JPS6397493A - 船舶推進機のカソ−ド防食装置 - Google Patents
船舶推進機のカソ−ド防食装置Info
- Publication number
- JPS6397493A JPS6397493A JP61242244A JP24224486A JPS6397493A JP S6397493 A JPS6397493 A JP S6397493A JP 61242244 A JP61242244 A JP 61242244A JP 24224486 A JP24224486 A JP 24224486A JP S6397493 A JPS6397493 A JP S6397493A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- upper casing
- recess
- cover
- propeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000005260 corrosion Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
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Landscapes
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は船舶推進機のカソード防食装置に係り、特に、
船舶推進機本体の腐食を防止するためにアノードを設け
たカソード防食装置に関する。
船舶推進機本体の腐食を防止するためにアノードを設け
たカソード防食装置に関する。
[従来の技術]
一般に、船舶推進機本体は海水などにさらされるため、
電解作用によって腐食か進行する。そこで、従来より、
本体をなす金属よりもイオン化傾向の大きい金属をいわ
ゆる犠牲金属として本体に配設し、この犠牲金属を本体
よりも先に腐食させることにより本体の腐食を防止する
ことが行なわれている。そして、この本体の防食をカソ
ード防食と称し、前記犠牲金属はアノードと称される。
電解作用によって腐食か進行する。そこで、従来より、
本体をなす金属よりもイオン化傾向の大きい金属をいわ
ゆる犠牲金属として本体に配設し、この犠牲金属を本体
よりも先に腐食させることにより本体の腐食を防止する
ことが行なわれている。そして、この本体の防食をカソ
ード防食と称し、前記犠牲金属はアノードと称される。
このようなカソード防食装置として従来においては、特
開昭61−9398号公報に記載のものがある。これは
、船舶推進機のアッパーケーシングとロアーケーシング
この接合面付近に設けられるスプラッシュプレート上で
あって、推進機の前端部付近にアノードをその外形形状
に沿って設けたものである。
開昭61−9398号公報に記載のものがある。これは
、船舶推進機のアッパーケーシングとロアーケーシング
この接合面付近に設けられるスプラッシュプレート上で
あって、推進機の前端部付近にアノードをその外形形状
に沿って設けたものである。
し発明が解決しようとする問題点]
しかし、このような従来例においては、アノードが腐食
によりその体積が減少すると、船舶推進機全体の外形形
状に変化が生じ、ひいてはいびつな印象を与える結果と
なる。また、アノードは本体の外形形状に沿って配置さ
れるにもかかわらず、防食機能を十分に発揮するためそ
の表面には塗装を施すことは好ましくなく、従って、他
の本体部分と異なフた色合いを呈し、よって船舶推進機
全体の審美性か損なわれることなる。
によりその体積が減少すると、船舶推進機全体の外形形
状に変化が生じ、ひいてはいびつな印象を与える結果と
なる。また、アノードは本体の外形形状に沿って配置さ
れるにもかかわらず、防食機能を十分に発揮するためそ
の表面には塗装を施すことは好ましくなく、従って、他
の本体部分と異なフた色合いを呈し、よって船舶推進機
全体の審美性か損なわれることなる。
本発明は、このような従来技術に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、アノードにフいて腐食か進行
しても船舶推進機の本体自体の外形形状に変化を与えず
、かつ本体に対する彩色上の制限をなくして審美性を向
上せしめた船舶推進機のカソード防食装置を提供するに
ある。
その目的とするところは、アノードにフいて腐食か進行
しても船舶推進機の本体自体の外形形状に変化を与えず
、かつ本体に対する彩色上の制限をなくして審美性を向
上せしめた船舶推進機のカソード防食装置を提供するに
ある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、このような目的を達成するために、プロペラ
を保持するロアーケーシングと、このロアーケーシング
上に装着されるアッパーケーシングとを備えた船舶推進
機において、両ケーシングの接合面近傍てあってアッパ
ーケーシングの前端部分に、アッパーケーシングの外形
形状よりも陥没する凹所を形成し、この凹所内にアノー
ドを配置するとともに、この凹所に前記アッパーケーシ
ングの外形形状に沿ったカバーを装着したものである。
を保持するロアーケーシングと、このロアーケーシング
上に装着されるアッパーケーシングとを備えた船舶推進
機において、両ケーシングの接合面近傍てあってアッパ
ーケーシングの前端部分に、アッパーケーシングの外形
形状よりも陥没する凹所を形成し、この凹所内にアノー
ドを配置するとともに、この凹所に前記アッパーケーシ
ングの外形形状に沿ったカバーを装着したものである。
[作用]
この構成により、アノードは船体の外形形状よりも陥没
した凹所に配設されてその外側にカバーか装着されるの
で、このカバーにより船体の外形形状は常に一定に保持
され、かつカバーの外面には彩色を施すことか可能とな
る。
した凹所に配設されてその外側にカバーか装着されるの
で、このカバーにより船体の外形形状は常に一定に保持
され、かつカバーの外面には彩色を施すことか可能とな
る。
[実施例]
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
まず第1図において符号10て示すのか船舶推進機の下
方部分であり、この船舶推進機10はプロペラ12を有
するロアーケーシング14とロアーケーシング14上に
接合面18て接合されるアッパーケーシング16とを備
えている。ここで、第1図において左側か前方てあり右
側が後方となるか、ロアーケーシング14の前端から略
中夫にかけて、前記接合面18よりもやや下方位置には
水平に延在するスプラッシュプレート20か設けられて
いる。このスプラッシュプレート20よりもさらに下方
にはキャビテーションプレート22が設けられている。
方部分であり、この船舶推進機10はプロペラ12を有
するロアーケーシング14とロアーケーシング14上に
接合面18て接合されるアッパーケーシング16とを備
えている。ここで、第1図において左側か前方てあり右
側が後方となるか、ロアーケーシング14の前端から略
中夫にかけて、前記接合面18よりもやや下方位置には
水平に延在するスプラッシュプレート20か設けられて
いる。このスプラッシュプレート20よりもさらに下方
にはキャビテーションプレート22が設けられている。
アッパーケーシング16の前端部分には、前記接合面1
8に近接して後述するアノードを覆うカバー24か装着
されている。
8に近接して後述するアノードを覆うカバー24か装着
されている。
第2図を参照し、アッパーケーシング16の前記接合面
1gに近接f不前端部分に6士、仝休として前方に向か
って開く凹所28か陥&形成されている。符号32はこ
の凹所28を補強するための支柱である。この凹所28
内に犠牲金属としてのアノード30か配置され、ボルト
34(この実施例では2本)によってアノード30は固
定されている。そして、この凹所28を覆い、アッパー
ケーシング16の外形形状に沿うように前記カバー24
かボルト36(この実施例では2本)によってアッパー
ケーシング16に固定される。カバー24には、アノー
ド30か海水この接触を十分に保つように、スリット2
6か複数形成されている。
1gに近接f不前端部分に6士、仝休として前方に向か
って開く凹所28か陥&形成されている。符号32はこ
の凹所28を補強するための支柱である。この凹所28
内に犠牲金属としてのアノード30か配置され、ボルト
34(この実施例では2本)によってアノード30は固
定されている。そして、この凹所28を覆い、アッパー
ケーシング16の外形形状に沿うように前記カバー24
かボルト36(この実施例では2本)によってアッパー
ケーシング16に固定される。カバー24には、アノー
ド30か海水この接触を十分に保つように、スリット2
6か複数形成されている。
第3図には、アノード30か配置されるI!!J所28
の部分を切り欠いた側面図か示されており、この図から
れかるように、アノード30を固定するためのボルト3
4はアッパーケーシング16と一体的な支持部40にア
ノード30を貫通して螺合されている。
の部分を切り欠いた側面図か示されており、この図から
れかるように、アノード30を固定するためのボルト3
4はアッパーケーシング16と一体的な支持部40にア
ノード30を貫通して螺合されている。
第4図にはアノード30の固定構造についての他の例か
示され、この第4図に示j例は凹所28の背部にロアー
ケーシング14から一体的に突出する支持部42を配置
し、この支持部42にボルト34かアノード30を介し
て螺合されたものである。
示され、この第4図に示j例は凹所28の背部にロアー
ケーシング14から一体的に突出する支持部42を配置
し、この支持部42にボルト34かアノード30を介し
て螺合されたものである。
以上のような構造により、アッパーケーシング16に形
成された凹所28内にアノード30か装着されるか、凹
所28にはその前端部分に支柱32か設けられているた
め、アノード30は凹所28に対し横方向から出し入れ
されるようになるものの、その出し入れは容易である。
成された凹所28内にアノード30か装着されるか、凹
所28にはその前端部分に支柱32か設けられているた
め、アノード30は凹所28に対し横方向から出し入れ
されるようになるものの、その出し入れは容易である。
カバー24はアノード30を覆うとともにアッパーケー
シング16の外形形状に沿って配置されるため、アノー
ド30に腐食か進行しても、アッパーケーシング16ひ
いては船舶推進機の本体全体の外形形状に変化か生じな
い。
シング16の外形形状に沿って配置されるため、アノー
ド30に腐食か進行しても、アッパーケーシング16ひ
いては船舶推進機の本体全体の外形形状に変化か生じな
い。
また、カバー24の表面には自由に彩色を施すことかで
き、従って、色彩に関する船舶推進機の設計の自由度か
保証される。
き、従って、色彩に関する船舶推進機の設計の自由度か
保証される。
なお、アノード30を取り替える必要かある場合は、ボ
ルト36を取り外してカバー24を取り去り、その後ボ
ルト34を緩めることによりアノード30を凹所28の
横方向に取り出し、新たなものを装着すればよい。
ルト36を取り外してカバー24を取り去り、その後ボ
ルト34を緩めることによりアノード30を凹所28の
横方向に取り出し、新たなものを装着すればよい。
し効果]
以上説明したように、本発明によれば、アノードに腐食
か進行しても、船舶推進機の本体の外形形状は変化せず
、かつ船体の彩色上における制限もないという優れた効
果かある。
か進行しても、船舶推進機の本体の外形形状は変化せず
、かつ船体の彩色上における制限もないという優れた効
果かある。
第1図は本発明に係る船舶推進機のカソード防食装置の
一実施例を示す正面図、第2図は同実施例の要部を拡大
して示す分解斜視図、第3図は第2図のアノード取付は
部分を切り欠いて示す要部正面図、第4図は第3図と同
位置の他の例を示す正面図である。 lO・・・船舶推進機 12・・・プロペラ 14・・・ロアーケーシング 16・・・アッパーケーシング 18・・・接合面 24#1カバー 28・・・凹所 30・・・アノード 代理人 弁理士 稲 葉 良 幸 IQ : l?、l’l)、!9!を才+2: /77
:7ペヲ 14:D?−り1シン2・ 16、Pシ//−ダージンクー 旧〃d乙 24−2づχ/ノパ−
一実施例を示す正面図、第2図は同実施例の要部を拡大
して示す分解斜視図、第3図は第2図のアノード取付は
部分を切り欠いて示す要部正面図、第4図は第3図と同
位置の他の例を示す正面図である。 lO・・・船舶推進機 12・・・プロペラ 14・・・ロアーケーシング 16・・・アッパーケーシング 18・・・接合面 24#1カバー 28・・・凹所 30・・・アノード 代理人 弁理士 稲 葉 良 幸 IQ : l?、l’l)、!9!を才+2: /77
:7ペヲ 14:D?−り1シン2・ 16、Pシ//−ダージンクー 旧〃d乙 24−2づχ/ノパ−
Claims (1)
- (1)プロペラを保持するロアーケーシングと、このロ
アーケーシング上に装着されるアッパーケーシングとを
備えた船舶推進機において、両ケーシングの接合面近傍
であってアッパーケーシングの前端部分に、アッパーケ
ーシングの外形形状よりも陥没する凹所を形成し、この
凹所内にアノードを配置するとともに、この凹所に前記
アッパーケーシングの外形形状に沿ったカバーを装着し
たカソード防食装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61242244A JPS6397493A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 船舶推進機のカソ−ド防食装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61242244A JPS6397493A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 船舶推進機のカソ−ド防食装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6397493A true JPS6397493A (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=17086387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61242244A Pending JPS6397493A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 船舶推進機のカソ−ド防食装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6397493A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0658113U (ja) * | 1993-09-22 | 1994-08-12 | 本田技研工業株式会社 | 船外機のエンジンオイルドレン構造 |
US5342228A (en) * | 1992-05-27 | 1994-08-30 | Brunswick Corporation | Marine drive anode |
JPH08240112A (ja) * | 1996-02-19 | 1996-09-17 | Honda Motor Co Ltd | 船外機のエンジンオイルドレン構造 |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP61242244A patent/JPS6397493A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5342228A (en) * | 1992-05-27 | 1994-08-30 | Brunswick Corporation | Marine drive anode |
JPH0658113U (ja) * | 1993-09-22 | 1994-08-12 | 本田技研工業株式会社 | 船外機のエンジンオイルドレン構造 |
JPH08240112A (ja) * | 1996-02-19 | 1996-09-17 | Honda Motor Co Ltd | 船外機のエンジンオイルドレン構造 |
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