JPS6390326A - 缶体容器の製造方法 - Google Patents

缶体容器の製造方法

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Publication number
JPS6390326A
JPS6390326A JP25241287A JP25241287A JPS6390326A JP S6390326 A JPS6390326 A JP S6390326A JP 25241287 A JP25241287 A JP 25241287A JP 25241287 A JP25241287 A JP 25241287A JP S6390326 A JPS6390326 A JP S6390326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hardness
necking
shell
amount
wrinkles
Prior art date
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Pending
Application number
JP25241287A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Otsuka
大塚 英男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP25241287A priority Critical patent/JPS6390326A/ja
Publication of JPS6390326A publication Critical patent/JPS6390326A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は缶胴にネックイン部を形成した後、缶胴に缶蓋
及び缶底を巻締めしてスリーピース缶を製造する缶体容
器の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、スリーピース缶の缶胴は、第3図に示すように1
枚の板材11の自由端どうしを接着剤12を介して接合
するか、或いは第4図に示すように1枚の板材11の自
由端どうしを溶接することによって、円筒形状に形成さ
れる。上記の如く形成される缶胴な、絞り成形すなわち
ネッキングすることにより、該缶胴にネックイン部を設
ける加工は、次のようにして行なわれる。第5図及び第
6図に示すように、先ず缶胴13の開口部に絞り径と等
しい直径を有する中子14を配置し、次いで該缶胴13
の開口部に形成すべきネックイン部15と同形状の内面
形状を有するダイ16を押し当て、缶胴13にネックイ
ン部15が形成される。このネックイン部15は、第7
図又は第8図に示すように、必要に応じて多段に形成さ
れる場合もある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来例の場合には、缶胴13に板材11
の接合部分である厚肉のサイドシーム部17が存在する
ため、該缶胴13にネックイン部15を形成する際、第
6図に示すように、中子14とダイ16の間にクリアラ
ンスgが形成される。この結果、加工時の応力が不均一
になり易く、サイドシーム部17の近傍にしわが発生し
、製品の外観品質を損なうという問題点がある。
本発明は、従来技術の斯かる問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、しわの発生に
直接影響する要因として、互いに相関関係を有する缶胴
成形材料の硬度と缶胴の絞り量すなわちネッキング量が
実験的に求められた成形可能な範囲内となるように、缶
胴にネックイン部を形成することにより、缶胴のサイド
シーム部近傍におけるしわの発生を防止することのでき
る缶体容器の製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は上記の目的を達成するために、缶胴に
ネックイン部を形成した後、前記缶胴に缶蓋及び缶底を
巻締めしてスリーピース缶を製造する缶体容器の製造方
法において、前記缶胴のネッキング量りが2.8mm以
上8.0mm以下の場合には、ロックウェル硬度HR3
0Tにおける硬度が50〜75.0XD−’口a1の範
囲内の鋼材で缶胴を形成し、前記缶胴のネッキング量が
2.8mm以下の場合には、ロックウェル硬度HR30
Tにおける硬度が50〜76の範囲内の鋼材で缶胴を形
成するように構成されている。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第2
図において、1は缶体容器を示しており、この缶体容器
1は次のようにして製造される。先ず、缶胴2の開口部
に絞り径と等しい直径を有する中子を配置し、次いで缶
胴2の開口部に形成すべきネックイン部5と同形状の内
面形状を有するダイを押し当てて、缶胴2にネックイン
部5を形成する。しかる後、缶胴2の両端開口部に円板
状の缶蓋3及び缶底4を巻締めすることによってスリー
ピース缶が形成される。図中、Dはネッキングされてい
ない缶胴2の直径D1と、ネッキングされた缶胴2の直
径D2の差で表わされるネッキング量(直径)を示して
おり、6はサイドシーム部を示している。
本出願人は、缶胴2にネックイン部5を形成する際にお
ける、サイドシーム部6近傍のしわの発生について種々
の研究を行なった。その結果、しわの発生は缶胴2の成
形材料の硬度とネッキング量りに大きく依存しているこ
と、及び成形材料の硬度の測定には、ロックウェル硬度
HR30Tが最も適していることを見い出した。
そこで、本出願人は、成形材料の硬度とネッキングff
1Dとを種々異ならせた缶胴2を試作し、該缶胴2を絞
り成形する際、サイドシーム部6近傍におけるしわの発
生の有無を調べる実験を行なった。なお、成形材料の硬
度の測定には、ロックウェル硬度HR30Tを用いた。
その結果を第1図に示す。図中、○印はしわの発生がな
く成形可能なものを、X印はしわが発生したものをそれ
ぞれ示している。このグラフから明らかなように、ネッ
キング量りが2.8mmを越したものについては、成形
材料の硬度が低いものすなわち軟質なものほと、またネ
ッキングff1Dが小さいものほどしわが発生しにくい
。製品として使用可能な範囲は、ロックウェル硬度HR
30Tにおける硬度が、75.0XD−””1で示され
る曲線C内の鋼材で缶胴2を形成したものである。また
、ロックウェル硬度HR30Tにおける硬度が50未満
の鋼材で、缶胴2を形成したものにあっては、しわが発
生しないものの、強度的に不十分であるため好ましくな
い。一方、ネッキングff1Dが8.0mmを越した場
合には、成形材料の硬度によらずしわが発生するため好
ましくない。
また、前記第1図から明らかなように、ネッキングff
1Dが2.8mm以下の場合、基本的には成形材料の硬
度に関係なくしわの発生は問題とならないが、実際上は
次の範囲内であることが要求される。すなわち、ロック
ウェル硬度HR30Tにおける硬度が76を越える鋼材
で缶胴2を形成した場合には、缶胴2の絞り成形が困難
となるため好ましくない。また、ロックウェル硬度HR
30Tにおける硬度が50未満の鋼材で、缶胴2を成形
したものにあっては、しわが発生しないものの、強度的
に不十分であるため好ましくない。
なお、図示の実施例では、缶胴2の一端側にネックイン
部5を設けたものについて説明したが、缶胴2の両端側
にネックイン部を設けたものであっても良いことはもち
ろんである。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、しわの発
生に直接影響する要因として、互いに相関関係を有する
缶胴成形材料の硬度と缶胴の絞り量すなわちネッキング
量が実験的に求められた成形可能な範囲内となるように
、缶胴にネックイン部を成形することにより、缶胴のサ
イドシーム部近傍におけるしわの発生を防止することが
でき、その結果製品の外観品質を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る缶体容器の製造方法の一実施例に
おいて缶胴の成形材料の硬度とネッキング量とを変化さ
せてしわの発生を実験した実験結果を示すグラフ、第2
図は同実施例により製造された缶体容器を示す縦断面図
、第3図は缶胴の接着部分を示す横断面図、第4図は缶
胴の溶接部分を示す横断面図、第5図は缶胴の絞り加工
を示す縦断面図、第6図は第5図の■−■線断面図、第
7図はネックイン部の一例を示す縦断面図、第8図はネ
ックイン部の他側を示す縦断面図である。 符号の説明 1・・・缶体容器      2・・・缶胴3・・・缶
蓋        4・・・缶底5・・・ネックイン部
    D・・・ネッキング量第1図 千−ノτン7 里 (D)mm 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 缶胴にネックイン部を形成した後、前記缶胴に缶蓋及び
    缶底を巻締めしてスリーピース缶を製造する缶体容器の
    製造方法において、前記缶胴のネッキング量Dが2.8
    mm以上8.0mm以下の場合には、ロックウェル硬度
    HR30Tにおける硬度が50〜75.0×D^−^0
    ^.^1^8^1の範囲内の鋼材で缶胴を形成し、前記
    缶胴のネッキング量が2.8mm以下の場合には、ロッ
    クウェル硬度HR30Tにおける硬度が50〜76の範
    囲内の鋼材で缶胴を形成することを特徴とする缶体容器
    の製造方法。
JP25241287A 1987-10-08 1987-10-08 缶体容器の製造方法 Pending JPS6390326A (ja)

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