JPS639413Y2 - - Google Patents

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JPS639413Y2
JPS639413Y2 JP1984106853U JP10685384U JPS639413Y2 JP S639413 Y2 JPS639413 Y2 JP S639413Y2 JP 1984106853 U JP1984106853 U JP 1984106853U JP 10685384 U JP10685384 U JP 10685384U JP S639413 Y2 JPS639413 Y2 JP S639413Y2
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air
dust
grinder
air supply
portable
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JP1984106853U
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JPS6124157U (ja
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本考案はポータブルエアグラインダーの集塵装
置に関するものである。
従来技術: 各種の製造業その他の作業場においては、被工
作物の表面削り、ばり取り、切断、その他研削、
研摩などの作業に手持ちのグラインダーが汎用さ
れており、この種の工具にては周知のように安全
カバーが回転砥石の上部に設けられているだけの
場合が多く、そのために作業時多量に発生する軽
くて微細な研削粉塵はそのまま飛散して周囲にた
ちこめ、作業環境を悪化させている。そこでこの
ような欠点を改善する試みとして、例えば実公昭
46−25495号にみられるような回転砥石の周囲か
ら粉塵を吸引するような方式のものが提案されて
いるも、このような構造にすると構造が大型化す
ることで集塵機も当然大きな容量のものが必要と
なる。また集塵効率を高めるために砥石カバーの
一部に吸塵口を設けて、この吸塵口と集塵機とを
ホースで繋いでコンパクトにまとまつた集塵装置
付きのグラインダーが先考案(実公昭55−37310
号、実公昭56−36607号)によつて既に開発され
ている。しかし乍ら、これらはグラインダー駆動
のための圧縮空気の供給と集塵機の駆動とを別個
にして使用するようになされていたので、ポータ
ブルなグラインダーとして使用するにはホースや
吸塵ダクトを多く引き廻すことになつて何かと不
都合なことがあり、グラインダー1台当り1基の
集塵機を必要とする関係上、集塵装置付きのポー
タブルグラインダーとしては不具合である。
考案の目的: 本考案は斯かる従来の問題点を解決して小型の
集塵機とエアーグラインダーとをエア供給源から
1本のエアーホースで繋ぎ、簡単な操作でタンク
に着脱できるようにした集塵機構から、グライン
ダーの駆動エアホースと、グラインダーの砥石カ
バーに取付く吸塵口とを吸塵ダクトで接続して、
作業性を損うことなく合理的に、かつ汎用性のあ
る構成としたグラインダーの集塵装置を目的とす
る。
考案の構成: 斯かる目的を達成するために、本考案は携帯容
易な容積の円筒形タンクの上面に密封可能に着脱
できる係止手段を備えた蓋体を取付け、該蓋体の
中央にはエアエゼクターの吸引口をタンク内に開
口するようにして定着し、該吸引口を有する筒体
の下端には取付けフランジを介してエアフイルタ
ーを着脱可能に付設し、エゼクターの噴気ノズル
はマルチノズルにして、当該ノズルへの圧気導入
路には圧気供給源からの給気ホースを接続するT
字接手で分岐して開閉弁を介し接続し、前記蓋体
の適所には吸塵ダクトの接続口を設けたものにし
て、携帯型の集塵機を構成し、ポータブルエアグ
ラインダーの駆動部給気口と集塵機付設のT字接
手の一端とを給気ホースで、また砥石カバー付設
の吸塵管端と集塵機の接続口とを吸塵ダクトで、
それぞれ接続するようにしたのである。
また、本考案にては集塵機における集塵機構を
一体的に具備せしめた蓋体に、任意の位置に取つ
手を取付け、全体の携帯或いは蓋体の取り外しを
容易にしたのであり、その取つ手の取付け位置と
してはエゼクター本体の上部に一体的に取付ける
ことが好ましい。
実施例: 以下本考案装置について、実施例図により詳述
すれば次の通りである。
第1図乃至第3図において、1は携帯するのに
容易な容積で軽量な容器と組合せてなる集塵機で
あり、30は周知のアングル型エアグラインダ
ー、31は砥石カバーであつて集塵機能を備えて
おり、33は吸塵ダクト、34は給気ホース、3
5はグラインダー給気ホースである。
而して集塵機1は、たとえばペール缶のような
携帯容易な容量の円筒形タンク2と、その上向き
開放の開口部2′に対し周知の掛け金(図示省略)
によつて内部を気密に保ち得るようにした蓋体3
と、該蓋体3の中央に気密を保つて取付けたエア
エゼクター10と、該エアエゼクター10の吸引
口13′を形成する吸引管13の下端にタンク2
内で取付くエアフイルター27と、蓋体3の適所
に付設した吸塵ダクト33の接続口7とからな
る。そして蓋体3は適宜剛性を有する肉厚もしく
は薄肉板の場合負圧に耐える断面構造を有するも
のにし、その中央に開口した孔4にはエゼクター
10の本体11から下向きに突出した吸引管13
がタンク2内に突出すようにし、蓋体3裏面から
本体座部11′に対してボルト5をねじ込んで、
ガスケツト6を介し気密に締結してあり、該エゼ
クター10取付け部から適宜離れた位置に吸塵用
接続口7が、蓋体3裏面で締結固定してあり、こ
れには外側でエルボ8を取付けて吸塵ダクト33
が接続されるようになつてあり、内側では吸塵が
フイルター27表面に接近しない位置で行われる
ようにエルボ8′を介して開口するになされてい
る。
エアエゼクター10は本体11の内部を空洞1
2にして、下側に前記吸引口13′を開口した吸
引管13が一体に形成され、該吸引管13と直角
の方向に吐出管14をその基幹部において螺合締
着し、この吐出管14には本体11内に嵌挿され
た基端にてその内側に鍔15′付きのマルチノズ
ル片15を螺合嵌着してあり、このマルチノズル
片15は中央に通気孔15″を有して吐出管14
のスロート部14′軸心と合致するようになつて
おり、先端部の外周には溝16を全周に刻設し、
該溝16から先端に、延長端が吐出管14のスロ
ート部14′中央に集束する状態となるようにし
て複数の噴気小孔16′を等ピツチで穿設してあ
り、環状になつた溝16に対して吐出管14の基
端部外周に形成した案内溝14″と前記マルチノ
ズル片15側の溝16とを連通させる多数の連通
孔17で繋ぎ、更に該案内溝14″は本体側に形
成してある圧気導入環状路18′と合致するよう
にし、本体11上部に設けた通路18と繋いで接
手20を介し外部で給気配管中の開閉弁21を経
てT字接手22と接続されている。なお、本体1
1の頂部には取つ手19が取付けてある。また、
T字接手22のエア供給源と接続する側はカツプ
ラを使つて嵌脱可能なようになされている。
更に、エゼクター10の吸引管13下端にはフ
ランジ25が螺着され、このフランジ25に対し
て蝶ナツト26′とボルト26にて着脱可能に円
筒状に形成した断面ジグザグ形の紙製フイルター
27(これに限定されるものではない)を吊設し
てある。
斯くの如く構成された本考案によれば、グライ
ンダー30の使用に際して集塵機1を使用すると
きには、先づ給気配管中の開閉弁21を開いてエ
アエゼクター10に圧気を供給すれば、通路18
から圧気導入環状路18′と案内溝14″とによつ
て形成される環状空間を介し、連通孔17を経て
マルチノズル片15の溝16部に圧気が流入し、
該溝16から多数の噴気小孔16′を通つて吐出
管14のスロート部14′に圧気が一斉に噴射さ
れ、その噴射によつて該マルチノズル片15の通
気孔15″から本体11の空洞部12内が負圧に
なり、吸引口13′を通じタンク2内が負圧とな
る。従つて該タンク2に蓋体3付設の吸塵接続口
7とダクト33を介して繋がれているグラインダ
ー30の砥石カバー31内から外気が吸引導入さ
れ、この気体はフイルター27を通つてエゼクタ
ー10内に吸引され、吐出管14から外部に放出
される。一方グラインダー30はその手元のバル
ブ操作で内部のモータに給気することにより、砥
石が回転して目的の作業を行うことができるので
あり、研削や研摩などの作業でワーク(被工作
物)から発生する微粉塵は前記したよう集塵機1
の作動で砥石カバー31付設の吸塵部からは常時
吸気しているから、その吸引気流に乗つて発生粉
塵が直ちにダクト33を通りタンク2内に導か
れ、フイルター27によつて粉塵はタンク2外に
放出されるのを阻止され、吸気のみが排気され
る。なお、吸塵ダクト33のタンク接続口7に対
して、タンク2内ではエルボ8′によつてタンク
の円周方向にダクトからの吸引放出気流が流れる
ようになつているから、該タンク2内周に沿つて
旋回しながら中央に吊設のフイルター27を通つ
て気体のみがエゼクター10に吸引され、排出す
ることになり、吸塵された粉塵はタンク内での旋
回中に分級されて底部に溜められる。そしてエア
エゼクター10はマルチノズル構造になつている
ので、圧気を噴射させて作動中も高音を発するこ
となく作動し、小型のタンク2内を吸塵可能な負
圧で比較的多容量の吸引操作ができる。
而してグラインダー30部での吸塵機構につい
ては公知の構造の砥石カバーが使用できるが、た
とえば第4図及び第5図に示すような構造をした
砥石カバー31を用いれば、回転砥石32に伴つ
て移動する粉塵を集中的にカバー先端部に設けら
れた吸塵室31′から吸塵口31″を通つて接続さ
れたダクト33により速やかに集塵機11に送ら
れ、粉塵の飛散なく衛生的に処理されることにな
る。
斯くの如くして、グラインダーによる研削その
他の作業が終了すると、該グラインダーの給気弁
を閉じて作動を停止し、併せてエアエゼクター1
0への給気配管中の開閉弁21を閉じることによ
り吸塵操作も停止する。このようにして研削等の
作業を終えて作業場所を移動するには、グライン
ダー30と共にエゼクター10本体11の上部に
設けた取つ手19を握つて任意の位置に集塵機1
を持ち運びし、作業にあたることができるのであ
り、従つてエア源を備えた工場その他で任意の位
置に移動してその場で粉塵を放散させることなし
にグラインダーが使用できるようになつたのであ
る。
而して集塵機1のタンク2内に溜つた粉塵を処
理するには掛止め金具をはずすことにより集塵の
ための機器は蓋体3と共にタンク2開口部から取
外されるので、タンク2内の粉塵をそのまま所要
の場所に投棄することができ、またフイルター2
7はエゼクター吸引管13付設のフランジ25部
から取外すことにより清掃或いは交換が簡単に行
えることになる。
考案の効果: 叙上の如く本考案によれば持ち運び容易な集塵
機として、これにエア供給源から1本の給気ホー
スを接続し、この給気を分岐して一方は集塵用の
エゼクター駆動源として使用し、他方はグライン
ダーの駆動用としてホースを延長し、グラインダ
ーの砥石カバーと集塵機のタンクとをダクトで接
いで吸塵できる全体的にコンパクトな携帯構造の
集塵手段を具えたポータブルグラインダーとな
り、研摩、研削等の作業を衛生的に任意の場所で
行えるようにすることができ、マルチノズルのエ
アエゼクターを使用して騒音を発生させることな
く、合理的に吸塵できる低廉で取扱い容易な装置
となし得たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案集塵装置の一部切欠き全体斜視
図、第2図は集塵機の要部縦断面図、第3図は第
2図の平面図、第4図はグラインダーの砥石カバ
ーの一具体例平面図、第5図は第4図の−視
断面図である。 1……集塵機、2……集塵用のタンク、3……
蓋体、7……吸塵用接続口、8,8′……エルボ、
10……エアエゼクター、11……本体、13…
…吸引管、13′……吸引口、14……吐出管、
15……マルチノズル片、15″……通気孔、1
6……溝、17……連通孔、16′……噴気小孔、
18……通路、19……取つ手、20……接手、
21……開閉弁、22……T字接手、25……フ
ランジ、27……フイルター、30……グライン
ダー、31……砥石カバー、31″……吸塵口、
33……吸塵ダクト、34……給気ホース、35
……グラインダー給気ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 携帯可能な円筒形タンクの上面に密封可能に着
    脱係止できるよう取付けた蓋体の上面中央には、
    マルチノズルエアエゼクターを、その吸引口がタ
    ンク内に開口するように定着し、該エアエゼクタ
    ーの吸引口を有する吸引管下端には螺着フランジ
    を介してエアフイルターを着脱可能に吊設し、前
    記エアエゼクターの駆動圧気導入路には、圧気供
    給源からポータブルエアグラインダーの駆動部給
    気口に接続する給気ホースをT字接手で分岐し
    て、開閉弁を介し給気管を接続し、前記蓋体の適
    所には吸塵用接続口を設けて、携帯型の集塵機を
    構成し、前記吸塵用接続口とポータブルエアグラ
    インダーの砥石カバー付設吸塵口管端とを吸塵ダ
    クトで連結するようにしたことを特徴とするポー
    タブルエアグラインダーの集塵装置。
JP10685384U 1984-07-13 1984-07-13 ポ−タブルエアグラインダ−の集塵装置 Granted JPS6124157U (ja)

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JP10685384U JPS6124157U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 ポ−タブルエアグラインダ−の集塵装置

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JP10685384U JPS6124157U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 ポ−タブルエアグラインダ−の集塵装置

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JPS6124157U JPS6124157U (ja) 1986-02-13
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JP10685384U Granted JPS6124157U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 ポ−タブルエアグラインダ−の集塵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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SE530731C2 (sv) * 2005-12-07 2008-08-26 Atlas Copco Tools Ab Elektrisk portabel slipmaskin med luftkylningssystem

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537310U (ja) * 1978-09-01 1980-03-10

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JPS5537310U (ja) * 1978-09-01 1980-03-10

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