JPH088791B2 - 交流電動機給電システム - Google Patents
交流電動機給電システムInfo
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- JPH088791B2 JPH088791B2 JP62141547A JP14154787A JPH088791B2 JP H088791 B2 JPH088791 B2 JP H088791B2 JP 62141547 A JP62141547 A JP 62141547A JP 14154787 A JP14154787 A JP 14154787A JP H088791 B2 JPH088791 B2 JP H088791B2
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- Japan
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- motor
- power
- winding
- power supply
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電力変換装置を介して給電される交流電
動機給電システム、特にその多重化技術に関する。
動機給電システム、特にその多重化技術に関する。
大容量の交流可変速駆動システムを実現する場合、単
位電力変換装置を複数台組合せて容量増大を図る多重化
技術がある。多重化の方法としては一般に、単位電力変
換装置を直列あるいは並列に接続する方法が知られてい
る。
位電力変換装置を複数台組合せて容量増大を図る多重化
技術がある。多重化の方法としては一般に、単位電力変
換装置を直列あるいは並列に接続する方法が知られてい
る。
しかし、直列接続の場合では各々の単位電力変換装置
の電圧分担が平均化せず、また並列接続の場合では各々
の単位電力変換装置の電流分担が平均化せず、これらは
いずれも負荷に供給可能な電力を低減する要因となると
云う問題がある。なお、電圧分担や電流分担を改善する
方法も知られているが、そのためには付帯的な機器を必
要とし、装置コストが高くなる。
の電圧分担が平均化せず、また並列接続の場合では各々
の単位電力変換装置の電流分担が平均化せず、これらは
いずれも負荷に供給可能な電力を低減する要因となると
云う問題がある。なお、電圧分担や電流分担を改善する
方法も知られているが、そのためには付帯的な機器を必
要とし、装置コストが高くなる。
こゝで、単位電力変換装置として３相出力電圧形イン
バータを用いた場合を例にあげて、多重化する場合の問
題点を具体的に説明する。第４図は２台の３相出力電圧
形トランジスタインバータを、出力端子でリアクトルを
介して並列接続し２多重化した例である。なお、１は直
流電源、21,22はトランジスタインバータ、３は交流電
動機、４はリアクトルである。こゝに、リアクトル４は
各単位インバータ21,22の電流を平均化する作用を持つ
が、当然、リアクトルの分だけ装置コストが増加する。
また、リアクトルによる電圧降下の分だけ負荷となる交
流電動機３に供給される電力が低減するため、そのイン
ダクタンスを大きくして電流の平均化効果を強めようと
すると、電圧降下の増加という観点から逆降下となるこ
ともある。
バータを用いた場合を例にあげて、多重化する場合の問
題点を具体的に説明する。第４図は２台の３相出力電圧
形トランジスタインバータを、出力端子でリアクトルを
介して並列接続し２多重化した例である。なお、１は直
流電源、21,22はトランジスタインバータ、３は交流電
動機、４はリアクトルである。こゝに、リアクトル４は
各単位インバータ21,22の電流を平均化する作用を持つ
が、当然、リアクトルの分だけ装置コストが増加する。
また、リアクトルによる電圧降下の分だけ負荷となる交
流電動機３に供給される電力が低減するため、そのイン
ダクタンスを大きくして電流の平均化効果を強めようと
すると、電圧降下の増加という観点から逆降下となるこ
ともある。
一方、電力変換装置を多重化せずに、大容量の複数の
電力変換装置で駆動する方法もあるが、一般に知られて
いる方法では負荷である交流電動機を多相電動機としな
ければならない。例えば、６相電動機を２台の３相出力
電力変換装置で駆動する事例は多く見うけられる。しか
し、この場合は汎用的な３相電動機を用いることができ
ないため、電動機設計や製造面でコスト増となることが
ある。
電力変換装置で駆動する方法もあるが、一般に知られて
いる方法では負荷である交流電動機を多相電動機としな
ければならない。例えば、６相電動機を２台の３相出力
電力変換装置で駆動する事例は多く見うけられる。しか
し、この場合は汎用的な３相電動機を用いることができ
ないため、電動機設計や製造面でコスト増となることが
ある。
したがつて、この発明は電力変換装置の電圧および電
流責務を変えることなく、かつ汎用的な電動機を用いて
多重化効果をもたせることを目的とする。
流責務を変えることなく、かつ汎用的な電動機を用いて
多重化効果をもたせることを目的とする。
極数が４以上の交流電動機巻線を、少なくとも１つの
極対を含む複数の巻線群に分割し、かつ各巻線群の相互
の磁気結合を小さくすべく各巻線群を互いに異なる極に
位置させ、該巻線群の各々へ個々の単位電力変換装置か
ら個別に給電する。
極対を含む複数の巻線群に分割し、かつ各巻線群の相互
の磁気結合を小さくすべく各巻線群を互いに異なる極に
位置させ、該巻線群の各々へ個々の単位電力変換装置か
ら個別に給電する。
極数が４以上である交流電動機において、各々の極対
あるいは複数の極対を構成する巻線群を単位巻線群に個
々の単位電力変換装置から給電することにより、多重化
を実現するものである。このようにすれば、電動機の磁
気回路を介して多重化が行なわれるため、従来の電力変
換装置を直接多重化する場合の様に、複数の単位電力変
換装置の電圧分担や電流分担の不均等による、電力変換
装置の容量低下がなく、かつ汎用的な運動機を若干の結
線を変更するのみでその適用が可能となるため、電動機
設計や製造面でのコスト増もなくすことができる。
あるいは複数の極対を構成する巻線群を単位巻線群に個
々の単位電力変換装置から給電することにより、多重化
を実現するものである。このようにすれば、電動機の磁
気回路を介して多重化が行なわれるため、従来の電力変
換装置を直接多重化する場合の様に、複数の単位電力変
換装置の電圧分担や電流分担の不均等による、電力変換
装置の容量低下がなく、かつ汎用的な運動機を若干の結
線を変更するのみでその適用が可能となるため、電動機
設計や製造面でのコスト増もなくすことができる。
第１図はこの発明の実施例を示す構成図、第２図は第
１図のＵ相電流波形例を示す波形図、第３図はこの発明
の実施例を説明するために対比される従来の結線例を示
す接続図である。なお、第１図において、１は直流電
源、21,22は電力変換装置、３は交流電動機であり、交
流電動機３は４極３相交流電動機としてその巻線展開図
で示している。第５図は、第１図の巻線展開図で示した
交流電動機３の極の配置と巻線群の位置関係を示した図
である。符号は第１図の符号に対応する。
１図のＵ相電流波形例を示す波形図、第３図はこの発明
の実施例を説明するために対比される従来の結線例を示
す接続図である。なお、第１図において、１は直流電
源、21,22は電力変換装置、３は交流電動機であり、交
流電動機３は４極３相交流電動機としてその巻線展開図
で示している。第５図は、第１図の巻線展開図で示した
交流電動機３の極の配置と巻線群の位置関係を示した図
である。符号は第１図の符号に対応する。
第１図および第５図からも明らかなように、同図の電
動機３は第３図に示す電動機３の極間接続部が端子に引
き出され、各々の極対群（U1,V1,W1とU2,V2,W2）が別々
の単位電力変換装置から給電される。このように、第１
図の交流電動機３は第３図の汎用的な３相交流電動機３
に対し、鉄心や巻線自体は殆んど変更されておらず、電
動機設計や製造に関するコスト増はほとんどない。ま
た、第１図の単位電力変換装置21,22間に循環電流は存
在しないので、単位電力変換装置の所要容量は第４図の
場合の1/2の容量でよい。なお、２台の単位電力変換装
置21,22は電力を有効に使うため、各電力変換装置から
供給する各相の電流（または電圧）の基本波成分は第２
図に示す如く同一位相，同一値であるのがよく、これは
例えば従来の電流フイードバツク制御等により容易に達
成できる。
動機３は第３図に示す電動機３の極間接続部が端子に引
き出され、各々の極対群（U1,V1,W1とU2,V2,W2）が別々
の単位電力変換装置から給電される。このように、第１
図の交流電動機３は第３図の汎用的な３相交流電動機３
に対し、鉄心や巻線自体は殆んど変更されておらず、電
動機設計や製造に関するコスト増はほとんどない。ま
た、第１図の単位電力変換装置21,22間に循環電流は存
在しないので、単位電力変換装置の所要容量は第４図の
場合の1/2の容量でよい。なお、２台の単位電力変換装
置21,22は電力を有効に使うため、各電力変換装置から
供給する各相の電流（または電圧）の基本波成分は第２
図に示す如く同一位相，同一値であるのがよく、これは
例えば従来の電流フイードバツク制御等により容易に達
成できる。
その他の構成例としては、６極３相交流電動機を３台
の３相単位電力変換装置で給電する場合、８極３相交流
電動機を２台の３相単位電力変換装置で給電する場合、
または８極３相交流電動機を４台の３相単位電力変換装
置で給電する場合など種々の構成法が考えられる。ま
た、こゝで用いる交流電動機としては誘導電動機，同期
電動機のいずれでもよく、電力変換装置としては電圧形
インバータの他、サイクロコンバータやサイリスタモー
タ給電用の変換装置等に適用でき、特定の変換装置に限
定されるものではない。
の３相単位電力変換装置で給電する場合、８極３相交流
電動機を２台の３相単位電力変換装置で給電する場合、
または８極３相交流電動機を４台の３相単位電力変換装
置で給電する場合など種々の構成法が考えられる。ま
た、こゝで用いる交流電動機としては誘導電動機，同期
電動機のいずれでもよく、電力変換装置としては電圧形
インバータの他、サイクロコンバータやサイリスタモー
タ給電用の変換装置等に適用でき、特定の変換装置に限
定されるものではない。
本発明によれば、多重化を行なうための特別な付帯機
器を用いることなく、交流電動機の磁気回路を介して多
重化が実現でき、しかも複数の単位電力変換装置の電圧
および電流分担を等しくすることが可能なので、低コス
トの多重化交流電動機給電システムを提供し得る利点が
もたらされる。
器を用いることなく、交流電動機の磁気回路を介して多
重化が実現でき、しかも複数の単位電力変換装置の電圧
および電流分担を等しくすることが可能なので、低コス
トの多重化交流電動機給電システムを提供し得る利点が
もたらされる。
第１図はこの発明の実施例を示す概要図、第２図は第１
図のＵ相電流波形例を示す波形図、第３図はこの発明の
実施例を説明するために対比される従来の結線例を示す
接続図、第４図は電圧形インバータの２重化構成例を示
す構成図、第５図は交流電動機の極の配置および巻線群
の位置関係を示した図である。 符号説明 １……直流電源、2,21,22……電力変換装置、３……交
流電動機、４……リアクトル。
図のＵ相電流波形例を示す波形図、第３図はこの発明の
実施例を説明するために対比される従来の結線例を示す
接続図、第４図は電圧形インバータの２重化構成例を示
す構成図、第５図は交流電動機の極の配置および巻線群
の位置関係を示した図である。 符号説明 １……直流電源、2,21,22……電力変換装置、３……交
流電動機、４……リアクトル。
Claims (2)
- 【請求項１】極数が４以上の交流電動機巻線を、少なく
とも１つの極対を含む複数の巻線群に分割し、かつ各巻
線群の相互の磁気結合を小さくすべき各巻線群を互いに
異なる極に位置させ、該巻線群の各々へ個々の単位電力
変換装置から個別に給電することを特徴とする交流電動
機給電システム。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項に記載の交流電動機
給電システムにおいて、前記各電力変換装置から電動機
に供給する電流または電圧の基本波成分を互いに略同一
位相，同一値となるように制御することを特徴とする交
流電動機給電システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62141547A JPH088791B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 交流電動機給電システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62141547A JPH088791B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 交流電動機給電システム |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9001912A Division JPH09182394A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 交流電動機給電システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63305792A JPS63305792A (ja) | 1988-12-13 |
| JPH088791B2 true JPH088791B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=15294504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62141547A Expired - Lifetime JPH088791B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 交流電動機給電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088791B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4896088A (en) * | 1989-03-31 | 1990-01-23 | General Electric Company | Fault-tolerant switched reluctance machine |
| JP2884942B2 (ja) * | 1992-09-17 | 1999-04-19 | 株式会社日立製作所 | 電気車制御装置 |
| JPH09182394A (ja) * | 1997-01-09 | 1997-07-11 | Fuji Electric Co Ltd | 交流電動機給電システム |
| JP3899648B2 (ja) * | 1998-03-13 | 2007-03-28 | 株式会社明電舎 | 多重巻線電動機の制御方法 |
| GB0600837D0 (en) | 2006-01-14 | 2006-02-22 | Alstom | Stators and electrical machines incorporating such stators |
| CN103427573B (zh) * | 2013-08-26 | 2016-06-22 | 西安正麒电气有限公司 | 三相异步电动机多路三角连接三根引线的接线方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62100191A (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-09 | Mitsubishi Electric Corp | 多重巻線交流電動機の駆動システム |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP62141547A patent/JPH088791B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63305792A (ja) | 1988-12-13 |
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Legal Events
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