JPS6391639A - 絞り決定装置 - Google Patents

絞り決定装置

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JPS6391639A
JPS6391639A JP23743686A JP23743686A JPS6391639A JP S6391639 A JPS6391639 A JP S6391639A JP 23743686 A JP23743686 A JP 23743686A JP 23743686 A JP23743686 A JP 23743686A JP S6391639 A JPS6391639 A JP S6391639A
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JP
Japan
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aperture
switch
subjects
focus
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP23743686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Harada
義仁 原田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS6391639A publication Critical patent/JPS6391639A/ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は絞り決定装置に関する。
〈従来技術〉 従来、複数の異なる位置にある被写体に対して各被写体
ともにピントが合った状態で撮影を行なう方法としては
、カメラを絞り込み状態となし、各被写体の状態を確認
しながら被写界深度にて各被写体をカバーする絞りを決
定していた。
このため、上記状況下での撮影は撮影者の経験等により
、太き(影響され、素人には不向きであり、かつ失敗と
なる確率が高かった。
〈目 的〉 本発明は上記事項に鑑みなされたもので、複数の被写体
間のデフォーカス量を内分する位置にレンズを移動させ
、上記デフォーカス量から各被写体が深度内に入る様な
絞り値を算出させ、上述の問題を解消させると共に、上
記デフォーカス量に基づき絞りが決定された後にズーム
比が変更された際には決定された絞り値をキャンセルし
、ズーム比が変更されることによる深度変化に対応させ
たものである。
〈実施例〉 本発明の詳細な説明する前に本願発明の原理について説
明する。
2つの異なる位置にある被写体A、 Bを考えた場合、
両波写体が共にピントが合った状態とするためには、ま
ず、レンズを両波写体の約中央、即ち、両波写体に対す
るデフォーカス量が一致する様な位置にピントを合わせ
る。この状態では被写体A。
Bのデフォーカス量が約一致しているので、この時の絞
りを開被写体に対して深度内となる様な絞りとすれば開
被写体A、  B共にピントが合った状態となる。
又、被写界深度はピント面からのデフォーカス量を最小
錯乱円で割ることにて求められるので、この際の絞り値
が決定されることとなる。
本発明にあっては、被写体A、 Bに対してオートフォ
ーカス装置にて開被写体に対するデフォーカスが一致す
るデフォーカス量を求め、これを最小錯乱円にて割るこ
とにて上記絞り値を求め開被写体共にピントが合った状
態を得る様なしている。
次いで、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明に係る絞り決定装置の一実施例を示す回
路図である。
図においてSPCはTTL開放測光用の受光素子、DI
はダイオード、AMPIはオペアンプで公知の測光回路
で、その出力としてアペックスのBVoを出力する。V
RIはフィルム感度設定用可変抵抗でアペックスのSv
を送出する。VH2は装着されたレンズの開放絞り値(
アペックスのAVo)を設定する可変抵抗で、これらの
可変抵抗VRI、VR2の出力並びに測光回路出力は加
算器を構成するアンプAI)Diに入力され、該アンプ
ADD1からはBV。
十SV+AVo=BV+5V=EVを送出する。
ADIは上記アンプADDIの出力(アペックスのEV
)をAD変換するAD変換回路でその出力はマイクロコ
ンピュータ−UCOM (以下マイコンと称す。)のP
Eポートに入力されている。
AD2は上記可変抵抗VR2の出力をAD変換の上、上
記マイコンUCOMのPFポートに伝えるAD変換回路
である。VH2は装着されたレンズの最小絞り値(絞り
込み側の最小絞り値)AVLを設定する可変抵抗で、該
抵抗VR3の出力はAD変換回路AD3を介してデジタ
ル値としてAVLをマイコンUCOMのPGポートに伝
える。
SWM’Dはカメーラの撮影モード(シャッター優先、
絞り優先、プログラム)情報を設定するためのモード設
定操作部材で設定モードに応じたモード情報をマイコン
UCOMのPAポートに伝える。5WTVはシャッター
秒時情報を設定するシャッター秒時設定部材、5WAV
は絞り値情報を設定する絞り設定部材で、これらの部材
にて設定されたTV及びAV値はマイコンUCOMのP
C,PEポートに入力される。
DAIはマイコンU COMのPEポートから送出され
る制御絞り値情報をアナログ(電圧)に変換するための
DA変換回路で、該回路DAIからの出力は減算回路を
構成するアンプAMP2に入力され、該アンプAMP2
にて抵抗VR2に設定されているAVoとの演算が行な
われ、その出力として絞り段数(アペックスの△AV)
が求められる。
DRAVは絞り制御用のスタートマグネットMCI及び
ストップマグネットMG2を有し、上記アンプAMP2
の出力△AVに基づいて絞りを制御する絞り制御回路で
ある。EXPANDERはマイコンUCOMのPJポー
トから出力される制御シャッター秒時情報TVを伸長し
シャッター制御回路DRTVに伝え、シャッター秒時制
御を行なわせるための実時間伸長回路である。前記シャ
ッター制御回路は先幕用マグネットMG3及び後幕用マ
グネットMG4を有し、各マグネットを作動させること
にて不図示のシャッター先幕及び後幕を走行させる。
上記制御回路DRAV及びDRTVはマイコンU CO
MのPEポートからの信号により作動し、絞り及びシャ
ッター制御を開始する。
displはマイコンUCOMのPKポートから出力さ
れるシャッター秒時値及び絞り値を例えば7セグメント
の液晶表示器にてデジタル表示する表°示器であり、該
表示器displはマイml ンUCOM(7)AVB
LINKポートからの信号にて絞りの表示値を点滅させ
る。
disp2は第2図に示したアレイ表示器である。該ア
レイ表示器においてCPI〜CP24はマイコンtJ 
COMのPLポートから出力される深度情報disp(
IOに基づいて選択的に出力を発生するコンパレーター
アレイである。LDAはコンパレーターCPI〜CP2
4の出力により、LED  DI〜D24を選択的に点
灯駆動する表示器ドライバーアレイである。該LEDD
1〜D24に表示板上に配され絞りのFNoが附された
スケール5CALEを指示し、深度情報に応じた絞り値
を表示する。
SWIは不図示のシャッターボタンの第1操作状態にて
オンとなるスイッチ、SW2は上記ボタンの第2操作状
態にてオンとなるスイッチ、S W d e pは不図
示の第1操作ボタンの押下にてオンとなるスイッチ、5
WCLKは不図示の第2操作ボタンの押下にてオンとな
るスイッチで、これらのスイッチはマイコンUCOMの
PDポートに入力している。
DRIはマイコンUCOMのPNポートに接続され、該
ポートからの信号に応答してモーターMT1を作動させ
シャッターチャージやフィルム巻上機構を駆動するモー
タードライバーである。5WCHGは上記機構に連動し
てメカニカルチャージ完了にてオンとなりシャッター走
行完了でオフとなる検出スイッチで、該スイッチはマイ
コンUCOMのPMポートと接続している。AFSは撮
影レンズL1を介して入射する光束像を受光するオート
フォーカス用センサーからの信号に基づき合焦までのデ
フォーカス量を算出する焦点検出回路で、該回路の出力
はマイコンUCOMのPPポートに伝えられる。
以上の各回路要素はカメラ側に設けられ後述する要素は
該カメラに対して装着されるレンズ側に配され、カメラ
とレンズ間で情報通信がなされる。
レンズ側においてはズームブラシZMB、及びコードパ
ターン板C’OD 1から成り、レンズズーム位置に応
じたデジタル値を形成するズーム情報形成回路が設けら
れ、該回路からのズーム情報はズームエンコーダーZO
OMにて変換された後、通信コントローラー〇〇NC0
Mを介してカメラ側のマイコンUCOMのPQポートへ
伝わる。
CNTはマイコンUCOMのPQポートから通信コント
ローラC0NC0Mを介して入力するレンズ駆動量情報
がセットされるアップダウンカウンター、CONMTは
上記レンズ駆動量情報と共に出力される駆動方向信号に
より、レンズの駆動方向(正又は逆転方向)を決定する
モーター制御回路で該回路は上記方向信号をカウンター
CNTに伝えカウンターのアップ又はダウンモードを決
定する。DR2はモーター制御回路CONMTにより決
定される方向へモーターMT2を駆動するモーター駆動
回路で、レンズL1は該モーターMT2に連動する機構
にて光軸方向へ移動する。LPIはレンズLlの移動に
連動して移動するくし歯状パターンで、該パターンは移
動により接片LP2をオンオフし、該接片LP2からは
レンズが単位長移動するごとにパルスが送出される。
次いで、第1図実施例の動作を第3図、第4図示のプロ
グラムフローチャートに基づいて説明する。
尚、該プログラムはマイコンUCOMに内蔵されたRO
Mに記載されているものであり、各番号はプログラムス
テップを示している。
まず、不図示の電源がオンとなりマイコンUCOMへの
電源が投入されるとステップ1にてパワーアップクリア
ーがなされ、以後下記のステップ順に動作がなされる。
ステップ2:マイコンUCOMのPK、PLポートから
各表示回路displ、 disp2を消灯させるため
の信号が送出され表示回路displ、 disp2が
消灯する。
ステップ3:マイコン内部のメモリーにスイッチS W
 d e pの押下回数情報nとしてゼロをセットし、
又、後述する深度優先における絞り値AVdepとして
ゼロをセットする。このステップ3にてスイッチS W
 d e pの押下回数n及び深度優先における絞り値
AVdepのイニシャライズがなされる。
ステップ4:マイコンUCOMのPVポートにてスイッ
チSWI、SW2の状態検知がなされ、該検知結果とし
てスイッチSWI又はSW2がオンの時にはステップ5
へ進み、SWI及びSW2がオフの時にはステップ12
へ進む。
今、シャッターボタンが操作されスイッチSWI又はS
W2がオンとなっているものとするとステップ5が実行
される。
ステップ5ニステツプ67〜69の測距サブルーチンが
コールされ、測距サブルーチンがなされる。
測距サブルーチンにおいては、ステップ67以下のステ
ップが実行される。
ステップ68:焦点検出回路AFDを駆動しレンズL1
を介してセンサーAFSへ入射する像に基づいて焦点検
出回路AFDにて求められたデフオ一カス量Xnowを
マイコンUCOMのPPポートを介して入力する。
又、ズーム情報形成回路からのズーム情報をコントロー
ラC0NC0Mを介してマイコンUCOMのPQポート
に入力する。
ステップ69:測距サブルーチンを終了し、メインルー
チンに戻る。よって、ステップ6へ移行する。
ステップ6:上記測距サブルーチンにて求められたデフ
ォーカス量Xnowからレンズ駆動量MVを求める。尚
、レンズ駆動fiMVはデフォーカス量Xnovとズー
ム情報に基づいて決定される。
ステップ7:ステップ70〜72のレンズ駆動ルーチン
を読み出す。この結果ステップ70〜72が実行される
ステップ71:マイコンUCOMのPQポートからレン
ズ駆動量信号MVを送出し通信コントローラーC0NC
0Mを介してレンズ駆動量信号MVをパルスカウンター
CNTに伝える。この際駆動量信号MVと共に駆動方向
を表わす信号も上記PQポートから送出されモーター制
御回路CONMTは該信号によりモーターに対する正逆
回転を決定する。
又、該信号にてカウンターCNTに対するアップ又はダ
ウンモードを決定する。又、モーター制御回路CON 
M Tはモーター駆動回路DR2へ駆動信号を伝え、モ
ーターMT2は上記の駆動方向信号によって決められた
方向へ回動し、レンズLLを光軸方向に移動させる。こ
の先軸方向の移動はレンズLlに連動するくし歯状のパ
ターンと接片LP2にてパルスに変換されカウンターC
NTに伝わり、カウント動作がなされ、そのカウント値
が設定されたレンズ駆動量MVと一致した際にカウンタ
ーCN Tから一致信号が送出され、これにてモーター
制御回路CONMTがモーター駆動回路DR2によるモ
ーターMT2の駆動を停止させる。以上の動作にてレン
ズは上記駆動量MVだけ駆動し合焦状態となる。
又、上記一致信号は通信コントローラC0NC0Mを介
してマイコンUCOMに伝わり、ステップ72によりメ
インルーチンに戻りステップ8が実行される。
ステップ8ニステツプ64〜66の測光ルーチンをコー
ルし、ステップ64〜66が実行される。
該ステップ64〜66ではAD変換回路ADIの出力、
即ちEV値をマイコンUCOMのPEポートから入力し
、メインルーチン、即ちステップ9へ移行する。
ステップ9ニステツプ44〜56の演算表示1ルーチン
をコールし、ステップ44〜56が実行される。
ステップ45:スイッチS W d e pの押下回数
nがn≧2か否かの判別を行なう。今スイッチS W 
d e pが1回も押下されていないとするとn=oで
あるのでステップは48へ移行する。
ステップ48:マイコンUCOMのPAポートへのモー
ド情報を読み取り、モード設定操作部材SWMDにて設
定されているモードが絞り優先の場合にはステップ47
をシャッター優先の場合にはステップ50を、又プログ
ラムモードの場合にはステップ49を実行する。
ステップ47ではマイコンtJcOMのPEポートに入
力される絞り設定部材S W A Vにて設定されたA
V値(AVSET)を読み取り、ステップ51にて測光
ルーチンにて得られたEV値と該AVSET値との演算
EV−AVS硲T=TVがなされる。又ステップ49で
はマイコンUCOMに内蔵されているプログラム線図に
応じたAV値表に基づき、上記測光ルーチンにて得られ
たEV値に一義的に対応するAV値が選ばれ、ステップ
51にて該選択されたAV値と上記EV値の演算がなさ
れTV値が求められる。
又、ステップ50ではマイコンUCOMのPCポートに
入力されるシャッター秒時設定部材5WTVにて設定さ
れたTV値(TVSET)を読み取り、ステップ52に
て測光ルーチンにて得られたEV値との演算EV−TV
SET=AVがなさレル。
以上のステップ48〜52にて設定された撮影モードに
応じた制御用のTV及びAV値が得られステップ53に
て、これらのTV及びAV値がU COMのPKポート
から表示器displに伝わり、制御用のシャッター秒
時及び絞り値が表示される。又ステップ54にて上記制
御用AV値がマイコンU COMのPEポートを介して
DA変換回路DAIに伝わり、該AV値に応じた電圧が
出力される。更にステップ55にて上記制御用TV値が
マイコンUCOMのPJポートを介して実時間伸長回路
EXPANDERに伝わり、ステップ56にてメインル
ーチン、即ちステップ10へ戻る。
ステップ10:マイコンUCOMのPDポートにおける
スイッチSW2の状態が検知されスイッチSW2がオン
の時にはステップ11へ移行し、オフの時にはステップ
3へ移行する。
以上により、シャッターボタンが第1操作状態にあり、
SW1オン、SW2オフの場合には上記ステップ3〜1
0が繰り返し実行され測距結果に基づきレンズが常に合
焦位置へ移行すると共に選択されたモードにおけるシャ
ッター秒時及び絞り値が表示される。
以上の過程中にシャッターボタンを第2操作状態へ移行
させるとステップ10にてこれが検知されステップ11
が実行されステップ57〜63のシーケンスルーチンが
コールされる。
該ルーチンではステップ58にてマイコンUCOMのP
Iポートから信号が送出され絞り制御回路DRAVが作
動する。該絞り制御回路D RA VはマグネットM 
G 1を作動させ、不図示の絞り規制部材を駆動すると
共にアンプAMP2の出力へAVだけ絞り規制部材によ
る絞り込みがなされた際にマグネットM G 2を作動
させ上記絞り規制部材の駆動を停止する。
上述の如(DA変換回路DAIにて制御用絞り値AVに
相応する電圧が出力され、これがアンプA M P 2
に伝わっているため、アンプAMP2の出力は上記制御
用絞り値AVに応じた△AV値を示しており、上記の動
作にて絞りが制御用AV値となる。
又、この後シャッター制御回路DRTVのマグネットM
G3が作動し、シャッター先幕が走行を開始すると共に
先幕の走行にて実時間伸長回路EXPANDERが作動
し、計時動作を開始する。該回路EXPANDERには
上述の如(制御用TV値が入力されており、該回路は該
TV値を伸長した時間の計時後出力を発生しマグネット
MG4を作動させシャッター後幕を走行させる。以上に
て絞り及びシャッター秒時の制御がなされる。又ステッ
プ59ではスイッチS W CHGの状態検知がなされ
、該スイッチ5WCHGオフとなることにてステップ6
0への移行を許容する。
スイッチ5WCHGはシャッター後幕の走行完了にてオ
フとなる様構成されているため、露光動作が完了した後
にステップ60へ移行する。ステップ60ではマイコン
UCOMのPNポートから駆動信号を送出する。これに
て駆動回路DPIが作動しモーターMTIにてメカニカ
ルなチャージ機構が駆動されシャッターチャージ、絞り
チャージ・フィルム給送動作が実行される。該チャージ
動作が完了するとスイッチ5WCHGはオンとなるため
、上記チャージ動作完了がステップ61にて、検知され
チャージ動作が完了するとステップ62にてマイコンU
COMのPNポートから停止信号を送出し、駆動回路D
RIが不作動となりモーターMTlの駆動が停止し、ス
テップ63にてメインルーチンに戻る。以上のステップ
1〜11にて通常時のカメラの一連の動作制御がなされ
る。
次いで、スイッチS W d e pが押下された場合
の動作について説明する。
カメラへの電源が投入された後シャッターボタンが操作
されていない場合は上記ステップ4にてステップ12へ
移行し、ステップ12以後のステップが実行される。
ステップ12:スイッチS W d e pの状態がマ
イコンU COMのPVポートにて読み取られ、スイッ
チS W d e pがオンの時にはステップ13へ移
行する。
今、第5図の被写体Aに測距視野を合わせた状態にて第
1操作ボタンが押下されたとするとスイッチS W d
 e pがオンとなるため、ステップ13〜15が実行
される。このステップ13〜15は上述のステップ5〜
7と同一であり、これにて測距結果に基づいてレンズが
合焦位置へ移行する。
ステップ16:スイッチS W d e pの押下回数
nを1に設定し、現在の深度情報disp (0)及び
1回目のスイッチS W d e p押下にて得られた
被写体距離における深度情報disp (1)でOに設
定する。
ステップ17:ステップ73〜75の表示2ルーチンを
コールし、ステップ73〜75を実行する。
ステップ73〜75では現在の深度情報旧sp (0)
とスイッチS ’vV d e pの各回の押下時点で
の深度情報disp (n)に相当する深度情報を表示
器disp2にて表示させる。
ステップ16にてn=1に設定され、かつdisp(0
)及びdisp (1)は0に設定されているため、d
isp (n)はdisp (1)となり、disp 
(0)、disp(1)=Oが表示される。
この情報disp (0)及びdisp (1)はマイ
コンUCOMのPLポートを介して表示器disp2に
伝えられる。
表示器disp2は第2図の如く構成されており、上記
マイコンUCOMのPLポートからの情報disp(0
)、disp (1) =Oをコンパレーターアレイに
て検知し、該検知結果に基づくドライバーを選択、対応
ドツトを点灯させる。今情報disp (0)及びdi
sp (1)は0であるため、コンパレーターCP12
が検知出力を発生しスケールF1に対応したドツトD1
2を点灯させる。
この表示2ルーチンが終了するとステップは18へ移行
する。
ステップ18;このステップではスイッチS W d 
e pが再度検知がなされ、スイッチS W d e 
pオフの時にはステップ19へ移行し、オンの時にはス
テップ27へ移行する。
今、初回のスイッチS W d e pのオン後スイッ
チS W d e pがオフ状態に保持されているもの
とする。
この状態ではステップ19にて上述の測光ルーチンが実
行されデフォーカスfiXnowが求められる。
上記の如くステップ13〜15にてレンズはスイッチS
 W d e pを押下した時に測距視野にある被写体
に応じた位置まで移行しているため、ここでのデフォー
カス量は初回のスイッチ3 W d e p押下時の被
写体に対して合焦状態にあるレンズ位置に対して、現在
フレーミングしている被写体までのデフォーカス量とな
る。この様にして現在の被写体に対するデフォーカス量
が求められた後ステップ20が実行される。
ステップ20:ここでは上記測距結果に基づくデフォー
カス41 X n o vを最小錯乱円=35μmで割
る演算がなされる。
被写界深度はデフォーカス量と最小錯乱円にて割ること
にて求められるため、この演算にてレンズをスイッチS
 W d e pを押下時の被写体位置に対して合焦状
態のまま保持した状態で現在の被写体位置までをピント
が合った状態にするために必要な深度情報が求められ現
在の深度状態disp (0)として、この演算結果が
設定される。
ステップ21:上記の表示2ルーチンを実行する。
これにて深度情報disp (0)とdisp (1)
が表示される。
上記ステップ20にて深度情報disp (0)が求め
られており、又disp (1)はOであるため、表示
器disp2のドツトは上記ステップ20にて求められ
た深度情報に対応するFNoのドツト及びFlのドツト
を点灯させる。
今、初回のスイッチS W d e pオン時における
被写体位置が2mであり、その後のステップ19により
測距時の被写体が3mの位置にあり、この際のデフォー
カス量を450μmであったとすると、深度情報として
はdisp (0) = 12.8となる。従って、こ
の場合は第2図のコンパレーターCP4が検知出力を発
生し、ドツトD4を点灯させ、2mの被写体に対して合
焦状態にあるレンズ位置を保持したまま3mの被写体を
もピントが合った状態とするために必要なFNoが16
であることを表示する。
この後ステップ22.23にて測光及び演算表示1ルー
チンが実行され、その際の測光値に基づ(絞り及びシャ
ッター秒時が表示される。
ステップ24:スイッチ5WCLRの状態が検知され第
2の操作ボタンが押下されたか否かの検知がなされ第2
の操作ボタンが押下されておりスイッチ5WCLRがオ
ンとなっていればステップ2へ移行、上記ステップ2以
後の上述の動作を再度実行させる。この第2操作ボタン
はクリアーボタンであり、このボタンの押下にて深度表
示が禁止され上記通常の動作モードへ復帰する。又第2
の操作ボタンが押下されていない時にはステップ25へ
移行する。
ステップ25:マイコンUCOMのPQポートに通信コ
ントローラーC0NC0Mを介してズーム情報形成回路
からの現在のズーム情報を伝え、現在のズーム情報が、
それ以前に検知された前回のズーム情報と一致している
かの検知がなされる。この検知結果として不一致と判別
された時、即ちズーム比が上記の動作過程にて変更され
た時にはステップ2へ移行、通常の動作モードへ復帰す
る。
被写界深度はズーム比によって変化するため、上記一連
の動作にて深度情報を得ている過程でズーム比が変化す
ると、上記表示器disp2による深度情報表示が適正
なものとはならないこととなるので本発明では上記の如
くズーム比変更を検知して通常モードへ移行させている
又、ズーム比が変更されていない時にはステップ26に
てスイッチSW2の操作状態が検知され、スイッチSW
2がオフの時には再度ステップ18へ戻る。よって−旦
スイッチS W d e pがオンとなった以後スイッ
チS W d e p及びスイッチSW2.5WCLR
がオフで、かつズーム比が変更されていない場合には、
ステップ18〜26が繰り返し実行され初回にスイッチ
S W d e pを押下した時点での被写体に対して
合焦状態を保持した状態で、現在の被写体位置までもピ
ントが合った状態にするためのFN。
が表示器disp2にて繰り返し表示されることとなる
又、この状態でシャッターボタンを第2操作状態とする
とステップ11へ移行し、上記のシーケンスルーチンに
て撮影がなされる。尚、この際の露出はシャッターボタ
ンを第2操作状態とする直前のステップ22. 23に
て求められたシャッター及び絞り情報に基づいて制御さ
れる。
次いでスイッチS W d e pを−H押下後解除し
、再度スイッチS W d e pを押下した場合につ
いて説明する。
この場合は上述のステップ18〜26を繰り返している
過程でステップ18にてスイッチS W d e pの
押下が検知されるのでステップは27以後へ移行し、ス
テップ27以後のステップが実行される。
ステップ27:スイッチS W d e pの押下回数
情報nに対して+1する。今、2回目のスイッチS W
 d e pの押下であり、初回のスイッチS W d
 e pの押下にてステップ16によりn=1に設定さ
れているので、n=2となる。
ステップ28:上記測光ルーチンを実行する。これによ
り、初回のスイッチS W d e p押下時の被写体
位置に対して合焦状態としているレンズに対する2回目
のスイッチS W d e p押下時の被写体位置に対
して合焦状態とするためのデフォーカスfiXnowが
求められる。
ステップ29:X (n)=Xnow+XTを実行する
(X (n) :スイッチS W d e pの押下回
数n時に求めたデフォーカス量 XT:各被写体に対し
て均一となるデフォーカス量) 今XTはステップ16にて0に設定されているため、上
記、演算結果X (2)=Xnowとなる。
今、n=2であるため、上記xpは(X (1) +X
 (2)) /2となり、又X(1)はステップ16に
てOに設定されているので、xpはX (2)/2=X
now/2となる。
この演算にて現在のレンズ位置に対して、今回のスイッ
チS Wd e p押下時の被写体位置に対して合焦状
態とするためのレンズ位置との中間位置へのレンズの移
動量、即ちデフォーカス量が求められる。換言すると初
回にスイッチS W d e pを押下した時の被写体
位置と今回スイッチS W d e pを押下した時の
被写体位置との中間位置を求めることとなる。
よって例えば第5図の如(初回のスイッチS W d 
e p押下時の被写体Aが2mの位置にあり、次回のス
イッチS W d e p押下時に5mの被写体Bを測
距視野に入れた場合にはステップ29にて被写体Aに合
焦している状態から被写体Bを合焦させるまでのデフォ
ーカスiXnow=X (2)が求められ、ステップ3
0にて、このデフォーカス量の半分、即ち被写体A、 
 Bの中間で、かつ被写体A、 Bまで均一なデフォー
カス量とする位置へのデフォーカス、HX Pが求めら
れる。今、上記の場合被写体Bに対するデフォーカスq
Xnow=X (2)が805 μmであったとすると
xpは805/2=403 μmとなる。
ステップ31 :XP−XTを行ないレンズ駆動Q M
 Vを求める。XTはOに設定されているためレンズ駆
動量情報MVはxPとなり、上記の場合にはMvは40
3μmとなる。尚、この場合ズーム情報によりXP−X
Tに対する駆動量MYが求められる。
ステップ32:上記レンズ駆動ルーチンが実行され、こ
れにてレンズは被写体Aに合焦した状態から被写体A、
  Bまで均一なデフォーカス量403μmとする中間
位置3.08mの位置に移行する。
ステップ33 :XT=XPとする。
ステップ34 : disp (K) = (X (K
) −XTI/35 μm (K=i、  n)で求め
る。今n=2であるため現在のレンズ位置に対してスイ
ッチS W d e pのn回目の被写体位置までもピ
ントを合った状態とするための深度情報d i s p
 (1) = X (1) −X P / 35u m
、 disp (2) =X (2) −XP/35 
μmが求められる。
上記の如<X(1)ハゼ口、X (2) 11805、
xpは403であるため、disp (1) =−11
,5、di’5p(2) =+11.5となる ステップ35:上記表示2ルーチンが実行される。
これにて第2図のコンパレーターCP4.CP21が作
動し表示アレイのドツトD4.D21が点灯し、この際
の絞りFNoを表示する。
ステップ36:上記ステップ34にて求められた各回の
被写体に対する深度情報disp (K)のうち絶対体
の最大値をこのモードの制御絞りFNodepとする。
上記の場合はdisp (2) =11.5が絞りFN
odepとなる。
ステップ37:上記絞りFNodel)をアペックスの
AV値に変換し、AVdepとする。
ステップ38:上記AVdepとレンズの最小絞りAV
L (アペックス)と比較し、AVdep>AVL(7
)時、即ちAVdepがAVLよりも更に小絞りの時に
はステップ40にてAVdepの値をこの最小絞りAV
Lに設定する。
又、AVL≧AVdepの時にはステップ39へ、移行
しAVdep<AVoの判別がなされ、AVdep<A
V。
の時、即ちAvdepがAVoよりも更に開放側の時に
はAVdepの値を限界値であるAVoに設定する。
又、AVdep<AVoの時にはステップ43へ移行す
る。
以上のステップ38〜42についてAVL≧AVdep
≧AVoか否か判別され、この場合にはステップ43に
てマイコンUCOMのAVBLINK端子をオフした上
でステップ18へ移行する。
又、AVdep>AVLの時はAVdepを限界値であ
るAVLとしだ上ステップ41にて上記端子AVBLI
NKをオンとした上ステップ18へ移行する。この際ス
イッチS W d e pがオフとなっていれば上記ス
テップ19〜23が再度実行される。これにて各回のス
イッチS W d e p押下時における深度情報di
sp (1)disp (2)並びにステップ19にて
求められた現在の被写体位置に対するデフォーカス量に
応じた深度情報disp (Q)が表示2ルーチンにて
表示器disp2にて表示される。上記の如< dis
p (1) aisp (2)は+、−11.5である
ため、第2図のドツトD4゜D21が点灯し、被写体A
、Bをもピントが 合った状態とするためのFNo=F
Nodepを表示し、更に被写体A、  Bに対して共
に均一のデフォーカス量となる位置にあるレンズから現
在の被写体位置を合焦させるだめのデフォーカス量に基
づき、この現在の被写体をもピントが合った状態とする
ための深度情報disp (0)に応じたFNoを示す
ドツトが点灯される。
又、この際の演算表示lルーチンではn=2となってい
るためステップ46が実行され、上記AVdepがAV
値として設定され、以後ステップ51〜56が実行され
る。
よって、この場合には表示器lでは設定モードにかかわ
らず、上記AVdepを絞り値として表示し、又、コノ
時のEV値によるEV−AVdep=TV にて得られ
たTV値をシャッター秒時として表示する。
この際AVdepが>AVLの時には表示値はAVLに
応じたものとなり、かつ端子AVBLINKがステップ
41にてオンとなっているので絞り値が点滅表示され、
被写体A、 B共にピントが合った状態で撮影されない
ことを警告する。又AVdep<AV。
の時にはAVdepがAVoに設定されるが、この場合
はAVoの方が深度が深いので絞り値を点滅させる様に
は構成されていないものである。
以上の様にして被写体A、Bに対して共にピントが合っ
た状態とするための絞り値AVdepを表示している状
態でスイッチ3 W d e pをオフとするとステッ
プ18〜26が実行され、その状態での被写体に対して
ピントが合った状態とする絞り値が表示されると共に、
この際にズーム比が変更されると上述の如(ステップ2
へ移行する。よって、上述の如くして被写体A、  B
に対する絞りを決定した後ズーム比を変更すると該決定
絞りがキャンセルされることとなり、上記絞り決定後に
ズーム比を変更することによる深度変化に対処している
又ズーム比が変更されない状態で被写体A、 Bを共に
フレーミングした後、シャツターボクンを第2操作状態
へ移行させるとステップ26にて、これが判別されステ
ップ11へ移行し、上記のシーケンスルーチンが実行さ
れ、これにて絞りが上記AVdepに基づき制御され、
被写体A、 Bに対するピントが共に合った状態での撮
影がなされることとなる。
(効 果) 以上の動作はスイッチS W d e pを2回押下し
た場合の動作であるが、S W d e pを2回以上
押下した場合も同様に各被写体を共にピントが合った状
態とするためのAVdepが求められ、これが表示され
ると共に絞り制御に用いられることとなる。
以上の如く、本発明にあっては異なる被写体に対して共
にピントが合った状態とする様な絞りが自動的に算出さ
れるので、初心者でも簡単に異なる被写体に対してピン
トの合った撮影を行なうのが可能となるものである。
尚、実施例では各被写体に対するデフォーカス量が均一
となる様にしているが、デフォーカス量を無限側の被写
体を10として至近側の被写体を7とする様な割合いと
しても良い。この際の絞り値としては至近側のデフォー
カス量を最小錯乱円で割って求めるか無限側のデフォー
カス量を最小錯乱円で割って求めれば良い。
又、実施例ではデフォーカス量を最小錯乱円で割ってい
るがこの値を任意に調定してピント状態をルーズ又はシ
ビアにすることも出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る絞り制御装置を採用したカメラの
一実施例を示す回路図、第2図は第1図示の表示器di
sp2の一実施例を示す回路図、第3図。 第4図(a)〜(f)は第1図のマイコンUCOMに内
蔵されたプログラムを示すフロー図、第5図は第1図の
カメラのファインダー視野を示す説明図である。 UCOM・・・マイコン AFD・・・・ 焦点検出回路 disp2・・・表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の異なる被写体間のデフオーカス量に基づき絞りを
    決定する絞り決定回路とズームレンズのズーム情報を検
    知し、前記絞り決定回路にて絞り決定動作がなされた後
    にズーム情報が変化した際には前記絞り決定回路にて決
    定された絞り値をリセットしたことを特徴とする絞り決
    定装置。
JP23743686A 1986-10-06 1986-10-06 絞り決定装置 Pending JPS6391639A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23743686A JPS6391639A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 絞り決定装置

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6391639A true JPS6391639A (ja) 1988-04-22

Family

ID=17015331

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JP23743686A Pending JPS6391639A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 絞り決定装置

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