JPS6397551A

JPS6397551A - 自動原稿送り装置

Info

Publication number: JPS6397551A
Application number: JP24307686A
Authority: JP
Inventors: Shizuyuki Ono; 小野　静行
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1986-10-15
Filing date: 1986-10-15
Publication date: 1988-04-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｌｌよ二■皿土１本発明は複写機等に使用する自動原稿送り装置、特に原
稿の表裏を反転する反転自動原稿送り装置に関する。

従来の技術近年複写機の高速化、ニーズの多様化等に伴い自動原稿
送り装置をオプションとして装着可能な複写機が市場に
出回るようになってきた。自動原稿送り装置は、原稿台
上に複写すべき原稿を多数載置し、これを−・枚毎に露
光位置であるプラテンガラス上に供給し、走査露光が終
了した後に原稿を自動的に排出して次の１ｆＦｔ８％を
露光位置に供給する構成となっている。このようにシー
ト状の原稿を多数枚複写する場合には、オペレータがい
ちいち原稿を複写位置であるプラテンガラス上にセット
する必要がないので、特に高速複写あるいは省力化を必
要とする場合には、非常に便利な装置であるため、最近
の中型櫟以上の複写機においＣはオプションで自動原稿
送り装ごｔがほとんど装着可能となっている。

このような自動原稿送り装置は多種類提案されているが
、特開昭６０−８８３７号、特開昭６１−５５６４１号
等には、原稿のイメージ面を上向ぎにして原稿台上に積
層して載ｎし、原稿送り出し１段により最」一層の原稿
を送り出してから原稿反転手段によりＷｔ稿の表裏を反
転し′Ｃ，プラテンガラス上に供給する、いわゆる反転
自動原稿送り装置が開示されている。

発明が解決しようとする間　。

しかし、上述したような従来の反転自動原稿送り装置に
おいては、インゲートに原稿先端を突き当てながら、搬
送ロールをスリップさせることにより、スキュー等のＶ
ｒｔ稿の補正及び原稿送りのタイミングを取るようにし
ていた。このような方式では駆ｅ系の速度変動、あるい
は搬送ロールの原稿に対する圧力が一定でないと、原稿
の先端がノＪ−ルしてしまう等の問題があった。

本発明はこのような点に鑑みなされたちのであり、その
目的とするところは、Ｉ！Ｉ単な構成により原稿にカー
ルあるいは旧慣等を起こりことなく原稿をインゲートに
正確に位置決めすることのできる自動原稿送り装置を提
供することである。

問　なを解決するだめの手段上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明は
、Ｉｆｊｍをそのイメージ面を上向きにして原稿送り出
し手段により送り出し、円弧状の上部案内部材及び下部
案内部材から構成される原稿反転手段により原稿の表裏
を反転し、イメージ面を下向きにして原稿読取台」−に
供給する自動原稿送り装置において、前記円弧状の、ｌ
：部室内部材及び下部案内部材に沿って原稿搬送用パド
ルホイールを設け、該原稿搬送用パドルホイールを一方
面クラッチを介して駆動軸に取付けたことを特徴とυ゛
る自動原稿送り装置を提供する。

１−一」１原稿搬送用パドルホイールを一方面クラッチを介して駆
動軸に取付けたので、Ｄ１槁の後端部が当接しているパ
ドルホイールの駆動を切ることにより、このパドルホイ
ールを自由口拡させる。これにより、原稿の後端部がフ
リーになり、原稿先端部に当接する他のパドルホイール
により原稿先端をインゲートに突き当てながら原稿にカ
ール等を起こりことなく原稿の位置決めを達成すること
ができる。

大−ＪＬＪ以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
ることにする。

第１図を参照すると、本発明の反転自動原稿送り装置の
一実施例の概略構成図が示されている。

第１図において、１０は原ｍａｎ台であり、この原稿載
１台１０」−に原稿１２がそのイメージ面を、１：向き
にして８１ｉＷ！４されて載置されている。１４はゲー
トであり、軸１５を回動支点として取付けられ°〔おり
、ソレノイド１６を駆動することにより図に示すｅ！Ｉ
ｇｔ位館と開放位置との間で移動される。

１８はパドルであり、原稿１２の幅方向に伸長したＪ２
！動軸１７に複数個、例えば４１ｊ１１１間して取付け
られている。

パドル１８は第２ｆｙＩに示すような形状をしている。

すなわち、弾性円筒部材の一端から中央部に向いその横
断面が略半円状となるように切欠１９を形成した第１切
欠部分２１と、第１切欠部分２１と反対側に切欠を形成
した断面略半円状の第２切欠部分２３と、パドル１８を
駆動軸１７に取付ける中央取付部分２５とから構成され
る。取付部分２５には穴２７が開口されており、駆動軸
１７が穴２７中を貫通して図示しないビン等の手段でも
ってパドル１８を駆動軸１７に固着する構成となってい
る。パドル１８は原ｆａ１２と接触するとき、切欠が形
成されていない側が原稿搬送方向に向くように駆動軸１
７に取付Ｇ′Ｊられる。

４４はアッパーシよ一ト（上部案内部材）、４６はロア
ーシュート（下部案内部材）であり、パドル１８で原稿
載置台１０上から送り出された原ＩＥｉ１２を案内する
役目をする。０アーシユート４６の原稿仲人端部のパド
ル１８に対応する位置にはコルク４８が固着されており
、回転するバドル１８先端部が原稿１２を介してこのコ
ルク４８に衝突する構成となっている。ロアーシュート
４６にはりターダパッド５０も設けられてＪ３す、この
リターダバッド５０は原ｇ１１２の重送防止の作用をす
る。

５２．５４はパドルホイールであり、それぞれ駆１’Ｊ
Ｊ　’ＮＩ５３　、５５　ｆ、：２個づつ取付けられて
おり、図示矢印方向に回転されてピンチロール５７，５
９と共に原稿搬送の役目をする。パドルホイール５２．
５４は第３図に示すような形状をしており、第３図（Ａ
＞が側面図を（８）が正面図をそれぞれ現わしている。

パドルホイール５２．５４はポリウレタンエラストマー
等の弾性部材から形成されており、鉛筆式原稿等を搬送
する場合、原稿のイメージ面を汚すことが少ないという
効果に加えて、ピング０−ル５７．５９との間のニップ
圧調整が不要で組立が容易であるという利点も有してい
る。５６はインゲートであり、図示しないソレノイド等
により駆動され、搬送されてきた原稿１２の位置決めを
すると共にその通過を選択的に許容する。

パドルホイール５２．５４は第４図に示すようなワンウ
ェイクラッチ（一方向クラッチ）６０を介してそれぞれ
駆動軸５３．５５に、取付けられている。第４図（Ａ）
はクラッチの噛合い時を示しており、第４図（［３）は
クラッチのオーバラン時を示している。第４図（Ａ）に
おいて、ｌＴｌｌ１６２が外輪６４に対して図示矢印の
如く反時計方向に回転すると、保持器６６に支えられた
金属バネ６８のスプリング作用で、コロ７０は外輪カム
面の噛み合い位置に進み、外輪カム面と軸６２との模作
用で外輪７０を軸６２と同一方向に駆動させる。

・一方第４図＜８）に示すように、軸６２がＩｊｊ、＃
ｌを停止すると、コロ７０は外輪カム面から離れ外軸６
４は軸６２に対して空転することになる。

第４図に示すようなワンウェイクラッチの軸６２側を第
１図の駆動＠５３．５５側に取付け、外輪７０をパドル
ホイール５２．５４側に取付けることにより、駆動＠５
３．５５の駆動を断つと、パドルホイール５２．５４は
ワンウェイクラッチにより自由に回転できるようになる
。駆動軸５３の駆動を停止するには、例えば反則型光セ
ンサ等のセンサ７２により原稿１２の先端を検出するの
と同時に駆動軸５３の駆動を停止するように構成するこ
とができる。さらに駆動軸５５の駆動を停止するには、
センサ７２により原８Ｘ１２の先端を検出してから所定
時間後に駆動軸５５の駆動を停止するように構成するこ
とができる。

２４は原稿読取台を構成するプラテンガラスであり、こ
のプラテンガラス２４土には駆動ロール２６及び従動ロ
ール２８に渡り無端状ベルト３０が巻回されており、駆
動ロール２６を駆動することにより無端状ベルト３０は
図示矢印方向に回転される。３２はアウトゲートであり
、図示しないソレノイド等の駆動手段により駆動され、
プラテンガラス２４土からの原稿の排出を選択的に許可
する。３８はシュートであり、プラテンガラス２４１か
ら排出されてきた原稿１２を案内し、搬送ロール対３４
により図示しない原稿排出トレー上に排出する。

望ましい実施態様によれば、パドル１８は３４０ｒｐｍ
で回転され、パドルの先端部分の回転速度は１０００ｍ
／ｓｅｃ程度となるが、実際はパドル１８がコルク４８
に面突して潰れるためパドル１８の先端の速度は約５０
０　ｍｍ　／　ｓｅｃ程度となる。

またパドルホイール５２及び５４の先端部の速度は約６
００１１ＩｌｌＩ／ＳｅＣ程ａｔ−ある。

このように構成された反転自動原稿送り装置の作動につ
いて以下に説明する。ソレノイド１６を駆動してゲート
１４を開けてから、パドル１８を回転駆動することによ
り、イメージ面を上にして積層された原稿１２の最上層
の１枚をアッパーシュート４４、ロアーシュート４６の
間に送り出す。

このとき原稿の重送がたとえ起こったとしても、リター
ダパッド５０により重送が解除され、最上層の原稿１枚
のみがアッパーシュート４４及びロアーシュート４６間
に搬入され、パドルホイール５２．５４を駆動すること
によりさらに搬送されながら円弧状に形成されたシュー
ト４４．４６により原ｗ１１２の表裏、が反転されてイ
ンゲート５６まで搬送される。原稿１２の先端をセンサ
７２が検知すると、駆動軸５３の駆動が停止され、パド
ルホイール５２はワンウェイクラッチを介して自由に回
転するようになる。これにより原稿後端部分がフリーと
なるため、原稿の先端部分をパドルホイール５４により
搬送してインゲート５６に当接させて原稿にカールある
いは原稿後端部の紙切れ等を起こすことなく原稿の位置
決めを正確に達成することができる。

インゲート５６を所定のタイミングで図示しない駆動手
段により開放することにより、原稿１２はそのイメージ
面を下にしてプラテンガラス２４上に搬入され、無端状
ベルト３０によりアウトゲート３２に当接する位置まで
搬送される。上述したようにセンサ７２で原稿１２の先
端部を検知してから所定時間優に駆動軸５５の駆動が断
たれ、パドルホイール５４は自由に回転するようになる
ので、搬送ベルト３０による原稿の搬送中にその後端部
をフリーとすることができ、原稿１２の正確な搬送を達
成することができる。

原稿１２の先端がアウトゲート３２に当接すると駆動ロ
ール２６の駆動が断たれ、原稿１２はこの位置で停止し
て、図示しない走査露光手段により原稿１２の走査露光
が行なわれ、図示しない感光ドラム上に原稿１２に対応
する静電潜像が形成される。露光終了後、アウトゲート
３２を図示しない駆動手段により下方向に引き、駆動ロ
ール２６を再駆動づることにより、原稿１２はプラテン
ガラス２４上から排出され、搬送ロール対３４及びシュ
ート３８により更に搬送されて図示しない原稿排出トレ
ー１−にイメージ面を下にして排出される。

発明の効果本発明は以上詳述したように、原稿搬送用パドルホイー
ルをワンウェイクラッチを介して駆動軸に取付けたこと
により、搬送されつつある原稿の後端部を自由にするこ
とができるため、ＵＡ稿にカール等を起こすことなく、
又原稿後端部の損傷を起こすことなく、原稿の位置決め
を正確に達成することができるという効果を奏する。ま
た原稿搬送手段にパドルホイールを使用したために、鉛
筆書原稿等を搬送する場合、原稿のイメージ面を汚すこ
とが少なく、ビンヂロールとの間のニップ圧調整が不要
で組立が容易であるという効果も有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動原稿送り装置の一実施例を示１概
略構成図、第２図は原稿送り出し装置に使用するパドルの詳細図、第３図はパドルホイールの一例を示し１おり、第３図（
Ａ）は側面図を、（Ｂ）は正面図をそれぞれ示している
。第４図はワンウェイクラッチの模式図であり、第４図（
Ａ）はクラッチの噛合い時を、第４図（Ｂ）はクラッチ
のオーバラン時をそれぞれ示している。１０・・・原稿載置台、　　１２・・・原稿、１４・・
・ゲート、　　　　　１６・・・ソレノイド、１８・・
・パドル、　　　　２４・・・プラテンガラス、２６・
・・駆動ロール、　　２８・・・従１ＦＩＪＬ１−ル、
３０・・・無端状搬送ベルト、３２・・・アウトゲート、４４・・・アッパーシ＝ｌ−ト、４６・・・ロアーシュート、　４８・・・コルク、５０
・・・リターダパッド、５２．５４・・・パドルホイール、５６・・・インゲート、６０−・・ワンウェイクラッチ、　６２・・・軸、６４
・・・外輪、　　　　　　７０・・・コ［１１７２・・
・センサ。

Claims

【特許請求の範囲】原稿をそのイメージ面を上向きにして原稿送り出し手段
により送り出し、円弧状の上部案内部材及び下部案内部
材から構成される原稿反転手段により原稿の表裏を反転
し、イメージ面を下向きにして原稿読取台上に供給する
自動原稿送り装置において、前記円弧状の上部案内部材及び下部案内部材に沿つて原
稿搬送用パドルホイールを設け、該原稿搬送用パドルホイールを一方向クラッチを介して
駆動軸に取付けたことを特徴とする自動原稿送り装置。