JPS6393632A - 副変速機付自動変速機 - Google Patents

副変速機付自動変速機

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JPS6393632A
JPS6393632A JP61237229A JP23722986A JPS6393632A JP S6393632 A JPS6393632 A JP S6393632A JP 61237229 A JP61237229 A JP 61237229A JP 23722986 A JP23722986 A JP 23722986A JP S6393632 A JPS6393632 A JP S6393632A
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JP
Japan
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automatic transmission
transmission
sub
gear
valve
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Application number
JP61237229A
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English (en)
Inventor
Mizuki Aoyama
青山 水器
Keiji Bota
啓治 坊田
Hitoshi Akutagawa
等 芥川
Masakazu Honbo
本坊 正和
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機の主力側にギヤ掛換え式の副変速
機が連結された副変速機付自動変速機に関する。
(従来技術) 自動変速機の出力側に、副変速機が連結された副変速機
付自動変速機としては、例えば特開昭60−13995
6号公報に開示されているように、副変速機に油圧クラ
ッチを設けて自動変速機の回転中にも副変速機の切換え
を行なうことができるようにしたものが知られている。
しかしながら上記公報に開示されている副変速機は、そ
れぞれ油圧で作動される高速クラッチおよび低速クラッ
チを必要とするものであり、副変速機の構造を複雑にし
ていた。
一方、ギヤ切換え式の副変速機は、それ自体構造は簡単
であるが、自動変速機の出力軸が駆動されていると、副
変速機のギヤ鳴りの発生等の点で切換えが平滑に行なわ
れない問題があって、走行中における副変速機の切換え
が困難であった。
(発明の目的) 上述の事情に鑑み、本発明は、構造の簡単なギヤ掛換え
式の副変速機が自動変速機の出力側に連結された構成に
おいて、走行中に副変速機の切換えを可能にした副変速
機付自動変速機を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、自動変速機の出力側にギヤ掛換え式の副変速
機が連結された副変速機付自動変速機において、副変速
機の切換え時に自動変速機をニュートラル状態にする手
段と、前記切換え時におけるエンジン回転の上昇を抑制
する手段を設けたことを特徴とする。
(発明の効果) 本発明によれば、車両の走行中においても副変速機の切
換えが可能になるとともに、副変速機の切換え時におけ
るエンジンの吹上りを防止することができる。
(実 施 例) 以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は、本発明の一実施例に係る副変速機付自動変速
機の概略的な全体構成を示す図で、自動変速機250と
副変速機300とから構成されており、自動変速機25
0はロックアツプ機構付の電子制御自動変速機よりなり
、また副変速機300はギヤの掛換えにより高速位置、
低速位置およびニュートラルの3位置が選択されるよう
に構成され、さらに低速位置では、二輪駆動−四輪駆動
の切換えが可能のように構成されている。
自動変速機250は、第2図の断面図からも明らかなよ
うに、トルクコンバータ10と、このトルクコンバータ
10の出力軸14に連結された多段変速歯車機構20と
、トルクコンバータ10と多段変速歯車機構20との間
に配置されたオーバードライブ用遊星歯車変速機構50
とから構成されている。
トルクコンバータ10はエンジン1の出力軸1aに締結
された入力軸18に結合されたポンプ・インペラ11 
(以下「ポンプ」と略称する)と、このポンプ11に対
向して配置されたタービン・ランナ12 (以下「ター
ビン」と略称する)と、ポンプ11とタービン12との
間に配置されたステータ13とを有し、タービン12に
はコンバータ出力軸14が結合されている。コンバータ
出力軸14とポンプ11との間にはロックアツプクラッ
チ15が設けられ、このロックアツプクラッチ15はト
ルクコンバータ10内を循環する作動油の圧力により常
時係合方向に押されており、このクラッチ15に外部か
ら供給される解放用油圧により解放状態に保持される。
100はオイルポンプである。
多段変速歯車機構20はフロント遊星歯車機構21とリ
ヤ遊星歯車機構22とを有し、フロント遊星歯車機構2
1のサンギヤ23とリヤ遊星歯車機構22のサンギヤ2
4とは連結軸25により連結されている。この多段変速
歯車機構20の入力軸26はフロントクラッチ27を介
して連結軸25に、またリヤクラッチ28を介してフロ
ント遊星歯車機構21のリングギヤ29にそれぞれ連結
されるように構成され、かつ、連結軸25すなわち両逆
星歯車機構21.22におけるサンギヤ23.24と変
速機ケースとの間にはセカンドブレーキ30が設けられ
ている。フロント遊星歯車機構21のビニオンキャリア
31と、リヤ遊星歯車機構22のリングギヤ33とは出
力軸34に連結され、またリヤ遊星歯車機構22のビニ
オンキャリア35と変速機ケースとの間には、ロー・リ
バースブレーキ36とワンウェイクラッチ37とが設け
られている。この多段変速歯車機構20は従来公知の形
式で前進3段および後進1段の変速段を有し、クラッチ
27.28およびブレーキ30.36を適宜作動させる
ことにより所要の変速段を得るものである。
一方、オーバードライブ用遊星歯車変速機構50におい
ては、プラネタリギヤ51を回転自在に支持するビニオ
ンキャリア52がトルクコンバータ10の出力軸14に
連結され、サンギヤ53が直結クラッチ54を介してリ
ングギヤ55に結合される構成となされている。サンギ
ヤ53と変速機ケースとの間にはオーバードライブブレ
ーキ56が設けられ、またサンギヤ55は多段変速歯車
機構20の入力軸26に連結されている。そして、オー
バードライブ用遊星歯車変速機構50は、直結クラッチ
54が係合してブレーキ56が解除されたときに、軸1
4.26を直結状態で結合し、ブレーキ56が係合して
クラッチ54が解放されたときに軸14.26をオーバ
ードライブ結合する。
以上説明した自動変速機250は、さらに第1図に示す
ように、エンジン1の出力軸1aに締結された入力軸1
8と変速機ケースとの間にブレーキ19を備えている。
このブレーキ19は後述する副変速機300の切換え時
に、入力軸18に負荷を与え、エンジン回転の上昇を抑
制するために設けられるものである。
次に副変速機300の構成について説明する。
自動変速機250の出力軸の回転はスリーブ299を介
してそのまま副変速機300の入力軸301に伝えられ
る。副変速機300には、入力軸301と出力軸302
とが同一軸線上に配置されているとともに、入力軸30
1には第1ギヤ303が一体に形成されている。304
は回転自在なアイドラシャフトで、このアイドラシャフ
ト304は、第1ギヤ303に噛み合う第2ギヤ305
と、出力軸302に回転自在に配された第4ギヤ307
に噛み合う第3ギヤ306とを一体に備えている。さら
に、入力軸301の後部には第1スプライン309が、
出力軸302の前端には第2スプライン310が、第4
ギヤ307の前端には第3スプライン311がそれぞれ
形成され、第1および第3スプライン309.311が
第2スプライン310を挟むようにしてそれぞれ対向し
て配されている。そして第2スプライン310には、ス
リーブ312が軸方向に摺動可能に係合している。この
スリーブ312は、前方に移動したとき、第2スプライ
ン310と係合したまま第1スプライン309とも係合
し、他方後方へ移動したとき、第2スプライン310と
係合したまま第3スプライン311とも係合するように
構成されている。したがって、副変速機300は、上記
スリーブ312が中央位置にあるときニュートラル状態
となり、スリーブ312が上記前方の位置にあるとき、
入力軸301と出力軸302が直結されて、高速回転伝
達状態となり、他方スリーブ312が上記後方の位置に
あるとき、入力軸301と出力軸302が第2ギヤ30
5および第3ギヤ306を介して接続されて、低速回転
伝達状態となる。スリーブ312を上記のように移動さ
せるため、スリーブ312にはアクチュエータ313が
設けられている。
なお、副変速機300の出力軸302は、車両の後輪を
駆動するプロペラシャフト(図示は省略)に連結される
が、副変速機300が低速位置にシフトされているとき
にのみ、必要に応じて前輪にも駆動力を伝達するための
二輪駆動−四輪駆動切換え機構が出力軸302上に設け
られている。すなわち、出力軸302には第5ギヤ31
5が回転自在に配され、この第5ギヤ315の後端に第
4スプライン316が形成されている。−力出力軸30
2には第5スプライン317が第4スプライン316に
隣接して形成され、この第4スプライン316には、ス
リーブ318が軸方向に摺動可能に係合している。この
スリーブ318は、前方に移動したとき、第5スプライ
ン317に係合したまま第4スプライン316とも係合
するように構成されている。前輪にトルクを伝達するた
めの伝達軸319の後輪には、第6ギヤ320が形成さ
れており、この第6ギヤ320と第5ギヤ315の双方
に第7ギヤ321が噛み合っている。したがって、スリ
ーブ318が前方位置にシフトされたときには、出力軸
302と伝達軸319とが第5ギヤ315、第7ギヤ3
21および第6ギヤ320を介して接続されるため四輪
駆動状態となり、スリーブ318が後方位置にシフトさ
れたときには、後輪のみが駆動される。スリーブ318
を上記のように移動させるため、スリーブ318にはア
クチュエータ323が設けられている。
次に自動変速機250の油圧制御回路について第2図を
参照して説明する。
自動変速機250の入力軸18によって駆動されるオイ
ルポンプ100から圧力ライン101に吐出された作動
油は、調圧弁102によりその圧力を調整された上で手
動のセレクト弁103に導かれる。このセレクト弁10
3は、1.2、DlN、R,Pの各シフト位置を有し、
そのシフト位置が1.2およびD位置にあるとき、圧力
ライン101は弁103のポー)103a、103b、
103cに連通される。ポート103aはリャクラッチ
28のアクチュエータ104に接続されており、弁10
3が上述の位置にあるときりャクラッチ28を係合状態
に保持する。
また、ポート103aは1−2シフト弁110の図の左
方端近傍にも接続されていて、そのスプール110aを
図の右方に押し付けている。さらに、ポート103aは
第1ラインL1を介して上記1−2シフト弁110の図
の右方端に、第2ラインL2を介して2−3シフト弁1
20の図の右方端に、第3ラインL3を介して3−4シ
フト弁130の図の上方端にそれぞれ接続されている。
第1、第2および第3ラインL1、L2およびL3には
それぞれ第1、第2および第3ドレンラインDI、D2
およびD3が分岐して接続されており、これらのドレン
ラインD1〜D3にはそれぞれドレンラインD1〜D3
の開閉を行う第1、第2、第3ソレノイド弁SLI〜S
L3が接続されており、ソレノイド弁SLI〜SL3は
励磁されると、圧力ライン101とポート103aが連
通している状態で各ドレンラインD1〜D3を閉じるこ
とにより第1ないし第3ラインL1〜L3内の圧力を高
めるようになっている。
また、セレクト弁103のポート103bはセカンドロ
ック弁105にライン140を介して接続され、このボ
ー)103bからの圧力は弁105のスプール105a
を図の下方に押し下げるように作用する。そして、弁1
05のスプール105aが下方位置にあるとき、ライン
140とライン141とが連通し、油圧が上記セカンド
ブレーキ30のアクチュエータ108の係合側圧力室1
08aに導入されてセカンドブレーキ3oを作動方向に
保持するように構成されている。
さらに、セレクト弁103のポート103cは上記セカ
ンドロック弁105に接続され、このポート103cか
らの圧力は弁105のスプール105aを図の上方に押
し下げるように作用する。
また、ポート103cは圧力ライン106を介して上記
2−3シフト弁120に接続されている。
このライン106は、第2ドレンラインD2のソレノイ
ド弁SL2が励磁されて第2ラインL2内の圧力が高め
られ、その圧力により2−3シフト弁120のスプール
120aが図の左方に移動させられたとき、ライン10
7に連通する。ライン107は、セカンドブレーキ30
のアクチュエータ108の解除側圧力室108bに接続
され、この圧力室108bに油圧が導入されたとき、ア
クチュエータ108は係合側圧力室108aの圧力に抗
してブレーキ30を解除方向に作動させる。
また、ライン107の圧力は、フロントクラッチ27の
アクチュエータ109にも導かれ、このクラッチ27を
係合作動させる。
また、上記セレクト弁103は1位置においてメインラ
イン101に通じるポート103dをも有し、このポー
ト103dはライン112を経て1−2シフト弁110
に達し、さらにライン113を経てロー・リバースブレ
ーキ36のアクチュエータ114に接続されている。1
−2シフト弁110および2−3シフト弁120は、所
定の信号によりソレノイド弁SLI、SL2が励磁され
たとき、それぞれのスプール110a、120aを移動
させてラインを切り替え、これにより所定のブレーキま
たはクラッチが作動してそれぞれ1−2速、2−3速の
変速動作が行われるように構成されている。また、11
5は調圧弁102からの油圧を安定させるカットバック
用弁、116は吸気負圧の大きさに応じて調圧弁102
からのライン圧を変化させるバキュームスロットル弁、
117はこのスロットル弁116を補助するスロットル
バックアップ弁である。
また、上記油圧制御回路にはオーバードライブ用の遊星
歯車変速機構50のクラッチ54およびブレーキ56を
作動制御するために、3−4シフト弁130で制御され
るアクチュエータ132が設けられている。アクチュエ
ータ132の保合側圧力室132aは圧力ライン101
に接続されており、ライン101の圧力によりブレーキ
56を係合方向に押している。また3−4シフト弁13
0は上記1−2.2−3シフト弁110.120と同様
に、上記ソレノイド弁SL3が励磁されるとそのスプー
ル130aが図の下方で移動する。そのため圧力ライン
101とライン122との連通が遮断され、ライン12
2はドレーンされる。これによってブレーキ56のアク
チュエータ132の解除側圧力室132bに作用する油
圧がなくなり、ブレーキ56を係合方向に作動させると
ともにクラッチ54のアクチュエータ134がクラッチ
54を解除させるように作用する。
さらに、上記油圧制御回路には口・ノクア・ノブ制御弁
133が設けられている。このロノクア・ノブ制御弁1
33は第4ラインL4を介してセレクト弁103のポー
ト103aに連通されている。ラインL4には、ドレン
ラインD1〜D3と同様に、ソレノイド弁SL4が設け
られたドレンラインD4が分岐して接続されている。そ
して、ロック了・7プ制御弁133は、ソレノイド弁S
L4が励磁されてドレンラインD4が閉じられ、ライン
上4内の圧力が高まったとき、そのスプール133aが
ライン123とライン124との連通を遮断し、さらに
ライン124がドレーンされることで上記ロックアツプ
クラッチ15を接続方向に移動させるように構成されて
いる。さらに、圧力ライン101には、ソレノイド弁S
L5が設けられたドレンラインD5が分岐して接続され
ている。
以上述べたように、多段変速歯車機構20とオーバード
ライブ用遊星歯車変速機構50とにより、トルクコンバ
ータ10の出力軸14に連結された変速歯車機構70を
構成しているとともに、多段変速歯車機構20のフロン
トクラッチ27、リヤクラッチ28、セカンドブレーキ
30およびロー・リバースブレーキ36ならびにオーバ
ードライブ用遊星歯車変速機構50の直結クラッチ54
およびオーバードライブブレーキ56により上記変速歯
車機構70の動力伝達径路を切換え変速操作するように
した変速切換手段75を構成している。
また、第1〜第4のソレノイド弁SLI〜SL4により
、変速切換手段75の各流体式アクチュエータ104.
108.109.114.132.134への圧力流体
の供給を制御するようにした電磁手段80を構成してい
る。
以上の構成において、各変速段およびロソクアツブと各
ソレノイドとの作動関係ならびに各変速段とクラッチ、
ブレーキとの作動関係を下記の第1〜第3表に示す。
第1表 第2表 次に第3図を参照して、上記油圧制御回路を作動制御さ
せるための電子制御回路200を説明する。
電子制御回路200は、入出力装置201、ランダム・
アクセス・メモリ202 (以下rRAMjと称する)
、および中央演算装置203 (以下rcPUJと称す
る)を備えている。上記入出力装置201には、エンジ
ン1の吸気通路205内に設けられたスロットル弁20
6の開度からエンジンの負荷を検出し、負荷信号SLを
出力する負荷センサ207、エンジン出力軸1の回転数
を検出して、エンジン回転数信号S、を出力するエンジ
ン回転数センサ208、およびコンバータ出力軸14の
回転数を検出して、タービン回転数信号S、を出力する
タービン回転数センサ209、パワー、エコノミー等の
走行モードを検出して、走行モード信号S4を検出する
モードセンサ210等の走行状態等を検出するセンサが
接続され、これらのセンサから上記信号等を入力するよ
うに構成されている。さらに、入出力装置201には副
変速機切換スイッチ330からの切換信号S、も入力さ
れる。
入出力装置201は、上記センサから受けた負荷信号S
L、エンジン回転数信号S0、タービン回転数信号ST
、モード信号SM、切換信号S。
を処理して、RAM202に供給する。RAM202は
、これらの信号SL、SE 、S、、S。
を記憶するとともに、CPU203からの命令に応じて
これらの信号SL、S1、Sl、S4またはその他のデ
ータをCPU203に供給する。
CPU203は、予め設定された変速制御に適合するプ
ログラムに従って、エンジン回転数信号S。
またはタービン回転数信号STを選択的に、上記負荷信
号SLおよびモード信号S、lに応じて読み出したエン
ジン回転数−エンジン負荷特性に基づき決定されたシフ
トアンプ変速線、およびタービン回転数−エンジン負荷
特性に基づき決定されたシフトダウン変速線に照して、
変速すべきか否かの演算を行なう。
CPU203の演算結果は、入出力装置201を介して
第2図に示されている変速制御弁である1−2シフト弁
110.2−3シフト弁120.3−4シフト弁130
ならびにロックアツプ制御弁133を操作するソレノイ
ド弁群の励磁を制御する信号として与えられる。この電
磁弁群には、1−2シフト弁110.2−3シフト弁1
20.3−4シフト弁130、ロックアツプ制御弁13
3の各ソレノイド弁SLI〜SL4および圧力ライン1
01の油圧を制御するソレノイド弁SL5が含まれる。
以下、上記電子制御回路200による自動変速機の制御
の一例を説明する。電子制御回路200は、マイクロコ
ンピュータにより構成されており、この電子制御回路2
00に組み込まれたプログラムは、例えば第4図に示さ
れたフローチャートに従って実行される。
第4図は、変速制御の全体フローチャートを示し、変速
制御は、この図からも明らかなようにまずイニシャライ
ズ設定から行なわれる。このイニシャライズ設定は、イ
ニシャライズサブルーチンSlに従って実行される。こ
のサブルーチンs1は、自動変速機の油圧制御回路の切
換えを行なう各制御弁のポートおよび必要なカウンタを
イニシャライズして歯車変速機構20を1速に、ロック
アツプクラッチ15を解除にそれぞれ設定する。
この後、電子制御回路200の各種ワーキングエリアを
イニシャライズして、イニシャライズサブルーチンの実
行を完了する。
次いで、ステップS2で例えば50m5ec、のディレ
ィをかけた後、予め設定されたタイマー値Tを83で読
み取り、この値から“1”だけ滅じた後、S4で手動セ
レクトバルブ103の位置すなわちシフトレンジを読む
。次いで、S5でこの読まれたシフトレンジが2レンジ
であるか否かを判別する。シフトレンジが2レンジであ
るときには、S6でロックアツプを解除するとともに歯
車変速機構20を第2速に固定するようにシフト弁を制
御する。シフトレンジが2レンジでない場合には、S7
でルンジであるか否かが判定される。シフトレンジがル
ンジである場合には、次いで現在歯車変速機構が第1速
であるか否かが88で判定される。第1速である場合に
は、以上のルーチンが繰り返えされる。一方、1速でな
い場合には、S9でロックアンプを解除し、次いで1速
に対応する変速線をSIOで読み出す。なお、この変速
線は、タービン回転数−エンジン負荷特性に応じて定め
られたものとする。次いで、Sllでタービン回転数(
TSF)を検出し、S12でこのタービン回転数を上記
読み出した変速線に照らし、タービン回転数が上記変速
線を越えていない場合には、S13で第1速に固定し、
越えている場合には、S14でまず第2速にして上記の
条件が満足されれば第1速に固定する。これは変速ショ
ックを防止するためである。
シフトレンジが1し′ンジか否かの判定において、シフ
トレンジがルンジでない場合には、結局シフトレンジが
Dレンジにあることを示し、この場合にはまずシフトア
ップ判定S15を含むシフトアンプ変速制御315〜S
17が行なわれる。このシフトアンプ変速制御は、従来
のものと同一であってよいのでこれ以上の説明は省略す
る。
ところで、冒頭にも述べた通り、第1図に示されたギヤ
掛換え式の副変速機を備えた自動変速機においては、副
変速機の切換えの際に、主変速機の出力軸が駆動されて
いると副変速機のギヤ鳴りが生ずる等その切換えがスム
ーズに行なえないという問題があったため、本実施例に
おいては、上記油圧制御回路の圧力ライン101にドレ
ーン用のソレノイドバルブSL5を設け、副変速機30
0の切換えの際には、上記ソレノイドバルブSL5を用
いて、自動変速機250をニュートラル状態とするとと
もに、ブレーキ19によってエンジン1の出力軸1aに
負荷を与え、自動変速機250をニュートラル状態とし
たときのエンジン10回転上昇を抑制して、副変速機3
00の切換えをスムーズに行なえるようにしている。
第3図から明らかなように、ソレノイドバルブSL5と
スリーブ312のためのアクチュエータ313およびブ
レーキ19は共に、上記油圧制御回路を作動制御させる
ための電子制御回路200に接続されており、この制御
回路200によりその作動が制御されるようになってい
る。そして、通常自動車の運転席に配置され、運転者に
よってマニュアル操作される副変速機切換スイッチ33
0が制御回路200に接続されている。この制御回路2
00は、上記切換スイッチ330から切換信号S、を受
けたとき、ソレノイドバルブSL5に作動信号を与えて
、これを開き、圧力ライン101をドレーンして自動変
速機250をニュートラル状態とするとともに、ブレー
キ19を作動してエンジン1の出力軸1aに負荷を与え
、これによりエンジン1の吹上りを抑制し、その状態で
アクチュエータ313によってスリーブ312を軸方向
に移動させることにより、副変速機300の高・低速回
転伝達モードの切換えを行なっている。
なお、上述した実施例においては、副変速機300の切
換えに際して自動変速機250をニュートラル状態とす
るときのエンジン1の吹上りを抑制する手段としてブレ
ーキ19を用いているが、次に述べる実施例においては
、ブレーキ19を用いる代りに、自動変速機250の入
力軸18で駆動されるオイルポンプ100の吐出量を増
大させることにより、エンジン1の出力軸1aに負荷を
与えるようにしている。
第5図はオイルポンプ100およびその制御手段の構成
を示す図で、オイルポンプ100は可変容量型ベーンポ
ンプよりなり、放射方向に出入自在のベーン401を備
えたロータ402の外側にカムリング403が偏心して
設けられており、このロータ402がベーン401をカ
ムリング403の内周に接しさせながら回動することに
より、吸入ポート404からベーン401間に吸入した
オイルを吐出ポート405から吐出するように構成され
ている。そしてカムリング403はピボットローラ40
6を支点にして枢動可能にハウジング407内に設けら
れてその枢動によってカムリング403の偏心量が変化
するようになっており、かつカムリング403はスプリ
ング408によってハウジング407の背圧室409側
に押しつけられている。背圧室409はシールピン41
0、411によって吸入ポート404および吐出ポート
405と分離され、また吸入ポート404と吐出ポート
405はシールピン412で分離されている。さらに背
圧室409に連通するポート413が形成され、このポ
ート413に油路414が連結されている。なお、41
5はポンプフランジ、416はガイドリングである。
420はポンプ制御弁で、スプリング421によって図
の左方へ付勢された円筒状のスプール422と、ライン
圧Ptが印加されるポート423と、パイロット圧PP
Iが油路424を通じて印加されるポート425と、オ
イルポンプ100のポート413に通じる油路414が
連結されてオイルポンプ100の背圧室409にパイロ
ット圧P、□を与えるポート426とを備えている。パ
イロット圧P、が供給される油路424には副変速機3
00のニュートラル信号によって作動されるデユーティ
ソレノイド弁SL6が設けられたドレンラインD6が分
岐して接続されている。ソレノイド弁SL6は通常の状
態ではドレンラインD5を解放しているため、ポンプ制
御弁420のポート425に加わるパイロット圧PPI
は低い圧力に保たれている。したがって、ポンプ制御弁
420は図示の位置にあって、ライン圧PLの加わるポ
ート421とオイルポンプ100の背圧室409に連通
するポート426とはポンプ制御弁420の内部で連通
している。このため、油路414を通じてオイルポンプ
100に与えられるパイロット圧PP2が大となり、カ
ムリング403はスプリング408の付勢力に抗してピ
ボットローラ406を支点にして枢動し、ロータ402
に対するカムリング403の偏心量が図示の状態よりも
少なくなっているから、オイルポンプ100のオイル吐
出量は少ない。
上述の状態から、副変速[300のスリーブ312がア
クチュエータ313によってニュートラル位置にシフト
されると、そのニュートラル信号がソレノイド弁SL6
に印加されるため、ドレンラインD6が閉じられ、パイ
ロット圧PPIが上昇するため、ポンプ制御弁420の
スプール422はスプリング421に抗して右方へ移動
し、オイルポンプ100の背圧室409に通しるポート
426を閉じる。このためパイロット圧Pp□が減少し
、カムリング403はスプリング408によって背圧室
409側に枢動し、ロータ402に対するカムリング4
03の偏心量は増大して第5図に示す状態となる。した
がって、オイル吐出量が増大してこのオイルポンプ10
0を枢動するエンジン1の出力軸1aに対する負荷が増
大する。このことにより、副変速機300の切換え時に
自動変速機250がニュートラル状態とされたときのエ
ンジン1の吹上りを抑制するのである。
なお、副変速機300の切換え時に作動されるエンジン
吹上り抑制手段は、上述したブレーキI9あるいはオイ
ルポンプ 動変速機250側に設けたものであるが、これをエンジ
ン1側に設けてもよいことはいうまでもなく、エンジン
の燃料供給手段の供給量を制御して吹上りを抑制するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る副変速機付自動変速機
の概略的な構成図、第2図は自動変速機の機械部分の断
面構造および油圧制御回路を示す図、第3図は上記自動
変速機の電子制御回路を示す概略図、第4図は変速制御
のフローチャート、第5図は本発明におけるエンジン回
転数吹上り抑制手段の他の実施例である。 1−エンジン    1 0−)ルクコンバータ14−
−−−)ルクコンバータ出力軸 19−ブレーキ   20−多段変速歯車機構34−自
動変速機出力軸 70−変速歯車機構 1 0 0−オイルポンプ2 0
 0−電子制御回路  2 5 0− 自動変速機30
〇−副変速機    301−人力軸302ーーー出力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動変速機の出力側にギヤ掛換え式の副変速機が連結さ
    れた副変速機付自動変速機において、前記副変速機の切
    換え時に前記自動変速機をニュートラル状態にする手段
    と、前記切換え時におけるエンジン回転の上昇を抑制す
    る手段とを設けたことを特徴とする副変速機付自動変速
    機。
JP61237229A 1986-10-07 1986-10-07 副変速機付自動変速機 Pending JPS6393632A (ja)

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JP61237229A JPS6393632A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 副変速機付自動変速機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5168776A (en) * 1990-02-05 1992-12-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control system and method for automatic transmissions
JP2016153275A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 三菱自動車工業株式会社 四輪駆動車の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5168776A (en) * 1990-02-05 1992-12-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control system and method for automatic transmissions
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