト構造物の
構築方法に使用する対コンクリ−ト離型部材は、仮設杭
の形状、寸法に対応すべく射出成形した一定形状のもの
で、仮設杭の形状、寸法に合わせて数種類の商品が必要
となり、製造上においても、管理、取扱上においても極
めて不合理で、経済的にも不利である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、低コストで提供
すると共に仮設杭などの形状、寸法に任意に対応でき、
製造上及び管理、取扱上においても有利で、しかも簡単
な施工で可能な建設工事用養生材を提供することにあ
る。
題に鑑みなされたもので、その目的は、低コストで提供
すると共に仮設杭などの形状、寸法に任意に対応でき、
製造上及び管理、取扱上においても有利で、しかも簡単
な施工で可能な建設工事用養生材を提供することにあ
る。
【0005】その手段として、発泡ポリスチレン樹脂あ
るいは発泡ポリエチレン樹脂等をカ−ル状、かつ適宜長
さに成形した素材を、粘着材によって弾力状態に絡めて
所要の厚み、幅及び長さに形成した芯材と、その芯材の
外周面を包被した透水性シ−トあるいは不透水性シ−ト
からなることを特徴とする。
るいは発泡ポリエチレン樹脂等をカ−ル状、かつ適宜長
さに成形した素材を、粘着材によって弾力状態に絡めて
所要の厚み、幅及び長さに形成した芯材と、その芯材の
外周面を包被した透水性シ−トあるいは不透水性シ−ト
からなることを特徴とする。
【0006】上記構造により、暗渠排水管の外周に巻付
けて埋め戻すことにより、目詰まり防止とし、又は仮設
杭の外周に沿って巻付けてその周囲に打設するコンクリ
−ト版との縁切りとしての作用が得られ、適度の弾力性
によって管やH形鋼などの外周に巻付け易く、しかも任
意な大きさ、形状、寸法のものに自由に対応でき、前記
従来の課題を解消するものである。
けて埋め戻すことにより、目詰まり防止とし、又は仮設
杭の外周に沿って巻付けてその周囲に打設するコンクリ
−ト版との縁切りとしての作用が得られ、適度の弾力性
によって管やH形鋼などの外周に巻付け易く、しかも任
意な大きさ、形状、寸法のものに自由に対応でき、前記
従来の課題を解消するものである。
【0007】
【実施例】図−1に示す養生材1は、発泡ポリスチレン
樹脂あるいは発泡ポリエチレン樹脂等をカ−ル状、かつ
適宜長さに成形した素材2を1粘着剤によって弾力状態
に絡めて所要の厚み(約30mm〜50mm)、幅(約
300mm〜500mm)及び長さ(2m、4mなど)
に形成した芯材3と、その芯材3の外周面を包被した透
水性シ−ト4とからなる。図−2に示す養生材11は、
上記と同様にして形成した芯材33と、その芯材33の
外周面を包被した不透水性シ−ト5とからなる。
樹脂あるいは発泡ポリエチレン樹脂等をカ−ル状、かつ
適宜長さに成形した素材2を1粘着剤によって弾力状態
に絡めて所要の厚み(約30mm〜50mm)、幅(約
300mm〜500mm)及び長さ(2m、4mなど)
に形成した芯材3と、その芯材3の外周面を包被した透
水性シ−ト4とからなる。図−2に示す養生材11は、
上記と同様にして形成した芯材33と、その芯材33の
外周面を包被した不透水性シ−ト5とからなる。
【0008】この考案による建設工事用養生材は、図−
3あるいは図−4ないし図−6に示すように施工するも
のである。図−3は土木工事における暗渠排水管Aを地
中に埋設する場合に使用する状態を示すものである。養
生材1を管Aの外周に巻被して埋戻しBをすることによ
って養生材1の透水性シ−ト4を雨水などが透過し、管
Aの内部に入り、排水処理ができる。図−4ないし図−
6は建築の基礎工事における仮設杭Cの周りにコンクリ
−トを打設して床版Dを構築する場合に使用する状態を
示すものである。図−4は仮設杭C(H形鋼)の外周に
沿って養生材11を巻被してテ−プなどで止めた状態、
図−5はコンクリ−トを打設して床版Dを構築した状
態、さらに図−6は仮設杭Cを引抜いてその空洞部(開
口部)に別のコンクリ−トdを充填して塞いだ状態をそ
れぞれ示す。(養生材11は仮設杭Cの引抜時又はその
後にコンクリ−ト面から取外して再使用する事が出来
る。)
3あるいは図−4ないし図−6に示すように施工するも
のである。図−3は土木工事における暗渠排水管Aを地
中に埋設する場合に使用する状態を示すものである。養
生材1を管Aの外周に巻被して埋戻しBをすることによ
って養生材1の透水性シ−ト4を雨水などが透過し、管
Aの内部に入り、排水処理ができる。図−4ないし図−
6は建築の基礎工事における仮設杭Cの周りにコンクリ
−トを打設して床版Dを構築する場合に使用する状態を
示すものである。図−4は仮設杭C(H形鋼)の外周に
沿って養生材11を巻被してテ−プなどで止めた状態、
図−5はコンクリ−トを打設して床版Dを構築した状
態、さらに図−6は仮設杭Cを引抜いてその空洞部(開
口部)に別のコンクリ−トdを充填して塞いだ状態をそ
れぞれ示す。(養生材11は仮設杭Cの引抜時又はその
後にコンクリ−ト面から取外して再使用する事が出来
る。)
【0009】
【考案の効果】以上詳細に説明したようにこの考案の建
設工事用養生材によれば、従来品に比べ、低コストで製
造でき、特殊な成形技術、設備が必要でなく、経済的に
も有利で、実用上有効である。また、管あるいはH形鋼
などの大きさ、寸法、形状に左右されることなく自由
に、任意に対応でき、取扱い、管理上においても極めて
実用的で、効率よく排水処理ができ、また、仮設杭とコ
ンクリ−ト版との間の縁切効果が期待でき、実用上有益
な建設工事用養生材として提供できるものである。
設工事用養生材によれば、従来品に比べ、低コストで製
造でき、特殊な成形技術、設備が必要でなく、経済的に
も有利で、実用上有効である。また、管あるいはH形鋼
などの大きさ、寸法、形状に左右されることなく自由
に、任意に対応でき、取扱い、管理上においても極めて
実用的で、効率よく排水処理ができ、また、仮設杭とコ
ンクリ−ト版との間の縁切効果が期待でき、実用上有益
な建設工事用養生材として提供できるものである。
【図1】 本考案に係る養生材の一例を示す一部の斜視
図
図
【図2】 本考案に係る養生材の他例を示す一部の斜視
図
図
【図3】 上記一例による養生材の使用状態図
【図4】 上記他例による養生材の使用状態を示す一部
の斜視図
の斜視図
【図5】 上記他例による養生材の使用状態を示す一部
縦断面図
縦断面図
【図6】 上記他例による養生材の使用状態を示す一部
縦断面図
縦断面図
1、11 養生材 2 素材 3 芯材 4 透水シート 5 不透水シート
Claims (1)
- 【請求項1】 発泡ポリスチレン樹脂あるいは発泡ポエ
チレン樹脂等をカ−ル状、かつ適宜長さに成形した素材
を、粘着材によって弾力状態に絡めて所要の厚み、幅及
び長さに形成した芯材と、その芯材の外周面を包被した
透水性シ−トあるいは不透水性シ−トとからなることを
特徴とする建設工事用養生材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2748493U JP2567722Y2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 建設工事用養生材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2748493U JP2567722Y2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 建設工事用養生材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679836U JPH0679836U (ja) | 1994-11-08 |
JP2567722Y2 true JP2567722Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12222411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2748493U Expired - Lifetime JP2567722Y2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 建設工事用養生材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567722Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947699A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-09-30 | 成都绿迪科技有限公司 | 深基坑排水结构 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP2748493U patent/JP2567722Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0679836U (ja) | 1994-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2665144B2 (ja) | 補強土構造物 | |
JP2567722Y2 (ja) | 建設工事用養生材 | |
CA2291579A1 (en) | Foundation construction using recycled tire walls | |
JPH0667545U (ja) | 擁壁の構造 | |
JPH0651967B2 (ja) | 液状化防止施工法及び基礎杭 | |
JPH026887B2 (ja) | ||
KR200370627Y1 (ko) | 토류벽 시공시 사용된 파일을 인출하기 위한 파일이형재 | |
JPS5913626B2 (ja) | 遺跡を移転する方法 | |
JP3938421B2 (ja) | 廃棄物処分場擁壁の構築方法及びその方法により得られた廃棄物処分場擁壁 | |
JPH0455089Y2 (ja) | ||
JPH0735868Y2 (ja) | コンクリート打設用裏型枠 | |
JPH08120702A (ja) | 地下室外壁の排水装置およびその施工法 | |
JPH04315614A (ja) | 寒冷地向土間床施工法 | |
KR20210145581A (ko) | 가설 흙막이용 에이치빔의 회수방법 | |
JPS624577Y2 (ja) | ||
JPS6038767Y2 (ja) | 水抜きパイプ | |
JPH02164949A (ja) | 暗渠及びその製造方法 | |
JPS6029496Y2 (ja) | 抜き型枠 | |
JPS5941237Y2 (ja) | 護岸用ブロック | |
JP2782553B2 (ja) | 埋立構造体 | |
KR940004440Y1 (ko) | 인 · 수공 구축물 | |
JPH0643213Y2 (ja) | 軟弱地盤用補強材 | |
JPH08199660A (ja) | ユニット浸透管 | |
JP2003105776A (ja) | 基礎構造体の養生シート | |
JPH05222741A (ja) | 地下外壁の外防水工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |