JPS639259Y2 - - Google Patents

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JPS639259Y2
JPS639259Y2 JP1978098115U JP9811578U JPS639259Y2 JP S639259 Y2 JPS639259 Y2 JP S639259Y2 JP 1978098115 U JP1978098115 U JP 1978098115U JP 9811578 U JP9811578 U JP 9811578U JP S639259 Y2 JPS639259 Y2 JP S639259Y2
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JP
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winding
poles
phase
windings
pole
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JP1978098115U
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JPS5594165U (ja
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は極数を切換えて二段以上の運転速度を
得る多速度誘導電動機に係り、特に同一鉄心内に
設けた単一巻線の接続変更のみで2対3の極数変
換可能な多速度誘導電動機に関する。
(従来の技術) 誘導電動機の回転速度Nは次式で示される。
N=120/P・(1−s) 但し、N;毎分の回転数、P;極数、;電源
周波数、s;すべり 通常は上記の式で定まる一定回転数で運転する
が、負荷の都合により同一電動機で負荷との機械
的結合を変えることなく回転速度を変えたい場合
が生ずる。その方法の一つに極数変換方式があ
り、同一鉄心上に極数の異なる夫々独立した巻線
を設けるものと、単一巻線を設けるものとがあ
る。前者の場合は一方の巻線を使用する時は他方
は遊ばせておく。速度比選定は任意で特性は良好
であるが2組の巻線は同一鉄心溝内に納めるため
に機械寸法が大きくなる欠点がある。又巻線接続
にΔ又は2XY接続を使用した場合、使用しない
側の巻線に電圧を誘起し循環電流が流れる。後者
の場合2:1の速度比に使用され、単一巻線で済
むので機械寸法が小さくなる利点がある。この単
一巻線で1対2の極数変換を行なう一例について
図面を参照しながら簡単に説明する。第1図a,
bは同じ巻線の一相分のみ図示した展開図であ
る。第1図aにおいては巻線を全部直列にして4
極を得、第1図bにおいてはこれらを2回路に並
列にして8極を得ることができることを示してい
る。
(考案が解決しようとする問題点) このように変換する極数が倍数関係にある場合
は、単一巻線で容易に極数変換が可能であるが、
2対3の関係に極数変換するものの殆どは各々の
極数の巻線を独立に設けている。このため前記し
た如く電機子が大形となり、且つ運転していない
巻線に電圧が誘起されるため、この巻線の接続の
方法により巻線間に循環電流が流れ電機子巻線を
焼損する危険もあつた。
従つて本考案は上述の如き欠点を改良し単一巻
線で2対3の関係に極数変換可能な三相誘導電動
機を得ることを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は2対3の極数変換を巻線の接続変更に
より行なうものに於いて、溝数が36個で重ね巻方
式お単一電機子巻線で、連続コイ数4個と同2個
で構成される第1及び第2の巻線群で一相目の巻
線を形成し、この一相目の巻線に対し位相は異な
るが巻線群は同構成の巻線群で二相目を形成し、
前記一相目及び二相目の巻線に対し位相は異なり
連続コイル数2個の3組で構成される第3及び第
4の巻線群で三相目の巻線を形成し、これらの巻
線で形成された全ての極が実極とすることを特徴
とする極数変換電動機に関する。
(作用) この様に構成されているので、形成された極は
全て実極でイメージ極がなく、起磁力波形は改善
され電動機特性の改善された極数変換電動機が得
られる。
(実施例) 以下本考案による極数変換誘導電動機の一実施
例について図面を参照しながら詳細に説明する。
第2図aは4極と6極の極数変換の場合の電機子
巻線配列接続図で、溝数は36、巻線方式は重ね巻
である。巻線全体を6群に分ける。即ち第1の巻
線群はA3(連続コイル数4個)(以下()内は
連続コイル数を示す。)、A4(2個)で構成さ
れ、第2の巻線群A1(4個)、A2(2個)で
構成され、第1及び第2の巻線群でU相巻線を構
成する。同様にV相巻線は第3の巻線群B1(2
個)、B2(2個)、B6(2個)と第4の巻線群
B3(2個)、B4(2個)、B5(2個)とで構
成する。更にW相巻線は第5の巻線群C1(2
個)、C2(4個)と第6の巻線群C3(2個)、
C4(4個)とで構成される。そして各群の相互
接続を図の如く行ない、口出しをU1,U2,V
1,V2,W1,W2とする。この接続は第2図
bに示す相間接続図通りである。
この様に巻線を構成し、次に運転は次の如くに
行なう。即ち6極の運転の場合は口出し端子U
1,V1,W1を各々電源へ接続し、もう1組の
口出端子U2,V2,W2は開放とする。すると
1XY接続、巻線ピツチは#1〜#8/#1〜
#7で116.66%のオーバーピツチで運転される。
この時の起磁力波形を図示すると第3図aの如く
になる。図は三相各相電流波形において、U相電
流が正の最大値従つてV,W相は負でU相の1/2
電流値の時点でのU,V,W相の起磁力波形と、
これらの合成起磁力波形Φ0を各溝番号に対応さ
せてそれぞれ示してある。図で明らかなように起
磁力波形は6極を形成している。次に小さい極数
即ち4極で運転の場合は一方の組の口出端子U
1,V1,W1を短絡し、電源は他方の組の口出
端子U2,V2,W2に接続印加する。すると
2XY接続、巻線ピツチは#1〜#8/#1〜
#10で77.77%のシヨートピツチで運転される。
この時の起磁力波形は第4図に示す如くなる。図
は三相各相電流波形において、U相電流は負の最
大値、従つてV,W相は正でU相の1/2電流値の
時点でのU,V,W相の起磁力波形とこれらの合
成起磁力波形Φ0を各溝番号に対応させてそれぞ
れ示してある。図で明らかな如く起磁力波形は4
極を形成している。この様に本実施例ではU,W
相の巻線群をそれぞれ4個、2個、4個、2個の
構成として、V相の巻線群を2個、2個、2個、
2個、2個、2個の構成としてイメージ極のない
全て実極として形成されるようにしてあるので、
第3図および第4図に示した6極、4極の場合の
合成起磁力波形からも明らかなようにその波形の
改善を図ることができる。また、このような巻線
構成の電機式巻線はその接続は変えるだけで単一
巻線にて2対3の極数変換が可能なことがわか
る。同様にして次の如き場合も本考案を実施でき
る。即ち (イ) 電機子溝数72個で4極、6極の極数変換(前
記実施例の巻線の連続コイル数を各々2倍にす
る。) (ロ) 溝数72個で8極、12極の極数変換(前記実施
例の方式を2回繰り返す。) (ハ) 巻線方式が重ね巻きでなく、波巻、同心巻の
場合。
(ニ) 大きい極と小さい極の接続が並列回路数の変
化も含めてY接続とΔ接続の組合せの場合。
(ホ) 巻線ピツチの変更。
以上記載の本考案によれば、三相巻線の二つの
相の巻線群をそれぞれ4個、2個、4個、2個の
構成とし、残り一組の巻線群を2個、2個、2
個、2個、2個、2個の構成としてイメージ極の
ない全て実極として形成するようにしたので、歪
みの少ない起磁力波形に改善することができる。
また単一の電機子巻線の接続を電動機外部のスイ
ツチで切り換えるだけで単一巻線では従来不可能
であつた2対3の極数変換ができるので、電動機
機械寸法が小さくなり、且つ二種以上独立した巻
線を設けた場合考慮しなければならない不使用側
巻線の循環電流を考慮する必要が無いので、経済
的でコイル焼損の恐れの少ない極数変換電動機が
得られる。
[考案の効果] 以上の様な巻線構成を単一巻線で形成し、接続
変更により極数変換を行い形成された極は全て実
極の改善された極数変換電動機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の極数変換電動機の一例の
一相分のみの電機子巻線展開略図、第2図aは本
考案による2:3に極数変換可能な電動機の電機
子巻線展開接続図、第2図bは第2図aの巻線の
位相関係を示す接続図、第3図及び第4図は第2
図の実施例を6極運転と4極運転とした場合の
夫々起磁力波形図である。 A1,A2,A3,A4,B1,B2,B3,
B4,C1,C2,C3,C4,;巻線群、U1,
U2・V1,V2,W1,W2;口出し。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2対3の極数変換を巻線の接続変更により行う
    ものに於いて、溝数が36個で重ね巻方式の単一電
    機子巻線で、連続コイル数4個と同2個で構成さ
    れる第1及び第2の巻線群で一相目の巻線を形成
    し、この一相目の巻線に対し位相は異なるが巻線
    群は同構成の巻線群で二相目を形成し、前記一相
    目及び二相目の巻線に対し位相は異なり連続コイ
    ル数2個の3組で構成される第3及び第4の巻線
    群で三相目の巻線を形成し、これらの巻線で形成
    された全ての極が実極とすることを特徴とする極
    数変換電動機。
JP1978098115U 1978-07-17 1978-07-17 Expired JPS639259Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978098115U JPS639259Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17

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JP1978098115U JPS639259Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5594165U JPS5594165U (ja) 1980-06-30
JPS639259Y2 true JPS639259Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=29033581

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JP1978098115U Expired JPS639259Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50158808A (ja) * 1974-06-17 1975-12-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50158808A (ja) * 1974-06-17 1975-12-23

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JPS5594165U (ja) 1980-06-30

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