JPS61167359A - 交流発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、単相および多相の交流発電機に関する。

発明の背景 回転子と、歯付固定子と、固定子の歯に巻装された、各
々、同様のものであるが、互いに独立した少くとも２つ
の巻線とから成シ、一方の巻線に故障が生じたとしても
、他方の巻線で正常に作動を継続することができるよう
にした交流発電機は、周知である。

しかしながら、そのような交流発電機の１つの大きな難
点は、各巻線の隣接する端部と端部の間に相当大きな「
鉄損」が生じ、その結果、固定子の過熱が生じ、従って
、効率の低下を招くことである。

本発明の目的は、「鉄損」を相当に減少させることがで
きる交流発電機を提供することである。

発明の概要 基本的にいえば、本発明は、円周の周りに一定のピッチ
で配置された複数の極片を有する回転子と、歯付固定子
と、固率子の歯に巻装された、各々、同様のものである
が、互いに独立した少くとも２つの巻線とから成る交流
発電機において、前記各巻線は、２極片ピッチまたはそ
の整数倍に等しい円弧長の架橋部材によって隣り合う巻
線から分離されていることを特徴とする交流発電機を提
供する。

前記各架橋部材は、固定子によって担持された少くとも
１つの無巻線歯（巻線を巻装されていない歯）によって
支持することができる。

第１図に示される本発明の一実施例による交流発電機は
、三相屋であシ、回転子２０と、回転子を囲繞した歯付
固定子２３と、該歯付固定子の幾つかの歯１〜６および
９〜１４に巻装された第１三相巻線２４および第２三相
巻線２５とから成っている。

回転子２０は、反対極性の磁極片が交互に並ぶように配
置された多数の永久磁石の磁極片（単Ｋ「極片」とも称
する）２１Ｎ、２１８を有している。

固定子２３は、多数の積層された薄板で構成され、１６
個の半径方向内方へ弧長した歯１〜１６を担持した円筒
形ヨーク２６を有している。

第１三相巻線２４は、第２三相巻線２５と同様のもので
あるが、第２三相巻線とは独立してお）、一端２８にお
いて歯７，８によって、他端２９において歯１５．ＩＫ
よって第２三相巻線から分離されている。

２つの歯７と８の間、および歯１５と１６の間の円周方
向の距離即ちピッチは、２つの三相巻線２４．２５を巻
装された歯１と２．２と３．５と４．４と５．５と６．
９と１０．１０と１１．１１と１２．１２と１３．１３
と１４の間のピッチの２倍である。

歯７と８とは、２極片ピッチに等しい円弧長即ち２つの
極片２ＩＮ、２１８の円弧長に等しい円弧長を有する架
橋部材３０によって連結されておシ、一方、架橋部材３
０は、それを固定子２３のヨーク２６に結合する２つの
歯７　、　ＩＬＫよって支持されている。架橋部材３０
の長さは、回転子２０の回転角度位置に関係なく、架橋
部材３０が反対極性の極片２１Ｎと２１８とに対して常
に等しい面積に互って隣接するように定められている。

歯１５と１６も、２つの極片ピッチに等しい円弧長を有
する架橋部材３１によって連結されておシ、架橋部材３
１は２つの歯１５．１６によって支持されている。

作動において、歯７，８，１５．１６の各々およびヨー
ク２６に生じる渦電流のような、いわゆる「鉄損」は、
大幅に減少される。なぜなら、各架橋部材５０．５１が
磁気回路を構成し、従って、各架橋部材Ｓｏ、５１内へ
進入する磁束と、各架橋部材から発生する磁束とが等し
くなるからである。歯７，８，１５．Ｌ６を介してヨー
ク２６へ移される残留磁束は少く、従って、架橋部材５
０．５１が設けられていない場合に比べてヨーク２６内
に生じる熱が少い。

第２図に示された本発明の第２実施例は、第１図の第１
実施例に類似したものであシ、第１図のものと同様な部
品は同じ参照番号に１００を加えた番号で示されている
。この実施例では、各架橋部材１３０，１５１が、２つ
の歯ではなく、巻線を巻装されていない３つの歯を連結
し、それらの歯によって支持されているという点で第１
実施例と異る。即ち、歯１０７と１０８との間の中央に
第３の歯５０が、そして歯１１５と１１６との間の中央
に第３の歯５１が設けられておシ、それらの、巻線を巻
かれていない隣接歯（無巻線歯）１０７と５０．５０と
１０８，１１５と５１．５１と１１６の間の円周方向の
間隔が、第１および第２三相巻線１２４　、１２５を巻
装されている他の巻線巻装歯の間隔と同じになるように
構成されている。

ただし、各架橋部材１５０，１３１の円弧長は、やはり
、２極片ピッチまたは２極片ピッチの整数倍に等しい長
さとする。

第３図に示される本発明の第３実施例も、第１図の第１
実施例と類似しておシ、第１図のものと同様な部品は、
同じ参照番号に２００を加えた番号で示されている。

この実施例では、各架橋部材２３０，２３１がそれぞれ
中央の単一の無巻線歯５３．５４によって支持されてい
るという点で第１および第２実施例とは異るが、各架橋
部材の円弧長は、やはシ２極片ピッチまたはその整数倍
に等しい長さとする。

上記各実施例の各架橋部材の円弧長は２極片ピッチに等
しいものとして説明されたが、各架橋部材の円弧長は、
本発明の利点を得るのに、必ずしも正確に２極片ピッチ
に等しい長さである必要はないことは当業者には明らか
であろう。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図は、それぞれ本発明の第１
、第２および第３実施例による交流発電機の端面図であ
る。 図中、１〜１６は固定子の歯、２０は回転子、２３は歯
付固定子、２４，２５は三相巻線、２６は円筒形ｉ−り
、５０．５１は架橋部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）円周の周りに一定のピッチで配置された複数の極片
   を有する回転子（２０）と、歯付固定子（２３、１２３
   、２２３）と、該固定子の歯に巻装された、各々、同様
   のものであるが、互いに独立した少くとも２つの巻線（
   ２４、２５、１２４、１２５、２２４、２２５）とから
   成る交流発電機において、前記各巻線は、回転子の２極
   片ピッチまたはその整数倍に等しい円弧長の架橋部材（
   ３０、３１、１３０、１３１、２３０、２３１）によつ
   て隣り合う巻線から分離されていることを特徴とする交
   流発電機。 ２）前記各架橋部材は、前記固定子によつて担持された
   少くとも１つの無巻線歯（７、８、１５、１６、１０７
   、１０８、１１５、１１６、５０、５１、５２、５３）
   によつて支持されている特許請求の範囲第１項記載の交
   流発電機。 ３）前記各架橋部材は、前記固定子によつて担持された
   ２つの無巻線歯（７、８、１５、１６）によつて支持さ
   れている特許請求の範囲第２項記載の交流発電機。 ４）前記各架橋部材は、前記固定子によつて担持された
   ３つの無巻線歯（１０７、１０８、５０、１１５、１１
   ６、５１）によつて支持されている特許請求の範囲第２
   項記載の交流発電機。 ５）前記各架橋部材と、それぞれ対応する無巻線歯とは
   、前記固定子の一体部分として形成されている特許請求
   の範囲第１〜４項のいずれかに記載の交流発電機。