JPS6393887A - 電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板の製造方法 - Google Patents
電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板の製造方法Info
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- JPS6393887A JPS6393887A JP23632886A JP23632886A JPS6393887A JP S6393887 A JPS6393887 A JP S6393887A JP 23632886 A JP23632886 A JP 23632886A JP 23632886 A JP23632886 A JP 23632886A JP S6393887 A JPS6393887 A JP S6393887A
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合
金めっき鋼板の製造方法に関するものである。
金めっき鋼板の製造方法に関するものである。
鋼板の耐食性向上のために各種の合金めっき鋼板が開発
されている。これらの中で、電気亜鉛−ニツケル合金め
っき鋼板は、鋼板にニッケル含有率が8〜16wt%で
、めっき量が10〜40 y/rdの電気亜鉛−ニツケ
ル合金めっきを行なったもので、同一のめつき量の亜鉛
めっき鋼板に比べて数倍の耐食性を示すことから、その
使用が拡大されつつある。
されている。これらの中で、電気亜鉛−ニツケル合金め
っき鋼板は、鋼板にニッケル含有率が8〜16wt%で
、めっき量が10〜40 y/rdの電気亜鉛−ニツケ
ル合金めっきを行なったもので、同一のめつき量の亜鉛
めっき鋼板に比べて数倍の耐食性を示すことから、その
使用が拡大されつつある。
ところで、電気亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板の耐食性
を更に向上させるために、クロメート処理、次いで有機
樹脂被覆処理からなる下地処理を行なったのちに、電着
塗装を行なうことが知られている。しかし、亜鉛−ニツ
ケル合金めっき鋼板では、電着塗装すると、下地処理時
には問題なかった下地処理皮膜とめつき皮膜との密着性
が劣化して、電着塗膜が下地処理皮膜と一緒にめっき皮
膜から剥離し易くなるという難点があった。
を更に向上させるために、クロメート処理、次いで有機
樹脂被覆処理からなる下地処理を行なったのちに、電着
塗装を行なうことが知られている。しかし、亜鉛−ニツ
ケル合金めっき鋼板では、電着塗装すると、下地処理時
には問題なかった下地処理皮膜とめつき皮膜との密着性
が劣化して、電着塗膜が下地処理皮膜と一緒にめっき皮
膜から剥離し易くなるという難点があった。
この発明は、上述の現状に鑑み、めっき鋼板に下地処理
後に電着塗装を行なったときに、電着塗膜が下地処理皮
膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがない、電着塗
装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板を容易
に製造することができる方法を提供することを目的とす
るものである。
後に電着塗装を行なったときに、電着塗膜が下地処理皮
膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがない、電着塗
装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板を容易
に製造することができる方法を提供することを目的とす
るものである。
この発明の、電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合
金めっき鋼板の製造方法は、鋼板に下層めっきとして、
ニッケル含有率が8〜16wt%で、めっき量が10〜
4o y/r?の電気亜鉛−ニツケル合金めっきを行な
い、次いで、前記下層めっき鋼板に上層めっきとして、
ニッケル含有率が60wt%以上で、めっき量が0.0
1〜1y7rrr 未満の電気亜鉛−ニツケル合金めっ
きを行なうことに特徴を有するものである。
金めっき鋼板の製造方法は、鋼板に下層めっきとして、
ニッケル含有率が8〜16wt%で、めっき量が10〜
4o y/r?の電気亜鉛−ニツケル合金めっきを行な
い、次いで、前記下層めっき鋼板に上層めっきとして、
ニッケル含有率が60wt%以上で、めっき量が0.0
1〜1y7rrr 未満の電気亜鉛−ニツケル合金めっ
きを行なうことに特徴を有するものである。
〔発明の構成〕
以下、この発明の、電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツ
ケル合金めっき鋼板の製造方法について詳述する。
ケル合金めっき鋼板の製造方法について詳述する。
本発明者等は、めっき鋼板に下地処理後に電着塗装を行
なったときに、電着塗膜が下地処理皮膜と一緒にめっき
皮膜から剥離することがない、電着塗装性に優れた電気
亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板を得べく鋭意研究を重ね
た結果、次のことを知見した。
なったときに、電着塗膜が下地処理皮膜と一緒にめっき
皮膜から剥離することがない、電着塗装性に優れた電気
亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板を得べく鋭意研究を重ね
た結果、次のことを知見した。
第2図は、従来の方法に係る電気亜鉛−ニツケル合金め
っき鋼板のめつき皮膜のオージェ分析結果を示すグラフ
である。第2図に示されるように、例えばスパッタ時間
50分で示される、めっき皮膜表層よυ下の定常部位置
での亜鉛とニッケルの原子数比は、亜鉛が0.46に対
しニッケルが0.43になっているのに対して、スパッ
タ時間30分で示される、酸化皮膜直下のめつき皮膜表
層位置での亜鉛とニッケルの原子数比は、亜鉛が0.4
7に対しニッケルが0.34になってお9、めっき皮膜
の表層部は、定常部に比べて、ニッケルに対する亜鉛の
割合いがよりリッチになっていることがわかる。
っき鋼板のめつき皮膜のオージェ分析結果を示すグラフ
である。第2図に示されるように、例えばスパッタ時間
50分で示される、めっき皮膜表層よυ下の定常部位置
での亜鉛とニッケルの原子数比は、亜鉛が0.46に対
しニッケルが0.43になっているのに対して、スパッ
タ時間30分で示される、酸化皮膜直下のめつき皮膜表
層位置での亜鉛とニッケルの原子数比は、亜鉛が0.4
7に対しニッケルが0.34になってお9、めっき皮膜
の表層部は、定常部に比べて、ニッケルに対する亜鉛の
割合いがよりリッチになっていることがわかる。
この原因は、次のように推定される。すなわち、鋼板の
電気めっき設備の1段は、第3図に示すように、めっき
液1を収容しためつきセル2と、めっきセル2内にめっ
き液1を保持するダムロール3と、鋼板4に電流を流す
ための、セル2外に設けられた陰極のコンダクタロール
5と、鋼板4をめっきするだめの、セル2内に設けられ
た溶性または不溶性の上下の陽極6とからなっている。
電気めっき設備の1段は、第3図に示すように、めっき
液1を収容しためつきセル2と、めっきセル2内にめっ
き液1を保持するダムロール3と、鋼板4に電流を流す
ための、セル2外に設けられた陰極のコンダクタロール
5と、鋼板4をめっきするだめの、セル2内に設けられ
た溶性または不溶性の上下の陽極6とからなっている。
鋼板4のめつきは基本的には上下の陽極6間で行なわれ
、そこでの適正なめつき電流密度に対応した適正なニッ
ケル含有率を有するめっき皮膜が鋼板4の表面に形成さ
れる。しかしながら、入側、出側のダムロール3と陽極
6との間に設備上スペースA部が存在する。このため、
入側、出側のスペースA部で陽極6から鋼板4に漏洩電
流が流れ、鋼板4はスペースA部でもめつきされるが、
その漏洩電流の電流密度は適正なめつき電流密度に比べ
るとかなり低い。一般に、合金めっきでは、めっき電流
密度はめつき浴組成やめつき浴の攪拌状態などと共に、
合金めっき皮膜の組成に大きな影響を与え、亜鉛−ニツ
ケル合金めっきにおいては、めっき電流密度の低下に伴
ないニッケル含有率が低下する。従って、入側、出側の
スペースA部で形成されるめっき皮膜層は、ニッケル含
有率が低くなり、適正部に比べると亜鉛がよりリッチに
なっている。故に、めっきセル2勿複数段経て得られた
亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板のめつき皮膜の表層部は
、その下の定常部に比べ亜鉛がよりリッチになる。
、そこでの適正なめつき電流密度に対応した適正なニッ
ケル含有率を有するめっき皮膜が鋼板4の表面に形成さ
れる。しかしながら、入側、出側のダムロール3と陽極
6との間に設備上スペースA部が存在する。このため、
入側、出側のスペースA部で陽極6から鋼板4に漏洩電
流が流れ、鋼板4はスペースA部でもめつきされるが、
その漏洩電流の電流密度は適正なめつき電流密度に比べ
るとかなり低い。一般に、合金めっきでは、めっき電流
密度はめつき浴組成やめつき浴の攪拌状態などと共に、
合金めっき皮膜の組成に大きな影響を与え、亜鉛−ニツ
ケル合金めっきにおいては、めっき電流密度の低下に伴
ないニッケル含有率が低下する。従って、入側、出側の
スペースA部で形成されるめっき皮膜層は、ニッケル含
有率が低くなり、適正部に比べると亜鉛がよりリッチに
なっている。故に、めっきセル2勿複数段経て得られた
亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板のめつき皮膜の表層部は
、その下の定常部に比べ亜鉛がよりリッチになる。
以上のように、電気亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板のめ
つき皮膜の表層部は、亜鉛がよりリッチに々っている。
つき皮膜の表層部は、亜鉛がよりリッチに々っている。
従って、めっき皮膜の表層部には純亜鉛からなるη相が
析出、混在していて、とのη相を形成する亜鉛の存在が
、電着塗装時に下地処理皮膜とめつき皮膜との密着性に
悪影響を与えて劣化させ、その結果、電着塗膜を下地処
理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥離させ易くするのであ
ると思われる。
析出、混在していて、とのη相を形成する亜鉛の存在が
、電着塗装時に下地処理皮膜とめつき皮膜との密着性に
悪影響を与えて劣化させ、その結果、電着塗膜を下地処
理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥離させ易くするのであ
ると思われる。
その理由は詳しくは不明であるが、次のように推定され
る。すなわち、電着塗装時には、めっき皮膜と下地処理
皮膜との界面で水素の発生が生じ、界面ではPHが高く
なってアルカリ性を示すようになっていると考えられる
。このため、めっき皮膜表層部のη相を形成する亜鉛が
溶解して、めっき皮膜と下地処理皮膜との密着性が劣化
し、電着塗膜が下地処理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥
離するのである。
る。すなわち、電着塗装時には、めっき皮膜と下地処理
皮膜との界面で水素の発生が生じ、界面ではPHが高く
なってアルカリ性を示すようになっていると考えられる
。このため、めっき皮膜表層部のη相を形成する亜鉛が
溶解して、めっき皮膜と下地処理皮膜との密着性が劣化
し、電着塗膜が下地処理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥
離するのである。
従って、電気亜鉛−ニツケル合金めっき鋼板のめつき皮
膜上に、更に、それ自体、純亜鉛からなるη相が析出、
混在することのない、ニッケル含M率が高い亜鉛−ニツ
ケル合金めっき皮膜を形成して、下のめつき皮膜を覆っ
ておけば、電着塗装時にめっき皮膜と下地処理皮膜との
密着性を劣化させることがなく、電着塗膜が下地処理皮
膜と一緒にめっき皮膜から剥離し易くなるのを防止でき
ることを見い出した。
膜上に、更に、それ自体、純亜鉛からなるη相が析出、
混在することのない、ニッケル含M率が高い亜鉛−ニツ
ケル合金めっき皮膜を形成して、下のめつき皮膜を覆っ
ておけば、電着塗装時にめっき皮膜と下地処理皮膜との
密着性を劣化させることがなく、電着塗膜が下地処理皮
膜と一緒にめっき皮膜から剥離し易くなるのを防止でき
ることを見い出した。
そこで、この発明においては、従来の電気亜鉛−ニツケ
ル合金めっきを鋼板のめっきと同一の、ニッケル含有率
が8〜16wt%で、めっき量が10〜aOP/m’の
電気亜鉛−ニツケル合金めっきを、下J―めっきとして
鋼板に行ない、そして、その下層めっき鋼板に、ニッケ
ル含有率が6 o wt%以上で、めっき量が0.01
〜l f/n?未満の電気亜鉛−ニツケル合金めっきを
、上層めっきとして更に行なうものである。
ル合金めっきを鋼板のめっきと同一の、ニッケル含有率
が8〜16wt%で、めっき量が10〜aOP/m’の
電気亜鉛−ニツケル合金めっきを、下J―めっきとして
鋼板に行ない、そして、その下層めっき鋼板に、ニッケ
ル含有率が6 o wt%以上で、めっき量が0.01
〜l f/n?未満の電気亜鉛−ニツケル合金めっきを
、上層めっきとして更に行なうものである。
ここで、下層めっきのニッケル含有率を8〜16vrt
%とじたのは、ニッケル含有率が8 wt%未満では耐
食性が劣化し、また、ニッケル含有率が16wt%を超
えるとめっきが容易でなくなるからである。下層めっき
のめつき量を10〜40り7m” としたのは、めっき
量が10g/m2未満では耐食性が劣化し、また、めっ
き量が401〜を超えると耐食性向上に比してコスト上
昇が著しくなるからである。上層めっきのニッケル含有
率を60wt%以上とするのは、ニッケル含有率が60
wt%以上では、めっき皮膜中に純亜鉛からなるη相
が析出、混在することを確実に防止でき、且つ、めっき
が容易であるからである。上層めっきのめつき量を0.
01〜11/−未満とするのは、めっき量が0.01f
未満では少な過ぎて、上層めっきを設けたことの効果が
なく、また、めっき量がl f/m’を超えると、ニッ
ケル含有率の異なる上層めっきと下層めっきとの間の電
位差が犬になって、耐食性の劣化が無視し得なくなるか
らである。
%とじたのは、ニッケル含有率が8 wt%未満では耐
食性が劣化し、また、ニッケル含有率が16wt%を超
えるとめっきが容易でなくなるからである。下層めっき
のめつき量を10〜40り7m” としたのは、めっき
量が10g/m2未満では耐食性が劣化し、また、めっ
き量が401〜を超えると耐食性向上に比してコスト上
昇が著しくなるからである。上層めっきのニッケル含有
率を60wt%以上とするのは、ニッケル含有率が60
wt%以上では、めっき皮膜中に純亜鉛からなるη相
が析出、混在することを確実に防止でき、且つ、めっき
が容易であるからである。上層めっきのめつき量を0.
01〜11/−未満とするのは、めっき量が0.01f
未満では少な過ぎて、上層めっきを設けたことの効果が
なく、また、めっき量がl f/m’を超えると、ニッ
ケル含有率の異なる上層めっきと下層めっきとの間の電
位差が犬になって、耐食性の劣化が無視し得なくなるか
らである。
上層めっきのニッケル含有率を6 o wt、4以上に
するためには、それにル6じた所定のニッケル含有量と
なるように亜鉛−ニツケル合金めっき浴組成を変更して
、上層めっきケ行なえばよい。
するためには、それにル6じた所定のニッケル含有量と
なるように亜鉛−ニツケル合金めっき浴組成を変更して
、上層めっきケ行なえばよい。
しかし、本発明者等は、亜鉛−ニツケル合金めっきにお
いては、めっき浴組成を変更しないでもめつき電流密度
を変えることにより、めっき皮膜中のニッケル含有率が
変化し、転位電流密度より低い電流密度域では、ニッケ
ル含有率が大幅に高くなって、ニッケル含有率が50
wt%以上のめつき皮膜を得ることが可能であることを
見い出しt0第1図は、電気亜鉛−ニツケル合金めっき
のめつき電流密度とめつき皮膜中のニッケル含有率との
関係を調べた結果の1例を示すグラフである。
いては、めっき浴組成を変更しないでもめつき電流密度
を変えることにより、めっき皮膜中のニッケル含有率が
変化し、転位電流密度より低い電流密度域では、ニッケ
ル含有率が大幅に高くなって、ニッケル含有率が50
wt%以上のめつき皮膜を得ることが可能であることを
見い出しt0第1図は、電気亜鉛−ニツケル合金めっき
のめつき電流密度とめつき皮膜中のニッケル含有率との
関係を調べた結果の1例を示すグラフである。
めっき浴は、8〜1 a wt、%の低いニッケル含有
率を有する通常の亜鉛−ニツケル合金めっき用の浴組成
をもつめつき浴を使用した。
率を有する通常の亜鉛−ニツケル合金めっき用の浴組成
をもつめつき浴を使用した。
第1図に示されるように、この浴組成のめつき浴では、
めっき電流密度7A/drP? が転位電流密度にな
っており、転位電流密度の7A/drr? より低い
めっき電流密度域では、ニッケルが優先的に析出して、
めっき皮膜中のニッケル含有率が60w1%以上になっ
ていることがわかる。従って、この浴組成のめっき給で
は、7 A / d靜 より低いめっき電流密度で上層
めっきを行なえば、ニッケル含有率が60 wt%以上
の上層めっきが得られる。
めっき電流密度7A/drP? が転位電流密度にな
っており、転位電流密度の7A/drr? より低い
めっき電流密度域では、ニッケルが優先的に析出して、
めっき皮膜中のニッケル含有率が60w1%以上になっ
ていることがわかる。従って、この浴組成のめっき給で
は、7 A / d靜 より低いめっき電流密度で上層
めっきを行なえば、ニッケル含有率が60 wt%以上
の上層めっきが得られる。
以上のように、亜鉛−ニツケル合金めっき浴の浴組成を
変更しないでも、転位電流密度より低いめつき゛電流密
度で上ノーめっきを行なえば、ニッケル含有率が60w
t%以上の上層めっきが容易に得られる。従って、上層
めっきはこの方法によって行なってもよく、その場合に
は、複数段のめつきセルのうち最終段のめつきセルにお
いて、転位電流密度より低い電流密度でめっきを行なえ
ばよい。
変更しないでも、転位電流密度より低いめつき゛電流密
度で上ノーめっきを行なえば、ニッケル含有率が60w
t%以上の上層めっきが容易に得られる。従って、上層
めっきはこの方法によって行なってもよく、その場合に
は、複数段のめつきセルのうち最終段のめつきセルにお
いて、転位電流密度より低い電流密度でめっきを行なえ
ばよい。
なお、転位電流密度はめつき浴組成、めっき条件等によ
って異なるので、実施するめつき設備において、めっき
電流密度を変えてめっきを行ない、そのときのめつき電
流警度とめつき皮膜中のニッケル含有率との関係を調べ
て、予め転位電流密度を求めておく必要がある。しかし
、めっき浴組成、めっき条件等を大きく変えなければ、
転位電流密度の変動は小さいので、一旦、転位電流密度
を求めて設定したならば、以後、その転位電流密度に基
づきめっき電流密度を定めて上層めっきをすることがで
きる。
って異なるので、実施するめつき設備において、めっき
電流密度を変えてめっきを行ない、そのときのめつき電
流警度とめつき皮膜中のニッケル含有率との関係を調べ
て、予め転位電流密度を求めておく必要がある。しかし
、めっき浴組成、めっき条件等を大きく変えなければ、
転位電流密度の変動は小さいので、一旦、転位電流密度
を求めて設定したならば、以後、その転位電流密度に基
づきめっき電流密度を定めて上層めっきをすることがで
きる。
この発明を実施例により更に説明する。
実施例1
鋼板に電気亜鉛−ニツケル合金めっきの下層めっきを行
ない、次いで、下層めっき鋼板に、転位電流密度より低
いめつきヤ電流密度によって、この発明の範囲内の条件
で、電気亜鉛−ニツケル合金めっきの上層めっきを行な
って、本発明めつき七鋼板階1〜9を製造した。比較の
ために、上記下層めっき鋼板と同様な下層めっき鋼板に
、転位電流密度より低いめっき電流密度または高いめっ
き電流密度によって、この発明の範囲外の条件で、電気
亜鉛−ニツケル合金めっきの上層めっきを行なうか、ま
たは、上層めっきを行なわずにそのままとして、比較め
っき鋼板醜1〜11を製造した。
ない、次いで、下層めっき鋼板に、転位電流密度より低
いめつきヤ電流密度によって、この発明の範囲内の条件
で、電気亜鉛−ニツケル合金めっきの上層めっきを行な
って、本発明めつき七鋼板階1〜9を製造した。比較の
ために、上記下層めっき鋼板と同様な下層めっき鋼板に
、転位電流密度より低いめっき電流密度または高いめっ
き電流密度によって、この発明の範囲外の条件で、電気
亜鉛−ニツケル合金めっきの上層めっきを行なうか、ま
たは、上層めっきを行なわずにそのままとして、比較め
っき鋼板醜1〜11を製造した。
次に、これら本発明めっき鋼板随1〜9および比較めっ
き鋼板随1〜11に、下地処理として、クロメート処理
、次いで有機樹脂被覆処理を行ない、しかる後に電着塗
装を行なって、電着塗膜の剥離性および電着塗装後の耐
食性を調べた。
き鋼板随1〜11に、下地処理として、クロメート処理
、次いで有機樹脂被覆処理を行ない、しかる後に電着塗
装を行なって、電着塗膜の剥離性および電着塗装後の耐
食性を調べた。
下層めっきの浴粂件およびめっき条件は次の通りであっ
た。
た。
めっき浴組成:
めっき浴PH:1.3、
めっき浴、温度 :50℃、
めっき電流密度: 50 A/eirr?、めっき量
: 20g/m2 。
: 20g/m2 。
上層めっきのめつき電流密度、めっき皮膜中のニッケル
含有率およびめっき量は、第1表に示す通りであった。
含有率およびめっき量は、第1表に示す通りであった。
上層めっきの浴条件は下層めっきと同一である。
クロメート処理は、市販の塗布型クロメート処理液(例
えばCr+比0.6で、CrO3として100 y/l
とその他の微量の箔加剤を含む)を用いて、クロム付着
量が5orn9/、z2 となるように行なった。
えばCr+比0.6で、CrO3として100 y/l
とその他の微量の箔加剤を含む)を用いて、クロム付着
量が5orn9/、z2 となるように行なった。
有機樹脂被覆処理は、電着塗装が可能な有機樹脂の処理
液、例えばアクリルシリケート樹脂とエポキシシリケー
ト樹脂とを主成分とする処理液を用いて、固形分樹脂量
が1〜2f//ni’ となるように塗布、乾燥する
ことにより行なった。
液、例えばアクリルシリケート樹脂とエポキシシリケー
ト樹脂とを主成分とする処理液を用いて、固形分樹脂量
が1〜2f//ni’ となるように塗布、乾燥する
ことにより行なった。
電着塗装はカチオンタイプの電着塗装で、日本ペイント
社製の市販電着塗料を用いて、20μ迅の標準塗装で行
なった。通常は、電着塗装後に、第1表 電着塗膜を水洗、熱風乾燥し、焼付を行なってから、電
着塗膜の剥離性および電着塗装後耐食性を調べるが、条
件を厳しくするために、水洗後熱風乾燥に止め、電着塗
装後の焼付は行なわずに剥離性試験等に供した。
社製の市販電着塗料を用いて、20μ迅の標準塗装で行
なった。通常は、電着塗装後に、第1表 電着塗膜を水洗、熱風乾燥し、焼付を行なってから、電
着塗膜の剥離性および電着塗装後耐食性を調べるが、条
件を厳しくするために、水洗後熱風乾燥に止め、電着塗
装後の焼付は行なわずに剥離性試験等に供した。
電着塗膜の剥離性試験は、粘着テープによる強制剥離に
よって行ない、めっき皮膜から下地処理皮膜と一緒に剥
離した電着塗膜の有無を調べた。
よって行ない、めっき皮膜から下地処理皮膜と一緒に剥
離した電着塗膜の有無を調べた。
電着塗装後の耐食性試験は次のように行なった。
すなわち、電着塗膜上からクロスカット?入れたのち、
35゛C15wt%N、+4溶液を4時間噴霧する塩水
噴霧試験→60°C12時間の熱風乾燥→50°C1湿
度98%以上の湿潤環境下に2時間放置する湿潤試験の
、以上を1サイクルとして、100サイクル行なった。
35゛C15wt%N、+4溶液を4時間噴霧する塩水
噴霧試験→60°C12時間の熱風乾燥→50°C1湿
度98%以上の湿潤環境下に2時間放置する湿潤試験の
、以上を1サイクルとして、100サイクル行なった。
そして、めっき鋼板中に開いた穴の深さを測定して、穴
の深さが0.2喘未満を良いとし、0.2 ttrm以
上を悪いとして判定した。
の深さが0.2喘未満を良いとし、0.2 ttrm以
上を悪いとして判定した。
電着塗膜の剥離性試験結果および電着塗装後の耐食性試
験結果を、先の第1表に併せて示す。
験結果を、先の第1表に併せて示す。
第1表に示されるように、本発明めっき鋼板階1〜9で
は、亜鉛−ニツケル合金めっきの転位電流密度より低い
めっき電流密度でのめつきにより、この発明の範囲内の
ニッケル含有率およびめっき景の上層めっきを行なって
いるので、電着塗装性が良好で、電着塗膜が下地処理皮
膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがなく、また電
着塗装後の耐食性も良い。これに対し、比較めっき鋼板
随1〜11では、上層めっきを行なわなかったり、この
発明の範囲外のニッケル含有率またはめつき量の上層め
っきを行なっているので、電層塗装性が悪く、電着塗膜
が下地処理被膜と一緒にめっき皮膜から剥離したり、あ
るいは、電着塗装後の耐食性が悪かったりしている。
は、亜鉛−ニツケル合金めっきの転位電流密度より低い
めっき電流密度でのめつきにより、この発明の範囲内の
ニッケル含有率およびめっき景の上層めっきを行なって
いるので、電着塗装性が良好で、電着塗膜が下地処理皮
膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがなく、また電
着塗装後の耐食性も良い。これに対し、比較めっき鋼板
随1〜11では、上層めっきを行なわなかったり、この
発明の範囲外のニッケル含有率またはめつき量の上層め
っきを行なっているので、電層塗装性が悪く、電着塗膜
が下地処理被膜と一緒にめっき皮膜から剥離したり、あ
るいは、電着塗装後の耐食性が悪かったりしている。
実施例2
ニッケル含有量を所定量に増大した浴組成の亜鉛−ニツ
ケル合金めっき浴を用いて、この発明の範囲内の条件で
、電気亜鉛−ニツケル合金めっきの上層めっきを行なっ
た他は、実施例1と同一の条件で、本発明めっき鋼板1
m10〜17を製造した。そして、実施例1と同様にし
て、電着塗装を行ない、電着塗膜の剥離性および電着塗
装後の耐食性を調べた。その結果を第2表に示す。
ケル合金めっき浴を用いて、この発明の範囲内の条件で
、電気亜鉛−ニツケル合金めっきの上層めっきを行なっ
た他は、実施例1と同一の条件で、本発明めっき鋼板1
m10〜17を製造した。そして、実施例1と同様にし
て、電着塗装を行ない、電着塗膜の剥離性および電着塗
装後の耐食性を調べた。その結果を第2表に示す。
第2表
上層めっきのめつき浴条件は次の通υであった。
めっき浴組成:
めっき浴PH:3.0、
めっき浴温度:50°C0
上層めっきのめつき電流密度味、めっき皮膜中のニッケ
ル含有率およびめっき量は、先の第2表に示す通りであ
った。
ル含有率およびめっき量は、先の第2表に示す通りであ
った。
第2表に示されるように、本発明めっき鋼板随10〜1
7では、ニッケル含有量を増大しためつき浴でのめつき
により、この発明の範囲内のニッケル含有率およびめつ
き景の上層めっきを行なっているので、電着塗膜が下地
処理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがなく、
また電着塗装後の耐食性も良好である。
7では、ニッケル含有量を増大しためつき浴でのめつき
により、この発明の範囲内のニッケル含有率およびめつ
き景の上層めっきを行なっているので、電着塗膜が下地
処理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがなく、
また電着塗装後の耐食性も良好である。
以上説明したように、この発明によれば、めっき鋼板に
下地処理後に電着塗装を行なったときに、゛電着塗膜が
下地処理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがな
い、電着塗装性に優れた電気亜鉛−二二ツケル合金めつ
き鋼板を容易に製造することができる。
下地処理後に電着塗装を行なったときに、゛電着塗膜が
下地処理皮膜と一緒にめっき皮膜から剥離することがな
い、電着塗装性に優れた電気亜鉛−二二ツケル合金めつ
き鋼板を容易に製造することができる。
第1図は、電気亜鉛−ニツケル合金めっきのめつき電流
密度とめつき皮膜中のニッケル含有率との関係を示すグ
ラフ、第2図は、従来の方法に係る電気亜鉛−ニツケル
合金めっき鋼板のめつき皮膜のオージェ分析結果を示す
グラフ、第3図は、鋼板の電気めっき設備の1段の構成
を示す概略図である。図面において、 l・・・めっき液、 2・・・めっきセル、3
・・・ダムロール、 4・・・鋼板、5・・・コ
ンダクタロール、6・・・陽極、A・・・スペース
密度とめつき皮膜中のニッケル含有率との関係を示すグ
ラフ、第2図は、従来の方法に係る電気亜鉛−ニツケル
合金めっき鋼板のめつき皮膜のオージェ分析結果を示す
グラフ、第3図は、鋼板の電気めっき設備の1段の構成
を示す概略図である。図面において、 l・・・めっき液、 2・・・めっきセル、3
・・・ダムロール、 4・・・鋼板、5・・・コ
ンダクタロール、6・・・陽極、A・・・スペース
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、鋼板に下層めつきとして、ニツケル含有率が8〜1
6wt%で、めつき量が10〜40g/m^2の電気亜
鉛−ニツケル合金めつきを行ない、次いで、前記下層め
つき鋼板に上層めつきとして、ニツケル含有率が60w
t%以上で、めつき量が0.01〜1g/m^2未満の
電気亜鉛−ニツケル合金めつきを行なうことを特徴とす
る、電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めつき
鋼板の製造方法。 2、前記上層めつきを、電気亜鉛−ニツケル合金めつき
の転位電流密度より低いめつき電流密度で行なうことを
特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の電着塗装性に
優れた電気亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61236328A JP2564524B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61236328A JP2564524B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393887A true JPS6393887A (ja) | 1988-04-25 |
JP2564524B2 JP2564524B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=16999177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61236328A Expired - Lifetime JP2564524B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 電着塗装性に優れた電気亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564524B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160002804A1 (en) * | 2013-03-26 | 2016-01-07 | Atotech Deutschland Gmbh | Process for corrosion protection of iron containing materials |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60141894A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-26 | Nippon Steel Corp | 加工性に優れたΖn−Νi合金二層めつき鋼板 |
JPS6191391A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 塗装後の耐食性に優れた表面処理鋼板 |
JPS61170593A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 塗装後の耐食性に優れた表面処理鋼板 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP61236328A patent/JP2564524B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60141894A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-26 | Nippon Steel Corp | 加工性に優れたΖn−Νi合金二層めつき鋼板 |
JPS6191391A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 塗装後の耐食性に優れた表面処理鋼板 |
JPS61170593A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 塗装後の耐食性に優れた表面処理鋼板 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160002804A1 (en) * | 2013-03-26 | 2016-01-07 | Atotech Deutschland Gmbh | Process for corrosion protection of iron containing materials |
US9435047B2 (en) * | 2013-03-26 | 2016-09-06 | Atotech Deutschland Gmbh | Process for corrosion protection of iron containing materials |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2564524B2 (ja) | 1996-12-18 |
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