JPS6393432A

JPS6393432A - エンボスの成形方法

Info

Publication number: JPS6393432A
Application number: JP23902986A
Authority: JP
Inventors: Tadayoshi Komatsu; 小松　忠義
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-10-09
Filing date: 1986-10-09
Publication date: 1988-04-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の［ｌ的］（産業上の利用分野）本発明は、例えばプリント基板等を取付けるための取付
台をベースプレートに成形するエンボスの成形方法に関
するものである。

（従来の技術）従来、例えばプリント基板等を取付けるための取付台を
ベースプレートに成形する方法には、第８図に示すよう
にベースプレート１に上部を平面２ａとしたエンボス２
を押出して成形する方法、または、第９図に示すように
ベースプレート１に上部を平面３ａとした台部３を折曲
げて成形する方法等が用いられている。なお、両図にお
いて、符号４は平面部２ａまたは３ａに設けたねじ穴で
ある。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、第８図に示す方法は、押出し成形でおる
から高さの限界が小さく、また、第９図に示す方法は、
折曲げ成形であるから同一のベースプレートに複ｖ１箇
所設けた場合の高さおよびねじ穴ピッチの精度の確保が
困難となり、材料の歩留りや曲げ加工の作業性が不良に
なる等の欠点かあった。

そこで、本発明の目的は、高さが大きくなり、ねじ穴ピ
ッチの精度が向上しかつ材料の３３留りや作業性を良好
としたエンボスの成形方法を提供することにある。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段および方法）本発明は、
ベースプレートに押出し成形するエンボスの成形方法に
おいて、ベースプレートに同心で半径が異なる複数対の
スリット穴を加工し、この後、このスリット穴で囲まれ
る内側部分を押出し成形し、押出し成形時、スリット穴
によって変形（塑性）が容易となるようにしたものであ
る。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照する。まず、第１
図に示すようにベースプレート１にねじ穴４を加工する
。この後、このねじ穴４と同心で円弧状としたスリット
穴１０ａ　、　１０ａおよび１０ｂ。

１０ｂを打扱き加工する。ここで、スリット穴１０ａ　
。

１０ａは、ねじ穴４の中心に対し対称に位置し、スリッ
ト穴１０ｂ　、　１０ｂは、この中心に対し対称でかつ
スリッｌ〜穴１０ａ　、　１０ａとは相対的に９０”ず
れた状態となるように打扱かれる。このスリット穴１０
ａ　、　１０ａおよび１０ｂ　、　１０ｂを打扱き加工
後、第３図に示すパンチ１１ａおよびダイ１１ｂからな
る成形工具を用いて押出し成形すると、第４図に示す形
状のエンボス１２が得られる。

このエンボス１２は、はぼＶ字状の脚部１２ａが中心に
対し対称に２箇所形成され、これがねじ穴４のある上部
の平面部１２ｂを支持する構造となっており、スリット
穴１０ａ　、　１０ａおよび１０ｂ、　１０ｂにより押
出し成形時の変形（塑性）が容易となり、従来のエンボ
ス２より高い寸法に成形することかできる。

第６図は、端部１３ａ　、　１３ａを折曲げたベース１
３に上記したエンボス１２を４箇所成形したプリント基
板取付枠１４を示し、第７図は、このプリント基板取付
枠１４のエンボス１２上にプリント基板１５を載せ、プ
リント基板１５の穴を頁通させた小ねじ１６をエンボス
１２のねじ穴にねじ込んだ状態を示す。

なお、上記したエンボス１２は、略Ｖ字状をした脚部１
２ａを対称位置に２箇所設けたが、エンボスの機械的強
度をざらに大きくするために３箇所設けるようにしても
よい。この場合には、第２図に示すようにねじ穴４と円
心で円弧状としたスリット穴１７ａ　、　１７ａ　、　
１７ａおよび１７ｂ　、　１７ｂ　、　１７ｂを打法加
工した後、第３図に示す成形工具で押出し成形すると、
第５図に示すように略Ｖ字状の脚部１８ａが等配で３箇
所設けられ、ねじ穴４が設けられた平面状の上部１８ｂ
を支持する構造のエンボス１８を得ることができる。こ
の場合、スリット穴１７ａ　、　１７ａ　、　１７ａは
、ねじ穴４の中心に対し等配とし、スリン１〜穴１７ｂ
　、　１７ｂ　、　１７ｂは、この中心に対し等配でか
つスリット穴１７ａ　、　１７ａ　、　１７ａとは相対
的に６０°ずれた状態となるように打扱かれる。

また、以上の説明は、プリント基板等をエンボス１２に
固定するためにねじ穴４を設けたが、他の部分で固定し
スペーサとして利用する場合にはねじ穴は不要となる。

［発明の効果］本発明は、以上のように植成されているから、従来のエ
ンボスより高い寸法に成形できて機器への対応範囲が広
くなり、投数箇所成形しても高さが均一でかつねじ穴ピ
ッチの精度も良好となって機器の組立作業の能率を向上
することができる。

また、作業性や材料の歩留りも向上させることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のねじ穴およびスリット穴を
加工した状態を示す説明図、第２図は第１図と異なる本
発明の他の実施例のねじ穴およびスリット穴を加工した
状態を示す説明図、第３図は本発明の実施例の押出し成
形に用いる成形工具の斜視図、第４図は本発明の一実施
例の成形後の形状を示す説明図、第５図は本発明の他の
実施例の成形後の形状を示す説明図、第６図は本発明の
一実施例をプリント基板取付枠に適用した例を示す斜視
図、第７図は第６図に示すプリント基板を取付けた状態
を示す側面図、第８図は従来の成形方法によるエンボス
の形状を示す斜視図、第９図は従来の機器を取付ける台
部の形状を示す斜視図でおる。１・・・ベースプレート４・・・ねじ穴１０ａ　、　１０ｂ　、　１７ａ　、　１７ｂ　、　１
７ｃ　・・・スリット穴１１ａ・・・パンチ１１ｂ・・・グイ１２、１８・・・エンボス１２ａ　、　１８ａ・・・脚部１２ｂ　、　１８ｂ・・・上面部（８７３３）代理人　弁理士　猪　股　祥　晃（ほか　
１名）第１図　　　第２図第３図第４図　　　　　第５図第６図第７図第８図３．１第９図

Claims

【特許請求の範囲】

ベースプレートに押出し成形するエンボスの成形方法に
おいて、前記ベースプレートに同心で半径が異なる円弧
状の複数対のスリット穴を加工し、この後、このスリッ
ト穴で囲まれる内側部分を押出し成形することを特徴と
するエンボスの成形方法。