JPS6391922A - 電磁継電器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、電磁継電器に係り、特には、ベース上にケー
スが装着されて形成されるケーシングと、前記ベース上
のほぼ中央に立設される鉄心枠と、前記鉄心枠に支持さ
れて前記ベース上の一方側に設けられる電磁石と、前記
ベース上の他方側に立設される固定接点端子及び可動接
点端子と、前記鉄心枠の上端に折曲部が軸支されて設け
られ、その一端部を前記電磁石の磁極部に相対する可動
片と、前記可動片の他端部に取り付けられ、前記可動片
の回動動作に伴って前記可動接点端子を連動して前記固
定接点端子に接続させるカードとから成る電磁Ｕ電器に
関する。

（従来技術とその問題点） 従来のこの種の電磁継電器としては、第２図の縦断面図
に示すようなものがある。

電磁Ｕ電器＋０１は、ベース１０２上にケース１０３が
設けられて形成された空間の一方側に、固定接点端子１
０４と可動接点端子１０５とが立設され、他方側に電磁
石＋０６とその電磁石１０６の励磁、消磁に対応して動
作する可動片１０７とが設けられて構成されている。可
動片＋０７は、その途中部が回動自在に取り付けられ、
その一端側が電磁石１０６の鉄心１０８に相対するよう
に位置され、他端側が可動接点端子１０５の長手方向に
相対するように位置されるとともに、その他端部に可動
接点端子１０４を作動するカード１０９が取り付けられ
ている。

そして、電磁石＋０６が励磁されるとその鉄心１０８が
可動片１０７を引き付けて回動させ、この回動動作に伴
って可動片＋０７の他端部に設けられたカード１０９で
、可動接点端子１０５を押して固定接点端子１０４と接
続させろ構成としている。

しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
１よ、可動片１０７　：、）回動に伴ｔつてカード１０
９が可動接点端子＋０５を押すストロークが短く、その
ためスイッチ動作か正確に行なわれない欠点があった。

上記しに従来品において、可動片＋０７の他端部側を長
くしてレバー比を大きくとると、可動接点端子１０５を
押すストロークは大きくなるが、可動接点端子１０５の
押される位置（作用点）が基部に近く、可動接点端子の
バネ力や剛性に妨げられて、その位置を押して可動接点
端子１０５を所定量変位させることは困難であった。

最近において、この種の電磁Ｕ電器は小形化が進み、そ
の小形化の中で上記のストロークを大きくとることがよ
り困難になってきている。

（発明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、機器を大きくしたり、購造を複雑にすることなく、
可動片によって可動接点端子を変位するストロークを大
きくできろようにすることを目的とする。

（発明の構成と効果） 本発明は、このような目的を達成するｆこめに、冒頭に
記載した電磁Ｕ電器において、前記カードの途中部がベ
ース上に突出して設けられた軸支部に回動可能に軸支さ
れ、前記可動片の他端部が前記ベースの近傍近くまで延
設され、この他端部に前記カードの一端部が連動連結さ
れ、かつ、前記カードの他端部側が可動接点端子に連結
する構成とした。

この構成によれば、電磁石の作用により可動片が回動さ
れると、可動片の他端部は大きく変位し、この変位がカ
ードの回動によりそのまま、あるいは適当な比率で可動
接点端子を変位させるストロークに変換される。

したがって、電磁石による可動片の動作量が従来と同様
であっても、可動片による可動接点端子を変位させるス
トロークは大きくなり、これにより、電磁継電器のスイ
ッチ動作が確実に行なわれろようになった。

また、可動片の他端部をベースの近傍近くまで延設する
ととしに、カードの途中部を回動可能に軸支するだけで
よいから、電磁継電器を大形化することが無い。

（実施例の説明） 以下、本発明を図面に示す実施例に活づいて詳細に説明
する。第１図は、本発明の実施例に係る電磁継電器ｌの
縦断面図である。

図において、■は合成樹脂製Ｃ）ベースであり、その上
部に合成樹脂製のケース２が取り付けられてケーシング
が形成されている。ベース１の一方側の上面には固定接
点端子３と板バネよりなる可動接点端子４とが、それぞ
れの接点３ａ、＝１ａを相対するように設けられている
。

ベース１の他方側の上面には、電磁石５が設けられてい
る。この電磁石５は、コイル６が巻装されたスプール７
の中央に棒状の鉄心８がはめ込まれて構成されている。

９は鉄心枠であり、ベース１上のほぼ中央に立設され、
その水平に位置する基部ＩＯ上に上記した電磁石５の鉄
心８の下端叩が載置固定されている５まｆこ、ベース１
上の固定接点端子３と鉄心枠９との間の位置には、軸支
部１１が突出して一体に設けられている。

Ｉ２は折曲形状の鉄製可動片であり、その折曲部１３が
鉄心枠９の上端に回動可能に軸支されて取り付けられ、
その一端側を電磁石５の磁極部となる鉄心８の上端部に
相対させている。

可動片１２は、その他端部１５をベース１面上の近傍近
くまで延設され、その他端部１５にカード１６を構成す
る第一レバー１７の下端部が当接するように連動連結さ
れている。この第一レバー１７は、その途中部で、上記
した軸支部１１に回動可能に軸支されている。さらに、
この第一レバー＋７にカード１６を構成する第ニレバー
１８が枢支連結されている。この第ニレバー１８は固定
接点端子３と可動接点端子４それぞれに設けられた通孔
３ｂ、４ｂに挿通され、先端に設けられた係止ｆ＄１９
が通孔４ｂの周縁に係止するようになっている。２０は
、可動片Ｉ２の付勢用バネであり、電磁石５の消磁状態
では、バネ２０の付勢力により可動片１２の一端側をか
鉄心８の上端部から離ｆｌｉされるようになっている。

次に、この実施例の作用について説明する。

コイル６に電流を流して電磁石５を励磁すると、鉄心８
が可動片１２を矢印Ａの方向に引き付けて可動片Ｉ２を
回動し、それに伴って可動片１２の他端部１５が第一レ
バー１７の下端部を矢印Ｂ方向に回動させる。これによ
り第一レバーエフの上端部が矢印Ｃ方向に回動して、そ
こに接続される第ニレバー１８を移動させ、第ニレバー
１８の係止部１９により可動接点端子４は矢印り方向に
引き寄せられ、その接点４ａが固定接点端子３の接点３
ａに接続される。

上記において、第一レバー１７のほぼ中央位置が軸支部
１１に軸支されているので、矢印Ｂと矢印Ｃの方向て示
す回動ストロークはほぼ同じとなり、したがって、可動
片１２の他端部１５がへ一ス１の近傍近くまて延設され
ることにより大きくとられた矢印Ｂ方向のストロークが
、そのまま矢印Ｃ方向のストロークに変換され、可動接
点端子４は十分に引き寄せられる。

まｆこ、上記矢印Ｃ方向のストロークは、第一レバー１
７のレバー比をＦｆ、意に選択して、スイッチ作動が好
適に行なわれるように適宜の大きさとすることができる
。

電磁石５を消磁すると、鉄心８が可動片１２の引き付け
を解除し、それに伴って仮バネ２０の付勢力により可動
片１２は復帰され、固定接点端子３と可動接点端子４そ
れぞれの接点３ａ、４ａも離間される。

可動片１２と第一レバー１７とを連動連結する構成とし
ては、上述のような当接による構成に限ら「、長孔と枢
支ビンとによって枢支連結するなど、各種の変形が可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の？ｌ１１Ｍ、継電器の実施例の内部
構成を示す縦断面図、第２図は、従来例を示す縦断面図
である。 ３・・・固定接点端子、 ４・・可動接点端子、 ５・・・電磁石、 ９・・・鉄心枠、 １１・・・軸支部、 Ｉ２・・・可動片、 ｌ　６・・・カード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ベース上にケースが装着されて形成されるケーシ
   ングと、 前記ベース上のほぼ中央に立設される鉄心枠と、前記鉄
   心枠に支持されて前記ベース上の一方側に設けられる電
   磁石と、 前記ベース上の他方側に立設される固定接点端子及び可
   動接点端子と、 前記鉄心枠の上端に折曲部が軸支されて設けられ、その
   一端部を前記電磁石の磁極部に相対する可動片と、 前記可動片の他端部に取り付けられ、前記可動片の回動
   動作に伴って前記可動接点端子を連動して前記固定接点
   端子に接続させるカードとから成る電磁継電器において
   、 前記カードの途中部がベース上に突出して設けられた軸
   支部に回動可能に軸支され、前記可動片の他端部が前記
   ベースの近傍近くまで延設され、この他端部に前記カー
   ドの一端部が連動連結され、かつ、前記カードの他端部
   側が可動接点端子に連結されていることを特徴とする電
   磁継電器。