JPS6392104A - 路側ビーコン方式の車載アンテナ - Google Patents

路側ビーコン方式の車載アンテナ

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JPS6392104A
JPS6392104A JP61238298A JP23829886A JPS6392104A JP S6392104 A JPS6392104 A JP S6392104A JP 61238298 A JP61238298 A JP 61238298A JP 23829886 A JP23829886 A JP 23829886A JP S6392104 A JPS6392104 A JP S6392104A
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vehicle
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儀三 芝野
Haruo Suzuki
治夫 鈴木
Toru Iwai
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    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
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    • G08G1/123Traffic control systems for road vehicles indicating the position of vehicles, e.g. scheduled vehicles; Managing passenger vehicles circulating according to a fixed timetable, e.g. buses, trains, trams
    • G08G1/127Traffic control systems for road vehicles indicating the position of vehicles, e.g. scheduled vehicles; Managing passenger vehicles circulating according to a fixed timetable, e.g. buses, trains, trams to a central station ; Indicators in a central station
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は空中線に関し、さらに詳細にいえば、出発点
の情報を入力した後は、少なくとも車速データ、および
方位データを入力として車両の現在位置を表示するよう
にしたナビゲーションシステムにおける車載側の上記デ
ータ受信用の空中線として特に好適な空中線に関する。
〈従来の技術〉 従来から、車両に小型のコンピュータとディスプレイ装
置とを搭載し、コンパクトディスク等からなる記憶装置
に記憶させられている道路地図データを読出してディス
プレイ装置に表示させるとともに、車速センサからの車
速データ、および方位センサからの方位データを入力と
して、各時点における車両の位置の算出、および走行方
向の判定を行い、これら算出結果、および判定結果に基
いて、ディスプレイ装置に表示されている道路地図の該
当部分に車両を示す表示を付加するようにした、いわゆ
るナビゲーションシステムが提供されるようになってき
ている。
このようなナビゲーションシステムを使用すれば、車両
の現在位置、および走行方向とを視覚により簡単に識別
することができ、道に迷うことなく、確実に目的地まで
到達することができる。
しかし、上記の構成のナビゲーションシステムにおいて
は、車速センサ、方位センサが必然的に有している誤差
が、走行距離の増加とともに累積され、走行距離が所定
距離以上になると(但し、この所定距離は各車両におけ
る車速センサ、方位センサの誤差の程度、各センサの配
設位置における雰囲気条件の変動等により定まるもので
あり、必ずしも一定の距離ではない)、ディスプレイ装
置における車両表示位置が実際の車両位置から大幅にず
れ、本来の機能を発揮させることができなくなって、道
に迷ってしまうという状態が発生することになる。
このような問題点を解決する目的で、道路交通網に、上
記累積誤差が所定値以上になる距離よりも短い所定距離
毎に路側アンテナを配設し、この路側アンテナから位置
データ、および道路方向データを含む信号を、比較的狭
い範囲にのみ放射するとともに、車両に取付けられたア
ンテナにより上記信号を受信してコンピュータに取込み
、受信信号に基いて車両の位置、および走行方向を正し
いデータに較正する、いわゆる路側ビーコン方式の採用
が提案されている。
このような路側ビーコン方式を採用すれば、常に誤差の
累積が所定値以下である状態で正確な位置データ、およ
び方位データに基く表示を行なわせることができるので
、ナビゲーションシステムの本来をの性能を発揮させる
ことができ、特に、鉄道線路の近く、踏切等のように方
位センサに大きな誤差を発生させ易い箇所に路側アンテ
ナを設置することにより、外的要因に起因する誤差の発
生をも効果的に較正することができるという利点を有し
ている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 」二記の構成の路側ビーコン方式においては、かなり指
向性が高い路側アンテナにより常時位置データ、および
道路方向データを含む信号を放射しているのであり、車
両が上記放射信号によりカバーされている領域を通過す
る場合にのみ信号を受信し、受信した信号に基いて必要
な較正を行なうことができるようにしているのであるか
ら、送信信号によりカバーされる領域を広くすれば、路
側アンテナに対する信号受信位置のずれが大きくなり、
充分な較正効果を達成することができないという問題点
がある。
さらに詳細に説明すると、路側ビーコン方式の基本機能
はあくまで位置データ、および道路方向データを含む信
号をナビゲーションシステムを搭載した車両に与えるこ
とであるが、以下の如き機能をも追加することが、路側
ビーコン方式の有効活用の上で要求される。即ち、 ■ 路側アンテナが設置されている箇所の周辺における
道路の混雑情況、工事、その他の道路使用状況等の交通
情報を追加してナビゲーションシステムに与えることに
より、車両のスムーズな運行を補助すること、 ■ 路側アンテナが設置されている箇所の周辺における
住宅配置、個人名をも含む詳細な地図情報を追加して、
最終目的地への到達を容易化すること、 ■ 路側アンテナが設置されている箇所を含む、ある程
度広い範囲にわたる道路地図情報を追加してナビゲーシ
ョンシステムに与えることにより、ディスプレイ装置に
より表示される道路地図を更新し、遠隔地までの運行を
スムーズに行なわせること 等の追加サービスをも行なわせることが考えられており
、このような追加サービスをも行なわせようとすれば、
路側アンテナから放射される信号による伝送帯域の拡大
、送信信号によりカバーされる領域の拡大が必須となる
そして、以上のように伝送領域の拡大、および送信信号
によりカバーされる領域の拡大が行なわれた場合には、
路側アンテナの設置位置に対する信号受信位置のずれが
大きくなり、本来の目的である車両位置の較正が、上記
ずれの影響を受けて正確には行なえないことになるとい
う問題が発生するのである。
また、路側アンテナが設置されている位置の近傍の建築
物等の配置状態、他の車両の走行状態が、時間とともに
、或いは路側アンテナの設置位置毎に大幅に変化し、路
側アンテナから放射される信号が、第4図に示すように
、直接車載アンテナにより受信される他に、建物、路面
、他の車両等により反射された後、車載アンテナにより
受信されることになり、しかも、上記各経路を通って受
信された信号は、それぞれ振幅、位相が異なるのである
から、和動的、或いは差動的に重畳され、第7図に示す
ように、路側アンテナからの送信信号の強度分布とは大
幅に異なる強度分布の信号となる(マルチパスによるフ
ェーディング現象が発生する)ので、受信信号に基く車
両位置の較正等を行なう場合に、予期せぬ誤差が発生す
る、即ち、上記重畳信号が、路側アンテナから大幅に離
れた箇所においてレベルが高い部分を有することになり
、この部分を検出した時点で車両位置、および走行方向
の較正を行なってしまうという問題が発生することにな
る。
そして、このような問題を解消させるために、ローパス
フィルタを取付けることにより、フエーデング現象に起
因する受信信号の強度分布の影響を排除することが考え
られる。
しかし、フェーデング現象に起因する強度の変動周期は
通常数10Hzから100Hz程度の範囲であるから、
ローパスフィルタとしては数Hz程度の遮断周波数を有
するものであることが必要になる。そして、上記のよう
な低い遮断周波数を有するローパスフィルタをパッシブ
回路で構成しようとすれば、大きなインダクタンス、キ
ャパシタンスが必要になり、車載機器として小形化する
ことが非常に困難になるという問題がある。また、アク
ティブフィルタで構成すれば、小形化することは可能で
あるが、部品点数が増加するとともに、回路構成が複雑
化し、全体として車載機器が高価なものになってしまう
という間mがある。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
特に、路側ビーコン方式における各種機能の拡大に簡単
に対処することができるとともに、本来の車両位置の較
正を高い精度で行なうことができるようにすることがで
きる空中線を提供することを目的としている。
く問題を解決するための手段〉 」1記の目的を達成するための、この発明の空中線は、
接地板に対して共通の短絡板を介して、接地板と平行に
、かつ互に逆方向に延びる同一形状のアンテナ板を取付
け、短絡板を中心として対称位置においてアンテナ板と
接地板との間に給電点を設けたものである。
但し゛、上記1対のアンテナ板が一体形成されているも
のであってもよい。
また、上記各アンテナ板の形状としては、方形であって
もよく、或は半円形であってもよい。
さらに、上記両給電点に互に同相の信号が給電されてい
るものであってもよく、或は互に逆相の信号が給電され
ているものであってもよい。
さらには、上記空中線が路側ビーコン方式の車載アンテ
ナとして使用されるものであってもよい。
く作用〉 以上の構成の空中線であれば、両給電点に対して互に所
定の位相関係を保持させた状態で信号を給電することに
より、上記位相関係に基いて定まる放射指向性で電波を
受信することができる。
そして、上記1対のアンテナ板が一体形成されているも
のである場合にも同様の作用を行なわせることができる
また、上記各アンテナ板の形状が、方形である場合にも
、或は半円形である場合にも、上記と同様の作用を行な
わせることができる。
さらに、上記再給電点に互に同相の信号が給電されてい
るものである場合には、アンテナ板と垂直な面内におい
て、短絡板と直角な方向に近い方向が主放射方向となり
、アンテナ板と平行な面内においてほぼ無指向性となる
放射指向性を得ることができる。逆に、上記再給電点に
互に逆相の信号が給電されているものである場合には、
アンテナ板の法線方向においてビーム状となる放射指向
性を得ることができる。
さらには、」1記空中線が路側ビーコン方式の車載アン
テナとして使用されるものである場合には、互に同相の
信号を再給電点に給電することによりデータ伝送のため
の変調波信号を広い範囲にわたって受信することができ
、互に逆相の信号を再給電点に給電することによりポジ
ショニングのための変調波信号を路側アンテナにほぼ正
対する位置においてのみ受信することができ、位置判定
精度を向上させることができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明の空中線の一実施例を示す斜視図であ
り、接地板[1)に対して共通の短絡板(2)を介して
、接地板(1)と平行に、かつ互に逆方向に延びる同一
形状のアンテナ板(3) (4)を取付け、短絡板(2
)を中心として対称位置においてアンテナ板(3) f
4)と接地板(1)との間に給電点[5) (6)を設
けている。
尚、上記各アンテナ板の形状は、−辺がほぼ1/4波長
に等しい正方形であり、しかも、アンテナ板と接地板(
1)との間隔は、波長に比して小さい値に設定されてい
る。
第2図は上記の構成の空中線により得られる放射指向性
を示す図であり、再給電点(5) (6)に互に同(目
の信号を給電した場合には、同図AからCに示すように
、アンテナ板と垂直な面内において、短絡板(2)と直
角な方向に近い方向が主放射方向となり、アンテナ板と
平行な面内においてほぼ無指向性となる放射指向性を得
ることができる。また、再給電点(51(61に互に逆
相の信号を給電した場合には、同図り、Eに示すように
、アンテナ板の法線方向においてビーム状となる放射指
向性を得ることができる。
尚、第2図A、Eは短絡板[2)に平行な面(第1図内
Y−Y線参照)内における電界強度分布を示し、同図B
、Dは再給電点(5) (6)を含む面(第1図内X−
X線参照)内における電界強度分布を示し、同図Cはア
ンテナ板と平行な面内における電界強度分布を示してい
る。また、上記の測定結果は、自動車の屋根をモデル化
した1mΦの金属円板上に設置した状態で測定を行なっ
たものである。
したがって、上記の構成の空中線において、再給電点(
5) [61に対して互に同相の第1の信号を給電する
とともに、互に逆相の第2の信号を給電することにより
、第1の信号に対しては、第2図AからCに示す放射指
向性を達成することができ、第2の信号に対しては、第
2図り、Hに示す放射指向性を達成することができる。
この結果、上記第1の信号に基く放射指向性をデータ伝
送用として使用することにより、データ伝送領域を広帯
域化することができ、上記第2の信号に基く放射指向性
をボジショニング用として使用することにより、高精度
の位置判定を行なうことができる。
尚、上記第1、第2の信号としては、例えば、一方を振
幅変調を施されたものとし、他方を振幅一定の変調を施
されたものとすることが、両信号同士の干渉を最少限に
抑制することができるので好ましい。
第3図は空中線の他の実施例を示す斜視図であり、上記
実施例と異なる点は、各アンテナ板の形状を半円状とし
、短絡板(2)に連結された状態で両アンテナ板が全体
として円形になるようにした点のみである。尚、各アン
テナ板の弧状外周面の長さはほぼ1波長に設定されてい
る。
そして、この実施例の場合にも、再給電点に対して互に
同相の信号を給電することにより、アンテナ板と垂直な
面内において、短絡板[2)と直角な方向に近い方向が
主放射方向となり、アンテナ板と平行な面内においてほ
ぼ無指向性となる放射指向性を得ることができる。また
、両給電点に互に逆相の信号を給電することにより、ア
ンテナ板の法線方向においてビーム状となる放射指向性
を得ることができる。
次いで、上記のの構成の空中線を路側ビーコン方式にお
ける車載アンテナ[7]として使用した場合について説
明する。
第6図はディスプレイ装置に表示される道路地図の一例
を概略的に示す図であり、矢印Aにより車両の現在位置
、および走行方向が表示されている。そして、路側アン
テナP1、P2、・・・Pnが実際の設置位置に対応し
て表示されている(但し、この路側アンテナP1、P2
、・・・Pnについては、表示されていなくても特に不
都合はない)。そして、図には表示されていないが、目
印となる建物等が表示されている。
第5図は路側ビーコン方式を説明する概略図であり、予
め設定された地点において、道路(8)に近接させて位
置データ、および道路方向データ等を含む信号を放射す
る路側アンテナ[9)が配置されているとともに、上記
道路(8)を走行する車両(財)の所定位置に、上記信
号を受信するための車載アンテナ(7)が搭載され、受
信信号を図示しないナビゲーション装置に給電するよう
にしている。そして、上記車載アンテナ(刀として、上
記第1図、或は第3図に示す構成の空中線が使用されて
いる。
そして、上記路側アンテナ(9)は、比較的広い範囲(
図中領域R参照)をカバーするよう、指向性が余り高く
ないアンテナで構成されている。
第4図は路側アンテナ(9)と車載アンテナ〔刀との関
係を詳細に示す図であり、道路(8)に近接させて、支
柱(9a)により路側アンテナ(9)を高所(トラック
、バス等の大型車両よりも充分に高い位置)に支持して
いるとともに、車両(財)の屋根に、第1図、或は第2
図に示す構成の車載アンテナ[7)が搭載されている。
そして、上記路側アンテナ(9)は、図中Bで示すよう
に余り高くない指向性を有し、垂直下方を含む全方向に
信号を送信するように支柱(9a)に取付けられている
したがって、一部の信号は、図中C,Dで示すように、
他の車両00)の屋根により反射されてそのまま車載ア
ンテナ(7)に導かれ、或は路面により反射されてその
まま車載アンテナ(7)に導かれ、他の一部の信号は、
図中Eで示すように、直接車載アンテナ(7)に向けて
送信され、残余の信号は、図中F、Gで示すように、建
物(11)により反射されてそのまま車載アンテナ口に
導かれ、或は建物(11)、および路肩(8a)により
順次反射されてそのまま車載アンテナ(7)に導かれる
即ち、上記信号Eが上方から車載アンテナ(7)に導か
れ、上記信号C,Fがほぼ水平に車載アンテナ口に導か
れ、上記信号り、Gが下方から車載アンテナ(7)に導
かれる。
以上の説明から明らかなように、車載アンテナ口は、上
記各信号C,D、E、F、Gをそれぞれ受信するのであ
るが、上記信号C,D、F、Gについては、車載アンテ
ナ[71の両給電点(51f6)に互に逆相の信号を給
電しておくことにより上向きのビーム状の指向性を持た
せておき、上記信号C,D。
F、Gの放射方向に対する感度を大幅に低下させること
ににより、殆ど車載装置(図示せず)に対して供給され
ない状態とすることができる。そして、上記信号Eにつ
いては、上記ビーム状の指向性を有している関係上、高
い感度で受信され、有効に車載装置に対して供給するこ
とができる。
したがって、路側アンテナ(9)から放射された信号は
上記のように種々の経路を通って車載アンテナ(71に
より受信されるのであるが、信号Eのみが高い感度で受
信され、他の信号C,D、F、Gについては著しく低い
感度でのみ受信されるのであるから、実際に車載装置に
供給されるのは信号Eのみとなる。そして、この信号E
についても、上記ビーム状の指向性とほぼ一致する方向
に放射される場合(車両001が路側アンテナ(9)と
ほぼ正対する状態)においてのみ高い感度で受信される
のであるから、上記信号Eに対する受信信号レベルが所
定の基準レベルを越えた場合に、路側アンテナ0)と正
対する状態であると判定することができる。
また、上記車載アンテナ(刀の両給電点(5) (6)
に互に同相の信号を給電してお(ことにより、アンテナ
板と垂直な面内において、短絡板と直角な方向に近い方
向が主放射方向となり、アンテナ板と平行な面内におい
てほぼ無指向性となる放射指向性を持たせておき、上記
信号C,D、Gの放射方向に対する感度を大幅に低下さ
せることにより、殆ど車載装置(図示せず)に対して供
給されない状態とすることができる。また、上記信号F
の放射方向に対する感度はかなり高いのであるが、路側
アンテナ(9)から放射される信号Fのレベル自体があ
る程度低く、しかもかなり長い伝播距離を有しているの
であるから、車載アンテナ口による受信レベルがかなり
低くなる。そして、上記信号Eについては、上記路側ア
ンテナ自体がかなり高い指向性を有しているとともに、
伝播距離が短い関係上、高い感度で受信され、有効に車
載装置に対して供給することができる。
したがって、路側アンテナ(9)から放射された信号は
上記のように種々の経路を通って車載アンテナ(刀によ
り受信されるのであるが、信号Eのみが高い感度で受信
され、他の信号C,D、F、Gについては著しく低い感
度でのみ受信されるのであるから、実際に車載装置に供
給されるのは信号Eのみとなる。そして、この信号Eに
ついては、車載アンテナ口が水平方向にほぼ無指向性で
ある関係上、車両胆が路側アンテナ(9)を中心とする
所定範囲内に存在する状態において高い感度で受信され
るのであるから、上記信号Eに対する受信信号レベルが
所定の基準レベルを越えた場合に、路側アンテナ(9)
から放射される信号を受信して、広い範囲にわたってデ
ータの受信を行なうことができる。
この結果、車載アンテナ(刀は、かなり強い強度で送信
される上記信号Eのみを高い感度で受信することができ
、他の信号は殆ど無視し得るレベルで受信するのみであ
るから、マルチパスによる)ニーディング現象を効果的
に抑制して誤差が発生する可能性が著しく低い状態での
データ受信、および位置判定を行なうことができる。
そして、位置判定が行なわれた時点で、受信信号に含ま
れている位置データ、および道路方向データに基いてナ
ビゲーション装置(図示せず)における車両表示位置、
および走行方向の較正を行なうことができ、以後のナビ
ゲーションを上記構成されたデータに基いて行なわせる
ことができる。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば路側ビーコン方式以外の分野において受信アン
テナの指向性を変化させる必要がある場合に適用するこ
とにより、簡単に所望の指向性を達成することが可能で
ある他、この発明の要旨を変更しない範囲内において種
々の設計変更を施すことが可能である。
〈発明の効果〉 以上のようにこの発明は、共通の短絡板により接地板に
接続された1対のアンテナ板の各給電点に対して給電さ
れる信号の位相を互に所定位相に設定することにより指
向性を変化させることができるようにしているので、空
中線自体の物理的構成を変化させることなく、両給電点
に対する信号の位相を変化させるのみで簡単に所望の指
向性を達成することができるという特有の効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の空中線の一実施例を示す斜視図、 第2図は放射指向性を示す図、 第3図は他の実施例を示す斜視図、 第4図は路側アンテナと車載アンテナとの関係を示す概
略図、 第5図は路側ビーコン方式を説明する概略図、第6図は
ディスプレイ装置に表示される道路地図の一例を概略的
に示す図、 第7図は従来例による受信波形を示す図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、接地板に対して共通の短絡板を介して、接地板と平
    行に、かつ互に逆方向に延び る同一形状のアンテナ板を取付け、短絡 板を中心として対称位置においてアンテ ナ板と接地板との間に給電点を設けたこ とを特徴とする空中線。 2、1対のアンテナ板が一体形成されてい る上記特許請求の範囲第1項記載の空中 線。 3、各アンテナ板が方形である上記特許請 求の範囲第1項または第2項の何れかに 記載の空中線。 4、各アンテナが半円形である上記特許請 求の範囲第1項または第2項の何れかに 記載の空中線。 5、両給電点に互に同相の信号が給電され ている上記特許請求の範囲第1項から第 4項の何れかに記載の空中線。 6、両給電点に互に逆相の信号が給電され ている上記特許請求の範囲第1項から第 4項の何れかに記載の空中線。 7、路側ビーコン方式の車載アンテナとし て使用されるものである上記特許請求の 範囲第1項から第6項の何れかに記載の 空中線。
JP61238298A 1986-10-07 1986-10-07 路側ビーコン方式の車載アンテナ Granted JPS6392104A (ja)

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JP61238298A JPS6392104A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 路側ビーコン方式の車載アンテナ
EP87114601A EP0264056B1 (en) 1986-10-07 1987-10-06 Vehicle antenna with shiftable gain patterns
DE3789595T DE3789595T2 (de) 1986-10-07 1987-10-06 Fahrzeugantenne mit verschiebbarem Strahlungsdiagramm.
CA000548814A CA1290847C (en) 1986-10-07 1987-10-07 Vehicle antenna with shiftable gain patterns
US07/105,374 US4887090A (en) 1986-10-07 1987-10-07 Vehicle antenna with shiftable gain patterns

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6392104A true JPS6392104A (ja) 1988-04-22
JPH0467804B2 JPH0467804B2 (ja) 1992-10-29

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