JPS6396558A - 検査プレ−ト用シ−トおよび検査プレ−ト - Google Patents
検査プレ−ト用シ−トおよび検査プレ−トInfo
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- JPS6396558A JPS6396558A JP24261286A JP24261286A JPS6396558A JP S6396558 A JPS6396558 A JP S6396558A JP 24261286 A JP24261286 A JP 24261286A JP 24261286 A JP24261286 A JP 24261286A JP S6396558 A JPS6396558 A JP S6396558A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は1例えば免疫学的凝集反応検査、凝集沈降検査
等に使用される検査プレートおよび該検査プレートに用
いて好適な検査プレート用シートに関する。
等に使用される検査プレートおよび該検査プレートに用
いて好適な検査プレート用シートに関する。
(従来の技術)
免疫学的凝集反応検査は、免疫学的な反応を起こす抗原
、抗体のいずれか一方、あるいは両者を。
、抗体のいずれか一方、あるいは両者を。
血清等の被検査体等と反応させ、抗原抗体反応に基づい
て、免疫活性成分の存在を、肉眼や光学的装置を用いて
、定性的あるいは定量的に判定するものである。
て、免疫活性成分の存在を、肉眼や光学的装置を用いて
、定性的あるいは定量的に判定するものである。
このような凝集反応検査には、従来、厚さ2〜5鰭の薄
板状のガラス板に、複数の凹状のウェル(くぼみ)を形
成した検査用プレートが用いられてきた。しかし、ガラ
ス製のプレートは、ウェルを加工することが困難である
ため、経済性を損なう。このため、1検体の検査終了後
に洗浄して再使用しているのが現状である。しかし、こ
のように洗浄して再使用する場合は、洗浄が不完全であ
れば、誤った検査結果を招くため、プレートは完全に洗
浄しなければならず、非常に煩わしいものであった。
板状のガラス板に、複数の凹状のウェル(くぼみ)を形
成した検査用プレートが用いられてきた。しかし、ガラ
ス製のプレートは、ウェルを加工することが困難である
ため、経済性を損なう。このため、1検体の検査終了後
に洗浄して再使用しているのが現状である。しかし、こ
のように洗浄して再使用する場合は、洗浄が不完全であ
れば、誤った検査結果を招くため、プレートは完全に洗
浄しなければならず、非常に煩わしいものであった。
そこで、再使用することなく1検体ごとに廃棄し得るよ
うに、プラスチック板を用いた安価な検査プレートが製
造されている。しかし、プラスチック材は、一般的には
疎水性を有するため、血清等の検体試料、ラテックス試
料等が表面張力によりウェル内で球状に収縮し、所望の
凝集反応をさせることが非常に困難であった。実開昭5
7−130265号公報にはプラスチック製の基板にウ
ェル等の液体源りを設けて、その液体源り内を親水処理
した検査プレートが開示されている。しかし、このよう
な検査プレートは、液体源りの内部以外の部分を親水処
理すると、検体液等が攪拌時に液体源り以外の部分に拡
散し、相隣する液体源りの検体液同士が混ざるおそれが
あるため、液体源り内だけを親水化処理しなければなら
ない。しかし、液体源り内のみを親水化処理することは
、容易ではなく、このような検査プレートを工業的に大
量生産することは非常に困難である。
うに、プラスチック板を用いた安価な検査プレートが製
造されている。しかし、プラスチック材は、一般的には
疎水性を有するため、血清等の検体試料、ラテックス試
料等が表面張力によりウェル内で球状に収縮し、所望の
凝集反応をさせることが非常に困難であった。実開昭5
7−130265号公報にはプラスチック製の基板にウ
ェル等の液体源りを設けて、その液体源り内を親水処理
した検査プレートが開示されている。しかし、このよう
な検査プレートは、液体源りの内部以外の部分を親水処
理すると、検体液等が攪拌時に液体源り以外の部分に拡
散し、相隣する液体源りの検体液同士が混ざるおそれが
あるため、液体源り内だけを親水化処理しなければなら
ない。しかし、液体源り内のみを親水化処理することは
、容易ではなく、このような検査プレートを工業的に大
量生産することは非常に困難である。
さらに、従来の検査プレートは、ウェル等の液体源りの
数があらかじめ定められている。このため1例えば複数
の液体源りが形成されているにもかかわらず、全ての液
体源りを使用することがなければ、未使用の液体源りも
洗浄して再使用するか、いくつかの液体源りが未使用の
状態で廃棄しなければならない。液体源りの数が異なっ
たプレートを量産するには、その数に対応したプレート
の金型や生産ライン等が必要になって経済性を撰なう等
、工業的に生産されていないのが現状である。
数があらかじめ定められている。このため1例えば複数
の液体源りが形成されているにもかかわらず、全ての液
体源りを使用することがなければ、未使用の液体源りも
洗浄して再使用するか、いくつかの液体源りが未使用の
状態で廃棄しなければならない。液体源りの数が異なっ
たプレートを量産するには、その数に対応したプレート
の金型や生産ライン等が必要になって経済性を撰なう等
、工業的に生産されていないのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的は、検査をする際に、必要な検査プレートを容易に
得ることができ、しかも経済的である検査プレート用シ
ートを提供することにある。
目的は、検査をする際に、必要な検査プレートを容易に
得ることができ、しかも経済的である検査プレート用シ
ートを提供することにある。
本発明の他の目的は、検査をする際に、必要に応じて液
体源りの数を変更することができ、経済性に優れた検査
プレートを提供することにある。
体源りの数を変更することができ、経済性に優れた検査
プレートを提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の検査プレート用シートは、薄板状の疎水性基材
と、咳基材の片面に設けられた接着剤層と、該基材に形
成された所定の大きさの透孔と。
と、咳基材の片面に設けられた接着剤層と、該基材に形
成された所定の大きさの透孔と。
ををし、親水性表面を有する平板に前記接着剤層を介し
て水密に貼着されて使用され、そのことにより上記目的
が達成される。
て水密に貼着されて使用され、そのことにより上記目的
が達成される。
本発明の検査プレートは、親水性表面を有する平板と、
所定の大きさの透孔が形成されており。
所定の大きさの透孔が形成されており。
前記平板の表面に接着剤に水密にて貼着された薄板状の
疎水性基材とを有してなり、そのことにより上記目的が
達成される。
疎水性基材とを有してなり、そのことにより上記目的が
達成される。
(実施例)
以下に本発明の実施例について説明する。
本発明の検査プレート用シートは、第1図および第2図
に示すように1例えばプラスチック等のように疎水性を
有する材質の、薄板状をした基材11を有する。該基材
工1は、所定の大きさの例えば2つの透孔11aおよび
llaが形成されている。該基材11の片面には、適当
な接着剤を塗布してなる接着剤層12が配設されている
。該接着剤層12には。
に示すように1例えばプラスチック等のように疎水性を
有する材質の、薄板状をした基材11を有する。該基材
工1は、所定の大きさの例えば2つの透孔11aおよび
llaが形成されている。該基材11の片面には、適当
な接着剤を塗布してなる接着剤層12が配設されている
。該接着剤層12には。
例えば第1図および第2図に二点鎖線で示すように2表
面に離型剤が処理された離型紙13が、必要に応じて貼
着されている。
面に離型剤が処理された離型紙13が、必要に応じて貼
着されている。
このような検査プレート用シートは、使用に際して2接
着剤層12に離型紙13が貼着されている場合には、該
離型紙13をはがし、第3図および第4図に示すように
、親水性表面を有する平板21の該表面に、接着剤層1
2を介して水密状に貼着され。
着剤層12に離型紙13が貼着されている場合には、該
離型紙13をはがし、第3図および第4図に示すように
、親水性表面を有する平板21の該表面に、接着剤層1
2を介して水密状に貼着され。
平板21上には各透孔11aにより液体源りが構成され
て、検査プレートとされる。該検査プレートは。
て、検査プレートとされる。該検査プレートは。
各透孔11aにて構成された液体溜り内に検体液等の液
体を注入して、免疫学的凝集反応等の検査が行われる。
体を注入して、免疫学的凝集反応等の検査が行われる。
各液体溜り内に注入された液体は、平板21の表面(従
って、液体溜りの底面)が親水性であるため1表面張力
により球形になることがない。また、基材11が平板2
1に水密に接着されるため、一方の液体溜り内の液体が
、他方の液体溜り内の液体と混ざるおそれもない。
って、液体溜りの底面)が親水性であるため1表面張力
により球形になることがない。また、基材11が平板2
1に水密に接着されるため、一方の液体溜り内の液体が
、他方の液体溜り内の液体と混ざるおそれもない。
検査プレート用シートは、第5図に示すように。
ロール状にしてもよい。この場合、可撓性を有する長尺
帯状の基材11を用い、該基材11に所定の直径を有す
る複数の透孔11 a 、 11 a 、・・・を、長
手方向に所定の間隔をあけて形成する。該基材11の片
面には接着剤層12が配設されており、また、該基材1
1の背面には、粘着防止剤が塗布されている。
帯状の基材11を用い、該基材11に所定の直径を有す
る複数の透孔11 a 、 11 a 、・・・を、長
手方向に所定の間隔をあけて形成する。該基材11の片
面には接着剤層12が配設されており、また、該基材1
1の背面には、粘着防止剤が塗布されている。
そして基材11の片面の接着剤層12が、粘着防止剤を
塗布した背面に接するように、ロール芯30に巻回され
てロール状にされる。
塗布した背面に接するように、ロール芯30に巻回され
てロール状にされる。
基材11の各透孔11a間にはミシン目14がそれぞれ
形成されており、引き出された基材11が、所定の個数
の透孔11aを有する長さに、ミシン目14に沿って切
断される。切断された基材11は、第3図および第4図
に示すように、平板21上に圧着される。この場合加温
下にて圧着すれば1両者の水密性がさらに向上する。
形成されており、引き出された基材11が、所定の個数
の透孔11aを有する長さに、ミシン目14に沿って切
断される。切断された基材11は、第3図および第4図
に示すように、平板21上に圧着される。この場合加温
下にて圧着すれば1両者の水密性がさらに向上する。
基材11に形成される透孔11aの大きさは、平板21
に貼着された場合に、咳透孔11aにて構成される液体
溜り内に投入される液体の量に応じて適当に定められ2
通常、5〜5(haの直径とされる。基材11が第1図
に示すように、ロール状に巻回されない場合には、該基
材11に形成される透孔11aの数は、何ら限定されず
、基材11の幅および透孔11aの直径に対応させて決
定される。通常は、1枚のシートに複数個形成される。
に貼着された場合に、咳透孔11aにて構成される液体
溜り内に投入される液体の量に応じて適当に定められ2
通常、5〜5(haの直径とされる。基材11が第1図
に示すように、ロール状に巻回されない場合には、該基
材11に形成される透孔11aの数は、何ら限定されず
、基材11の幅および透孔11aの直径に対応させて決
定される。通常は、1枚のシートに複数個形成される。
第5図に示すようにロール状に巻回される場合には、必
要とする液体溜りの数に等しい数の透孔11aを引き出
してミシン口重4に沿って切断し、平板21上に貼着す
ればよい。
要とする液体溜りの数に等しい数の透孔11aを引き出
してミシン口重4に沿って切断し、平板21上に貼着す
ればよい。
基材11の材質としては、平板21に貼着して検査を行
う際に、水性媒体が接触している間(検査における実際
の反応時間であり9通常は2〜3分程度)に、水性媒体
に対して溶出・膨潤等が発生しない程度の疎水性であれ
ばよく、特に限定されないが1寸法安定性のよい酢酸セ
ルロース、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、アクリル樹
脂、ウレタン等が好ましい。第1図に示すように、tr
fi、状であってロール状に巻回されない場合には、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂等が好まし
い。第5図に示すようにロール状に巻回する場合には、
可撓性を有する。軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等
の軟質または半硬質プラスチックが適切である。いずれ
の場合も適当な材料を、用途等に応じて適宜選択すれば
よい。基材11の厚さは可撓性2弾性、接着性等を考慮
して適宜選択すればよく2通常、20μm〜5鶴である
。
う際に、水性媒体が接触している間(検査における実際
の反応時間であり9通常は2〜3分程度)に、水性媒体
に対して溶出・膨潤等が発生しない程度の疎水性であれ
ばよく、特に限定されないが1寸法安定性のよい酢酸セ
ルロース、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、アクリル樹
脂、ウレタン等が好ましい。第1図に示すように、tr
fi、状であってロール状に巻回されない場合には、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂等が好まし
い。第5図に示すようにロール状に巻回する場合には、
可撓性を有する。軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等
の軟質または半硬質プラスチックが適切である。いずれ
の場合も適当な材料を、用途等に応じて適宜選択すれば
よい。基材11の厚さは可撓性2弾性、接着性等を考慮
して適宜選択すればよく2通常、20μm〜5鶴である
。
基材11の片面に配設される接着剤N12は、キャステ
ィング法、ロールコーティング法等にて、形成される。
ィング法、ロールコーティング法等にて、形成される。
形成された接着剤層12の溶媒、媒体等は乾燥させてお
く。接着剤層12の厚さは、薄すぎると接着性、密着性
、水密性が損なわれるおそれがあり2厚すぎると経済性
を撰なうため、10〜500μm程度、特に20〜20
0μm程度が好ましい。
く。接着剤層12の厚さは、薄すぎると接着性、密着性
、水密性が損なわれるおそれがあり2厚すぎると経済性
を撰なうため、10〜500μm程度、特に20〜20
0μm程度が好ましい。
平板21としては9表面が親水性を有しておればよく、
親水性を有するガラス板、親水化処理したアクリル板等
のプラスチックシートや同紙シートが用いられる。親水
化処理としては、プラスチック性の板状物にコロナ処理
、スパッタ処理、酸もしくはアルカリ処理、親水性物質
の塗布もしくは貼着処理等がある。
親水性を有するガラス板、親水化処理したアクリル板等
のプラスチックシートや同紙シートが用いられる。親水
化処理としては、プラスチック性の板状物にコロナ処理
、スパッタ処理、酸もしくはアルカリ処理、親水性物質
の塗布もしくは貼着処理等がある。
平板21として、ガラス板、アクリル板等の透明な材質
のものを用いれば、凝集反応等を透過光により確認でき
る。黒色や白色に着色した材質のものを用いれば1反射
光により確認できる。
のものを用いれば、凝集反応等を透過光により確認でき
る。黒色や白色に着色した材質のものを用いれば1反射
光により確認できる。
(実験例1)
フッ素樹脂基材に粘着剤を積層してなる粘着テープに、
直径が1011の透孔を、長手方向に適当な間隔をあけ
て打抜き加工により形成し、第5図に示すように、ロー
ル状に巻回した検査プレート用シートを得た。該シート
を、2つの透孔を有するように切断して、ガラス板に貼
着した後に、ゴムロールにて加圧することにより、接着
剤層とガラス板とを水密に接着させて、第3図および第
4図に示すような検査プレートを得た。該検査プレート
に貼着されたシートの一方の液体溜り内に、ラテックス
試薬(栄研17477) 10μ2とリウマチ陰性血清
10μiとを投入し、他方の液体溜り内に同様のラテッ
クス試薬10μlと陽性血清10μlとを投入して、検
査プレートを軽く振とうさせ、それぞれの液体溜り内に
おいて、溶液を混合させた。2分後に凝集反応を確認し
たところ、一方の液体溜り内の溶液は他方の液体溜り内
の溶液と混ざり合うことがなく、リウマチ陰性血清を投
入した液体溜り内の溶液は陰性に、陽性血清を投入した
液体溜り内の溶液は陽性となった。
直径が1011の透孔を、長手方向に適当な間隔をあけ
て打抜き加工により形成し、第5図に示すように、ロー
ル状に巻回した検査プレート用シートを得た。該シート
を、2つの透孔を有するように切断して、ガラス板に貼
着した後に、ゴムロールにて加圧することにより、接着
剤層とガラス板とを水密に接着させて、第3図および第
4図に示すような検査プレートを得た。該検査プレート
に貼着されたシートの一方の液体溜り内に、ラテックス
試薬(栄研17477) 10μ2とリウマチ陰性血清
10μiとを投入し、他方の液体溜り内に同様のラテッ
クス試薬10μlと陽性血清10μlとを投入して、検
査プレートを軽く振とうさせ、それぞれの液体溜り内に
おいて、溶液を混合させた。2分後に凝集反応を確認し
たところ、一方の液体溜り内の溶液は他方の液体溜り内
の溶液と混ざり合うことがなく、リウマチ陰性血清を投
入した液体溜り内の溶液は陰性に、陽性血清を投入した
液体溜り内の溶液は陽性となった。
(実験例2)
塩化ビニル製の基材の裏面に9両面粘着テープの一方の
粘着剤層を貼着し、他方の粘着剤層に。
粘着剤層を貼着し、他方の粘着剤層に。
表面がシリコーンにて処理された離型紙を貼着した。次
いで、直径7111の2つの透孔を打ち抜き加工により
形成し、検査プレート用シートを得た。
いで、直径7111の2つの透孔を打ち抜き加工により
形成し、検査プレート用シートを得た。
他方、カーボンブラックを配合して黒色に着色したポリ
スチレン板の表面を、プラズマ処理にて親水化処理した
平板を得た。該平板の親水化処理された表面に、上記検
査プレート用シートの離型紙を剥がした粘着剤層を貼着
して、該シートをゴムロールにて加圧し、検査プレート
を得た。
スチレン板の表面を、プラズマ処理にて親水化処理した
平板を得た。該平板の親水化処理された表面に、上記検
査プレート用シートの離型紙を剥がした粘着剤層を貼着
して、該シートをゴムロールにて加圧し、検査プレート
を得た。
該検査プレートを用いて、実験例1と同様の凝集反応検
査を行い1反射光により確認した。一方の液体溜り内の
溶液は、他方の液体溜り内の溶液と混ざり合うことなく
、それぞれ正確な検査結果が得られた。
査を行い1反射光により確認した。一方の液体溜り内の
溶液は、他方の液体溜り内の溶液と混ざり合うことなく
、それぞれ正確な検査結果が得られた。
(発明の効果)
本発明の検査プレート用シートは、このように。
平板に貼着されて、所望の液体溜りを容易に得ることが
できる。従って、検査を行う際に、必要とする液体溜り
が形成された検査プレートが容易に得られる。また1本
発明の検査プレートは、このような検査プレート用シー
トを平板に水密に貼着したものであるため、凝集反応等
を何ら支障なく行うことができる。該検査プレートは、
平板から検査プレート用シートを容易にはがすことがで
きるため、平板は洗浄することにより再利用でき。
できる。従って、検査を行う際に、必要とする液体溜り
が形成された検査プレートが容易に得られる。また1本
発明の検査プレートは、このような検査プレート用シー
トを平板に水密に貼着したものであるため、凝集反応等
を何ら支障なく行うことができる。該検査プレートは、
平板から検査プレート用シートを容易にはがすことがで
きるため、平板は洗浄することにより再利用でき。
経済性に優れている。平板は表面が平坦であるため洗浄
も容易に行なえる。
も容易に行なえる。
4、ズ のl二゛なL
第1図は本発明の検査プレート用シートの一例を示す斜
視図、第2図はそのn−n線における断面図、第3図は
そのシートを用いた本発明の検査プレートの斜視図、第
4図は第3図のrV−rV線における断面図、第5図は
本発明の検査プレート用シートの他の実施例を示す斜視
図である。
視図、第2図はそのn−n線における断面図、第3図は
そのシートを用いた本発明の検査プレートの斜視図、第
4図は第3図のrV−rV線における断面図、第5図は
本発明の検査プレート用シートの他の実施例を示す斜視
図である。
11・・・基材、11a・・・透孔、12・・・接着剤
層、13・・・離型紙、14・・・ミシン目、21・・
・平板。
層、13・・・離型紙、14・・・ミシン目、21・・
・平板。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、薄板状の疎水性基材と、 該基材の片面に設けられた接着剤層と、 該基材に形成された所定の大きさの透孔と、を有し、 親水性表面を有する平板に前記接着剤層を介して水密に
貼着されて使用される 検査プレート用シート。 2、前記接着剤層には離型紙が貼着されている特許請求
の範囲第1項に記載の検査プレート用シート。 3、前記基材は可撓性を有する長尺の帯状物であって、
ロール状に巻回されている特許請求の範囲第1項に記載
の検査プレート用シート。 4、前記接着剤層に離型紙が貼着されている特許請求の
範囲第3項に記載の検査プレート用シート。 5、前記基材の背面には粘着防止剤が塗布されており、
該背面に接着剤層が当接するように巻回されている特許
請求の範囲第3項に記載の検査プレート用シート。 6、親水性表面を有する平板と、 所定の大きさの透孔が形成されており、前記平板の表面
に接着剤にて水密に貼着された薄板状の疎水性基材と、 を具備する検査プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24261286A JPS6396558A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 検査プレ−ト用シ−トおよび検査プレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24261286A JPS6396558A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 検査プレ−ト用シ−トおよび検査プレ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6396558A true JPS6396558A (ja) | 1988-04-27 |
Family
ID=17091642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24261286A Pending JPS6396558A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 検査プレ−ト用シ−トおよび検査プレ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6396558A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5334837A (en) * | 1991-10-05 | 1994-08-02 | Horiba, Ltd. | Micro analytical method, sampling plate used in same, method of detecting organic compound by use of said micro analytical method, apparatus for same and method of dividing for micro-liquid flow |
WO1998045406A1 (en) * | 1997-04-09 | 1998-10-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method and devices for partitioning biological sample liquids into microvolumes |
US6174699B1 (en) | 1999-03-09 | 2001-01-16 | 3M Innovative Properties Company | Disc assay device with inoculation pad and methods of use |
US6391578B2 (en) | 1997-04-09 | 2002-05-21 | 3M Innovative Properties Company | Method and devices for partitioning biological sample liquids into microvolumes |
US6696286B1 (en) | 1997-04-09 | 2004-02-24 | 3M Innovative Properties Company | Method and devices for detecting and enumerating microorganisms |
WO2019050017A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | 三菱瓦斯化学株式会社 | バイオチップ用基体、バイオチップ、バイオチップの製造方法およびその保存方法 |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP24261286A patent/JPS6396558A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5334837A (en) * | 1991-10-05 | 1994-08-02 | Horiba, Ltd. | Micro analytical method, sampling plate used in same, method of detecting organic compound by use of said micro analytical method, apparatus for same and method of dividing for micro-liquid flow |
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WO2019050017A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | 三菱瓦斯化学株式会社 | バイオチップ用基体、バイオチップ、バイオチップの製造方法およびその保存方法 |
JPWO2019050017A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2020-10-22 | 三菱瓦斯化学株式会社 | バイオチップ用基体、バイオチップ、バイオチップの製造方法およびその保存方法 |
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