JPS6395212A - 変性ポリフツ化ビニリデン成形体およびその製造方法 - Google Patents

変性ポリフツ化ビニリデン成形体およびその製造方法

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JPS6395212A
JPS6395212A JP24067186A JP24067186A JPS6395212A JP S6395212 A JPS6395212 A JP S6395212A JP 24067186 A JP24067186 A JP 24067186A JP 24067186 A JP24067186 A JP 24067186A JP S6395212 A JPS6395212 A JP S6395212A
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孝一 刈茅
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康彦 大山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリフッ化ビニリデンの特性を保持しつつ接
着性・表面親水性が改善された変性ポリフッ化ビニリデ
ン成形体およびその製造方法に関する。
(従来の技術) ポリフッ化ビニリデン(P V d F)は機械的諸性
質に優れ、耐薬品性、耐水性も良好であり、特に、優れ
た耐候性を有しているため、フィルムや金属板への被覆
材料、例えば、建築物の外装材や特殊ライニング材とし
て用いられている。しかしポリフッ化ビニリデンは上記
優れた特性を有するものの、金属や他の樹脂への接着性
が悪い。表面親水性にも欠ける。
ポリフッ化ビニリデンの接着性を改善するために、種々
の試みがなされている。例えば、特公昭54−2225
号公報には、接着性に優れた熱硬化性グリシジル変性ア
クリル樹脂をポリフッ化ビニリデンにブレンドした組成
物が開示されている。しかし、この組成物は、接着性に
は優れるものの、ポリフッ化ビニリデンと他の樹脂との
ブレンド物であり、ブレンドによりポリフッ化ビニリデ
ンの優れた特性が損われる。特開昭56−133309
号公報には、ポリフッ化ビニリデン骨格上に(メタ)ア
クリル酸重合体のグラフト結合部を有する組成物が開示
されている。この組成物は接着性に優れかつポリフッ化
ビニリデンの特性を有する。しかし、これはアクリル系
のグラフト結合部を有するため、ポリフッ化ビニリデン
の優れた特性を完全に保持しているとはいえない。しか
も、この組成物は、あらかじめT線照射したポリフッ化
ビニリデンにアクリル系重合体をグラフト共重合して得
られるため、T線の照射によりポリフッ化ビニリデンが
分解・劣化するおそれがある。それにより、ポリフン化
ビニリデンの特性が損われる。接着性ををするポリフッ
化ビニリデンとして、芳香族ビニル化合物、エチレン性
不飽和カルボン酸エステル化合物を主体とする樹脂成分
と、ゴム状重合体とからなる熱可塑性樹脂をポリフッ化
ビニリデンに積層した積層物も提案されている(特開昭
59−178250号公報に開示)。同様の積層体とし
て、エチレン重合体や酢酸ビニル重合体およびこれらの
グラフト共重合体をフッ素系樹脂に積層した積層体(特
開昭59−214645号公報)、アクリル系樹脂含有
ラフ化ビニリデン系樹脂と熱可塑性樹脂とからなる積層
体(特開昭59−215863号公報)などが開示され
ている。しかし、これらは、ポリフッ化ビニリ    
・デン樹脂自体の接着性を改善する代わりに、ポリフッ
化ビニリデンにビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂を積層
したにすぎず、得られた積層物は熱可塑性樹脂の性質を
強く帯びている。そのために・ポリフッ化ビニリデンの
優れた特性が著しり損ワれている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的とするところは、ポリフッ化ビニリデンの特性を保
持しつつ接着性・表面親水性が改善された変性ポリフッ
化ビニリデン成形体およびその製造方法を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段)。
本発明は、ポリフッ化ビニリデンをグラフト化して接着
性を付与するに際し、接着性を要するのはポリフッ化ビ
ニリデン成形体の表面部分に限られるため、表面部分に
のみグラフト化ポリフッ化ビニリデンを形成すれば、ポ
リフッ化ビニリデンの優れた特性を保持しつつ接着性・
表面親水性が改善された変性ポリフッ化ビニリデン成形
体が得られる、このような変性ポリフッ化ビニリデン成
形体は、グラフト鎖となるモノマーおよび/またはオリ
ゴマーをポリフッ化ビニリデンに含浸させた後、これに
電子線を照射することにより形成される、との発明者の
知見にもとづいて完成された。
本発明の変性ポリフッ化ビニリデン成形体は、N−ビニ
ル−2−ピロリドン誘導体単位からなるグラフト鎖を有
するポリフッ化ビニリデングラフト共重合体の層が表面
部分に形成され、そのことにより上記目的が達成される
本発明の変性ポリフッ化ビニリデン成形体の製造方法は
、上記変性ポリフッ化ビニリデン成形体を製造する方法
であって、ポリフッ化ビニリデン成形体にN−ビニル−
2−ピロリドン誘導体のモノマーおよび/またはオリゴ
マーを含浸させる工程および該含浸成形体に電子線を照
射する工程、を包含し、そのことにより上記目的が達成
される。
ポリフッ化ビニリデングラフト共重合体のグラフト鎖を
形成するN−ビニル−2−ピロリドン誘導体単位は、例
えば、次式で示される:(以下余白) ここで、Rは水素または炭素原子数が10以下の炭化水
素基である。
このグラフト共重合体のグラフト鎖の重合度は1〜20
0、好ましくは10〜50の範囲とされる。200を上
まわると、グラフト鎖の割合が幹ポリマーに対して相対
的に高くなるため、ポリフッ化ビニリデンの優れた特性
が損われる。ポリツブ化ビニリデングラフト共重合体層
の厚さは1〜500μm、好ましくは10〜2008m
の範囲に調整される。1μmを下まわると、変性ポリフ
ッ化ビニリデン成形体の所望の接着性が得られない。5
00μmを上まわると、ポリフッ化ビニリデンの優れた
特性が損われる。グラフト鎖となるN−ビニル−2−ピ
ロリドン誘導体単位はポリフッ化ビニリデンとの相溶性
が良好である。そのために、表面部分のポリツブ化ビニ
リデングラフト共重合体層と内部のポリフッ化ビニリデ
ン層とが相分間を起こすおそれがない。
このようなポリフッ化ビニリデン成形体の製造では、ま
ず、ポリフッ化ビニリデン成形体にN−ビニル−2−ピ
ロリドン誘導体のモノマーおよび/またはオリゴマーが
含浸される。ポリフッ化ビニリデン成形体は、押出成形
、射出成形、ブロー成形など公知の成形方法により得ら
れる。この成形体は、フィルム状、シート状、パイプ、
異形体など所望の形状に成形される。N−ビニル−2−
ピロリドン誘導体のモノマーは、例えば、次式で示され
る: (以下余白)    ′ CH=CH 号 CH−CH−。
ここで、Rは水素または炭素原子数が10以下の炭化水
素基である。
他方、N−ビニル−2−ピロリドン誘導体のオリゴマー
は、例えば、次式で示されるモノマー単位を有する; ここで、Rは水素または炭素原子数が10以下の炭化水
素基である。
このオリゴマーの分子量は1000以下、好ましくは3
以下に設定される。分子量が1000を上まわると、該
オリゴマーが均一にポリフッ化ビニリデン中に分散せず
、改質効果がない。N−ビニル−2゛−ピロリドン誘導
体のモノマーおよび/またはオリゴマー〇含浸は、例え
ば、このモノマーおよび/またはオリゴマーの溶液中に
ポリフッ化ビニリデン成形体を浸漬し加熱して行われる
。加熱温度は40〜100℃が好ましい。N−ビニル−
2−ピロリドン誘導体のモノマーは液体であるため、1
00%のモノマーを容液で用いられてもよい。N−ビニ
ル−2−ピロリドン誘導体のオリゴマーは適当な溶剤に
溶解させて用いられる。溶剤には、例えばアセトンがあ
る。含浸量はポリフッ化ビニリデン成形体100重量部
に対し、N−ビニル−2−ピロリドン誘導体のモノマー
および/またはオリゴマーが0.1〜50重量部、好ま
しくは、0.5〜10重量部の範囲とされる。0.1重
量部を下まわると、ボリッツ化ビニリデン成形体の表面
部分におけるポリフッ化ビニリデングラフト共重合体層
の形成が不充分となり、ポリフッ化ビニリデン成形体の
所望の接着性が得られない。50重量部を上まわると、
ポリフッ化ビニリデン成形体が膨潤体となり、厚みなど
の形状が著しく変化する。形状は含浸前の成形体とかな
り異なってくる。ポリフッ化ビニリデン成形体の表面部
分だけでなく内部にまでポリフッ化ビニリデングラフト
共重合体の層が形成されるおそれもあり、そのためにポ
リフッ化ビニリデンの優れた特性が損われる。
N−ビニル−2−ピロリドン誘導体のモノマーおよび/
またはオリゴマーが含浸されたポリフッ化ビニリデン成
形体には、次いで、電子線が照射される。電子線の照射
によりラジカルが発生し、このラジカルを開始剤として
ポリフッ化ビニリデンにN−ビニル−2−ピロリドン誘
導体単位のグラフト鎖が形成される。この電子線の透過
有効厚さは1〜500μ・m1好ましくは10〜200
μmの範囲とされる。1μmを下まわると、ポリフッ化
ビニリデン成形体の表面部分に形成されるポリフッ化ビ
ニリデングラフト共重合体層の厚さが薄べ、そのために
、ポリフッ化ビニリデン成形体の所望の接着性が得られ
ない。500μmを上まわると、ポリフッ化ビニリデン
成形体の表面部分だけでなく内部にまで電子線が透過し
、ポリフッ化ビニリデンが分解・劣化するなどポリフッ
化ビニリデンの優れた特性が損われる。電子線の照射量
は0.5〜50Mradの範囲が好ましい。
電子線が照射されたポリフッ化ビニリデン成形体には、
未反応のN−ビニル−2−ピロリドンモノマーやオリゴ
マーおよび溶剤を除去するべく、溶剤抽出が施される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
実施斑上 ポリフッ化ビニリデン(KFlooO、クレハ化学社製
)の粉体を200℃、200kg/cmの条件下で圧縮
(プレス)成形し、厚さ1鶴のポリフッ化ビニリデン成
形体シートを得た。この成形体シートをN−ビニル−2
−ピロリドンの100%溶液に80℃で2時間浸漬した
後、透過有効厚さが約100μmの電子線を3 Mra
dの照射量でシートの両面に照射した。電子線照射後、
未反応のN−ビニル−2−ピロリドンを溶剤抽出した。
含浸前の成形体と含浸後の成形体との重量変化により、
N−ビニル−2−ピロリドンの含浸量を測定したところ
、含浸量は5.2重量%であった。さらに、含浸後の成
形体と溶剤抽出後の成形体との重量変化によりN−ビニ
ル−2−ピロリドンのグラフト化固定量を測定したとこ
ろ、固定量は5.2重量%であり、含浸したN−ビニル
−2−ピロリドンはすべてグラフト化していた。得られ
た変性ポリフッ化ビニリデン成形体について、次のよう
にして接着性・表面親水性を評価した。これらの結果を
下表に示す。
(1)接着性 上記方法により得られた2枚の変性ポリフッ化ビニリデ
ン成形体シートにエポキシ系接着剤(アラルダイト、昭
和高分子社製)を均一に塗布した後、2枚のシートを重
ね合わせて接着剪断試験(J I S K6850)を
行ったところ、接着剪断強度は25.8kg/cdであ
り、接着面には界面破壊現象が発生した。上記変性ポリ
フッ化ビニリデン成形体シートを、同様のエポキシ系接
着剤を用いてアルミニウム板に接着した。これを同様の
方法により接着剪断試験にかけたところ、接着剪断強度
は53.6kg / c4であり、接着面には界面破壊
現象が発生した。
(2)表面親水性 変性ポリフッ化ビニリデン成形体シートの表面に水を滴
下し、水とシート表面との接触角により表面親水性を評
価した。その結果、接触角は83.8゜であった。
去旌拠又 N−ビニル−2−ピロリドンの100%溶液に代えて、
N−ビニル−2−ピロリドンオリゴマーの50%アセト
ン溶液(オリゴマーの分子量を700程度に調整したも
の)を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により
変性ポリフッ化ビニリデン成形体シートを得た。ただし
、含浸量は4.9重量%であった。得られた変性ポリフ
ッ化ビニリデン成形体について、実施例1と同様にして
接着性・表面親水性を評価した。その結果、変性ポリフ
ッ化ビニリデン成形体どうしの接着剪断強度は24.9
kg / ctl、アルミニウム板との接着剪断強度は
53.2kg / cdであり、接触角は84.1’で
あった。接着剪断試験の際、接着面には界面破壊現象が
発生した。
ル較皿よ 実施例1と同様の方法により得た未変性のポリフッ化ビ
ニリデン成形体シートについて、実施例1と同様にして
接着性・表面親水性を評価した。
その結果、変性ポリフッ化ビニリデン成形体どうしの接
着剪断強度は9.1 kg / cd、アルミニウム板
との接着剪断強度は19.8kg/cfflであり、接
触角は103.7 ’であった。接着剪断試験の際、接
着面には界面破壊現象が発生した。
止較班1 未変性のポリフッ化ビニリデン成形体シートに何も含浸
させずに、実施例1と同様の電子線を照射した。得られ
た変性ポリフッ化ビニリデン成形体について、実施例1
と同様にして接着性・表面親水性を評価した。その結果
、ポリフッ化ビニリデン成形体どうしの接着剪断強度は
10.2kg/crM、アルミニウム板との接着剪断強
度は24 、1 kg / cIaであり、接触角は9
7.5 @であった。接着剪断試験の    際、接着
面には界面破壊現象が発生した。
止較桝ユ 実施例1と同様の方法により、ポリフッ化ビニリデン成
形体シートにN−ビニル−2−ピロリドン溶液を含浸さ
せた。この含浸成形体の接触角と、この成形体に電子線
を照射せずに溶剤抽出した成形体の接触角および接着剪
断強度を測定したところ、含浸成形体の接触角は59.
8 ” 、溶剤抽出した成形体の接触角は100.2 
”そしてポリフッ化ビニリデン成形体どうしの接着剪断
強度は10.6kg/cJ、アルミニウム板との接着剪
断強度は28.2kg/cJであった。接着剪断試験の
際、接着面には界面破壊現象が発生した。含浸前の成形
体と含浸後の成形体との重量変化により、N−ビニル−
2−ピロリドンの含浸量を測定したところ、含浸量は5
.2重量%であった。溶剤抽出後の成形体は、溶剤抽出
によりポリフッ化ビニリデンが一部溶出したため、含浸
前の成形体に比べて重量が減少した。
表1 実施例および比較例から明らかなように、本発明の変性
ポリフッ化ビニリデン成形体シーl−は、接着剪断強度
が高く、接着力に優れている。特に、金属との接着性が
良好である。水との接触角も小さく表面親水性に富んで
いる。グラフト化していない未変性のポリフッ化ビニリ
デン成形体シートは、接着力が低く表面親木性も有しな
い。未変性のポリフッ化ビニリデン成形体シートに電子
線を照射しただけの成形体や、未変性のポリフッ化ビニ
リデン成形体にN−ビニル−2−ピロリドン誘導体を含
浸させて電子線を照射せずに溶剤抽出した成形体も同様
に、接着力や表面親水性に欠ける。
(発明の効果) 本発明の変性ポリフッ化ビニリデン成形体は、このよう
に、N−ビニル−2−ピロリドンSA ”J一体単位の
グラフ) tNを有するポリフッ化ビニリデングラフト
共重合体層が表面部分に形成されているため、接着性お
よび表面親水性に優れている。このような変性ポリフッ
化ビニリデン成形体は、N−ビニル−2−ピロリドン誘
導体のモノマーおよび/またはオリゴマーをポリフッ化
ビニリデン成形体に含浸させればよく、容易に得られる
。その結果、本発明の変性ポリフッ化ビニリデン成形体
は、金属などへの被覆材料、例えば耐候性に優れたラベ
ル、ルーズライニング管、窓枠のシーリング材などに有
効に利用され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、N−ビニル−2−ピロリドン誘導体単位からなるグ
    ラフト鎖を有するポリフッ化ビニリデングラフト共重合
    体の層が表面部分に形成された変性ポリフッ化ビニリデ
    ン成形体。 2、前記N−ビニル−2−ピロリドン誘導体単位が次式
    で示される特許請求の範囲第1項に記載の変性ポリフッ
    化ビニリデン成形体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Rは水素または炭素原子数が10 以下の炭化水素基である。 3、前記グラフト鎖の重合度が1〜200の範囲である
    特許請求の範囲第1項に記載の変性ポリフッ化ビニリデ
    ン成形体。 4、前記ポリフッ化ビニリデングラフト共重合体層の厚
    さが1〜500μmの範囲である特許請求の範囲第1項
    に記載の変性ポリフッ化ビニリデン成形体。 5、N−ビニル−2−ピロリドン誘導体単位からなるグ
    ラフト鎖を有するポリフッ化ビニリデングラフト共重合
    体の層が表面部分に形成された変性ポリフッ化ビニリデ
    ン成形体の製造方法であって、 ポリフッ化ビニリデン成形体にN−ビニル−2−ピロリ
    ドン誘導体のモノマーおよび/またはオリゴマーを含浸
    させる工程および該含浸成形体に電子線を照射する工程
    、 を包含する変性ポリフッ化ビニリデン成形体の製造方法
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 6、前記N−ビニル−2−ピロリドン誘導体のモノマー
    が次式で示される特許請求の範囲第5項に記載の変性ポ
    リフッ化ビニリデン成形体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Rは水素または炭素原子数が10 以下の炭化水素基である。 7、前記N−ビニル−2−ピロリドン誘導体のオリゴマ
    ーが次式で示されるモノマー単位を有し、かつ分子量が
    1000以下である特許請求の範囲第5項に記載の変性
    ポリフッ化ビニリデン成形体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Rは水素または炭素原子数が10 以下の炭化水素基である。 8、前記ポリフッ化ビニリデン成形体100重量部に対
    し、前記N−ビニル−2−ピロリドン誘導体のモノマー
    および/またはオリゴマーが0.1〜50重量部の範囲
    で含浸された特許請求の範囲第5項に記載の変性ポリフ
    ッ化ビニリデン成形体の製造方法。 9、前記電子線の透過有効厚さが、1〜500μmの範
    囲である特許請求の範囲第5項に記載の変性ポリフッ化
    ビニリデン成形体の製造方法。 10、前記電子線の照射量が0.1〜50Mradの範
    囲である特許請求の範囲第5項に記載の変性ポリフッ化
    ビニリデン成形体の製造方法。 11、前記N−ビニル−2−ピロリドン誘導体単位が次
    式で示される特許請求の範囲第5項に記載の変性ポリフ
    ッ化ビニリデン成形体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Rは水素または炭素原子数が10 以下の炭化水素基である。 12、前記グラフト鎖の重合度が1〜200の範囲であ
    る特許請求の範囲第5項に記載の変性ポリフッ化ビニリ
    デン成形体の製造方法。 13、前記ポリフッ化ビニリデングラフト共重合体層の
    厚さが1〜500μmの範囲である特許請求の範囲第5
    項に記載の変性ポリフッ化ビニリデン成形体の製造方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102153704A (zh) * 2011-01-25 2011-08-17 中国科学院上海应用物理研究所 一种pvdf接枝nvp的方法及由其制得的接枝共聚物

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