JPS6394546A - イオン源 - Google Patents

イオン源

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Publication number
JPS6394546A
JPS6394546A JP24037786A JP24037786A JPS6394546A JP S6394546 A JPS6394546 A JP S6394546A JP 24037786 A JP24037786 A JP 24037786A JP 24037786 A JP24037786 A JP 24037786A JP S6394546 A JPS6394546 A JP S6394546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency coil
vacuum container
voltage
plasma
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP24037786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kurosawa
黒沢 幸夫
Yoshimi Hakamata
袴田 好美
Kenichi Natsui
健一 夏井
Kunio Hirasawa
平沢 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS6394546A publication Critical patent/JPS6394546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、イオン源に係り、特にドライエツチング装置
に用いられるイオン源に関する。
〔従来の技術〕
近年、イオンビームを用いてドライエツチングを行なう
技術が、薄膜磁気ヘッドを製造する場合などに多く用い
られるようになってきている。このドライエツチング用
のイオン源によるイオン発生は、従来フィラメント式の
熱陰極アーク放電によって行なってきた。一方、ドライ
エツチングは、CFaやSFBまたはCCQ aなど、
フッ素系や塩素系の分解すると非常に活性になるガスが
使用される。このため、フィラメントが数時間のうちに
消耗してしまうという保守上の問題があった。
この問題を解決するために、高周波熱tttt4に放電
を用いて効率的にイオンを発生する方法が、ジャーナル
 オブ バキュームサイエンス テクノロジーA3 (
3)1985年576月号の第1218頁から1221
頁(J、Vac、Sci、’rechno1.A3 (
3)May/June 1985  p、1218〜p
、1221)に開示されている。この方式の概略を第6
図に示す。
エツチングタンク1に連通して設けられた真空容器2の
外周部に、永久磁石3が複数個交互に極性を変えて配列
され、真空容器2の内部には高周波コイル4が設けられ
ている。真空容器2内へは、図示しないガス導入口から
CF4などのエツチングガスが導入され、圧力10−4
乃至10−″”Torr程度に満たされている。また、
前記高周波コイル4ば、フィードスルー5を介して真空
容器2外に設けられた高周波電源6に接続されており、
この高周波電源6より高周波コイル4に入力された高周
波電力により、真空容器2内にプラズマを発生させる。
この真空容器2と前記エツチングタンク1との間には、
多孔質の加速電極7と減速型tffl 8とからなる引
出電極9が設けられており、加速電極7には直流電源1
0により約1000Vの正の電圧が印加され、減速な極
8には直流電源11により約200vの負の電圧が印加
されている。そして、プラズマ中のイオンのみがこれら
の引出電極9を通過してイオンビーム12となって、被
加工物に照射され、勿エツチングが行なわれる。イオン
を効率よく引き出すために、真空容器2は、加速電極7
と電気的に接続され、高周波コイル4もプラズマ電位と
等しくなるように、高周波電源6とはカップリングコン
デンサ13.14を介して接続されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来のイオン源は、高周波コイルのスパッタリン
グ蒸発によるイオンビームの汚損について、何ら考慮が
なされていなかった。すなわち、真空容器2は、直流電
源10により高周波的に、大地を経由して高周波電源6
に低インピーダンスで接続されている。このため、高周
波コイル4と真空容器2との間にも、高周波電圧がかか
る。この高周波電圧により、真空容器2の内壁と高周波
コイル4とが交互に陰極となる。そして、陰極前面には
イオンシースが形成され、このイオンシース電圧は電源
電圧と平衡するようになる。真空容器2の内壁にできる
イオンシースと、高周波コイルの表面にできるイオンシ
ースとは表面積に大きな差があるため、高周波コイルに
大量の電子が流れ込むようになる。このためカップリン
グコンデンサ13.14に自動的に直流電圧(電荷)が
たまり、高周波コイル4はプラズマ電位に対して、高周
波電圧の振幅の2倍近く負電位にバイアスされる。この
結果、プラズマ中のイオンが盛んに前置、されて高周波
コイル4が?j[されるようになる。
そして、高周波コイル4を構成している材料が盛んにス
パッタ蒸発して、イオンビームに混って引出電極9を通
過して被加工物に蒸着してしまう。
このため、エツチング終了後、レジストを溶解除去しよ
うとしても、この溶解除去が困難になるという間層があ
った。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、イオン
源から発生されるプラズマ中に不純物の量の少ないイオ
ン源を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の目的を達成するために、内部にガスが
導入される筒状の真空容器と、該真空容器の外周部また
は内周部に沿って交互に極性を変えて配列された複数個
の永久磁石と、前記真空容器内に設けられ前記ガスをイ
オン化する高周波コイルと、該高周波コイルをカップリ
ングコンデンサを介して励磁する高周波電源と、前記真
空容器内に生成されたイオンを外部に引出すイオン引出
電極とを具備してなるイオン源において、前記高周波コ
イルと前記真空容器とを、高周波に対して高いインピー
ダンスを有する素子を介して電気的に接続したものであ
る。
〔作用〕
上記の構成によると、真空容器の内壁に形成されるプラ
ズマシースと、高周波コイルの表面に形成されるプラズ
マシースとの面積の相違によって生じたカップリングコ
ンデンサの電荷は、高周波に対しては高いインピーダン
スまたは抵抗により真空容器に逃げ、高周波コイル及び
真空容器はプラズマ電位とほぼ同電位となり、イオンに
よる高周波コイルのスパッタリングは生じなくなり、高
周波コイル材の金属蒸気がイオンビームに混入すること
はない。
〔実施例〕
以下、本発明に係るイオン源の一実施例を図面を参照し
て説明する。
第1図に本発明の一実施例を示す、該図において第6図
に示す従来例と同一または同等部分には、同一符号を付
して示し、説明を省略する0本実施例の特徴は、カップ
リングコンデンサ14と高周波コイル4とを結ぶ導体1
5と、加速電極用直流電源10とがチョークコイル16
によって結ばれており、真空容器2も同様に直流電源1
0に結ばれている点にある。他の部分は従来例と同様で
ある。
次に、本実施例の作用を説明する。上記のように構成す
れば、カップリングコンデンサ14の電圧中心は、常に
直流電源10の電圧になる。プラズマの電位は、プラズ
マの接している真空容器2の電圧であり、直流電源10
の電圧であるから、高周波コイル4の電圧中心とプラズ
マの電位はほぼ等しくなり、プラズマ中のイオンが加速
されて高周波コイルを衝撃するということがなくなる。
この結果、イオンビームの中に金属蒸気原子が混入して
レジスト膜に蒸着するという問題点を解決することがで
きる。
第2図に本発明の第2の実施例を示す、この実施例は、
上記第1の実施例に追加して、カップリングコンデンサ
13と高周波コイル4とを結ぶ導体17と、加速電極用
直流電源10とをチョークコイル18を介して連結した
ものである。この実施例も第1の実施例と同様の効果を
有する。
第3図に本発明の第3の実施例を示す、この場合は、チ
ョークコイル16.18の代りに高周波に対しての高抵
抗素子として、抵抗19.20を設けたものである。こ
の実施例では、周波数に対する効果はないが、電圧に対
する効果があり、目的を達成することができる。
第4図及び第5図は、本発明のそれぞれ第4及び第5の
実施例を示し、いずれも高周波電源6が大地に対して絶
縁状態にあるものに本発明を適用した例である。この場
合には、高周波電源6の対地静電容量21にもイオンシ
ース電流の相違による直流電荷がたまるので、高周波コ
イル4と真空容器2とをチョークコイル16を介して電
気的に接続したものであり、この場合も、第1の実施例
と同様の効果がある。なお第4図及び第5図は高周波コ
イル4と高周波ft源6との間に、それぞれカップリン
グコンデンサ13.14を両側または片側に設けた場合
である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、真空容器の内部に高周
波コイルを設け、カップリングコンデンサを介して高周
波電源より電力を供給してプラズマを発生させるイオン
源において、高周波コイルとイオン源の真空容器とを、
高岡波に対して高インピーダンスを有する回路素子で接
続したものであるから、高周波コイルがスパッタされる
ことがなく、イオンビームに金属蒸気原子が混入して被
加工物に付着することを防止でき、良質なイオン源を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るイオン源の一実施例を示す縦断面
図、第2図乃至第5図はそれぞれ本発明の他の実施例を
示す縦断面図、第6図は従来のイオン源を示す縦断面図
である。 2・・・真空容器、3・・・永久磁石、4・・・高周波
コイル、6・・・高周波電源、9・・・イオン引出電極
、13゜14・・・カップリングコンデンサ、16.1
8・・・チョークコイル、19.20・・・抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部にガスが導入される筒状の真空容器と、該真空
    容器の外周部または内周部に沿って交互に極性を変えて
    配列された複数個の永久磁石と、前記真空容器内に設け
    られ前記ガスをイオン化する高周波コイルと、該高周波
    コイルをカップリングコンデンサを介して励磁する高周
    波電源と、前記真空容器内に生成されたイオンを外部に
    引出すイオン引出電極とを具備してなるイオン源におい
    て、前記高周波コイルと前記真空容器とを、高周波に対
    して高いインピーダンスを有する素子を介して電気的に
    接続したことを特徴とするイオン源。 2、高周波電源は大地に対して絶縁されたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のイオン源。
JP24037786A 1986-10-09 1986-10-09 イオン源 Pending JPS6394546A (ja)

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JP24037786A JPS6394546A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 イオン源

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JP24037786A JPS6394546A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 イオン源

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JPS6394546A true JPS6394546A (ja) 1988-04-25

Family

ID=17058584

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JP24037786A Pending JPS6394546A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 イオン源

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03203146A (ja) * 1989-12-28 1991-09-04 Nissin Electric Co Ltd イオン源装置
JP2021502688A (ja) * 2017-11-13 2021-01-28 デントン・ヴァキューム・エルエルシー 線形化されたエネルギーの無線周波数プラズマイオン供給源

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03203146A (ja) * 1989-12-28 1991-09-04 Nissin Electric Co Ltd イオン源装置
JP2021502688A (ja) * 2017-11-13 2021-01-28 デントン・ヴァキューム・エルエルシー 線形化されたエネルギーの無線周波数プラズマイオン供給源

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