JPS642559Y2 - - Google Patents

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JPS642559Y2
JPS642559Y2 JP1986086639U JP8663986U JPS642559Y2 JP S642559 Y2 JPS642559 Y2 JP S642559Y2 JP 1986086639 U JP1986086639 U JP 1986086639U JP 8663986 U JP8663986 U JP 8663986U JP S642559 Y2 JPS642559 Y2 JP S642559Y2
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JP
Japan
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phase
stator winding
speed rotation
stator
rotation range
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JP1986086639U
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JPS6226195U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は高速主軸用かご形ACサーボモータ等
の特殊用途に使用される誘導電動機の固定子コイ
ル切替装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
主軸用ACサーボ装置は、高性能且つモジユラ
ーユニツトに搭載可能な小形軽量で、フレキシビ
リテイーに富んだものでなければならない。
従つてこれに用いられる誘導電動機は、運転特
性として例えば170rpmまでは30Kg・m定トルク
特性、170rpmから20000rpmまでは5KW定出力
特性となるような特性のものであることが要求さ
れる。
このような低速大トルクと広範囲定出力特性を
持たせようとする場合、コントローラの出力電圧
あるいは電流に制限値を設けると、モータ巻線の
結線を変更する以外対処困難である。
本考案者等は、先にコントローラの出力電圧あ
るいは電流に制限を設けた定出力制御において、
その定出力範囲を広げようとすると、モータのイ
ンピーダンスが運転周波数と共に増加するので、
そのインピーダンス低減のため、固定子巻線を
接続から2△接続に切替える方式を採用すること
により、要求される特性を満足するものを得た
が、固定子巻線の接続変更のために、モータ端子
のリード線が12本、接続変更用の3相コンタクタ
が5個必要となり、しかもそれ等を収納したコン
トローラの容積が大形化し、小形軽量化とは相反
する結果となつた。
即ち第1図は、先に実施した構成を示すもの
で、R,S,Tは3相電源端子、C1u,C1v,
C1w,C2u,C2v,C2wはそれぞれ巻回数が同数の
各相固定子巻線である。
各相巻線は2個1組で、夫々接続変更用3相コ
ンタクタ2Mu,2Mv,2Mwを介して直列に接
続され、3相コンタクタ1Mu,1Mv,1Mwを
介して接続されている。そして更に各相の内側
の固定子巻線C2u,C2v,C2wは夫々、両端に接
続された3相コンタクタ3Mu,3Mv,3Mw及
び4Mu,4Mv,4Mwを介して相隣る相の電源
端子に直列に接続され、外側の固定子巻線C1u,
C1v,C1wは夫々3相コンタクタ5Mw,5Mu,
5Mvを介して相隣る電源端子に直列に接続され
るよう結線されている。
なお、図中U1,U2,V1,V2,W1,W2,X1
X2,Y1,Y2,Z1,Z2は固定子巻線のリード端子
である。
そしてこの誘導電動機では、低速回転域では3
相コンタクタ1Mと2Mをオンにし、3M,4M
及び5Mをオフにして結線とし、高速回転域で
は1Mと2Mをオフにし、3M,4M及び5Mを
オンにして2△接続とするものである。
この2△接続時のモータインピーダンスは接
続時の1/12になるので、コントローラの出力電圧
電流に制限がある場合の広範囲定出力特性を可能
とする手段として有効である。
第2図はそれを裏付けるトルク特性図で、が
結線時(低速回転時),が2△結線時(高速
回転時)である。
この図からわかるように、←→2△切替を行う
ようにすると、低速大トルク、高速広範囲定出力
特性が得られるようになるが、第1図から明らか
なように、多くのモータ巻線の切替用リード線と
3相コンタクタを必要とし、小形・軽量化にそぐ
わない難点がある。
そこで本考案は、切替のためのリード線と所要
3相コンタクタ数が少くて済み、しかも、前述の
←→2△切替方式と同等の電気的特性が得られる
ものを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、固定子スロツト内に各相2個ずつ2段
に配置されるとともに直列に接続された固定子巻
線組C1′,C2′{C1u′,C2u′,C1v′,C2v′,C1w′

C2w′}と、前記各固定子巻線組の一方の端子X,
Y,Zにそれぞれ接点の一端が接続され接点の他
端が一点に接続され低速回転域でオン(閉)とな
り高速回転域でオフ(開)となる第1のコンタク
タ1M,1Mu,1Mv,1Mwと、前記各固定子
巻線組の各直列接続点U2,V2,W2に接点の一端
が接続され、接点の他端が隣接した相の固定子巻
線組の3相電源端子T,R,Sに接続された他方
の端子W1,U1,V1に接続され低速回転域でオフ
(開)となり高速回転域で(閉)となる第2のコ
ンタクタ2M,2Mu,2Mv,2Mwとを備え、
高速回転に供する各相固定子巻線C1u′,C1v′,
C1w′とそれ以外の各相固定子巻線C2u′,C2v′,
C2w′の巻数比の値を1以下としたことを特徴と
する誘導電動機の固定子コイル切替装置である。
〔実施例〕
以下その実施例について図面に基づき説明す
る。
第3図は本考案の一実施例の結線図を示すもの
で、R,S,Tは3相電源端子、C1u′,C2u′,
C1v′,C2v′,C1w′,C2w′は各相固定子巻線であ
る。
そして固定子巻線C2u′,C2v′,C2w′は固定子ス
ロツトの底部に巻装し、C2u′,C1v′,C1w′はスロ
ツト上部(モータ空隙側)に巻装されている。す
なわち、汎用機の単一接続(あるいは△接続を
行なう場合)の際に採用される巻線方式を2回繰
り返えし、2段に巻装されている。
また各相の固定子巻線C1′とC2′の巻回数の和
は、第1図に示した先行技術の各相の固定子巻線
C1とC2の巻回数の和に等しくするが、C1′とC2′の
巻数比は対象となる接続によつて決まる。例え
ば、第1図に示した誘導電動機のように←→2△
切替の場合と同等の電気的特性を得ようとする場
合は、巻数比を1:1にすれば良い。
この実施例の場合、内外の各相巻線は夫々直列
に接続され、且つ3相コンタクタ1Mu,1Mv,
1Mwを介して接続されている。
そして、各相の内外固定巻線の共通接続点U2
V2,W2と相隣る相の電源端子間に3相コンタク
タ2Mu,2Mv,2Mwを接続したものである。
そうして、固定子巻線のモータ外部での接続変
更は、リード端子U1,U2,X,V1,V2,Y,
W1,W2,Zに接続された9本のリード線と前記
2個の3相コンタクタで行なうように構成され
る。
即ち、低速回転域では3相コンタクタ1M,1
Mu,1Mv,1Mwをオンにして2M,2Mu,
2Mv,2Mwをオンにして各相巻線をに接続
する。この場合第1図に示した誘導電動機におい
て、接続した場合と同一の電気的特性が得られ
る。
また、高速回転域では、コンタクタ1Mをオフ
にし、2Mをオンにすると、各相の固定子巻線
C1′,C1u′,C1v′,C1w′は△に接続され、固定子
巻線C2′,C2u′,C2v′,C2w′は遊びコイルとなる。
こゝで、第1図に示した→2△切替えの誘導
電動機のモータ回路定数と比較してみると、固定
子巻線抵抗(1次抵抗)が2倍になるが、他の定
数は同じになる。この1次抵抗の倍増は銅損の増
加につながるが、この△接続は高速回転用に用い
るため、発生トルクは小さくてよいので、1次銅
損の増加はあまり問題にはならなく、第2図にお
いて点線で示した曲線のようにほゞ同等の電気
的特性が得られる。
固定子巻線を2段に巻いたのは、モータの起磁
力波形を変えないようにするためである。
なお、第1図に示した誘導電動機では循環電流
が流れることから、同相巻線の巻数比はC1:C2
=1:1に選ばねばならなかつたが、本考案では
高速運転の△接続時には固定子巻線C2′が遊びコ
イルとなるため、固定子巻線C1′とC2′の巻数比を
任意にとることができる。
即ち、(C1′+C2′=C1+C2)になればよいので、
固定子巻線C1′の巻数を減らすことによつて比の
値C1′/C2′を1以下にし高速運転の範囲を広げる
ことが可能となる。但し、巻数の低減は固定子巻
線C2′に誘起する電圧による絶縁の耐圧から制限
される。
以上例示した実施例では高速回転に供する固定
子巻線はスロツト内の空隙側に配置したが、電気
的特性はそれに比して劣るが、内側のものを高速
回転用に使うようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、3相コンタク
タの数と切替に必要なモータリード線の本数を低
減することが出来るので、低速大トルク、広範囲
定出力特性を有する誘導電動機の小型軽量化を達
成することが出来、実用上高速主軸用かご型AC
サーボモータとして好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に開発した誘導電動機の結線図、第
2図はその発生トルク特性図、第3図は本考案の
実施例の結線図である。 C1u′,C2u′,C1v′,C2v′,C1w′,C2w′……固定
巻線、1Mu,1Mv,1Mw及び2Mu,2Mv,
2Mw……3相コンタクタ、R,S,T……3相
電源端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定子スロツト内に各相2個ずつ2段に配置さ
    れるとともに直列に接続された固定子巻線組C1′,
    C2′{C1u′,C2u′,C1v′,C2v′,C1w′,C2w′}と

    前記各固定子巻線組の一方の端子X,Y,Zにそ
    れぞれ接点の一端が接続され接点の他端が一点に
    接続され低速回転域でオン(閉)となり高速回転
    域でオフ(開)となる第1のコンタクタ1M,1
    Mu,1Mv,1Mwと、前記各固定子巻線組の各
    直列接続点U2,V2,W2に接点の一端が接続さ
    れ、接点の他端が隣接した相の固定子巻線組の3
    相電源端子T,R,Sに接続された他方の端子
    W1,U1,V1に接続され低速回転域でオフ(開)
    となり高速回転域で(閉)となる第2のコンタク
    タ2M,2Mu,2Mv,2Mwとを備え、高速回
    転に供する各相固定子巻線C1u′,C1v′,C1w′とそ
    れ以外の各相固定子巻線(C2u′,C2v′,C2w′)の
    巻数比の値を1以下としたことを特徴とする誘導
    電動機の固定子コイル切替装置。
JP1986086639U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPS642559Y2 (ja)

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JP1986086639U JPS642559Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JP1986086639U JPS642559Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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Publication Number Publication Date
JPS6226195U JPS6226195U (ja) 1987-02-17
JPS642559Y2 true JPS642559Y2 (ja) 1989-01-20

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JP1986086639U Expired JPS642559Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JPS4844402U (ja) * 1971-09-29 1973-06-09

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JPS6226195U (ja) 1987-02-17

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