JPS6396804A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は放電ランプ用の点灯装置を搭載した照明器具に
関する。

（従来の技術） たとえば、美術館における絵画あるいは店舗における商
品を焦中的に照射するスポットライトは、一般にハロゲ
ンランプなどの白熱電球を用いている。このものは安定
器などの点灯所要部品を特に要さないので小形に形成で
きる。

ところで、近時小形のメタルハライドランプなどの高輝
度放電ランプが開発され、この放電ランプを用いてスポ
ットライトを構成することがなされてきたが、このもの
は安定器などの点灯装置を要するものである。

そうして、この種照明器具にあっては、たとえば、実開
昭６１−８０５２０号公報に示されるように、ハウジン
グ内を第１のしや熱板で前室と後室とに仕切るとともに
後室を第２のしや熱板で上後室と下後室とに仕切り、前
室に放電ランプを収納し、上後室に安定器の鋼鉄部を収
納し、下後室に安定器の電子部品を収納し、−／Ｘウジ
ングの下面に下後室に連通ずる不通気口を設けるととも
に下後室の後面に下漬通気口を設けてなるものが提案さ
れている。

また、実開昭６０−１７０９１４号公報には筒状の本体
ケースの前部内にハロゲンランプを収納し、後部に背面
板に設けられたハロゲンランプの点灯装置を収納したも
のが提案されている。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、実開昭６１−８０５２０号公報に示されるも
のは、点灯装置の収納部がしヤ熱板を介して上下に仕切
られているので、点灯装置自体で発生する熱がしヤ熱板
によってしゃ断され、通気が不充分となって放熱が損な
われるおそれがある。

また、実開昭６０−１７０９１号公報に示されるものは
、背面板とじゃ熱体とを間隔を存して取付ける取付体を
設けるとともに点灯装置を取付けた背面板の上部に本体
ケースに取付ける取付片を設けているもので、点灯装置
収納部が取付片によってしゃ断され通気が不充分となっ
て放熱が損なわれるおそれがおる。また、このものは取
付片を取付体と別体に背面板に設けているので、構造が
複雑となるとともに材料を多く要するので、高価となる
などの不都合がある。

本発明は上述の事情を考慮してなされたもので、本体ケ
ースに放電ランプおよびこの放電ランプ用の点灯装置を
搭載しながら、放熱を良好にできるとともに点灯装置の
本体ケースへの取付けが材料を多く要することなくでき
るようにした照明器具を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の照明器具は前後面に開口を有する筒状の本体ケ
ースの前部に放電ランプを配設し、このランプ側に配設
するじゃ熱板および背面開口を覆う背面板とを取付体で
間隔を存して一体的に取付け、このしや熱板と背面板と
の間に放電ランプ用の点灯装置を配設し、しヤ熱板およ
び点灯装置を本体ケースに収納するようにしたものにお
いて、上記取付体を点灯装置の側方に位置させて設け、
この取付体を本体ケースの内側面に固着具をもって固着
するようにしたことを特徴とする。

（作　用） ランプからの放射熱はしや熱板によってしゃ断され、点
灯装置への伝熱がしゃ断されるとともにし１ｂ熱板と背
面板との間に通気路が形成され、点灯装置自体での発熱
もケース本体の上下面に形成された通気孔によって放熱
され、温度過昇が良好に防止される。

また、点灯装置の本体ケース内への取付けは点灯装置の
側方に位置させてしや熱板および背面板を取付ける取付
体を本体ケースの内側面に固着具をもって取付けができ
る。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。１
は本体ケースで、この本体ケース１は前。

後面に開口２，３を有したたとえば金層板で角筒状に形
成されている。この本体ケース１は少なくとも後部の上
、下面に通気孔４を設けてあり、本実施例では前部の上
、下面にも通気孔５を設けている。６は放電ランプで、
この放電ランプ６は両口金形のメタルハライドランプな
どの高輝度放電ランプを可とし、本体ケース１内の前部
に前面間口２に対向して配設されている。７は反射体で
、この反射体７は本体ケース１の前部に放電ランプ６に
対向して配設されている。８は放電ランプ６用の点灯装
置で、この点灯装置８は放熱孔９を形成してなるケース
１０に半導体スイッチング素子を含む点灯所要部品（図
示しない）を収納してなる電子安定器を可とする。１１
はしヤ熱板で、このしヤ熱板１１は本体ケース１内の放
電ランプ６側に配設される。１２は本体ケース１の後面
開口３を覆う背面板である。この背面板１２としヤ熱板
１１とは取付体１３によって間隔を存して一体的に取付
けられている。そうして、上記点灯装置８は取付体１３
で一体的に取付けられたじゃ熱板１１および背面板１２
の間に配設されている。本実施例において、点灯装置８
はしヤ熱板１１に絶縁材からなるスペーサ１４を介し、
しヤ熱板１１との間に間隙Ａを存して取付けられ、背面
板１２には絶縁距離を保持させて接触させることなく配
設され、２重絶縁構造で形成されている。１５はソケッ
ト取付台で、しや熱板１１と間隙Ｂを存して取付けられ
ている。このソケット取付台１５にはソケット１６．１
６が取付けられている。

このソケット取付台１５はしや熱板を兼ねることを可と
する。

そうして、しや熱板１１および背面板１２を間隔を存し
て一体的に取付ける取付体１３は点灯装置８の側方に位
置させて設け、この取付体１３を本体ケース１の内側面
に固着具１７をもって固着している。

本実施例では、本体ケース１の側面に設けた貫通孔（図
示しない）に固着具としてのねじ１７を挿通し、取付体
１３に設けたねじ孔１８にねじ込むことにより取付体１
３を本体ケース１の内側面に固着する。この結果、しヤ
熱板１１および背面板１２が所定の位置に配設される。

１８は取付アームで、この取付アーム１８は本体ケース
１の側面に取付体１０に設けた取付孔１９に取付けた取
付具２０によって回動可能に設けられている。この取付
アーム１８の頂部には配電軌道（図示しない）に接続す
るプラグ２１が設けられている。２２は本体ケース１の
前面開口２に設けられたフィルタで、このフィルタ２２
は透明のガラス基板の板面に紫外線しゃ断膜を設け、被
照射面の退色を防止するようになっている。２３はソケ
ット取付台１５に設けたしヤ先板、２４はコードである
。

つぎに、本実施例の作用について説明する。放電ランプ
６を点灯すると、ランプ６から発生する熱はしゃ熱板を
兼ねたソケット取付台１５およびしヤ熱板１１によって
しゃ断されるとともにこれらの間に形成される通気路に
よって放熱され、点灯装置への伝熱が阻止される。また
、点灯装置８は半導体スイッチング素子などから発熱す
るが、しヤ熱板１１および背面板１２との間に形成され
る間隙および本体ケース１の上下面に形成された通気孔
での通気によって放熱され温度過昇が良好に防止される
。しかも、しヤ熱板１１と背面板１２とを一体的に取付
ける取付体１３が点灯装置８の側方に位置して取付けら
れ、この取付体１３を本体ケース１の内側面に固着され
ているので、本体ケース１の上下面に形成した通気孔を
しヤ敲するものがなく通気が良好に行なわれる。

本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、種
々変形を許容する。たとえば放電ランプは水銀ランプで
あってもよい。また、点灯装置は電子安定器に限らず、
鉄−銅安定器であってもよい。さらに、固着具はリベッ
トであってもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、点灯装置を収納する本体ケースの通気
路をしゃ断するものがなく、点灯装置自体で発生する熱
は良好に放熱され、温度過昇が良好に防止できる。また
、点灯装置を配設するしヤ熱板および背面板を一体的に
取付ける取付体を本体ケースの内側面に固着しているの
で、格別な取付部材が不要となり、構造が簡単で、材料
も少なくすみ、安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は第２図の■−
■線に沿う断面図、第２図は斜視図、第３図は点灯装置
をしヤ熱板および背面板の間に配設した状態の斜視図で
ある。 １・・・本体ケース、２，３・・・開　　口。 ６・・・放電ランプ、１１・・・しヤ熱板。 １２・・・背面板、１３・・・取付体。 ８・・・点灯装置、４，５・・・通気孔。 特許出願人　　　東芝電材株式会社 同　　　　　　和光電気株式会社 代理人　弁理士　　　小野１）芳　弘 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）前、後面に開口を有し少なくとも後部の上下面に
   通気孔を設けた筒状の本体ケースと、 この本体ケース内の前部に配設された放電ランプと、 上記本体ケース内の放電ランプ側に配設したしや熱板と
   、 上記本体ケースの後面開口を覆う背面板と、上記しや熱
   板および背面板を間隔を存して一体的に取付ける取付体
   と、 上記しや熱板および背面板間に配設された放電ランプ用
   の点灯装置と、 を具備し、 上記取付体は点灯装置の側方に位置させて設け、この取
   付体を本体ケースの内側面に固着具をもつて固着するよ
   うにしたことを特徴とする照明器具。