JP2568820Y2 - フラットケーブルクランプ - Google Patents

フラットケーブルクランプ

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JP2568820Y2
JP2568820Y2 JP1992021423U JP2142392U JP2568820Y2 JP 2568820 Y2 JP2568820 Y2 JP 2568820Y2 JP 1992021423 U JP1992021423 U JP 1992021423U JP 2142392 U JP2142392 U JP 2142392U JP 2568820 Y2 JP2568820 Y2 JP 2568820Y2
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JP
Japan
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flat cable
clamp
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cable
flat
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JP1992021423U
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JPH0573384U (ja
Inventor
保市 竹内
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TAKEUCHI PACKAGE CO., LTD.
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TAKEUCHI PACKAGE CO., LTD.
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフラットケーブルを基板
等に保持するために用いるケーブルクランプに関する。
【0002】
【従来の技術】フラットケーブルを機器の基板やケース
に保持するためにフラットケーブルクランプが用いられ
る。従来のこの種のクランプは、フラットケーブルの幅
寸法よりも幾分大きく形成したクランプ本体部と、この
クランプ本体部に対してヒンジ結合した着脱可能な上蓋
部とで構成し、クランプ本体部を基板やケースに取着し
た上で、クランプ本体部と上蓋部との間にフラットケー
ブルを挟持させることで、フラットケーブルを基板やケ
ースに保持させるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のクランプは、ク
ランプ本体部と上蓋部とで枠状に形成し、これら本体部
と上蓋部との間にフラットケーブルを挟持しているた
め、本体部と上蓋部との間隔寸法がフラットケーブルの
厚さ寸法よりも大きいと、フラットケーブルがクランプ
内で移動され、有効なクランプ効果を得ることができな
い。逆に、間隔寸法を小さくすると、複数本のフラット
ケーブルを重ねてクランプすることが困難になる。した
がって、従来ではクランプするフラットケーブルの本数
に対応させて間隔寸法の異なる複数種類のクランプを用
意しておく必要があり、クランプの製造、管理が面倒に
なるという問題がある。
【0004】又、上蓋部に弾性を持たせ、上蓋部の弾性
力によってケーブルを本体部との間にクランプするもの
も提案されているが、上蓋部の弾性力を大きくすること
には限界があるため、十分なクランプ力を得ることは難
しい。本考案の目的は、任意の本数のフラットケーブル
を有効にクランプすることを可能にしたフラットケーブ
ルクランプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体部との間
にフラットケーブルを挟持するクランプの上蓋部に、
れぞれの間に菱形の空間部を画成するように、く字状に
曲げ形成した弾性材からなる一対の押圧片の基端部を
それぞれ連結し、かつ各押圧片の先端部を所要の間隔で
対峙させる。
【0006】
【作用】一対の押圧片がそれぞれ独立して弾性変形する
ことで、広い範囲での弾性変形が可能となり、挟持可能
なフラットケーブルの厚さの範囲を拡大する。また、押
圧片の先端部でのみフラットケーブルに弾接されるた
め、押圧力が集中し、安定した保持が可能となる。さら
に、一対の押圧片の先端部を通して両押圧片の間の空間
部に単線ケーブルを挿通させることで、フラットケーブ
ルと同時に単線ケーブルを保持することも可能となる。
【0007】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案の第1実施例の斜視図、図2は使用状
態の一部破断正面図である。フラットケーブルクランプ
は保持しようとするフラットケーブルの幅寸法よりも幾
分長目に形成した短冊状のクランプ本体部1を有し、こ
の本体部1の一端部には柱部2を立設し、この柱部2の
上端には肉厚を部分的に薄くすることで弾性変形可能に
構成したヒンジ3により上蓋部4を連結している。この
上蓋部4の先端部はL字状に曲げ形成され、その先端の
外側面にはフック5を設けている。又、前記本体部1の
他端部には、前記フック5に対応して抑止片6と係止片
7を立設し、係止片7にはフックに係合される係止爪8
と、この係合を解除させる解除操作部9を有している。
【0008】又、前記上蓋部4の内面には、それぞれく
字状をした弾性材からなる一対の押圧片10を対向する
ように配置してその基端を連結し、これら押圧片で菱形
の空間部を画成している。各押圧片10の先端部は所要
の寸法で対峙され、両者間には所要の間隔が設けられ
る。更に、この実施例では本体部1の下面の中央部に浅
い凹部1aを形成し、ここにクリップ部11が設けられ
る。このクリップ部11は本体部1の下面から下方に突
出した碇型のクリップヘッド12と、このクリップヘッ
ド12の両側において本体部1の下面からハ字状に広げ
られたクリップ翼13とで構成される。
【0009】このフラットケーブルクランプを用いる場
合には、図2及び図3に示すように、シャーシ等20に
開設した穴21にクリップ部11のクリップヘッド12
を嵌入することで、クリップヘッド12の両肩部とクリ
ップ翼13との間にシャーシ20の穴21の内縁部を挟
持し、本体部1の下面をシャーシ20の上面に密接した
状態で固定される。しかる上で、フラットケーブルFC
を本体部1の上面に配設し、上蓋部4をヒンジ3におい
て曲げ、先端のフック5を係止片7と抑止片6との間に
挿入する。このとき、フック5は係止片7を弾性変形さ
せながら係止爪8に係合する。
【0010】そして、押圧片10の弾性力を利用してそ
の先端部と本体部1との間にフラットケーブルFCを弾
性支持させる。このとき、一対の押圧片10はそれぞれ
独立して形成され、かつその形状がく字状に形成されて
いるため、上側の辺及び下側の辺の2箇所における弾性
変形によってフラットケーブルFCを押圧することにな
り、この2箇所の弾性変形によって広い範囲の弾性変形
が可能となり、厚さ寸法の異なる種々のフラットケーブ
ルをそれぞれ好適に押圧支持することができる。又、こ
のことは複数本の異なるフラットケーブルを重ねて支持
する場合にも対応できる。
【0011】更に、各押圧片10の先端部を所要の間隔
で離して対峙させることで、図4に示すように、この間
隔部を通して単線ケーブルMCを押圧片10間の菱形の
空間内に内挿させることができ、フラットケーブルFC
を押圧支持すると同時に、これらの単線ケーブルMCを
押圧片10の間にまとめた状態で保持させることも可能
になる。このため、フラットケーブルや単線等にそれぞ
れ個別のクランプを用意する必要もなく、配線用部品を
削減できる。このことは、場合によってはフラットケー
ブルを支持しないときでも、単線の電線束のみを支持す
るようにしてもよい。尚、ケーブルのクランプを解除す
る場合には、係止片7の解除操作部9を下方に押下げる
ことで、係止爪8による上蓋部4のフック5の係止が解
除でき、上蓋部4はヒンジ3における自身の弾性力によ
り上方へ復帰される。
【0012】図5は本考案の第2実施例を示す正面図で
あり、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付して
ある。この実施例では本体部1の底面を平坦に形成し、
この底面を両面テープ14を用いて本体部をシャーシ等
に接着して取り付ける。上蓋部4及び押圧片10等の構
成は第1実施例と同じである。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、クランプ
の上蓋部の内面にく字状に曲げ形成した弾性材からなる
一対の押圧片を連結し、かつこれら押圧片の先端部を所
要の間隔で対峙させているので、押圧片を広い範囲で弾
性変形させながらフラットケーブルを挟持することがで
き、異なる厚さ寸法のフラットケーブルや、異なる本数
のフラットケーブルを好適にクランプすることができる
効果がある。また、押圧片の先端部でのみフラットケー
ブルに弾接されるため、押圧力が集中し、安定した保持
が可能となる。さらに、押圧片間の間隔を利用してケー
ブルを内挿することで、フラットケーブルと併せて単線
ケーブルをもクランプすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】図1のクランプを実装した状態の一部を破断し
た正面図である。
【図3】図1のクランプを実装した状態の斜視図であ
る。
【図4】図1のクランプの他の使用態様を示す正面図で
ある。
【図5】本考案の他の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 本体部 4 上蓋部 5 フック 7 係止片 10 押圧片 11 クリップ部 20 シャーシ FC フラットケーブル MC 単線ケーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを保持するシャーシ等に取り付
    けられる本体部と、この本体部に対して開閉できかつ本
    体部に係止される上蓋部とを有し、これら本体部と上蓋
    部との間にフラットケーブルを挟持するフラットケーブ
    ルクランプにおいて、前記上蓋部の内面にはそれぞれの
    間に菱形の空間部を画成するように、く字状に曲げ形成
    した弾性材からなる一対の押圧片の各基端部をそれぞれ
    連結し、かつ前記各押圧片の先端部を所要の間隔で対峙
    させたことを特徴とするフラットケーブルクランプ。
JP1992021423U 1992-03-11 1992-03-11 フラットケーブルクランプ Expired - Lifetime JP2568820Y2 (ja)

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JPH0573384U JPH0573384U (ja) 1993-10-08
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Family

ID=12054593

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7069925B2 (ja) * 2018-03-26 2022-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 液体噴射装置
DE102020113042B3 (de) * 2020-05-14 2021-06-17 Miele & Cie. Kg Halterungselement für flexible Leitungen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813190Y2 (ja) * 1979-01-23 1983-03-14 北川工業株式会社 フラットケ−ブル押え具

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