JPS6397635A - インタ−リ−フを有する繊維強化エポキシ樹脂プリプレグ - Google Patents

インタ−リ−フを有する繊維強化エポキシ樹脂プリプレグ

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JPS6397635A
JPS6397635A JP24196886A JP24196886A JPS6397635A JP S6397635 A JPS6397635 A JP S6397635A JP 24196886 A JP24196886 A JP 24196886A JP 24196886 A JP24196886 A JP 24196886A JP S6397635 A JPS6397635 A JP S6397635A
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JP
Japan
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fiber
epoxy resin
interleaf
prepreg
polyimide film
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JP24196886A
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Hideho Tanaka
秀穂 田中
Kazuyoshi Fujii
一良 藤井
Kazuo Nishimura
西村 一夫
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、引張破断伸びが90%以上で、かつ、多数の
孔を有するポリイミドフィルムをインターリーフとして
含有することを特徴とする繊維強化エポキシ樹脂プリプ
レグに関する。特に、本発明は、曲げ破壊時のたわみ量
が大きく、高靭性を有する積層複合材料を提供する繊維
強化エポキシ樹脂プリプレグに関する。
[産業上の利用分野] 本発明の曲げ破壊時のたわみ量が大きく、高靭性を有す
る積層複合材料は、航空機、宇宙産業機器、自動車部品
、スポーツ、レジャー、建材、電気部品1機械部品用と
して広く利用されるものである。中でも航空機用として
その利用価値が高く、極めて優れた構造材料である。
[従来の技術] tam強化エポキシ樹脂複合材料は、比強度、比弾性率
が大きいことから、スポーツ用品から航空機用構造材料
まで幅広く使用されている。特に航空機用炭素繊維強化
樹脂(CFRP)に関しては、テトラグリシジルジアミ
ノジフェニルメタン(TGDDM)/ジアミノジフェニ
ルスルホン(DDS)を主成分とするエポキシ樹脂マト
リックス複合材料がよく用いられている。
これらの複合材料は、特に航空機用構造材料として要求
される耐湿熱(ホット・ウェット)特性に優れているた
めに広く用いられているが、一般に靭性に乏しく耐衝愁
性に問題がある。
これらの欠点を克服するために種々の改良がなされてい
る。
例えば、m維の表面処理やエポキシ樹脂の変性改質(タ
フニング等)が行なわれているが、耐湿熱性とのバラン
スがとりにくいことが知られている。
又、プリプレグ積層物の縫合(ステイツチング)も試み
られているが、複雑大型品には不向きで実用性に乏しい
このような中で、特開昭60−63229号及び同60
−231738号に開示されているインターリーフ(L
+terleaf)層を有するプリプレグの考え方は、
上記のような欠点を克服した新しい技術の一つである。
しかし、これらの発明もインターリーフ層の耐湿熱特性
の不充分さや塗工による均一樹脂薄層の成形が難しい等
の問題点をかかえている。
更に特開昭60−231738号には、熱可塑性樹脂の
インターリーフについても記載されており、その中でポ
リイミドフィルムをインターリーフとして用いることが
言及されている。これらは、均一厚みを有する薄いフィ
ルムが耐湿熱性に優れ、インターリーフとして適してい
るものである。
しかし、引張破断伸びが小さいポリイミドフィルム(例
えば、カプトン、デュポン社製)をインターリーフとし
て用いた繊維強化エポキシ樹脂プリプレグを積層して得
られた複合材料の曲げ破壊時のたわみ量は、小さく靭性
が期待できない。
又、これに代えて、引張破断伸びが大幅に改良されたポ
リイミドフィルム(例えば、ユーピレックスR1宇部興
産■製)をインターリーフとして用いると得られる複合
材料の曲げ破壊時のたわみ量も改良され、靭性も向上す
るが未だ充分満足のゆくものではない。
一方、断続的層間接着(Intermittent i
nterlaminar bonding )という概
念がり、C,JeaやY 、W、Maiらによって発表
されている(L。
’C、J ea  and D 、 K 、 Fe!b
eak、  ”IncreasedFracture 
toughness of Graphite−Epo
x2 Comp。
5ites through Intera+1tte
nt Interlaa+inarBonding ”
 J 、 Composite  Materials
、 vol 14(July 1980)  、 P2
45−259.、Y 、 W 、 Mai 、 B 。
Cotterell 、 A 、 L ord、 ”O
n Fiber Compositewith Int
ermittent Interlaminar Bo
nding”I CCM−IV 、P271.1982
) 。
これは、一方向繊維強化複合材料の繊m/樹脂界面にお
いて接着の強い部分と弱い部分をつくることにより靭性
が非常に向上する原理を積層体に応用したもので、発生
したクラックは層間接着の弱い個所を選択的に伝播して
行き、伝播経路の複雑化によって材料の吸収するエネル
ギーを増大させ、靭性を高めるものである。
これらは、たとえばポリエステル(ポリエチレンテレフ
タレート)フィルムに孔をあけたものをプリプレグに貼
り合せた後、これらを積層し靭性の高い複合材料を得る
ものである。
しかし、これらの複合材料の靭性は向−ヒされるが、引
張強度等の物性が著しく低下する欠点を有している。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、従来技術の問題点を引張破断伸びが90
%以上で、かつ、多数の孔を有する特殊のポリイミドフ
ィルムをインターリーフとして含有することを特徴とす
る繊維強化エポキシ樹脂プリプレグを提供することによ
り解決した。
本発明の繊維強化エポキシ樹脂プリプレグよりなる複合
材料は、耐湿熱性や機械的強度(引張。
曲げ1層閲せん断強度等)を損なうことなく曲げ破壊時
のたわみ量の極めてN大きな高靭性を有するものである
。更に本発明のプリプレグは非常に均質、均一で工業的
にも容易に製造できる。又これらのプリプレグを積層す
ることによって、大型。
複雑な形状の複合材料を作ることも可能である。
この場合の積層や成形に関しては公知のものが適用でき
る。
本発明のインターリーフ含有エポキシ樹脂プリプレグは
、多数の孔を有するポリイミドフィルム、補強繊維、エ
ポキシ樹脂から成る。
本発明に使用されるポリイミドフィルムの物性は引張破
断伸び(ASTM  D882−64Tで測定)が90
%以上である。この値が90%より小さいと本発明の目
的である靭性の向上が達成出来ない。
このようなポリイミドフィルムとしては下式に表わされ
る構造を有するもの(ユービレックスR1宇部興産■製
)が代表として挙げられる。
このようなフィルムは、たとえば特開昭50−1135
97号、同55−27326号、同55−28822号
、同55−65227号に開示されている方法によって
製造される。
ポリイミドフィルムの厚さは、第1図に示す繊維強化エ
ポキシプリプレグの厚さ以下であり、好ましくは5〜4
0ILm、特に好ましくは10〜30ルmである。5ル
mより薄い場合、製造が難しく、経済的に不利である。
又40g、mより厚いと本発明の目的が達成しにくい。
ポリイミドフィルムに孔をあける方法は特に限定はない
が、例えば、機械的パンチング、レーザー光による穿孔
等を挙げることができる。又、孔を有するフィルムを製
膜することによって得ることもできる。
孔の形状についても特に制限はないが1通常円形が好ま
しい、又、径に関しても特に限定はないが、直径として
1〜5mmが好ましい。径が5■より大きいと得られる
複合材料の物性が大きくばらつき、1■より小さいと改
良の効果が充分発揮できない。
又、孔の割合(フィルム面積に占める孔の総面積の割合
)は、2〜40%が好ましい、40%を越えるとフィル
ム自身の物性が損なわれ、2%より少ないと得られる複
合材料の物性改良が不充分である。
更には、ポリイミドフィルムとマトリックスエポキシ樹
脂との接着性を向上させるため、ポリイミドフィルムを
表面処理(例えば、コロナ放電処理、あるいは、シラン
カップリング処理等)することも可能である。物性の低
下を生じさせない範囲で共重合したり添加剤を加えたポ
リイミドフィルムを用いることもできる。
本発明に使用される補強ta維としては、ガラス繊維、
PAN系カーボン繊維、ピッチ系カーボン繊維、アラミ
ド繊維、アルミナ繊維、シリコンカーバイド繊維、及び
5i−Ti−C−0繊維(チラノ繊維、宇部興産■製)
、並びにこれらのta雌の二種以上を併用することがで
きる。
また、これらは一方向に引き揃えた形態として用いられ
る他に、織物として使用することもできる。そしてこれ
らの繊維は公知の表面処理、サイジング処理が施されて
もよい。
本発明に使用されるエポキシ樹脂は、ポリエポキシド、
硬化剤、硬化触媒等より構成される。
ポリエポキシドとは、分子中に平均して一個以上のエポ
キシ基を有する化合物であり、このエポキシ基は末端基
として存在するものであってもよく、又、分子内部にあ
ってもよい、これらは、飽和あるいは不飽和の脂肪族、
環状脂肪族、芳香族又は複素環式化合物であってもよく
、更にハロゲン原子、水酸基、エーテル基等を含む化合
物であってもよい。
例えば、ビスフェノールA、F及びSのグリシジル化合
物、クレゾールノボラックまたはフェノールノボラック
のグリシジル化合物、芳香族アミンのグリシジル化合物
及び環状脂肪族ポリエポキシドなどである。
このようなポリエポキシドの具体例としては、1.4−
ビス(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゼン、4.4
°−ビス(2,3−エポキシプロポキシ)ジフェニルエ
ーテルが挙げられる。
別の例として多価フェノールのグリシジル化合物がある
これに使用される多価フェノールとしては、例えばレゾ
ルシノール、カテコール、ヒドロキノン、2.3−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノール
A)、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン(ビスフェ
ノール−5)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン
、トリス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、3.9−
ビス(3−メトキシ、4−ヒドロキシフェニル)−2,
4,8,lO−テトラオキサスピロ(5、5)ウンデカ
ン、更にハロゲン含有フェノールとして2.2−ビス(
4−ヒドロキシテトラブロモフェニル)プロパンなどが
含まれる。
ポリエポキシドの別の例として、多価アルコールのグリ
シジル化合物がある。
この目的に使用し得る多価アルコールとしては、例えば
、グリセロール、エチレングリコール、ペンタエリスリ
トール、2.2−ビス(4−ヒドロキシルシクロヘキシ
ル)プロパンなどが挙げられる。
内部エポキシ基を有するポリエポキシドの例としては、
4−(1,2−エポキシエチル)−1,2−エポキシシ
クロヘキサン、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル
)エーテル、3.4−エポキシシクロヘキシルメチル−
(3、4−エポキシ)シクロヘキサンカルボキシレート
などが挙げられる。
ポリエポキシドの別の例として、芳香族アミンのグリシ
ジル化合物がある。
この目的に使用し得る芳香族アミンとしては、ジアミノ
ジフェニルメタン、メタキシレンジアミン、m−アミノ
フェノール、p−7ミノフエノールなどである。
これらのポリエポキシドの内、ビスフェノールAのジグ
リシジルエーテル、クレゾールノボラックあるいはフェ
ノールノボラックのグリシジル化合物、ジアミノジフェ
ニルメタンのグリシジル化合物及び7ミノフエノールの
グリシジル化合物が好ましく使用される。
これらのポリエポキシドは1種で用いてもよく、2種以
上混合して用いることもできる。
本発明で用いられる硬化剤としては、具体的には、0−
フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、4.4
°−メチレンジアニリン、4.4′−ジアミノジフエニ
ルスルホン、3.3°−ジアミノジフェニルスルホン等
の芳香族ポリアミン、m−キシレンジアミン、トリエチ
レンテトラミン、ジエチレントリアミン、インホロンジ
アミン、1.3−ジアミノシクロヘキサンメンタンジア
ミン、シアノエチル化ジエチレントリアミン、N−−ア
ミノエチルピペラジン、メチルイミノビスプロピルアミ
ン、アミノエチルエタノールアミン。
ポリエーテルジアミン、ポリメチレンジアミン等の脂肪
族ポリアミン等のポリアミン類、無水フタル酸、無水コ
ハク酸、無水マレイン酸、無水へキサヒドロフタル酸、
無水ピロメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルポ
ン酸、無水トリメリット酸、無水イタコン酸、無水シト
ラコン酸、無水ドデセニルコハク酸、無水フロレンディ
ック酸、メチルシクロペンタジェンの無水マレイン酸付
加物、無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水マレイン
酸のトルイル酸付加物、無水シクロペンタンテトラカル
ボン酸、無水アルキル化エンドアルキレンテトラヒドロ
フタル酸、エチレングリコールビストリメリティト、グ
リセリントリストリメティト等のポリカルボン酸基、ポ
リカルボン酸無水物基、もしくは、それらの混合基を有
する酸性物質類、イソフタル酸ジヒドラジド、アジピン
酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジド等のヒドラジ
ド類、ポリアミド類、ジシアンジアミド、ケチミン等が
挙げられる。
又、硬化触媒としては、3フツ化ホウ素モノ工チルアミ
ン錯化合物、3フッ化ホウ素ピペリジン錯化合物等の3
7フ化ホウ素錯体、2−エチルイミダゾール、2−エチ
ル4−エチルイミダゾール等のイミダゾール化合物、ト
リフェニルホスファイト、ブタンテトラカルボン酸、1
.8ジアザ−ビシクロ−(5、4、0)−ウンデセンー
7、N−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−N、
N’−ジメチルウレア、N−(3−クロロ−4−メチル
フェニル)−N’、N’ −ジメチルウレア、N−(3
,4−ジクロロフェニル)−N’、N’−ジメチルウレ
ア、N−(4−エトキシフェニル)−N’、N“−ジメ
チルウレア、N−(4−メチル−3ニトロフエニル)−
N’、N’ −ジメチルウレア等の尿素化合物等を挙げ
ることができる。
上記のポリエポキシド、硬化剤の組み合せ及び量比は一
般的には、化学量論近傍で実施すればよく、硬化触媒を
含む場合は更に硬化剤を争論により若干低目で用いるこ
とが望ましい。
又、これらのポリエポキシドに種々の熱可塑性樹脂を添
加することもできる。具一体側として、ポリ(@−カプ
ロラクトン)、ポリブタジェン、任意にアミン、カルボ
キシル、ヒドロキシル、又は、−3H基を含むポリブタ
ジェン/アクリロニトリル共重合体、ポリ(エチレンテ
レフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)等の
ポリエステル、ポリエーテルイミド、アクリロニトリル
/ブタジェン/スチレン共重合体、ナイロン6、ナイロ
ン6.6.ナイロン6.12等のポリアミド、および、
これらの共重合体、ポリ(アミドイミド)、ポリオレフ
ィン、ポリエチレンオキシド、ポリブチルメタクリレー
ト、耐衝撃性改良ポリスチレン、スルホン化ポリエチレ
ン、ビスフェノールA、イソフタル酸、テレフタル酸か
ら誘導されるポリアリ−レート等のポリアリ−レート、
ポリ(2,6−シメチルフエニレンオキシド、ポリ塩化
ビニル及びその共重合体、ポリアセタール、ポリフェニ
レンスルフィド等、その他に、ビスマレイミド、ポリイ
ミド等の耐熱性に優れた熱硬化性樹脂を混合することも
可能である。
又、ポリエポキシドを変性して前記ポリイミドフィルム
との接着性を改良することも可能である。
インターリーフを含有する繊維強化エポキシプリプレグ
は特に制限はないが、特開昭60−231738号等に
開示されている方法が用いられる。
即ち、第1図及び第2図に示すように、多数の孔を有す
るポリイミドフィルムと繊維強化エポキシ樹脂プリプレ
グとを重ね合せて一体化することで得られる。具体的に
は、上記のポリイミドフィルムとプリプレグとを圧着ロ
ールなどで両者の表面を貼り合せることで達成される。
なお、インターリーフとして用いるポリイミドフィルム
は脱脂溶剤(例えば、塩化メチレン)で脱脂されたもの
が望ましい。
ここで繊維強化エポキシ樹脂プリプレグの作成「 方法としては、前記補強繊維の多数のフィラメント糸を
一方向に引き揃えてプリプレグ化する方法、前記のエポ
キシ樹脂を含浸したフィラメント糸をドラムに巻いてプ
リプレグ化する方法、多数のフィラメント糸を引き揃え
た後、フィルム状樹脂を溶融含浸してプリプレグ化する
方法、織布または織布を樹脂溜りに導き、含浸、乾燥す
る方法、織布又は不織布にシート状樹脂を溶融含浸して
プリプレグ化する方法など公知の方法が挙げられる。
こうして得られたインターリーフを含有するプリプレグ
は、積層の後、硬化させることにより複合材料成形品(
第3図)となる、この場合、積層操作は通常のプリプレ
グと同様に行なわれる。
また、インターリーフを含有するプリプレグの積層物よ
り複合材料を成形する方法は、何ら制限されるものでは
なく、減圧バック/オートクレーブ硬化法によって成形
したり、ホットプレス成形したり、シートワインディン
グ法等で成形してもよい9代表的な硬化温度は130℃
〜180℃である。また、硬化時間、圧力等は適宜選ば
れ、プレキュア、ポストキュアを行なうこともできる。
[本発明の効果] 本発明は、引張破断伸びが90%以上で、かつ、多数の
孔を有するポリイミドフィルムをインターリーフとして
含有させることで、従来品に比べて、曲げ破壊時のたわ
み量が大きく、高靭性を有するa層複合材料を提供する
[本発明の実施例] 以下に実施例および比較例に示す物性の測定法を示す。
(1)測定機:東洋ボールドウィン、テンシロンT (2)曲げテスト:3点曲げ法、スパン/厚さの比を4
0、クロスヘッド速度は 2m腸/分で行なった。温度23℃、 湿度50%RH。
(3)層間せん断強度ニジヨードビーム法によりスパン
/厚さの比を4、クロス ヘッド速度は2mm/分で行なった。
温度23℃、湿度50%RH。
実施例1,2.5〜7 N 、 N 、 N’、N’ −テトラグリシジルジア
ミノジフェニルメタン200gと、4.4°−ジアミノ
ジフェニルスルホン100gを混合し、これらの1脂組
成物をメチルエチルケトンに溶解し、60%溶液とした
この樹脂溶液を、一方向に引き揃えた炭素m#lフィラ
メント糸(ベスファイトHTA3000゜東邦レーヨン
■製)に含浸しつつ、テフロン敲型紙を巻きつけたドラ
ム上に巻き取った。
これらの樹脂含浸繊維をカッターで切り開き、熱風循環
乾燥器内において120℃で5〜15分間加熱し、プリ
プレグを作成した。
得られたプリプレグは厚みが300 JLmでmraの
体積含有率が62%であった。
これを所定の大きさく90腸鵬X260mm)に裁断し
、ポリイミドフィルム(ユーピレックスR1引張破断伸
び=130%、厚さ:25ILm)に種々の割合で孔(
直径2腸層)をあけ、塩化メチレ゛ンで脱脂した後にプ
リプレグに貼り合せ、インターリーフを含有するプリプ
レグを作成した。
これをθ°力方向6プライ積層した。これらを180℃
、7Kg/cゴの圧力下で2時間プレス成形した。更に
190℃で5時間オーブン中でポストキュアした。
得られた複合材料から長さ85層間1幅12.71I1
1の06曲げ用試験片と長さ28mm、@12.7層厘
の00層間せん即用試験片を切り出した。これらの試験
片を用い、曲げ破壊強度、曲げ破壊時のたわみ量、層間
せん断強度を測定した。結果を表1に示す。
実施例3 ポリイミドフィルムの厚みを7.5gmにした以外は、
実施例2と全く同様にして複合材料を得た後、物性評価
を行なった。結果を表1に示す。
実施例4 ポリイミドフィルムの接着性を上げるために表面をコロ
ナ放電処理した以外は、実施例2と全く同様にして複合
材料を得た後、物性評価を行なった。結果を表1に示す
比較例1 ポリイミドフィルムとしてカプトン(引張破断伸びニア
0%、厚み:25ILm)を用いた以外は、実施例2と
全く同様にして複合材料を得た後、物性評価を行なった
。結果を表1に示す。
比較例2 ポリイミドフィルムとしてユーピレックスR(厚み: 
504m)を用いた以外は、実施例2と全く同様にして
複合材料を得た後、物性評価を行なった。結果を表1に
示す。
比較例3 ポリイミドフィルムとして孔の全くないカプトン(厚み
:25gm)を用いた以外は、実施例2と全く同様にし
て複合材料を得た後、物性評価を行なった。結果を表1
に示す。
比較例4 ポリイミドフィルムとして孔の全くないユーピレックス
R(厚み:25Bm)を用いた以外は。
実施例2と全く同様にして複合材料を得た後、物性評価
を行なった。結果を表1に示す。
比較例5 インターリーフを全く有しない以外は、実施例2と全く
同様にして複合材料を得た後、物性評価を行なった。結
果を表1に示す。
表1.各種インターリーフを含有する繊維強化エポキシ
樹脂プリプレグより得られた CFRPの物性 表1かられかるように、本発明のプリプレグより得られ
た複合材料は、a械的強度を損なうことなく曲げ破壊時
のたわみ量が大きく、高靭性である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、インターリーフを有する繊維強化エポキシ樹
脂プリプレグを示す。 第2図は、多数の孔を有するポリイミドフィルムを示す
。 第3図は、111層成形品を示す。 各図において、l及び3は多数の孔を有するポリイミド
フィルム(インターリーフ)、2は繊維強化エポキシ樹
脂プリプレグ、4はlI維強化エポキシ樹脂硬化物を示
す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)引張破断伸びが90%以上で、かつ、多数の孔を
    有するポリイミドフィルムをインターリーフとして含有
    することを特徴とする繊維強化エポキシ樹脂プリプレグ
  2. (2)ポリイミドフィルムが下記の式で表わされる特許
    請求の範囲の第1項記載の繊維強化エポキシ樹脂プリプ
    レグ。 ▲数式、化学式、表等があります▼
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