JPS639827Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS639827Y2 JPS639827Y2 JP1979164049U JP16404979U JPS639827Y2 JP S639827 Y2 JPS639827 Y2 JP S639827Y2 JP 1979164049 U JP1979164049 U JP 1979164049U JP 16404979 U JP16404979 U JP 16404979U JP S639827 Y2 JPS639827 Y2 JP S639827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- hoses
- members
- cables
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管、ホース、索類のクリツプ装置の
改良に関する。
改良に関する。
従来より、例えば、自動車のエンジンルーム内
等において、管、ホース、索類を所定位置に固定
するために、同管、ホース、索類を挾持するクリ
ツプ部材が用いられているが、近年、特に製作上
の見地および管、ホース、索類の損傷防止の見地
から該クリツプ部材を樹脂により成形したものが
用いられている。
等において、管、ホース、索類を所定位置に固定
するために、同管、ホース、索類を挾持するクリ
ツプ部材が用いられているが、近年、特に製作上
の見地および管、ホース、索類の損傷防止の見地
から該クリツプ部材を樹脂により成形したものが
用いられている。
ところが、一般に耐熱性の良い樹脂は、弾性に
乏しく、もろくなるために、上記樹脂製のクリツ
プ部材を高温の雰囲気の下で用いる場合、通常使
用時に加わる応力により使用中に割れてしまつた
り、あるいは、管、ホース、索類を脱着するため
にクリツプ部材を広げるときに、同クリツプ部材
の反力が乏しいので同クリツプ部材を広げ過ぎて
割れてしまう等の不具合があつた。
乏しく、もろくなるために、上記樹脂製のクリツ
プ部材を高温の雰囲気の下で用いる場合、通常使
用時に加わる応力により使用中に割れてしまつた
り、あるいは、管、ホース、索類を脱着するため
にクリツプ部材を広げるときに、同クリツプ部材
の反力が乏しいので同クリツプ部材を広げ過ぎて
割れてしまう等の不具合があつた。
本考案は上記不具合を解消するために創案され
たもので、管、ホース、索類を挾持すべく略C字
状に形成されると共に開口部に末広形に形成され
た案内部をまた外周面に千鳥状に配列形成された
複数の突起をそれぞれ有し上記外周面で相互に回
動自在となるよう接続された樹脂製の2つのクリ
ツプ部材と、同クリツプ部材の上記外周面に沿つ
て配されるべく略C字状に形成されると共に上記
クリツプ部材の上記突起に係止され上記外周面側
から上記クリツプ部材を所定形状に保持する方向
に付勢する保持部材とを具備したことを特徴とす
る管、ホース、索類のクリツプ装置を要旨とする
ものである。
たもので、管、ホース、索類を挾持すべく略C字
状に形成されると共に開口部に末広形に形成され
た案内部をまた外周面に千鳥状に配列形成された
複数の突起をそれぞれ有し上記外周面で相互に回
動自在となるよう接続された樹脂製の2つのクリ
ツプ部材と、同クリツプ部材の上記外周面に沿つ
て配されるべく略C字状に形成されると共に上記
クリツプ部材の上記突起に係止され上記外周面側
から上記クリツプ部材を所定形状に保持する方向
に付勢する保持部材とを具備したことを特徴とす
る管、ホース、索類のクリツプ装置を要旨とする
ものである。
本考案によれば、高温の雰囲気の下で用いる場
合でも、上記クリツプ部材は上記保持部材により
所定形状に保持されるように付勢されているの
で、同クリツプ部材自体の弾性が多少劣化しても
その変形量を小さくでき、割れることがほとんど
なくなり、また、管、ホース、索類を脱着するた
めにクリツプ部材を広げるときには、上記保持部
材の付勢力が作用するので、必要以上に広げ過ぎ
て割れてしまうという不具合を軽減できる等の効
果を奏する。
合でも、上記クリツプ部材は上記保持部材により
所定形状に保持されるように付勢されているの
で、同クリツプ部材自体の弾性が多少劣化しても
その変形量を小さくでき、割れることがほとんど
なくなり、また、管、ホース、索類を脱着するた
めにクリツプ部材を広げるときには、上記保持部
材の付勢力が作用するので、必要以上に広げ過ぎ
て割れてしまうという不具合を軽減できる等の効
果を奏する。
更に、2つのクリツプ部材は、外周面で相互に
回動自在となるよう接続されているので、平行に
配置される2本の管、ホース、索類を一定間隔に
保つて相互に支持する場合のみならず、互いに交
差する2本の管、ホース、索類を該交差部におい
て一定間隔に保つて相互に支持する場合でも有効
なものとなる効果を奏する。
回動自在となるよう接続されているので、平行に
配置される2本の管、ホース、索類を一定間隔に
保つて相互に支持する場合のみならず、互いに交
差する2本の管、ホース、索類を該交差部におい
て一定間隔に保つて相互に支持する場合でも有効
なものとなる効果を奏する。
以下、本考案の一実施例を添付図面に従つて詳
細に説明する。
細に説明する。
本実施例におけるクリツプ装置2は、2つのホ
ース4および6を挾持するもので、クリツプ部材
8および10ならびに保持部26および28から
成つている。同クリツプ部材8および10は夫々
ホース4および6を挾持できるように略C字形に
樹脂により形成されると共に、夫々の開口部には
末広形の案内部16および18が形成されてお
り、更に第3図に明らかなように、クリツプ部材
10の後端部に形成された突部20はクリツプ部
材8を貫通すると共にその先端を熱により押し広
げられ、クリツプ部材8と10とが互いに回動可
能となつている。同クリツプ部材8と10の外周
面には夫々複数の突起22および24が千鳥状に
配列形成され、両クリツプ部材8と10の夫々の
外周面に挾着される略C字形の比較的弾性に富ん
だ金属製の保持部材26および28がホース4お
よび6の軸線と平行な移動を阻止せしめ、また保
持部材26および28の先端は突起22および2
4に係合可能となるように鉤形に屈曲され、両保
持部材26および28の上記ホース4および6の
軸線を中心とする回動を阻止せしめている。ま
た、クリツプ部材8に形成された凹所30には保
持部材26が位置せしめられ、クリツプ部材8と
10との協働により形成された凹所32には保持
部材28が位置せしめられ、外部から両保持部材
26および28に容易に引掛からないように形成
されている。また、保持部材26および28は、
好ましくは、夫々クリツプ部材8および10の内
径がホース4および6の外径よりも若干小さくな
るように付勢している。なお、本実施例の理解を
容易にするために、クリツプ部材8および保持部
材26のみについての斜視図を第4図〜第6図に
示した。
ース4および6を挾持するもので、クリツプ部材
8および10ならびに保持部26および28から
成つている。同クリツプ部材8および10は夫々
ホース4および6を挾持できるように略C字形に
樹脂により形成されると共に、夫々の開口部には
末広形の案内部16および18が形成されてお
り、更に第3図に明らかなように、クリツプ部材
10の後端部に形成された突部20はクリツプ部
材8を貫通すると共にその先端を熱により押し広
げられ、クリツプ部材8と10とが互いに回動可
能となつている。同クリツプ部材8と10の外周
面には夫々複数の突起22および24が千鳥状に
配列形成され、両クリツプ部材8と10の夫々の
外周面に挾着される略C字形の比較的弾性に富ん
だ金属製の保持部材26および28がホース4お
よび6の軸線と平行な移動を阻止せしめ、また保
持部材26および28の先端は突起22および2
4に係合可能となるように鉤形に屈曲され、両保
持部材26および28の上記ホース4および6の
軸線を中心とする回動を阻止せしめている。ま
た、クリツプ部材8に形成された凹所30には保
持部材26が位置せしめられ、クリツプ部材8と
10との協働により形成された凹所32には保持
部材28が位置せしめられ、外部から両保持部材
26および28に容易に引掛からないように形成
されている。また、保持部材26および28は、
好ましくは、夫々クリツプ部材8および10の内
径がホース4および6の外径よりも若干小さくな
るように付勢している。なお、本実施例の理解を
容易にするために、クリツプ部材8および保持部
材26のみについての斜視図を第4図〜第6図に
示した。
上記構成によれば、クリツプ装置2を高温の雰
囲気の下で用いる場合でも、クリツプ部材8およ
び10は保持部材26および28により夫々内径
がホース4および6の外径よりも若干小さくなる
ように付勢されているので、クリツプ部材8およ
び10自体の弾性が多少劣化してもその変形量を
小さくでき、割れることがほとんどなくなり、ま
た、ホース4および6を脱着するためにクリツプ
部材8および10を広げるときには、保持部材2
6および28の付勢力が作用するので、必要以上
に広げ過ぎて割れてしまうという不具合を軽減で
きる等の効果を奏する。
囲気の下で用いる場合でも、クリツプ部材8およ
び10は保持部材26および28により夫々内径
がホース4および6の外径よりも若干小さくなる
ように付勢されているので、クリツプ部材8およ
び10自体の弾性が多少劣化してもその変形量を
小さくでき、割れることがほとんどなくなり、ま
た、ホース4および6を脱着するためにクリツプ
部材8および10を広げるときには、保持部材2
6および28の付勢力が作用するので、必要以上
に広げ過ぎて割れてしまうという不具合を軽減で
きる等の効果を奏する。
また、クリツプ部材8と10とが互いに回動で
きるので、互いに平行に配置されるホース4およ
び6のみならず、互いに交差する管、ホース、索
類を該交差部において間隔を保つために用いられ
るクリツプ部材として有効である。
きるので、互いに平行に配置されるホース4およ
び6のみならず、互いに交差する管、ホース、索
類を該交差部において間隔を保つために用いられ
るクリツプ部材として有効である。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の矢印に沿う矢視図、第3図は第2
図の−線に沿う矢視断面図、第4図は第1図
〜第3図におけるクリツプ部材8および保持部材
26のみを見た斜視図、第5図は同じくクリツプ
部材8のみを見た斜視図、第6図は同じく保持部
材26のみを見た斜視図である。 8,10……クリツプ部材、26,28……保
持部材。
図は第1図の矢印に沿う矢視図、第3図は第2
図の−線に沿う矢視断面図、第4図は第1図
〜第3図におけるクリツプ部材8および保持部材
26のみを見た斜視図、第5図は同じくクリツプ
部材8のみを見た斜視図、第6図は同じく保持部
材26のみを見た斜視図である。 8,10……クリツプ部材、26,28……保
持部材。
Claims (1)
- 管、ホース、索類を挾持すべく略C字状に形成
されると共に開口部に末広形に形成された案内部
をまた外周面に千鳥状に配列形成された複数の突
起をそれぞれ有し上記外周面で相互に回動自在と
なるよう接続された樹脂製の2つのクリツプ部材
と、同クリツプ部材の上記外周面に沿つて配され
るべく略C字状に形成されると共に上記クリツプ
部材の上記突起に係止され上記外周面側から上記
クリツプ部材を所定形状に保持する方向に付勢す
る保持部材とを具備したことを特徴とする管、ホ
ース、索類のクリツプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979164049U JPS639827Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979164049U JPS639827Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5679783U JPS5679783U (ja) | 1981-06-27 |
JPS639827Y2 true JPS639827Y2 (ja) | 1988-03-23 |
Family
ID=29675010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979164049U Expired JPS639827Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS639827Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221557A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Yamaho Kogyo Kk | ホースクリップ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5179575A (ja) * | 1975-01-06 | 1976-07-10 | Hitachi Ltd | |
US4131363A (en) * | 1977-12-05 | 1978-12-26 | International Business Machines Corporation | Pellicle cover for projection printing system |
-
1979
- 1979-11-27 JP JP1979164049U patent/JPS639827Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5179575A (ja) * | 1975-01-06 | 1976-07-10 | Hitachi Ltd | |
US4131363A (en) * | 1977-12-05 | 1978-12-26 | International Business Machines Corporation | Pellicle cover for projection printing system |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221557A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Yamaho Kogyo Kk | ホースクリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5679783U (ja) | 1981-06-27 |
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