JPS641425Y2 - - Google Patents

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JPS641425Y2
JPS641425Y2 JP14736583U JP14736583U JPS641425Y2 JP S641425 Y2 JPS641425 Y2 JP S641425Y2 JP 14736583 U JP14736583 U JP 14736583U JP 14736583 U JP14736583 U JP 14736583U JP S641425 Y2 JPS641425 Y2 JP S641425Y2
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JP
Japan
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conduit
metal plates
electrical
metal plate
wall panel
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Application number
JP14736583U
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English (en)
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JPS6055690U (ja
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Publication of JPS641425Y2 publication Critical patent/JPS641425Y2/ja
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、出窓を構成する壁パネルの構造に関
するものである。
〔背景技術〕
従来にあつては、第1図のように出窓はアルミ
ニウム製の枠体6に外装材7を取付けて構成して
あり、出窓内の電気設備(例えば出窓内に設置し
たミラーキヤビネツト22に付設せるコンセント
25、スイツチ26)等に電気配線8を通すには
照明カバーを兼ねる天井板9を切り欠く等の必要
があり、正面から電気配線8が見えると共に孔り
欠き10が露出するため納まりが悪いという問題
があつた。図中11は照明器具である。また従来
にあつてはアルミニウム製の枠体6によつて熱が
直接伝わると共に外装材7の断熱性が乏しいとい
う問題があつた。
パネル内に配線を行うものとして実開昭49−
150395号公報のものがあるが、かかる構成のもの
においては、電線管の他にパネルの前面に配線用
の開口を構成するためのスイツチボツクスを要す
るものとなつていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであつ
て、その目的とするところは、電気配線を配線す
るに当つて天井板を切り欠いたりする必要がな
く、また電気配線が室内から見えず、しかも配線
が容易にでき、更に断熱性がすぐれた電線管を埋
設した出窓の壁パネルの構造を提供するにある。
〔考案の開示〕
本考案の電線管を埋設した出窓の壁パネルの構
造は、相対する金属板1,2間に一端が上方に向
けて開口し、他端が前方に向けて開口した電線管
3を配置すると共に金属板1に設けた孔4に電線
管3が嵌め込まれ、各金属板1,2の内面に電線
管3の一側部の当り部18と他側部の当り部18
をそれぞれ当接させた状態で相対する金属板1,
2間に充填された発泡合成樹脂5にて電線管3が
固定されて成るものであつて、このような構成と
することで上記した本考案の目的を成したもので
ある。
以下本考案を実施例により詳述する。1,2は
鋼板、合成樹脂被覆鋼板、塗装鋼板等の金属板で
あつて、一対の金属板1,2を一定の間隔を隔て
て配置してある。この一対の金属板1,2は図の
実施例にあつては平面から見て〓状になるように
屈曲してある(もちろん〓状のみでなく状、あ
るいはヘ状あるいはその他の形状であつてもよい
ものである)。12は相対する金属板1,2の上
端間及び下端間に配設される合成樹脂製のカバー
材である。金属板1,2の両側端間のアルミニウ
ムのような金属又は合成樹脂の縦枠13が配設さ
ている。また金属板1,2間には合成樹脂製の電
線管3が配置してある。この電線管3は第6図の
ような形状をしており、一端が上方に向けて開口
し、他端が前方に向けて開口しているものであ
り、前方に向けて開口する部分は前方程径の大き
いラツパ状をしたラツパ状部14となつている。
ラツパ状部14の前端よりやや後方に引き込んだ
位置の外周にフランジ部15が設けてあり、ラツ
パ状部14のフランジ部15より前方の部分が嵌
め込み部16となつている。嵌め込み部16は金
属板1に穿孔した孔4に嵌め込まれている。この
ように金属板1の孔4に電線管3の嵌め込み部1
6を嵌め込んでおくことで、電線管3に電気配線
8を挿入する際金属板1の孔4の縁部分で電気配
線8が切れたり、傷ついたりすることがないので
ある。電線管3の上端はカバー材12に設けた孔
部17に嵌め込まれる。ここで電線管3は一対の
金属板1,2の内面に当る当り部18が設けてあ
り、前記したフランジ15は一方の当り部18と
なつているのである。このような両金属板1,2
に当る当り部18を電線管3に設けることで、電
線管3は両金属板1,2間の間隔保持をするスペ
ーサの役目をすることとなる。また一対の金属板
1,2間の適所には窓用開口が形成され、この開
口縁に木枠19を周設して開口縁の金属板1,2
間の間隙が閉塞される。この状態で一対の金属板
1,2間に発泡ウレタンのような発泡合成樹脂5
を注入発泡させて充填して本考案の壁パネルAが
形成される。この際電線管3が発泡合成樹脂5に
よつて固定されるものであり、また両金属板1,
2と金属板1,2、カバー材12、縦枠13、木
枠19が一体に固着される。しかして上記の構成
の壁パネルAに屋根20、洗面器を有するカウン
ター21、ミラーキヤビネツト22、地板23、
天井板9等を組合せて出窓を構成するのである。
図中11は照明器具である。ここでミラーキヤビ
ネツト22は壁パネルAに沿つて配設されるので
あるが、ミラーキヤビネツト22から導出する電
気配線8は電線管3の端部より挿入して天井裏2
4に導くものである。上記電気配線8は例えばミ
ラーキヤビネツト22に設けたコンセント25や
あるいは照明器具11用のスイツチ26等に接続
してある。なお縦枠6は出窓を取付けるための建
物の開口の両側の柱材に取付けられるものであ
る。なお木枠19には窓枠27が取付けられる。
〔考案の効果〕
本考案にあつては、叙述のように相対する金属
板間に一端が上方に向けて開口し、他端が前方に
向けて開口した電線管を配置すると共に金属板に
設けた孔に電線管が嵌め込まれ、相対する金属板
間に充填された発泡合成樹脂にて電線管が固定さ
れているので、強度がある上、断熱性があつて、
従来のようなアルミニウムサツシを要せず施工で
きて出窓を組立たとき優れた断熱性が得られるの
は勿論、出窓内に設ける電気設備の電気配線を壁
パネル内に埋設した電線管内を通して配線でき、
従来のように電気配線が外部に露出したり、ある
いは天井板に電気配線用の切り欠きを設けてこれ
が外部に露出するといつたことがなく、前面に配
線用の開口を構成するためのスイツチボツクス等
の部品を要することもなく、収まりが良くて外観
がすぐれたものとなる。しかも電線管が金属板に
設けた孔に嵌め込んであるため電線管に電気配線
を通すに当つて、電気配線が金属板の孔の縁に接
触せず、電気配線が破損したり、切れたりしない
ものである。さらに、各金属板の内面に電線管の
一側部の当り部と他側部の当り部をそれぞれ当接
させた状態で相対する金属板間に発泡合成樹脂が
充填されているので、壁パネルの製造時に電線管
は両金属板管の間隔を保持するスペーサとして作
用をなすものであり、電線管を利用して厚み精度
良く壁パネルを製造することができるものであ
る。
また実施態様においては、電線管は電線を入れ
る方向の径が大きくなつてラツパ状となつている
ので、電気配線の挿入が容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の縦
断面図、第3図は同上の正面図、第4図は同上の
横断面図、第5図は同上の一部切欠拡大縦断面
図、第6図は同上に用いる電線管の斜視図であつ
て、1は金属板、2は金属板、3は電線管、4は
孔、5は発泡合成樹脂、18は当り部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 相対する金属板間に一端が上方に向けて開口
    し他端が前方に向けて開口した電線管を配置す
    ると共に金属板に設けた孔に電線管が嵌め込ま
    れ、各金属板の内面に電線管の一側部の当り部
    と他側部の当り部をそれぞれ当接させた状態で
    相対する金属板間に充填された発泡合成樹脂に
    て電線管が固定されて成る電線管を埋設した出
    窓の壁パネルの構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の電線管
    を埋設した出窓の壁パネルの構造において、電
    線管は電線を入れる方向の径が大きくてラツパ
    状になつているもの。
JP14736583U 1983-09-22 1983-09-22 電線管を埋設した出窓の壁パネルの構造 Granted JPS6055690U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14736583U JPS6055690U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 電線管を埋設した出窓の壁パネルの構造

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JP14736583U JPS6055690U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 電線管を埋設した出窓の壁パネルの構造

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Publication Number Publication Date
JPS6055690U JPS6055690U (ja) 1985-04-18
JPS641425Y2 true JPS641425Y2 (ja) 1989-01-12

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ID=30327732

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JP14736583U Granted JPS6055690U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 電線管を埋設した出窓の壁パネルの構造

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JPS6055690U (ja) 1985-04-18

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