JPH05184110A - 極数変換型コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

極数変換型コンデンサ誘導電動機

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JPH05184110A
JPH05184110A JP35861991A JP35861991A JPH05184110A JP H05184110 A JPH05184110 A JP H05184110A JP 35861991 A JP35861991 A JP 35861991A JP 35861991 A JP35861991 A JP 35861991A JP H05184110 A JPH05184110 A JP H05184110A
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JP
Japan
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coil
winding
coils
pole
poles
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JP35861991A
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English (en)
Inventor
Kenji Narita
憲治 成田
Tokihiko Tanaka
時彦 田中
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Shigeyasu Mori
繁保 森
Osamu Takada
修 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 極数変換型コンデンサ誘導電動機の巻線に使
用する銅線の使用量を少なくする。 【構成】 固定子鉄心に4スロットピッチの4コイルM
41(1),(2),M42(1),(2)を直列に接
続して4極の主巻線20とし、同様にして4極の補助巻
線21を得、固定鉄心に5スロットピッチのコイルM2
1(1),M22(1)および3スロットピッチのコイ
ルM21(2),M22(2)を4極の巻線のコイルの
重なる位置を中心として配置し、これらコイルを直列に
接続してコイルグループ22を形成する。コイルM42
(1),(2)の電流が4極時と逆方向になるように、
コイルM41(1),(2)とM42(1),(2)と
を並列に接続し、この並列に接続したコイルグループと
コイルグループ22とを直列に接続して2極の主巻線と
し、同様にして2極の補助巻線を得、4極時の主巻線2
0および補助巻線21を共用にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は民生機器や産業機器等
に使用するコンデンサ誘導電動機に係り、更に詳しくは
4極および2極の電動機として利用できる極数変換型コ
ンデンサ誘導電動機に関するものである。
【0002】
【従来例】この種の極数変換型コンデンサ誘導電動機は
中央にロータ挿入用の開口を有し、この開口の中心に向
かって等間隔で歯およびスロット(溝)を有する固定子
鉄心を備えており、例えば16個のスロットを有する固
定子鉄心には、図6に示す4極時専用の巻線(コイ
ル)、および図7に示す2極時専用の巻線(コイル)が
形成されている。
【0003】図6に示すように、4極変換の場合には、
主巻線1が交流電源2に並列に接続され、補助巻線3が
直列に接続した移相用コンデンサ4とともに、同交流電
源2に並列に接続される。
【0004】この場合、図8の巻線展開図に示すよう
に、上記固定子鉄心5には3スロットピッチのコイル6
が4個同間隔で形成され、これら4個のコイル6により
主巻線1が構成される。なお、図中、5aは固定子鉄心
5のロータ挿入用開口の中心に向かって形成した歯で、
5bはそのスロット(溝)である。
【0005】また、上記固定子鉄心5には上記各コイル
6からそれぞれ2スロットずらした位置に上記主巻線1
と同構成のコイル7が4個形成され、この4個のコイル
7により補助巻線3が構成される。なお、同図の矢印に
示すように、上記隣接するコイル6,7に流れる電流は
それぞれ互いに逆方向になっている。
【0006】図7に示すように、2極変換の場合には、
主巻線8,9が交流電源2に並列に接続され、補助巻線
10,11が直列に接続した移相用コンデンサ4ととも
に、同交流電源2に並列に接続される。
【0007】この場合、図9の巻線展開図に示すよう
に、上記固定子鉄心5には7スロットピッチのコイル1
2が2個等間隔で形成され、かつ同コイル12と中心同
一の5スロットピッチのコイル13が同じく2個形成さ
れ、これらコイル12,13により主巻線8,9が構成
される。なお、同図の矢印に示すように、上記隣接する
巻線12,13に流れる電流はそれぞれ互いに逆巻きに
なっている。
【0008】また、上記固定子鉄心5には上記コイル1
2,13から3スロットずらした位置に上記主巻線8,
9と同様にしてコイル14,15が形成され、これらコ
イル14,15により補助巻線10,11が構成され
る。なお、隣接するコイル12,13およびコイル1
4,15に流れる電流はそれぞれ互いに逆方向になって
いる。
【0009】上記構成とした極数変換型コンデンサ電動
機の極数、毎極有効巻数、位相角の特性は下記表1に示
すようになっており、例えば図7および図8に示すスイ
ッチ16,17で上記巻線構成を切り替え、交流電源2
を供給することにより、当該極数変換型コンデンサ誘導
電動機を4極型あるいは2極型として使用することがで
きる。
【0010】
【表1】 なお、上記表1における4M1はコイル6の巻数で、4
A1はコイル7の巻数で、2M1はコイル12の巻数
で、2M2はコイル13の巻数で、2A1はコイル14
の巻数で、2A2はコイル15の巻数である。また、他
の条件については図8および図9を参照されたい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の極数変換型コンデンサ誘導電動機にあっては、4極
時の場合4極専用の主巻線1および補助巻線3にのみ通
電し(図6の実線矢印に示す)、また2極時の場合2極
専用の主巻線8,9および補助巻線10,11にのみ通
電しており(図7の実線矢印に示す)、つまり4極専用
の巻線および2極専用の巻線をそれぞれ固定子鉄心5に
形成しなければならず、どうしても巻線の数(銅線の使
用量)が多くなってしまうという欠点があった。
【0012】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は極数の変換に際して巻線を共用するこ
とができ、銅線の使用量を少なくすることができるよう
にした極数変換型コンデンサ誘導電動機を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の極数変換型コンデンサ誘導電動機は、中
央部にロータ挿入用の開口を有するとともに、この開口
の中心に向かって16個の歯およびスロットが等間隔で
形成されている固定鉄心には巻線が形成されており、上
記巻線の形成は、4極にあっては4スロットピッチの全
節巻コイルを隣り合わせに配置するとともに、この2個
の全節巻コイルをそれぞれ直列あるいは並列に接続して
コイルグループとし、このグループの全節巻コイルから
それぞれ8スロットずらした位置に2個のコイルを配置
するとともに、この2個のコイルをそれそれ直列あるい
は並列に接続してコイルグループとし、上記2つのコイ
ルグループを直列に接続して4極の主巻線とし、この4
極の主巻線から1スロットあるいは2スロット若しくは
3スロット(電気角45°,90°,135°)離れた
位置に同主巻線と同じ構成の2つのコイルグループを配
置して4極の補助巻線とし、2極にあっては上記4極の
主巻線および補助巻線のコイルがそれぞれ重なる2箇所
の位置を中心として5スロットピッチおよび3スロット
ピッチのコイルをそれぞれ配置し、上記4極の主巻線お
よび補助巻線の各2つのコイルグループのうちそれぞれ
一方のコイルグループに流れる電流が4極時と逆方向に
なるように、上記主巻線の2つのコイルグループを並列
に接続し、かつ上記補助巻線の2つのコイルグループを
並列に接続し、上記並列に接続した主巻線のグループと
上記5スロットピッチのコイルと上記3スロットピッチ
のコイルとを直列に接続して2極の主巻線とし、上記並
列に接続した補助巻線のグループと上記5スロットピッ
チのコイルと上記3スロットピッチのコイルとを直列に
接続して2極の補助巻線としていることしたことを要旨
とする。
【0014】
【作用】上記構成としたので、4極変換に際しては、上
記主巻線の2つのコイルグループ(2個のコイル)が直
列に接続されるため、同4個のコイルで4極の主巻線が
構成され、また補助巻線の2つのコイルグループによっ
ても同様に4極の補助巻線が構成される。
【0015】また、2極変換に際しては、4極時に使用
した主巻線および補助巻線の各2つのコイルグループが
それぞれ並列に接続され、2極の主巻線および補助巻線
がスター状に形成される。
【0016】このとき、上記4極時の主巻線および補助
巻線の各2つのコイルグループのうちそれぞれ一方のコ
イルグループ(2個のコイル)の電流がそれぞれ逆方向
となる。つまり、同電流逆のコイルグループのコイルに
より発生する磁束を逆向きとし、2極時の磁束に貢献す
るようにしていることから、4極時の主巻線および補助
巻線を共用することができ、これにより巻線の銅線使用
量が少なくて済むことになる。
【0017】
【実施例】この発明の極数変換型コンデンサ誘導電動機
は、固定子鉄心に形成した巻線の一部を共用し、他の一
部の巻線については極数を切り替える際に電流方向を一
部逆とし,極数の切り替えに不具合が生じないようにし
ている。
【0018】そのため、図1および図2に示すように、
この極数変換型コンデンサ誘導電動機においては、16
個のスロットを有する固定子鉄心5には4極時に使用す
る主巻線20および補助巻線21が形成され、かつ2極
時に使用する主巻線のコイルグループ22および補助巻
線のコイルグループ23が形成されており、しかも2極
時には上記4極時の主巻線20の一部(コイルM42
(1),M42(2))および補助巻線21の一部(コ
イルA42(1),A42(2))の電流方向が逆とな
るようにしている。なお、図1中、図6乃至図9と同一
部分および相当する部分には同一符号を付し重複説明を
省略する。
【0019】上記4極時に使用する主巻線20は、4ス
ロットピッチの全節巻コイルM41(1),M41
(2)を隣り合わせに配置し、これらコイルを直列に接
続してコイルグループを形成し、同コイルグループのコ
イルから8スロットずらした位置に同様にして2個のコ
イルM42(1),M42(2)を配置し、この2つの
グループを直列に接続して構成されている。
【0020】この場合、図1および図3に示すように、
上記コイルM41(2)の一方のリード端子Bおよびコ
イルM42(2)の一方のリード端子Dを電源入力端子
とし、同コイルM41(2)の他方のリード端子がコイ
ルM41(1)の他方のリード端子に接続し、同コイル
41(1)の一方のリード端子AがコイルM42(1)
の一方のリード端子Cに接続し、同コイルM42(1)
の他方のリード端子がコイルM42(2)の他方の端子
に接続している。
【0021】つまり、例えば同図の矢印に示すように、
上記主巻線20の各コイルM41(1),M41
(2),M42(1),M42(2)の電流方向は、コ
イルM41(1)とコイルM41(2)とが逆方向で、
同じくコイルM42(1)とコイルM42(2)とが逆
方向であり、これらコイルによって4極を形成するよう
になっている。
【0022】また、上記4極時に使用する補助巻線21
は、上記主巻線20と同一構成で、かつ直列に接続した
コイルA41(1),A41(2),A42(1),A
42(2)が少なくとも同主巻線20から所定スロット
(例えば1乃至3スロット;電気角45°,90°,1
35°)離れた位置に配置した構成になっている。
【0023】そして、従来同様に、スイッチ24,2
5,26,27の切り替えにより、上記主巻線20は交
流電源2に並列に接続され、補助巻線21は直列に接続
した移相用コンデンサ4とともに、同交流電源2に並列
に接続される。
【0024】上記交流電源2により電圧が供給され、例
えば図1の実線矢印に示すように、上記主巻線20およ
び補助巻線21を構成する各コイルに電流が流れると、
同主巻線20を構成するコイルM41(1),M42
(2)によってはN極が形成され、同主巻線20を構成
するコイルM41(2),M42(1)によってはS極
が形成される。
【0025】また、上記補助巻線21を構成するコイル
A41(1),A42(1)によってはN極が形成さ
れ、同補助巻線21を構成するコイルA42(1),A
42(2)によってはS極が形成される。
【0026】一方、図1の二点鎖線に示すように、上記
スイッチ24,25,26,27の切り替えにより、上
記極数変換型コンデンサ誘導電動機が2極に切り替えら
れる。 図4に示すように、2極時に使用する主巻線
は,上記4極の主巻線20のコイルM41(1),M4
2(1)およびコイルM41(2),M42(2)が重
なる2箇所の位置をそれぞれ中心として5スロットピッ
チのコイルM21(1),M22(1)および3スロッ
トピッチのコイルM21(2),M22(2)を配置
し、これらコイルM21(1),M22(1),M21
(2),M22(2)を直列に接続してコイルグループ
22を形成し、上記4極時に使用した主巻線20の一部
であるコイルM42(1),42(2)のグループとそ
のコイルグループ22とを直列に接続して構成されてい
るこの場合、図1および図4に示すように、上記コイル
M41(2)の一方のリード端子B、コイルM42
(2)の一方のリード端子DおよびコイルM21(1)
の一方のリード端子Eを電源入力端子とし、同コイルM
22(2)の他方のリード端子がコイルM22(1)の
一方のリード端子に接続し、同コイル22(1)の他方
のリード端子がコイルM21(2)の他方のリード端子
に接続し、同コイルM21(2)の一方のリード端子が
コイルM21(1)の他方のリード端子に接続し、上記
コイルM41(1)の一方のリード端子A、コイルM4
2(1)の一方のリード端子CおよびコイルM22
(2)の一方のリード端子Fが接続している。
【0027】なお、上記コイルM42(1),M42
(2),M42(1),M42(2)の接続については
上記4極時と同じであることから説明を省略する。
【0028】つまり、図4の矢印に示すように、上記コ
イルグープ22のコイルM21(1),M21(1)お
よびコイルM22(1),M22(2)の電流方向が逆
であり、かつ4極時兼用としたコイルM41(1),M
41(2)およびコイルM42(1),M42(2)は
それぞれ電流方向が逆になり、これらコイルによって2
極が形成される。
【0029】また、上記2極時に使用する補助巻線は、
上記主巻線と同一構成で、かつ直列に接続したコイルM
21(1),M21(2)およびコイルM22(1),
M22(2)が上記主巻線を構成するコイルグループか
らそれぞれ3スロットずれた位置に配置した構成になっ
ている。
【0030】上記スイッチ24,25,26,27の切
り替えにより、上記4極時における主巻線20のコイル
M41(1),M41(2)とコイルM42(1),M
42(2)とが並列に接続され、このコイルグールプと
上記コイルグループ22とが直列に接続されて2極時の
主巻線が構成され、同様にして補助巻線が構成される。
【0031】つまり、上記2極時における主巻線は交流
電源2に並列に接続され、一方上記補助巻線は直列に接
続した移相用コンデンサ4とともに、同交流電源2に並
列に接続される。
【0032】上記交流電源2により電圧が供給され、例
えば図4の二点鎖線矢印に示すように、上記主巻線およ
び補助巻線を構成する各コイルに電流が流れると、同主
巻線を構成するコイルM41(1),M42(1),M
21(1),M21(2)によってはN極が形成され、
同主巻線を構成するコイルM41(2),M42
(2),M22(1),M22(2)によってはS極が
形成される。
【0033】また、同様に上記補助巻線を構成するコイ
ルA41(1),A42(1),A21(1),A21
(2)によってはN極が形成され、同補助巻線を構成す
るコイルA41(2),A42(2),A22(1),
A22(2)によってはS極が形成される。
【0034】しかも、図4に示すように、上記主巻線お
よび補助巻線による磁束が各極の中心ほど大きくなり、
つまり全体として各極の磁束を大きくすることができる
ため、当該極数変換型コンデンサ誘導電動機を2極コン
デンサ電動機として用いることができる。
【0035】上記構成とした極数変換型コンデンサ誘導
電動機の極数、毎極有効巻数、位相角等の特性は下記表
2に示すようになっている。
【0036】
【表2】 なお、上記表2は、コイルM41(1)とM42(1)
との巻数、コイルM41(2)とM42(2)との巻
数、コイルA41(1)とA42(1)との巻数、およ
びコイルA41(2)とA42(2)との巻数はそれぞ
れ同じとした場合である。また、他の条件については図
2を参照されたい。
【0037】このように、4極時に使用する主巻線20
および補助巻線21のコイルを2極時にも利用し、同4
極時に使用するコイルの一部分の電流方向を逆とし、つ
まりコイルの共用を可能とし、かつ2極時における各極
の磁束を大きくするようにしたので、極数変換型コンデ
ンサ電動機の固定子鉄心に形成する主巻線および補助巻
線のコイルを構成する銅線の使用量が少なくて済み、か
つ4極、2極電動機として利用する際に不具合が生じる
こともなく、また上記銅線の使用量が少なくため、低コ
スト化、電動機の小形化の向上を図ることができる。
【0038】図5は、この発明の極数変換型コンデンサ
誘導電動機の変形実施例を示す概略的回路図である。な
お、図中、図1と同一部分には同一符号を付し重複説明
を省略する。
【0039】この変形実施例では、4極時の主巻線20
を構成するコイルM41(1),M42(1),M21
(1),M21(2)のうち、コイルM41(1)とコ
イルM42(1)、およびコイルM21(1)とコイル
M21(2)がそれぞれ直列でなく、並列に接続されて
いる。
【0040】また、上記4極時の補助巻線21を構成す
るコイルA41(1),A42(1),A41(1),
A41(2)についても、上記主巻線20と同様に並列
に接続される。
【0041】上記スイッチ24,25,26,27の切
り替え、2極としたときの主巻線を構成するコイルグル
ープ22のコイルM21(1),M21(2)とコイル
M22(1),M22(2)とは並列に接続される。
【0042】また、上記2極の補助巻線を構成するコイ
ルグループ23のコイルA21(1),A21(2),
A22(1),A22(2)についても、上記コイルグ
ループ22と同様に並列に接続される。
【0043】なお、上記以外の接続は上記実施例と同様
であるために、その説明を省略する。
【0044】この場合、極数変換型コンデンサ誘導電動
機の主巻線および補助巻線を構成する各コイルが並列的
に接続しているが、電動機としての性能は上記実施例の
直列的接続とほとんどかわらない。
【0045】また、上記並列的接続とした極数変換型コ
ンデンサ誘導電動機において、上記実施例同様に、銅線
の使用量が少なくて済むことは明らかである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、4極、2極に変換する極数変換型コンデンサ誘導電
動機によれば、4極時に使用する巻線を2極時に共用
し、極数を切り替える際同共用の巻線の一部の電流方向
を逆とし、かつ同2極時に固定子鉄心の主巻線および補
助巻線をそれぞれスター状となるように、主巻線および
補助巻線を固定子鉄心に形成するとともに、その主巻線
および補助巻線を構成するコイルを接続するようにした
ので、2極への切り替えに際し、4極時の巻線を利用す
ることから、その分使用銅線量が少なくて済むという有
用な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す極数変換型コンデン
サ誘導電動機の概略的回路図である。
【図2】図1に示す極数変換型コンデンサ誘導電動機の
巻線を説明する概略的展開図である。
【図3】図1に示す極数変換型コンデンサ誘導電動機に
おける4極時の巻線を説明する概略的展開図である。
【図4】図1に示す極数変換型コンデンサ誘導電動機に
おける2極時の巻線を説明する概略的展開図である。
【図5】この発明の変形実施例を示す極数変換型コンデ
ンサ誘導電動機の概略的回路図である。
【図6】従来の極数変換型コンデンサ誘導電動機の概略
的回路図である。
【図7】従来の極数変換型コンデンサ誘導電動機の概略
的回路図である。
【図8】従来の極数変換型コンデンサ誘導電動機におけ
る4極時の巻線を説明する概略的展開図である。
【図9】従来の極数変換型コンデンサ誘導電動機におけ
る2極時の巻線を説明する概略的展開図である。
【符号の説明】
2 交流電源 4 移相用コンデンサ 5 固定子鉄心 5a 歯 5b スロット(溝) 20 主巻線(4極,2極共用の) 21 補助巻線(4極,2極共用の) 22 コイルグループ(2極の主巻線の) 23 コイルグループ(2極の補助巻線の) 24,25,26,27 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 繁保 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 高田 修 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部にロータ挿入用の開口を有すると
    ともに、該開口の中心に向かって16個の歯およびスロ
    ットが等間隔で形成されている固定鉄心には巻線が形成
    されており、 前記巻線の形成は、4極にあっては4スロットピッチの
    全節巻コイルを隣り合わせに配置するとともに、該2個
    の全節巻コイルをそれぞれ直列あるいは並列に接続して
    コイルグループとし、該グループの全節巻コイルからそ
    れぞれ8スロットずらした位置に2個のコイルを配置す
    るとともに、該2個のコイルをそれぞれ直列あるいは並
    列に接続してコイルグループとし、前記2つのコイルグ
    ループを直列に接続して4極の主巻線とし、該4極の主
    巻線から1スロットあるいは2スロット若しくは3スロ
    ット(電気角45°,90°,135°)離れた位置に
    同主巻線と同じ構成の2つのコイルグループを配置して
    4極の補助巻線とし、 2極にあっては前記4極の主巻線および補助巻線のコイ
    ルがそれぞれ重なる2箇所の位置を中心として5スロッ
    トピッチおよび3スロットピッチのコイルをそれぞれ配
    置し、前記4極の主巻線および補助巻線の各2つのコイ
    ルグループのうちそれぞれ一方のコイルグループに流れ
    る電流が4極時と逆方向になるように、前記主巻線の2
    つのコイルグループを並列に接続し、かつ前記補助巻線
    の2つのコイルグループを並列に接続し、前記並列に接
    続した主巻線のグループと前記5スロットピッチのコイ
    ルと前記3スロットピッチのコイルとを直列に接続して
    2極の主巻線とし、前記並列に接続した補助巻線のグル
    ープと前記5スロットピッチのコイルと前記3スロット
    ピッチのコイルとを直列に接続して2極の補助巻線とし
    ていることを特徴とする極数変換型コンデンサ誘導電動
    機。
JP35861991A 1991-12-27 1991-12-27 極数変換型コンデンサ誘導電動機 Pending JPH05184110A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464509B1 (ko) * 2002-07-15 2005-01-03 삼성전자주식회사 극수변환형 단상유도전동기
JP2012249376A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Aichi Elec Co 極数変換形単相誘導電動機

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