JPS6393609A - 水陸両用車 - Google Patents
水陸両用車Info
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- JPS6393609A JPS6393609A JP23903886A JP23903886A JPS6393609A JP S6393609 A JPS6393609 A JP S6393609A JP 23903886 A JP23903886 A JP 23903886A JP 23903886 A JP23903886 A JP 23903886A JP S6393609 A JPS6393609 A JP S6393609A
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- JP
- Japan
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- shaft
- gear
- drive shaft
- screw
- driving shaft
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 46
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は水陸両用車に係わり、特にスクリュー駆動軸の
導出構造に関する。
導出構造に関する。
(従来技術)
従来から、例えば実開昭57−177837号公報に開
示されているような水陸両用車が提案されている。この
ような水陸両用車においては、陸上を走行するための車
輪のほかに、水上を走行するためのスクリューを備えて
いるため、車輪駆動軸またはスクリュー駆動軸に対し選
択的にエンジンの回転力を伝達する機構が必要である。
示されているような水陸両用車が提案されている。この
ような水陸両用車においては、陸上を走行するための車
輪のほかに、水上を走行するためのスクリューを備えて
いるため、車輪駆動軸またはスクリュー駆動軸に対し選
択的にエンジンの回転力を伝達する機構が必要である。
(発明の目的)
本発明は、スクリュー駆動軸の回転とトルクを車輪駆動
軸と同様に複数段に変速することができるスクリュー駆
動機構を備えた水陸両用車を桿供することを目的とする
。
軸と同様に複数段に変速することができるスクリュー駆
動機構を備えた水陸両用車を桿供することを目的とする
。
(発明の構成)
本発明による水陸両用車は、トランスミッションから前
輪および後輪の一方に駆動力を伝達する第1の動力伝達
手段と、車体の前後へ向って延びて前輪および後輪の他
方を駆動する第1の駆動軸と、上記トランスミッション
から前記第1の駆動軸に駆動力を伝達する第2の動力伝
達手段と、車体の前後へ向って延びてスクリューを駆動
する第2の駆動軸と、前記第1の駆動軸から出力を取出
して、この出力を前記第2の駆動軸に伝達する第3の動
力伝達手段とを備えていることを特徴とする。
輪および後輪の一方に駆動力を伝達する第1の動力伝達
手段と、車体の前後へ向って延びて前輪および後輪の他
方を駆動する第1の駆動軸と、上記トランスミッション
から前記第1の駆動軸に駆動力を伝達する第2の動力伝
達手段と、車体の前後へ向って延びてスクリューを駆動
する第2の駆動軸と、前記第1の駆動軸から出力を取出
して、この出力を前記第2の駆動軸に伝達する第3の動
力伝達手段とを備えていることを特徴とする。
(発明の効果)
本発明によれば、車体の前後方向へ延長して設けられた
駆動軸から出力を取出してスクリューを駆動するように
構成されているので、スクリュー駆動軸を車体底部に設
けることができ、スクリュー駆動機構が簡単になる。
駆動軸から出力を取出してスクリューを駆動するように
構成されているので、スクリュー駆動軸を車体底部に設
けることができ、スクリュー駆動機構が簡単になる。
また、スクリュー駆動軸がトランスミッションに連結さ
れているから、スクリューの変速が可能になり、しかも
スクリューを逆回転することもできるから、水上走行性
が向上する。
れているから、スクリューの変速が可能になり、しかも
スクリューを逆回転することもできるから、水上走行性
が向上する。
さらに本発明によれば、車体の前後方向へ延びる駆動軸
から出力を取出して、この出力をスクリュー駆動軸に伝
達するように構成されているため、2輪駆動、4輪駆動
およびスクリュー駆動の切換えるトランスファ装置の構
成が簡単になる等の数々の利点がある。
から出力を取出して、この出力をスクリュー駆動軸に伝
達するように構成されているため、2輪駆動、4輪駆動
およびスクリュー駆動の切換えるトランスファ装置の構
成が簡単になる等の数々の利点がある。
(実 施 例)
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明による水陸両用車の動力伝達系(パワー
トレイン)の概略図、第2図〜第4図は水陸両用車の全
体構成を示す平面図、側面図および正面図である。
トレイン)の概略図、第2図〜第4図は水陸両用車の全
体構成を示す平面図、側面図および正面図である。
エンジン1はボート型の車体2の後部にトランスミッシ
ョン(前進1速〜5速、後退)3とともに横置きに(ジ
アコーザ型)搭載されており、このトランスミッション
3に動力伝達装置4が結合されている。トランスミッシ
ョン3は、エンジンlにクラッチ5を介して結合される
プライマリシャフト(入力軸)6と、このプライマリシ
ャフト6にギヤ機構を介して結合されているセカンダリ
シャフト(出力軸)7とを備え、セカンダリシャフト7
にファイナル・ドライブギヤ8が取付けられている。動
力伝達装置4は、後輪ディファレンシャル・ギヤ装置9
と、PTO付トランスファ装置10と、クラッチ機構1
1とを含み、この動力伝達装置4から4方向に出力軸が
導出されている。
ョン(前進1速〜5速、後退)3とともに横置きに(ジ
アコーザ型)搭載されており、このトランスミッション
3に動力伝達装置4が結合されている。トランスミッシ
ョン3は、エンジンlにクラッチ5を介して結合される
プライマリシャフト(入力軸)6と、このプライマリシ
ャフト6にギヤ機構を介して結合されているセカンダリ
シャフト(出力軸)7とを備え、セカンダリシャフト7
にファイナル・ドライブギヤ8が取付けられている。動
力伝達装置4は、後輪ディファレンシャル・ギヤ装置9
と、PTO付トランスファ装置10と、クラッチ機構1
1とを含み、この動力伝達装置4から4方向に出力軸が
導出されている。
これら出力軸は、ディファレンシャル・ギヤ装置9から
車幅方向に左右に延びて左後輪12Lおよび右後輪12
Rをそれぞれ駆動するための2本の後輪駆動軸13L、
13Rと、トランスファ装置10から前方へ導出され、
ユニバーサルジヨイント27およびプロペラシャフト2
8を介して前輪14L、14Rのディファレンシャル・
ギヤ装置15に連結される前輪駆動軸16と、トランス
ファ装置10からPTO軸として後方へ導出されて、ユ
ニバーサルジヨイント29およびプロペラシャフト30
を介してスクリュー17を駆動するスクリュー駆動軸1
8である。後輪ディファレンシャル・ギヤ装置9のディ
ファレンシャル・ケース19は、トランスミッション3
のファイナル・ドライブギヤ8に噛み合うファイナル・
ドリブンギヤ20がこのディファレンシャル・ケース1
9の一端に固着されていることによって駆動され、さら
にディファレンシャル・ケース19の他端にリングギヤ
21が固着されている。このリングギヤ21には、トラ
ンスファ装置lOの入力軸22の後端に固着されたピニ
オンギヤ23が噛み合っている。
車幅方向に左右に延びて左後輪12Lおよび右後輪12
Rをそれぞれ駆動するための2本の後輪駆動軸13L、
13Rと、トランスファ装置10から前方へ導出され、
ユニバーサルジヨイント27およびプロペラシャフト2
8を介して前輪14L、14Rのディファレンシャル・
ギヤ装置15に連結される前輪駆動軸16と、トランス
ファ装置10からPTO軸として後方へ導出されて、ユ
ニバーサルジヨイント29およびプロペラシャフト30
を介してスクリュー17を駆動するスクリュー駆動軸1
8である。後輪ディファレンシャル・ギヤ装置9のディ
ファレンシャル・ケース19は、トランスミッション3
のファイナル・ドライブギヤ8に噛み合うファイナル・
ドリブンギヤ20がこのディファレンシャル・ケース1
9の一端に固着されていることによって駆動され、さら
にディファレンシャル・ケース19の他端にリングギヤ
21が固着されている。このリングギヤ21には、トラ
ンスファ装置lOの入力軸22の後端に固着されたピニ
オンギヤ23が噛み合っている。
24は入力軸22上に回動自在に設けられたPTOドラ
イブギヤで、PTO出力軸であるスクリュー駆動軸18
の前端に固着されたPTOドリブンギヤ25が上記PT
Oドライブギヤ24に噛み合っている。スクリュー17
は、車体2の底部に形成されたトンネル26内に設けら
れてウォータジェットを発生し、水上における推進力と
している。
イブギヤで、PTO出力軸であるスクリュー駆動軸18
の前端に固着されたPTOドリブンギヤ25が上記PT
Oドライブギヤ24に噛み合っている。スクリュー17
は、車体2の底部に形成されたトンネル26内に設けら
れてウォータジェットを発生し、水上における推進力と
している。
以上が本発明による水陸両用車の一実施例における動力
伝達系の概略構成であるが、次にその動力伝達装置4の
構成について第5図〜第7図を参照してさらに詳細に説
明する。
伝達系の概略構成であるが、次にその動力伝達装置4の
構成について第5図〜第7図を参照してさらに詳細に説
明する。
第5図は動力伝達装置4を車体2の後方から見た断面図
で、第1図との対応部分には同一符号を付しである。1
aはエンジンクランク軸、31はクランク軸1aの端部
に取付けられたフライホイール、32はフェーシング3
3を備えたクラ、チ板で、エンジン1の回転はこの乾式
単板クラッチ5を介してトランスミッション3のプライ
マリシャフト6に伝達される。このプライマリシャフト
6に平行なセカンダリシャフト7 (トランスミノジョ
ン3の出力軸)に取付けられたファイナル・ドライブギ
ヤ8は、このシャフト7と平行な軸線を有するディファ
レンシャル・ケース19の左端に固着された大径のファ
イナル・ドリブンギヤ20に噛み合っている。ディファ
レンシャル・ケース19内には、右後輪駆動軸13Rの
左端に嵌着されているサイドギヤ34Rと、左後輪12
Lを駆動するための中継軸35の右端に嵌着されている
サイドギヤ34Lと、ディファレンシャル・ケース19
の軸線と直交するようにこのディファレンシャル・ケー
ス19に取付けられているとニオンシャフト36と、こ
のピニオンシャフト36に枢着されてサイドギヤ34L
、34Rに噛み合っている一対のピニオンギヤ37.3
7とが設けられてそれ自体公知のディファレンシャル・
ギヤ装置9を構成している。ディファレンシャル・ケー
ス19の右端は右後輪駆動軸13Rに沿って延長され、
その延長部分にリングギヤ21が嵌着され、このリング
ギヤ21に、トランスファ装置10の入力軸22の後端
に固着されたピニオンギヤ23が噛み合っている。
で、第1図との対応部分には同一符号を付しである。1
aはエンジンクランク軸、31はクランク軸1aの端部
に取付けられたフライホイール、32はフェーシング3
3を備えたクラ、チ板で、エンジン1の回転はこの乾式
単板クラッチ5を介してトランスミッション3のプライ
マリシャフト6に伝達される。このプライマリシャフト
6に平行なセカンダリシャフト7 (トランスミノジョ
ン3の出力軸)に取付けられたファイナル・ドライブギ
ヤ8は、このシャフト7と平行な軸線を有するディファ
レンシャル・ケース19の左端に固着された大径のファ
イナル・ドリブンギヤ20に噛み合っている。ディファ
レンシャル・ケース19内には、右後輪駆動軸13Rの
左端に嵌着されているサイドギヤ34Rと、左後輪12
Lを駆動するための中継軸35の右端に嵌着されている
サイドギヤ34Lと、ディファレンシャル・ケース19
の軸線と直交するようにこのディファレンシャル・ケー
ス19に取付けられているとニオンシャフト36と、こ
のピニオンシャフト36に枢着されてサイドギヤ34L
、34Rに噛み合っている一対のピニオンギヤ37.3
7とが設けられてそれ自体公知のディファレンシャル・
ギヤ装置9を構成している。ディファレンシャル・ケー
ス19の右端は右後輪駆動軸13Rに沿って延長され、
その延長部分にリングギヤ21が嵌着され、このリング
ギヤ21に、トランスファ装置10の入力軸22の後端
に固着されたピニオンギヤ23が噛み合っている。
一方、中継軸35と左後輪駆動軸13Lとの間にはクラ
ッチ機構11が介装されているが、このクラッチ機構1
1は、中継軸35の左端に設けられた大径部35aの外
周に形成されたスプライン38と、このスプライン38
に軸方向に摺動可能に係合しているスリーブ39と、左
後輪駆動軸13Lに嵌着され、かつ中継軸35の大径部
35a内に右端が回動可能に係合している連結用筒体4
0の外周に上記スプライン38と隣接して形成されてい
るスプライン41と、スリーブ39に取付けられていて
このスリーブ39を左右に移動させるためのシフトフォ
ーク42とを備えている。シフトフォーク42は、クラ
ッチ作動軸43に固定されており、スプリング44およ
びボール45によって軸線方向に沿う2位置を節度的に
選択しうるクラッチ作動軸43によってシフトされる。
ッチ機構11が介装されているが、このクラッチ機構1
1は、中継軸35の左端に設けられた大径部35aの外
周に形成されたスプライン38と、このスプライン38
に軸方向に摺動可能に係合しているスリーブ39と、左
後輪駆動軸13Lに嵌着され、かつ中継軸35の大径部
35a内に右端が回動可能に係合している連結用筒体4
0の外周に上記スプライン38と隣接して形成されてい
るスプライン41と、スリーブ39に取付けられていて
このスリーブ39を左右に移動させるためのシフトフォ
ーク42とを備えている。シフトフォーク42は、クラ
ッチ作動軸43に固定されており、スプリング44およ
びボール45によって軸線方向に沿う2位置を節度的に
選択しうるクラッチ作動軸43によってシフトされる。
このクラッチ作動軸43は、電磁力または空圧力で作動
される。そしてスリーブ39がシフトフォーク42によ
って右方に移動させられている場合(第5図の状態)、
スリーブ39は中継軸35のスプライン38のみに係合
するため、中継軸35と左後輪駆動軸13Lとの接続が
断たれる。この状態ではディファレンシャル・ギヤ装置
9の左右出力軸の一方の負荷がきわめて軽くなるため、
ディファレンシャル・ギヤ装置9の本質的な原理から、
中継軸35のみが空転し、右後輪駆動軸13Rには駆動
力は伝達されず、左右後輪12L、12Rがともに停止
する。スリーブ39が左方に移動させられると、スリー
ブ39が中継軸35のスプライン38に係合したまま連
結用筒体40のスプライン41にも係合するので、クラ
ッチ機構11が接続された状態になり、左右後輪12L
、12Rが駆動されるように構成されている。上述のよ
うなりラッチ機構11を設けることにより、水上走行の
場合に左右後輪12L、12Rを必要に応して停止させ
、エンジン1の駆動力が全てスクリュー17へ伝達され
るようにして、水上走行時の推進力を向上させることが
できる。勿論、クラッチ機構11を左右後輪駆動軸13
L、13Rに設けてもよい。なお、第1図では省略され
ているが、左右の後輪駆動軸13L、13Rにはそれぞ
れ等速ジヨイント46L、46Rが設けられている。
される。そしてスリーブ39がシフトフォーク42によ
って右方に移動させられている場合(第5図の状態)、
スリーブ39は中継軸35のスプライン38のみに係合
するため、中継軸35と左後輪駆動軸13Lとの接続が
断たれる。この状態ではディファレンシャル・ギヤ装置
9の左右出力軸の一方の負荷がきわめて軽くなるため、
ディファレンシャル・ギヤ装置9の本質的な原理から、
中継軸35のみが空転し、右後輪駆動軸13Rには駆動
力は伝達されず、左右後輪12L、12Rがともに停止
する。スリーブ39が左方に移動させられると、スリー
ブ39が中継軸35のスプライン38に係合したまま連
結用筒体40のスプライン41にも係合するので、クラ
ッチ機構11が接続された状態になり、左右後輪12L
、12Rが駆動されるように構成されている。上述のよ
うなりラッチ機構11を設けることにより、水上走行の
場合に左右後輪12L、12Rを必要に応して停止させ
、エンジン1の駆動力が全てスクリュー17へ伝達され
るようにして、水上走行時の推進力を向上させることが
できる。勿論、クラッチ機構11を左右後輪駆動軸13
L、13Rに設けてもよい。なお、第1図では省略され
ているが、左右の後輪駆動軸13L、13Rにはそれぞ
れ等速ジヨイント46L、46Rが設けられている。
47.48はディファレンシャル・ケース19を動力伝
達装置ケース50に回動自在に支持するためのテーパー
ローラへアリング、51.52は左後輪駆動軸13Lの
外周に嵌着された連結用筒体40をケース50に回動自
在に支持するためのテーパーローラへアリングである。
達装置ケース50に回動自在に支持するためのテーパー
ローラへアリング、51.52は左後輪駆動軸13Lの
外周に嵌着された連結用筒体40をケース50に回動自
在に支持するためのテーパーローラへアリングである。
次に第6図を参照すると、動力伝達装置4のトランスフ
ァ装置10を車体2の左側から見た断面図が示されてお
り、ディファレンシャル・ケース19に固定されたリン
グギヤ21に噛み合うピニオンギヤ23を後端に備えた
トランスファ入力軸22はテーパーローラヘアリング5
5.56によってケース50に回動自在に支持されてお
り、その左端に、スプライン57を外周に形成した部材
58が嵌着されている。このスプライン57にはスリー
ブ59が軸方向に摺動可能に係合されている。また入力
軸22には、部材58の後方位置においてPTOドライ
ブギヤ24が回動自在に取付けられており、このPTO
ドライブギヤ24の前端に、トランスファ入力軸22と
ともに回動されるスプライン57に対し後方側から隣接
するスプライン60が形成されている。PTOドライブ
ギヤ24にはPTO出力軸であるスクリュー駆動軸18
に形成されたPTOドリブンギヤ25が噛み合っており
、PTOドリブンギヤ25にはユニバーサルジヨイント
29を介してプロペラシャフト30が連結されている。
ァ装置10を車体2の左側から見た断面図が示されてお
り、ディファレンシャル・ケース19に固定されたリン
グギヤ21に噛み合うピニオンギヤ23を後端に備えた
トランスファ入力軸22はテーパーローラヘアリング5
5.56によってケース50に回動自在に支持されてお
り、その左端に、スプライン57を外周に形成した部材
58が嵌着されている。このスプライン57にはスリー
ブ59が軸方向に摺動可能に係合されている。また入力
軸22には、部材58の後方位置においてPTOドライ
ブギヤ24が回動自在に取付けられており、このPTO
ドライブギヤ24の前端に、トランスファ入力軸22と
ともに回動されるスプライン57に対し後方側から隣接
するスプライン60が形成されている。PTOドライブ
ギヤ24にはPTO出力軸であるスクリュー駆動軸18
に形成されたPTOドリブンギヤ25が噛み合っており
、PTOドリブンギヤ25にはユニバーサルジヨイント
29を介してプロペラシャフト30が連結されている。
一方、前輪駆動軸16はポールヘアリング61.62に
よってトランスファ入力軸22の前方側に同軸に支持さ
れており、この軸16の後端に、上記スプライン57に
対し前方側から隣接するスプライン63が形成されてい
る。中央のスプライン57に摺動可能に係合しているス
リーブ59は、前述したクラッチ機構11と同様に、図
示は省略されているシフトフォークによって前後に移動
するが、第6図に示されているようにスリーブ59が中
央のスプライン57にのみ係合している中央位置では、
トランスファ入力軸22は前輪駆動軸16およびスクリ
ュー駆動軸18の何れにも連結されず、したがって左右
後輪12L、12Rのみが駆動される2輪駆動(2WD
)状態となる。また、スリーブ59が前方ヘシフトされ
てスプライン57に係合したままスプライン63にも係
合すると、トランスファ入力軸22と前輪駆動軸16と
が接続されて4輪駆動(4WD)状態となる。
よってトランスファ入力軸22の前方側に同軸に支持さ
れており、この軸16の後端に、上記スプライン57に
対し前方側から隣接するスプライン63が形成されてい
る。中央のスプライン57に摺動可能に係合しているス
リーブ59は、前述したクラッチ機構11と同様に、図
示は省略されているシフトフォークによって前後に移動
するが、第6図に示されているようにスリーブ59が中
央のスプライン57にのみ係合している中央位置では、
トランスファ入力軸22は前輪駆動軸16およびスクリ
ュー駆動軸18の何れにも連結されず、したがって左右
後輪12L、12Rのみが駆動される2輪駆動(2WD
)状態となる。また、スリーブ59が前方ヘシフトされ
てスプライン57に係合したままスプライン63にも係
合すると、トランスファ入力軸22と前輪駆動軸16と
が接続されて4輪駆動(4WD)状態となる。
さらにスリーブ59が後方ヘシフトされた場合は、スリ
ーブ59はスプライン57に係合したままスプライン6
0にも係合するため、トランスファ入力軸22とスクリ
ュー駆動軸18とが連結されて、スクリュー17のみが
駆動されることになる。
ーブ59はスプライン57に係合したままスプライン6
0にも係合するため、トランスファ入力軸22とスクリ
ュー駆動軸18とが連結されて、スクリュー17のみが
駆動されることになる。
以上の説明で明らかなように、本実施例の動力伝達装置
4を用いれば、後輪駆動式パワーユニットを基本にして
、4輪駆動とスクリュー駆動の切換が簡単な構造で可能
となり、かつ適度なリヤヘビー状態での4輪駆動が実現
できる。またスクリュー駆動時にはスクリュー駆動軸1
8がトランスミッション3に連結されるので、スクリュ
ー駆動軸18の回転数とトルクを複数段(前進1速〜5
速、後退)に変えることができ、特にスクリュー17を
逆回転させることによってウォータージェットを前方へ
噴出させ、これによりデフレクタ等を用いることなしに
水上での後退が可能になる。
4を用いれば、後輪駆動式パワーユニットを基本にして
、4輪駆動とスクリュー駆動の切換が簡単な構造で可能
となり、かつ適度なリヤヘビー状態での4輪駆動が実現
できる。またスクリュー駆動時にはスクリュー駆動軸1
8がトランスミッション3に連結されるので、スクリュ
ー駆動軸18の回転数とトルクを複数段(前進1速〜5
速、後退)に変えることができ、特にスクリュー17を
逆回転させることによってウォータージェットを前方へ
噴出させ、これによりデフレクタ等を用いることなしに
水上での後退が可能になる。
ところで、再び第5図を参照すると、動力伝達装置4の
ケース50はクラッチ5のハウジング65に結合されて
いるが、トランスミッション3のプライマリシャフト6
の軸線(第6図に符号66で示されている)と、ディフ
ァレンシャル・ケース19の軸線(第6図に符号67で
示されている)との間の距離を短くしてパワーユニソ)
全体を小型にするために、動力伝達装置4のケース50
のリングギヤ21を収容している部分がクラッチハウジ
ング65内に入りこんだ状態となされており、そのため
、動力伝達装置4内に充されているオイルがクラッチハ
ウジング65内に洩れ出さないよ−うに、ケース50お
よびクラッチハウジング65の接合部分に、第7図に示
すようなカバ一部材70がポルト71.72によって取
付けられている。
ケース50はクラッチ5のハウジング65に結合されて
いるが、トランスミッション3のプライマリシャフト6
の軸線(第6図に符号66で示されている)と、ディフ
ァレンシャル・ケース19の軸線(第6図に符号67で
示されている)との間の距離を短くしてパワーユニソ)
全体を小型にするために、動力伝達装置4のケース50
のリングギヤ21を収容している部分がクラッチハウジ
ング65内に入りこんだ状態となされており、そのため
、動力伝達装置4内に充されているオイルがクラッチハ
ウジング65内に洩れ出さないよ−うに、ケース50お
よびクラッチハウジング65の接合部分に、第7図に示
すようなカバ一部材70がポルト71.72によって取
付けられている。
なお、第6図、第7図においてトランスミッション3の
セカンダリシャフト7の軸線は符号73で示されている
。
セカンダリシャフト7の軸線は符号73で示されている
。
第8図および第9図は上記カバ一部材70を設けた構成
の説明図で、クラッチハウジング65と動力伝達装置4
のケース50との合せ面Y−Yにおいて、カバ一部材7
0が設けられている状態が示されている。第9図におい
て、クラッチハウジング65の直径をD11ケース50
のリングギヤ21を収容している部分の直径をD2、ト
ランスミッション3のプライマリシャフト6の軸線66
とディファレンシャル・ケース19の軸線67との距離
をAとしたとき、A < (D I + D2)/2に
なるようにして、外形を小さくし、かつ軸線67の振れ
を小さくしている。
の説明図で、クラッチハウジング65と動力伝達装置4
のケース50との合せ面Y−Yにおいて、カバ一部材7
0が設けられている状態が示されている。第9図におい
て、クラッチハウジング65の直径をD11ケース50
のリングギヤ21を収容している部分の直径をD2、ト
ランスミッション3のプライマリシャフト6の軸線66
とディファレンシャル・ケース19の軸線67との距離
をAとしたとき、A < (D I + D2)/2に
なるようにして、外形を小さくし、かつ軸線67の振れ
を小さくしている。
第10図および第11図はトランスファ装置10を中心
とする動力伝達系の側面図で、第10図においては、ト
ランスファ装置10の入力軸22がディファレンシャル
・ケース19の軸%i67よりも距離Hだけ下方におい
て水平に延びている。水陸両用車の構成によっては、前
輪ディファレンシャル・ギヤ装置15が前方下方に設置
されている場合がある。そのような場合、前輪駆動軸1
6とプロペラシャフト28との連結部に設けられるユニ
バーサルジヨイント27に大きな折れ角が要求され、プ
ロペラシャフト28の前後に等速ジヨイントを使用せざ
るを得なくなる。そのような場合は、第11図に示すよ
うに、前輪ディファレンシャル装置15およびスクリュ
ー17の位置を考慮して、トランスファ入力軸22およ
び前輪駆動軸16を水平状態から角度θだけ傾斜させれ
ばよい。
とする動力伝達系の側面図で、第10図においては、ト
ランスファ装置10の入力軸22がディファレンシャル
・ケース19の軸%i67よりも距離Hだけ下方におい
て水平に延びている。水陸両用車の構成によっては、前
輪ディファレンシャル・ギヤ装置15が前方下方に設置
されている場合がある。そのような場合、前輪駆動軸1
6とプロペラシャフト28との連結部に設けられるユニ
バーサルジヨイント27に大きな折れ角が要求され、プ
ロペラシャフト28の前後に等速ジヨイントを使用せざ
るを得なくなる。そのような場合は、第11図に示すよ
うに、前輪ディファレンシャル装置15およびスクリュ
ー17の位置を考慮して、トランスファ入力軸22およ
び前輪駆動軸16を水平状態から角度θだけ傾斜させれ
ばよい。
これによりジヨイントの折れ角を小さくすることができ
、等速ジヨイントの使用を最小限にすることができる。
、等速ジヨイントの使用を最小限にすることができる。
なお、上述の実施例では、エンジン1が車体2の後部に
搭載され、トランスミッション3から第1の動力伝達手
段としてのディファレンシャル・ギヤ装置9を介して後
輪12L、12Rに駆動力が伝達され、前輪14L、1
4Rは車体2の前方へ延びる駆動軸16を介して駆動さ
れるように構成されているが、本発明は上述とは逆に、
エンジン1を車体2の前部に搭載し、トランスミッショ
ンからディファレンシャル・ギヤ装置を介して前輪14
L、14Rを駆動するようなされた構成も含むことはい
うまでもない。
搭載され、トランスミッション3から第1の動力伝達手
段としてのディファレンシャル・ギヤ装置9を介して後
輪12L、12Rに駆動力が伝達され、前輪14L、1
4Rは車体2の前方へ延びる駆動軸16を介して駆動さ
れるように構成されているが、本発明は上述とは逆に、
エンジン1を車体2の前部に搭載し、トランスミッショ
ンからディファレンシャル・ギヤ装置を介して前輪14
L、14Rを駆動するようなされた構成も含むことはい
うまでもない。
第1図は本発明による水陸両用車の動力伝達系の概略図
、第2図〜第4図は水陸両用車の全体構成を示す平面図
、側面図および正面図、第5図および第6図は動力伝達
装置を車体の後方および左側面から見た断面図、第7図
は第5図の■−■線に沿った断面図、第8図および第9
図はカバ一部材を設けた構成の説明図、第10図はトラ
ンスファ装置の軸線を水平にした場合の説明図、第11
図はトランスファ装置の軸線を傾斜させた場合の説明図
である。 1 エンジン 2 車体 3−トランスミッション 4 動力伝達装置 5 クラッチ 9−ディファレンシャル・ギヤ装置 10−トランスファ装置 11 クラッチ機構 12L 左後輪12R−右後
輪 13L−左後輪駆動軸13R右後輪駆動軸
14L 左前輪14R−右前輪 16 前輪駆
動軸17 スクリュー 18 スクリュー駆動軸 19−ディファレンシャル・ケース 20 ファイナル・ドリブンギヤ 21 リングギヤ 22−トランスファ入力軸 23 ピニオンギヤ
、第2図〜第4図は水陸両用車の全体構成を示す平面図
、側面図および正面図、第5図および第6図は動力伝達
装置を車体の後方および左側面から見た断面図、第7図
は第5図の■−■線に沿った断面図、第8図および第9
図はカバ一部材を設けた構成の説明図、第10図はトラ
ンスファ装置の軸線を水平にした場合の説明図、第11
図はトランスファ装置の軸線を傾斜させた場合の説明図
である。 1 エンジン 2 車体 3−トランスミッション 4 動力伝達装置 5 クラッチ 9−ディファレンシャル・ギヤ装置 10−トランスファ装置 11 クラッチ機構 12L 左後輪12R−右後
輪 13L−左後輪駆動軸13R右後輪駆動軸
14L 左前輪14R−右前輪 16 前輪駆
動軸17 スクリュー 18 スクリュー駆動軸 19−ディファレンシャル・ケース 20 ファイナル・ドリブンギヤ 21 リングギヤ 22−トランスファ入力軸 23 ピニオンギヤ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 トランスミッションから前輪および後輪の一方に駆動力
を伝達する第1の動力伝達手段と、車体の前後へ向って
延びて前輪および後輪の他方を駆動する第1の駆動軸と
、 前記トランスミッションから前記第1の駆動軸に駆動力
を伝達する第2の動力伝達手段と、車体の前後へ向って
延びてスクリューを駆動する第2の駆動軸と、 前記第1の駆動軸から出力を取出して、この出力を前記
第2の駆動軸に伝達する第3の動力伝達手段とを備えて
いることを特徴とする水陸両用車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23903886A JPS6393609A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 水陸両用車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23903886A JPS6393609A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 水陸両用車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393609A true JPS6393609A (ja) | 1988-04-23 |
Family
ID=17038954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23903886A Pending JPS6393609A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 水陸両用車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6393609A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6575796B1 (en) * | 2000-06-19 | 2003-06-10 | Ozarks Scenic Tours, Inc. | Amphibious vehicle drive train |
US7089822B2 (en) * | 2000-08-30 | 2006-08-15 | Gibbs Technologies Limited | Power train for amphibious vehicle |
US7416457B2 (en) * | 2000-07-21 | 2008-08-26 | Gibbs Technologies Ltd. | Amphibious vehicle |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP23903886A patent/JPS6393609A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6575796B1 (en) * | 2000-06-19 | 2003-06-10 | Ozarks Scenic Tours, Inc. | Amphibious vehicle drive train |
US7416457B2 (en) * | 2000-07-21 | 2008-08-26 | Gibbs Technologies Ltd. | Amphibious vehicle |
US7089822B2 (en) * | 2000-08-30 | 2006-08-15 | Gibbs Technologies Limited | Power train for amphibious vehicle |
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