JPS6394456A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS6394456A
JPS6394456A JP61239782A JP23978286A JPS6394456A JP S6394456 A JPS6394456 A JP S6394456A JP 61239782 A JP61239782 A JP 61239782A JP 23978286 A JP23978286 A JP 23978286A JP S6394456 A JPS6394456 A JP S6394456A
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gear
rotation
state
torsion spring
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JP61239782A
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Yuji Okumura
祐司 奥村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分計 本発明は、磁気テープの収容されたテープカセットを自
動的に装置内に装着するいわゆるフロントローディング
方式の磁気記録再生装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ビデオテープレコーダ(VTR)などの磁気記録再生装
置において、装置前面に設けられたテープカセット挿入
口にテープカセットを少し挿入すると、自動的にカセッ
トを引込み、装置内の所定位置に装着するフロントロー
ディング方式がある。
このフロントローディング方式では、通常、フロントロ
ーディングメカニズムの駆動源としては専用のモータを
利用している。
しかしながら、コスト面から考えると専用のモータを用
いることは不利であり、他の駆動手段との共用が望まし
い。
この観点から特開昭60−246052号公報(GII
B15/675)では、キャプスタンモータでフロント
ローディングメカニズムを駆動ゼしめる様にしている。
モして、キャプスタンモータとフロントローディングメ
カニズムの接続、解除はローディング動作に関連して回
動するレバーによって行なわれるが、具体的な構成は開
示されていない。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点本発明は、キャ
プスタンモータでフロントローディングメカニズムの駆
動源を共用する新規な構成を提案するものである。
更に、キャプスタンモータの駆動力をフロントローディ
ングメカニズムに確実に伝達する構成を提供することを
目的とするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明はキャプスタンモータに形成された第1歯車と、
回動可源に軸に支持された回動レバーと、この回動レバ
ーの一端に配され前記第1歯車と歯合する第2歯車と、
この第2歯車の回転をフロントローディングメカニズム
に伝達する手段と、前記軸に嵌合し、両端部が前記回動
レバーに変位可能に支持さたれたトーションバネと、こ
のトーションバネの一端部と当接する前記回動レバーを
制御するためのスライドレバーを備える磁気記録再生装
置である。
(ホ)作用 第2歯車の配された回動レバーは、スライドレバーの移
動によってトーションバネの一端部が押されることによ
り回動し、第1歯車と第2歯車とが歯合するとトーショ
ンバネの一端部が変位することにより、両者の歯合が確
実となる。
(へ) 実施例 以下図面に従い本発明の詳細な説明する。
第1図はVTRメカニズムの表側(カセット載置側)の
平面図、第2図は裏側の平面図、第3図はフロントロー
ディングメカニズムの側面図、第4図、第5図、第6図
は駆動力伝達機構の停止状態、FF(早送り、巻戻し)
状態、フロントローディング状態を夫々示す裏側の平面
図、第7図、第8図、第9図、第10図はリール台のブ
レーキ付与機構の停止状態、FF状態、ブレーキ付与状
態、フロントローディング状態を示す裏側の平面図、第
11図は回動機構を拡大して示す平面図である。
第1図、第2図において、(1)はメカニズムシャーシ
、(2)は回転ヘッドを有するガイドシリンダ、(3)
はローディングモータ、(4)はキャプスタンモータ<
30)のキャプスタン、(5)はキャプスタンモータの
フライホイール、(6)は供給り一ル台、(7)は巻取
リール台、(8)はバックテンションレバー、(60)
はバンドブレーキ、(9)は供給リール台用メインブレ
ーキレバー、<10)は巻取リール台用メインブレーキ
レバー、(11)はメカニズムシャーシ(1)に設けら
れた中央透孔、 (12)はリール台駆動用のアイドラ
、(13)はスリップ機構である。
キャプスタンモータのフライホイール(5)の裏側には
第1歯車(14)が形成されている。 <15)はフロ
ントローディングメカニズムの駆動プーリーく位置的に
は固定きれている)、(16)はこの駆動プーリー(1
5)と第1ベルト(17)によって連動するプーリ一部
(ISa)を有する第2歯車、(18)はメカニズムシ
ャーシ(1)裏側に、軸(19)を中心に回転可能に支
持され、一端部(18a)に第2歯車(16)を支持す
る第1回動レバー、(20)はローディングモータ(3
)の回転を第1カム歯車り21)に伝達する駆動機構(
ベルト、プーリー、ウオーム、歯車等よりなる〉、(2
1a)は第1カム歯車(21)のカム溝(カム部分)、
(22)はこのカム溝<218)に嵌合するピン(22
a)ヲ備えた第1スライドレバーであり、第1回動レバ
ー(18)の回動を制御するとともに、図示省略したピ
ンチローラレバーの移動を制御する。
(23)は第1カム歯車(21)と歯合して回転する第
2カム歯車(軸(62)を有する)であり、カム溝(2
3a)が設けられている。 (24)(25)は、第2
、第3スライドレバーであり、第2スライVレバー(2
4)に設けられているビン(第1図、第2図では省略)
がカム溝(23a)と係合し、第2スライドレバー(2
4)及び第3スライドレバー(25)が左右方向に移動
する。そしてこの第2、第3スライドレバー(24)(
25)の移動により、供給側、巻取側リール台のメイン
ブレーキレバー(9)(10)が制御される。
(26)はレビュ一時にスリップ機構(13)の歯車と
歯合するレビュー歯車機構であり、第2スライドレバー
(24)によって制御される。 (27)はアイドラ機
構(12)のプーリーであり、第2ベルト(28)によ
ってキャプスタンモータに設けられたキャブスタンプー
リー(29)と連結されている。そこで、アイドラ機構
(12)の駆動源としては、キヘ・ブスタンモータ(3
0)が用いられることになる。
(31)は第2カム歯車(23)によって回転せしめら
れる第3歯車である。この第3歯車(31)は第3スラ
イドレバー(25)上に設けられた第3スライドレバー
(25)の回動機構(32)の第4歯車(33)と歯合
することにより、第3スライドレバー(25)の回動に
関与する。この回動機構(32)については後述する。
第1回動レバー(18)は、支持軸(19)を中心とし
た第2図における反時計方向には、メカニズムシャーシ
(1)の折曲部(1a)によって位置規制され、時計方
向にはストッパーピン(34)によって位置規制される
尚、図ではテープ引出し手段については省略しであるが
、ローディング手段は第1カム歯車(21)に設けられ
たもう1つのカム溝(図示省略)に係合して動く扇形歯
車等で構成されていて、これにより、テープが引出され
、ガイドシリング(2)に所定角度巻付けられることに
なる。
本発明の実施例の場合、キャプスタンモータ(30)の
駆動力をフロントローディングメカニズムの駆動源とし
て利用していることから、ローディングモータ(30)
の回転により移行するVTRの各モードを次の順に設定
している。
(フロントローディングモード)〜(早送り、巻戻しく
FF)モード)〜(停止モード(第1図、第2図))〜
(再生(記録)モード)〜(レビューモード)つまり、
停止モードの両側にFFモードと再生モードとを配置し
、フロントローディングモードはFFモードの前に設け
られている。そして、後述の様に1つのローディングモ
ータでもって、VTRのメカニズムの状態を制御するに
はこの配置が最も合理的である。すなわち停止モードに
接して、フロントローディングモードを設けると、停止
モードから再生又はFFモードへの移行に時間がかかり
、モード変更の迅速性が失なわれる。更にキャプスタン
モータの駆動力をフロントローディングメカニズムに伝
達すべきフロントローディングモードが、伝達してはい
けない再生又はFFモードと停止モードの間に存在する
と、駆動力の接続、解除が行なわれなければならないの
で、メカニズムが複雑となるからである。
そしてこれらのモードは、第2カム歯車(23)の回転
角をロータリーエンコーダ(図示省略)によって検出す
ることにより判別され、ローディングモータの正逆回転
及び停止を制御することにより、所定のモードに設定さ
れる。各モードがこの様に配置されていることから、停
止モードからの移動時に要する時間が短くでき、モード
変更において有利である。
又、キャプスタンモータの駆動力をリール台の回転駆動
に利用している構成では、フロ〉・ドローディング状態
において何らかの形でキャプスタンモータの回転による
リール台の駆動を実質的に禁止する手段を形成しなけれ
ばならない、そうしなければ、カセットローディング、
エジェクト動作が妨げられるおそれがある。後述の様に
、本実施例では、FF状態−停止状態で利用されるリー
ル台のブレーキ手段を共用する様にしている。又、別の
方法としては、フロントローディング状態において、リ
ール台を駆動するアイドラがリール台と接しない様にす
る規制手段をフロントローディング状態において機能せ
しめる方法もある。
第3図におい工(35)は駆動プーリー(15)に連動
する(軸(61)によって)ウオーム歯車であり、この
ウオーム歯車(35)の回転によりフロントローディン
グメカニズム(36)のカセットホルダが移動し、カセ
ットのローディング、アンローディングが実行される。
フロントローディングメカニズム(36)については、
一般的な構成なので詳説は省略する。尚、このフロント
ローディングメカニズム(36)がメカニズムシャーシ
の所定位置に固定される。
次に第4図〜第6図に従い、駆動力伝達機構の構成と動
作について説明する。
第1回動レバー(18)は支軸(19)にて、はぼ中央
部分を支持されている。そして、第1突起部(18a)
に軸(18b)が植立きれ、第2歯車(16)がこの軸
を中心に回転可能に支持される。第2突起部(18c)
はメカニズムシャーシ(1)の折曲部(1a)と当接す
る。
支軸(19)にはトーションバネ(37)が嵌合してお
り、このトーションバネ(37)の直線部分く端部)(
37a)(37b)は第1回動レバー(18)の係合爪
(18d)(18e)(18f)に係合している。
(18g)は第1回動レバーの切欠きであり、この切欠
き(18g)部分のトーションバネ(37)の直線部分
(37b)が位置している。
第1スライドレバー(22)は第1カム歯車(21)の
軸(38)等に案内される〈案内溝(22c)が嵌合し
ている)、第1スライドレバー(22)の第4図におけ
る左端には切起し片(22b)が設けられており、この
切起し片(22b)が第1スライドレバー(22)の左
方向への移動にともないトーションバネ〈37)の直線
部分(37b)と切欠き(18g)部分で当接する様に
なっている。
又、後で説明する様に、第1回動レバー(18)は、第
1ベルト(17)(ゴム製)の張力により反時計方向に
付勢されている。そこで、第4図のVTRメカニズムの
停止状態では、切起し片(22b)とトーションバネ(
37)が当接する位置まで、第1回動レバー(18)が
回動し、第1歯車(14)と第2歯車(16)と歯合し
ない。
この第4図の状態(停止状態)から、ローディングモー
タ(3)の回転により第5歯車(駆動機構(20)の一
部>(39)が反時計方向に回転し、第1カム歯車(2
1)が時計方向へ回転することによりFF状態へ移行す
る。尚、第1カム歯車(21)におけるカム溝<21m
)は、この第1カム歯車(21)の裏側に形成きれてい
るものである。
FF状態(第5図)では、ピン(22a)が嵌合する位
置刃のカム溝(21m)の軸(38〉からの距離は停止
状態〈第4150)と変らないので、第1スライドレバ
ー(22)の図中左方向の移動は行なわれない。
FF状態から、更にローディングモータ(3)が回転し
、第5歯車(39)が反時計方向に、第1カ11歯車(
21)が時計方向に回動することにより、徐々に、第1
スライドレバー(22)が図中左方向へ移動する。
この水平移動に伴ない、第1スライドレバー(22)の
切起し片(22b)がトーションバネ(37)を押し、
第1回動レバー(18)が図中時計方向に回動する。二
〇回動は、ストッパーピン(34)と第1回動レバー(
18)との当接により規制され、この状態で第11車(
14)と第2歯車(16〉とが適正に歯合する。その後
、第1スライドレバー(22)は、更に図中左方向へ移
動するが、これはトーションバネ(37)により吸収き
れ、又、このトーションバネ(37)の作用により第1
歯車(14)と第2歯車(16)の歯合が安定すること
になる。
第1歯車(14)と第2歯車(16)とが、第6図の如
く、ピッチ円で歯合するとき、その接点の法線(40)
上に、第1回動レバー<18)の支軸(19)が位置し
ており、キャプスタンモータ(30)の回転力が第1回
動レバー(18)を回転せしめる力としては作用しない
様になっている。
又、第2歯車(16)の軸(18b)と駆動プーリー(
15)の軸(61)を結ぶ!!(42)の図中右側に、
第1回動レバー(18)の支軸(19)が位置している
から、第1ベルト(17)の張力は、第1回動レバー(
18)を図中反時計方向に回動せしめようとする力とな
る。
そこで、今までの説明とは逆に、フロントローディング
状態(第6図)から、第1カム歯車(21)が反時計方
向に回転することにより、FF状態、停止状態とメカニ
ズムが変化するときには、第1ベルト(17)の張力に
より第1回動レバー(18)が反時計方向に回動し、第
1歯車(14)と第2歯車(16)の歯合は解除きれる
。そして折曲部〈13)と第2突起部(tSC)が当接
することで、この回動が規制される。
次に、第7図〜第11図に従いリール台のブレーキ付与
機構の構成及び動作について説明する。
供給側メインブレーキレバーく9)は、軸(43)を中
心に回動可能に支持されていて、ブレーキ付与部(9a
)、バネ係合部(9b)、回動制御ピン(9c)、端部
(9d)を有する。
巻取側メインブレーキレバー(10)も、軸(44)を
中心に回動可能に支持きれていて、ブレーキ付与部(1
0a)、バネ係合部(10b)、回動制御ピン(10c
)、端部(10d)を有する。
そして、供給側メインブレーキレバー(9)のバネ係合
部(9b)と巻取側メインブレーキレバー(10)のバ
ネ係合部(10b)の間には第1コイルバネ(45)が
張架されていて、供給側メインブレーキレバー(9)は
第7図中反時計方向に、巻取側メインブレーキレバー〈
lO)は第7図中時計方向に、つまりリール台(6)(
7)に夫々に当たる方向に付勢されている。
両メインブレーキレバー<9>(10)は第2、第3ス
ライドレバー(24)(25)によって制御される。つ
まり、第2スライドレバー(24)の第1カム面(24
b)は供給リール側メインブレーキレバー(9)の回動
制御ピン(9c)と当接し、巻取リール側メインブレー
キレバー(10)の回動制御ピン(10c)は、第2ス
ライドレバー(24)の第2カム面(24c)と第3ス
ライドレバー(25)のカム面(25a)に当損し、夫
々のスライドレバー(24)(25)の水平移動によっ
て各モードに対応した状態に設定される。
尚、各制御ピン(9c)(10c)は、シャーシ(1)
に設けられた所定の透孔を貫通して、メカニズムシャー
シの裏側に突出する様になっている。
第2スライドレバー(24)には案内溝(24d)(2
4e)等が設けられていて、メカニズムシャーシ(1)
裏面に植立された案内ピン(46)(47)<48)と
嵌きする。又、第3スライドレバー(25)の案内溝(
25b)は案内ピン(46)と嵌合しており、又、案内
ピン(47〉と嵌合する案内孔(25c)は台形状に形
成されていて、後述の第3スライドレバー(25)の案
内ピン(46)を中心とした回動を許容する。
第2スライドレバー(24)はメカニズムシャーシ(1
)上に移動可能に載置され、その上に第3スライドレバ
ー(25)が載置されている。そして、第2スライドレ
バー(24)は、そのピン(24a)が第2カム歯車(
23)のカム溝(23a)と嵌合していて、第2カム歯
車(23)の回転に応じて左右に移動する。
第3スライドレバー(25)は透孔(25d)に設けら
れた係合突起(25e)が、第2スライドレバー(24
)の対応する切起し片(24f)と係合することで、第
2スライドレバー(24)と共に第7図中を右方向へ移
動することができる。
又、第3スライドレバー〈25)の突起(25f)とア
イドラの直結機構(49)の突起(49a)の間には、
第2コイルバネ(50)が張架されており、この直結機
構(49)は第3スライドレバー(25)によって制御
される。
第3スライドレバー(25)上には、軸(51)が植立
されていて、この軸(51)を中心に回動機構(32)
を構成する第2回動レバー(52)が回動可能に設けら
れている。第2回動レバー(52)は軸(52a)、第
1突起(52b)、第2突起(52c)、一対の切起し
片(sa>(sze)よりなる、軸(52a)は、第4
歯車(33)と第3回動レバー(54)を回転可能に支
持している。この第4歯車(33)と第3回動レバー(
54)は、軸(52a)に嵌合しているコイルバネく図
示省略)によって圧着されていて、両者の摩擦により、
第4歯車(33)が回転すると、その方向に第3回動レ
バー(54)が回動する様になっている。
第3回動レバー(54)には、第2回動レバー(52)
の一対の切起し片(52d)(52e)によって規制さ
れる円筒状突起(S4a)と、第4歯車(33)の歯と
同じ寸法の歯部分(54b)とが形成されている。
第2回動レバー(52)の第1突起(52b)と、メカ
ニズムシャーシ(1)の裏側は設けられた係合ボスト(
55)のあいだいは第3フイルバネ(56)が張架され
ていて第2回動レバー(52)を第11図中、時計方向
に付勢している。そして、第3スライドレバー(25)
の切起し片(25g)と第2突起(52c)との当接に
より、通常は第1図の状態で位置規制されている。
第3歯車(31)は、メカニズムシャーシ(1)に関連
して回転可能に支持されており、裏側に同軸の第6歯車
(53)が設けられている。モして、この第6歯車(5
3)と第2カム歯車(23)が歯合することにより、ロ
ーディングモータ(3)の回転に応じて第3歯車(31
)が回転する。
尚、第7図〜第10図において、便宜上、第2カム歯車
(23)の裏に形成されたカム溝(23a)は、実線で
示しである。
停止状態では第2カム歯車(23)は第7図の状態にあ
り、第2スライドレバー〈24)の位置がカム溝(23
a)とピン(24g>の係合により規制されている。
このとき、第2スラ、イドレバー(2番)の切起し片(
24f)と第3スライドレバー(25)の保合突起(2
5e)とは離れているので、第3スライドレバー(25
)は第3フイルバネ〈56)により第7図中左方に位置
規制されている。
そこで、供給側メインブレーキレバー(9)は、その回
動制御ピン(9c)が第2スライドレバー(24)の第
1カム面(24b)と当接しているから、第7図中反時
計力向に回動し、供給リール台(6)から離れていてブ
レーキが解除されている。一方、巻取側メインブレーキ
レバー(10)の回動制御ピン(10c)が第2スライ
ドレバー(24)の第2カム面(24c)及び第3スラ
イドレバー(25)のカム面(25a)に規制されない
状態だからブレーキ付与部(10a)が巻取りリール台
(7)に圧接している。
モして、この停止状態からVTRを再生状態にするとき
には、ローディングモータ(3)の回転により第2カム
歯車(23)が時計方向に回転するから、再生状態とな
るまで、第2スライドレバー(24)は移動せず(カム
溝(23a)の半径が変化しないから)、供給リール台
く6)のメインブレーキのみ解除された状態が続く、別
途、第1カム歯車<21)が回転していることにより、
図示省略したテープ引き出し手段が移動し、テープは供
給リール側から引出されることになる。そして、テープ
ローディングが完了した再生状態では、両リール台(6
)(7)のメインブレーキが解除される。
逆に、第2カム歯車(23)が図中反時計方向に回転す
ることにより、VTRのモードはFF状態、更にフロン
トローディング状態へと変化する。
FF状態では第8図の如き状態となる。第2カム歯車り
23)は、反時計方向に回動しており、第2スライドレ
バー(24)は図中右方向に更に移動しており、それに
伴なって第2スライドレバー〈24)の切起し片(24
f)と第3スライドレバー(25)の係合突起(25e
)が係合することにより、第3スライドレバー(25)
も図中右方向に移動している。
そのため、巻取側メインブレーキレバー(lO)の回動
制御ピン(10c)が第3スライドレバー(25)のカ
ム面(25a)と当接しているから巻取メインブレーキ
(10)は図中時計方向に回動している。そして巻取側
メインブレーキレバー(10)の端部(10d)が供給
側メインブレーキレバー(9)に当接して、供給側メイ
ンブレーキレバー(9)を反時計方向に回動せしめてい
る。従いFF状態では、両リール台(6)(7)のメイ
ンブレーキが解除された状態となっている。
第2スライドレバー(25)が右方向に移動しているこ
とから、第3歯車(31)と第4歯車(33)が歯合し
ている。そして、このとき、第3歯車(31)は時計方
向に回転していたのであるから、第4歯車(33)は反
時計方向に回転し、従って、第3回動レバー(54)も
反時計方向に回動せしめられ第8図の様に円筒状突起(
54a)が(52e)の切起し片と当接している状態に
ある。
そして、第3歯車(31)の時計方向の回動により、第
3回動レバーク52)は軸(51)を中心として、図中
反時計方向に回動されている。しかし、これは第3スラ
イドレバー(25)に対しては影響を与えない。
停止状態からFF状態に移行するだけであれば、第8図
の状態でローディングモータ(3)の回転を停止せしめ
ればよい、フロントローディング状態にまでモード変更
を行なう場合には、第8図の状態において、ローディン
グモータ(3)の回転を少しの期間り0.2〜0.3秒
くらい)反転せしめる。
そうすると今まで時計方向に回転していた第3歯車(3
1)は反時計方向に回転し、その結果第4歯車(33)
は時計方向に回転し、第3回動レバー(54)も時計方
向に回動することになる。
第3回動レバー(50の回動は、(52d)の切起し片
と円筒状突起(54a)の当接により、規制され、この
状態で歯部分<54b)と第3歯車(31)が歯合して
おり、又、第3スライドレバーク25)の切起し片(2
5g)と第2回動レバー(52)の第2突起が当接して
いることから、第3歯車(31)の反時計方向の回動は
、第3スライドドパ−(25)を案内ピン(46)を中
心に時計方向へ回動させようという作用を生じる。
第3スライドレバー(25)が案内ピン(46)を中心
として少し回動すると、係合突起(25e)と切起し片
(24f>の係合が離れ、第3フイルバネ(56)の付
勢力により、第3スライドレバー(25)は案内軸(4
6)を中心に少し傾いた状態で図中左方に戻される。第
9図はこの状態を示している。
この状態では第3スライドレバー(25)の図中左方へ
の復帰により、カム面(25a)による巻取側メインブ
レーキレバー(10)の回動規制が解除され、両リール
台(6)(7)にメインブレーキが付与された状態とな
る。
この動作は、FF状態から停止状態へ移るときのメカニ
カルなブレーキ付与と同じ動作である。
この少しの期間のロープ1°ングモータ(3)の反転の
後、再び前と同じ方向に回転して、第2カム歯車(23
)は反時計方向に回転する。しかし、カム溝(23a)
の半径が変化しないので第2スライドレ/(−(24)
等の位置は変化しない、そこで、第10図のフロントロ
ーディング状態においては、両り一ル台(6)(7)の
メインブレーキは付与されたままである。
前述の直結機構(49)は、第3スライドレバー<25
)によって制御され、第3スライドレバー(25)が図
中右方に移動せしめられているときにのみ(つまりFF
状態)直結される。そこでフロントローディング状態で
はフリップ機構(13)が動作していることになる。
次に全体の動作を簡単に説明1゛る。VTR内にカセッ
トが装着されないイジェクト状態では第6図と第10図
の状態にメカニズムが設定されておす、フロントローデ
ィングメカニズム(36)においてはカセットホルダが
テープカセットを受は入れる位置にある。カセット挿入
口よりテープカセットを挿入すると、この挿入を検出し
て、キャプスタンモータ〈30)がテープカセットロー
ディング方向に回転し、フロントローディングメカニズ
ム(3G)が動作を開始し、テープカセットがVTR内
に引き込まれる。このとさ、両リール台(6)(7)に
はメインブレーキが付与されているので、又、スリップ
駆動の状態でもあるので、キャプスタンモータ(30)
の回転でアイドラ機構(12)が回転しても、リール台
(6)(7)は回転しない。
テープカセットの挿入が完了し、テープカセットが、両
リール台との正しい位置に装着されると、これを検出し
て、キャプスタンモータ(30)の回転が停止し、次の
ロープトングモータ(6)がデープローディング方向に
回転して、第4図、第7図の状態つまり停止状態に設定
されて、Lff−ディングモーフ(6)の回転が停止す
る。つまり、テープカセットを挿入するとVTRのメカ
ニズムは停止状態となり、その後、指令により、ローデ
ィングモータ(3)が回転し、FF状態や再生状態に設
定される。
そして、フロントローディング状態(第6図)以外では
キャプスタンモータ(30)の駆動力は、フロントロー
ディングメカニズム(36)に伝達されない様になって
いる。そこで、キャプスタンモータ(30)は自由に回
転が可焼となり、キャプスタンモータ(30)により駆
動されるアイドラ@溝も正しく動作する。
テープカセットが装置1れているときにイジェクト指令
が為きれると、ローディングモータ(3)がアンローデ
ィング方向に回転する。そして、前述の様に、FF状態
となってから(イジェクト指令が出されている条件の下
に)、少しの間(0,2〜0.3秒)ローディングモー
タ(3)をローディング方向に反転し、その後アンロー
ディング方向に戻すことにより、両リール台(6)(7
)にメインブレーキを付与した状態でVTRをフロント
ローディング状態とする。
そして、フロントローディング状態が検出されると、ロ
ーディングモータ(3)の回転は停止せしめされる。そ
しでキャプスタンモータ(30)がテープカセットのイ
ジェクト方向に回転し、キャプスタンモータ(30)と
フロントローディングメカニズム(36)が連結されて
いることから、テープカセットの排出が行なわれる。そ
して、この時、両−リール台には、メインブレーキが付
与されているから、両リール台が回転することなく、テ
ープカセットの排出動作を妨げない。
尚、上述の様なメカニズムの制御は、マイクロコンピュ
ータで構成されたシステムコントロール回路によって為
される。
(ト)発明の効果 以上述べた様に、本発明によればキャプスタンモータの
駆動力をフロントローディングメカニズムで共用できる
とともにキャプスタンモータの回転を確実に伝達するこ
とができその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも、本発明の一実施例に係り、第1図は表
側の平面図、第2図は裏側の平面図、第3図はフロント
ローディングメカニズムの側面図、第4図、第5図、第
6図は駆動力伝達機構の平面図、第7図、第8N1第9
図、第1θ図はブレーキ付与機構の平面図、第11図は
回動機構の拡大図である。 (14)・・・第16Il車、り16)・・・第2歯車
、(22)・・・(第1)スライドレバー、(36)・
・・フロントローディングメカニズム、(37)・・・
トーションバネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャプスタンモータに形成された第1歯車と、回
    動可能に軸に支持された回動レバーと、この回動レバー
    の一端に配され前記第1歯車と歯合する第2歯車と、こ
    の第2歯車の回転をフロントローディングメカニズムに
    伝達する手段と、前記軸に嵌合し、両端部が前記回動レ
    バーに変位可能に支持されたトーションバネと、このト
    ーションバネの一端部と当接する前記回動レバーを制御
    するためのスライドレバーを備える磁気記録再生装置。
JP61239782A 1986-10-08 1986-10-08 磁気記録再生装置 Granted JPS6394456A (ja)

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JP61239782A JPS6394456A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 磁気記録再生装置

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JPS6394456A true JPS6394456A (ja) 1988-04-25
JPH0423338B2 JPH0423338B2 (ja) 1992-04-22

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