JPS639238Y2 - - Google Patents

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JPS639238Y2
JPS639238Y2 JP1979111133U JP11113379U JPS639238Y2 JP S639238 Y2 JPS639238 Y2 JP S639238Y2 JP 1979111133 U JP1979111133 U JP 1979111133U JP 11113379 U JP11113379 U JP 11113379U JP S639238 Y2 JPS639238 Y2 JP S639238Y2
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voltage
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power supply
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JP1979111133U
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、DC−DCコンバータを初期状態設定信
号の発生回路に兼用する電源回路に関する。一般
に電源回路は商用電源を整流してその直流低電圧
を各種の電気回路に供給するためのものであり、
電源オンの際には必ず正常電位までの間、つまり
立上り時間中は電気回路を不安定な状態にしてい
る。特に電気回路に半導体素子を有する場合に
は、半導体素子の誤動作の原因となるのでこれを
防ぐために、電源オンの際には何らかの初期状態
設定を行なう必要がある。この初期状態設定には
種々の方法があるが、例えば実開昭53−18545号
公報にて示される回路では、リレーの開閉により
半導体素子に印加する電圧を制御して初期状態設
定を行ない、誤動作を防ぐようにしている。
しかしながらこの回路では、初期状態設定専用
にリレー及びそれに付随する回路を別途設けてい
るので、回路の有効活用が成されていなかつた。
そこで本案は、DC−DCコンバータを有する電
源回路において、このDC−DCコンバータを初期
状態設定用の回路に兼用して回路の有効活用を図
るとともに、確実に初期状態の設定を行なうこと
ができる電源回路を提供するものである。
第1図は本案の一実施例を示す回路図であり、
第2図はその動作を示す電圧の波形を説明する図
である。
図に於いて1は直流電源で、交流2の出力を安
定した直流電圧VP例えば+24ボルトに変換する
ものであり、大電流用としてはスイツチングレギ
ユレータ回路で構成される。直流電圧VPは主に
プリンター(図示せず)等の大電流用の負荷に用
いられるだけでなく、他の低い電圧発生用の電源
電圧としても用いられる。3は直流電圧VC例え
ば+5ボルトの出力を発生する安定化電圧回路
で、その出力VCは主として電気回路、例えば半
導体素子の駆動電圧として使われるものであり、
比較的大電流を必要とする。
また上記電圧VPは低抵抗R1を介してDC−DC
コンバータ回路4にも供給され、螢光表示管(図
示せず)のフイラメント用電圧VFや点灯用電圧
VL及び半導体のマイナスの駆動電圧VG,VDが
出力される。これらの出力は比較的小電流であ
り、上記の電圧VPが演算やメモリー回路等の主
要回路に使用されるのに対して入出力やインター
フエイス回路等の補助回路に用いられるものであ
る。
電源オンの際には電圧VPが徐々に立上り、そ
の中間程度で安定化回路3が動作し電圧VCが
徐々に立上り、安定する。つまり電圧VPの中間
以上の電位では電圧VCが安定する。
また電源オンの際に電圧VPはDC−DCコンバ
ータ4にも与えられるが、DC−DCコンバータ4
のツエナーダイオードZ1を20ボルト定格に設定す
ると電圧VPが20ボルト以上になつて導通し、ト
ランジスタTr1,Tr2がオンして発振が始まり、
出力が発生する。Tは発振用のコイルであり、
D1,D2,D3は整流用のダイオード、Z2は電圧安
定用のツエナーダイオード、C1〜C4は電解コン
デンサ、R2〜R5は抵抗、C5,C6はコンデンサで
ある。このため電圧VPが20ボルト以上でないと
DC−DCコンバータ4は動作せず、電圧VCに比
べて電源オンの場合は遅く動作し、電源オフの際
には早く不動作となる。
上記のDC−DCコンバータ4の出力VGを用い
て例えばツエナーダイオードを用いた初期状態設
定回路を構成すると、主回路を駆動する電圧VC
が正常電位になつた後さらに遅れてクリア信号が
発生する事となり、立上り時間が短かい瞬間停電
や交流電圧が不安定の場合でも確実に初期状態の
設定が行なわれる。
以上の如く本案は直流電圧を発生する電源の出
力を低電圧用の安定化電圧回路とDC−DCコンバ
ータに与えて各種の低電圧出力を発生する電源回
路に於いて、DC−DCコンバータの発振制御用ト
ランジスタのベースバイアス回路に上記直流電圧
の比較的高い電位で導通するツエナーダイオード
を挿入し、DC−DCコンバータを上記直流電圧の
比較的高い所定電位以上で発振動作させて、上記
直流電圧の立上り時にDC−DCコンバータの出力
を安定化電圧回路の出力より遅れて立上るように
構成し、DC−DCコンバータの出力を負荷に供給
すると共に出力電圧をイニシヤルクリアー信号に
兼用するように構成したもので、DC−DCコンバ
ータの発振制御用トランジスタのベースバイアス
回路にツエナーダイオードを挿入した簡単な構成
により、既存のDC−DCコンバータを初期状態設
定用の回路に兼用して回路の有効活用を図ること
ができると共に、主回路を駆動する電圧が正常電
位になつた後さらに後れてニシヤルクリアー信号
を発生させ、立上り時間の短かい瞬間停電か交流
電圧が不安定な場合でも確実に初期状態の設定を
行なうことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の実施例を示す回路図、第2図は
第1図の動作を説明する図である。 図に於いて1は直流電源、3は安定化回路、4
はDC−DCコンバータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電圧を発生する電源の出力を低電圧用の安
    定化電圧回路とDC−DCコンバータに与えて各種
    の低電圧出力を発生する電源回路において、DC
    −DCコンバータの発振制御用トランジスタのベ
    ースバイアス回路に上記直流電圧の比較的高い電
    位で導通するツエナーダイオードを挿入し、DC
    −DCコンバータを上記直流電圧の比較的高い所
    定電位以上で発振動作させて、上記直流電圧の立
    上り時にDC−DCコンバータの出力を安定化電圧
    回路の出力より遅れて立上るように構成し、DC
    −DCコンバータの出力を負荷に供給すると共に
    出力電圧をイニシヤルクリアー信号に兼用するよ
    うに構成した事を特徴とする電源回路。
JP1979111133U 1979-08-11 1979-08-11 Expired JPS639238Y2 (ja)

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JP1979111133U JPS639238Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11

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Publication Number Publication Date
JPS5630591U JPS5630591U (ja) 1981-03-24
JPS639238Y2 true JPS639238Y2 (ja) 1988-03-18

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ID=29343624

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JP1979111133U Expired JPS639238Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565488Y2 (ja) * 1976-07-28 1981-02-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5630591U (ja) 1981-03-24

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