JPS638978Y2 - - Google Patents

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JPS638978Y2
JPS638978Y2 JP1981123798U JP12379881U JPS638978Y2 JP S638978 Y2 JPS638978 Y2 JP S638978Y2 JP 1981123798 U JP1981123798 U JP 1981123798U JP 12379881 U JP12379881 U JP 12379881U JP S638978 Y2 JPS638978 Y2 JP S638978Y2
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JP
Japan
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engagement groove
gear
groove body
shaft
shifter shaft
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JP1981123798U
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JPS5832521U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は歯車摺動式変速装置の変速レバー装置
に関する考案である。
(ロ) 従来技術 従来から、2本の平行するシフター軸を1本の
変速レバーにより操作する構成としては、実開昭
54−178876号公報の如き技術が公知とされている
のである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 1個のミツシヨンケース内に摺動歯車装置が1
組の場合にはシフター軸は1本で変速テコの係合
溝も1本で常に両者が係合した形で1本の線上を
往復すれば良いのである。
又、1個のミツシヨンケース内に2組の個々に
動く摺動歯車装置があつても、入力軸と出力軸の
間の動力伝達経路上で両者が並列に配列している
場合、即ち、一方が後進と前進1速、他方が、前
進2速と前進3速のような場合には、それぞれの
摺動歯車装置に対し1本づつのシフター軸を設
け、それぞれに1本の係合溝を設け両係合溝の間
を中立時に移動する「」の字形に構成すればよ
い。
しかし、2組の摺動歯車装置を設け、それぞれ
が入力軸と出力軸の間で直列に配列されている場
合、即ち、一方が前進2速、前進1速、後進速で
あり、他方が、上記3速に更に高低に変速する副
変速である場合には、2本のシフター軸を設けて
も、それぞれ1本の係合溝では変速できないので
ある。
即ち主変速の溝から副変速の溝に移り、副変速
シフターを動かした後に、又、主変速の溝に戻
り、そこでも主変速の為に移動しなければならな
いからである。
本考案は主変速側の溝の位置を上下にずらし
て、動力伝達経路上に直列に配置した2組の変速
装置を1本の変速レバーにより操作可能に構成し
たものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
ミツシヨンケース7内において2組の摺動歯車
を摺動操作する第1シフター軸20と第2シフタ
ー軸21を平行に配置し、第1シフター軸20に
第1係合溝体18を、第2シフター軸21に第2
係合溝体17を固設し、該第2係合溝体17を第
1係合溝体18を囲む上下位置へ「コ」字型に分
岐し、該上下分岐部に変速テコ14aが嵌入可能
な幅の開口部で「コ」字型の内側に向けて配置し
た上部係合溝17a・下部係合溝17bを開口
し、両係合溝17a・17bを左右にずらして配
置し、「コ」字型の上下分岐部の内部に配置した
第1係合溝体18に、変速テコ14aが上下に通
過可能な通過溝18aを設けたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の変速装置を備えた管理機の全
体側面図である。
エンジンフレーム6上にエンジン1を搭載し、
該エンジン1よりVベルトにてミツシヨンケース
7の入力軸23上に設けた入力プーリー19へ動
力を伝えている。5はベルトカバーである。ミツ
シヨンケース7の上部にハンドル取付体2aを設
け、該ハンドル取付体2aに対しハンドルフレー
ム2bを前後に振り替え回動可能に構成してい
る。
ハンドルフレーム2aよりハンドル2を突出し
ている。ミツシヨンケース7の後部にリアヒツチ
を設け、該リアヒツチにロータリー耕耘装置Aを
付設している。
ミツシヨンケース7より、耕耘ケース13へは
変速チエンケースにて動力を伝達し、耕耘ケース
の変速レバー12と変速レバー装置の後進耕耘牽
制レバー10との間をリンク11で結び後進変速
での耕耘を牽制している。8は車軸、9は車輪で
ある。
第2図はミツシヨンケース7の後面断面図であ
る。エンジン1のエンジンプーリーより入力軸2
3の入力プーリー19へVベルトにて動力が伝え
られる。
入力軸23上に摺動歯車28がシフターフオー
ク21a、第2シフター軸21、第2係合溝体1
7により摺動変速可能に設けられている。
摺動歯車28はカウンター軸24上の固設歯車
29と噛合し、前進第2速となり、摺動歯車28
が2連遊嵌歯車30の一方30aと噛合すること
により、2連遊嵌歯車30b、逆転軸22上の固
設歯車26、刻設歯車27、カウンター軸24上
の固設歯車29と歯車連により動力が伝達され、
前進第1速が得られる。
又、摺動歯車28が逆転軸22上の固設歯車2
6と噛合することにより逆転軸22、刻設歯車2
7、カウンター軸24上の固設歯車29と連動
し、後進速が得られる。
更にカウンター軸24上の2連摺動歯車31
a・31bとスプロケツト軸25の固設歯車3
3・32の選択噛合により、副変速の高低が得ら
れる。
カウンター軸24上の2連摺動歯車31a・3
1bを摺動操作するのが、変速シフター20a、
第1シフター軸20、第1係合溝体18である。
スプロケツト軸25の外部突出部に駐車ブレー
キ装置44とブレーキアーム43等が設けられて
いる。
37は操向クラツチアームであり、アーム軸3
6とリンク38を介してクラツチピン39を上下
する。クラツチピン39は操向クラツチ装置の内
径歯車40の自由回転を阻止し遊星ギア41が太
陽ギア42の周囲を強制的に回転されて操向クラ
ツチが入る。
このように変速歯車が構成されており、前進2
速・前進1速・後進速と第2シフター軸21で摺
動歯車28で変速した後の回転を、更に第1シフ
ター軸20により副変速の2連摺動歯車31a・
31bを摺動して高低に変速するものである。そ
の為に摺動歯車28を動かす為に第2シフター軸
21の第2係合溝体17がそのままの位置でデテ
ント装置により固定されたままで、更に第1シフ
ター軸20の第1係合溝体18を副変速の為に摺
動させる必要があるので、普通では変速レバーが
第1係合溝体18用と、第2係合溝体17用の2
本必要なのである。
この点を本考案においては改善して、第2係合
溝体17を「コ」字型に上下に分岐して、内部に
第1係合溝体18が嵌入可能とし、該「コ」の字
型に分岐した上下の位置には、「コ」の字型の内
側に向いて開口した上部係合溝17aと下部係合
溝17bを、左右にずらして配置したものであ
る。
上部係合溝17aと下部係合溝17bに、変速
テコ14aが嵌入可能な副としているのである。
両係合溝17a・17bの左右のずらした距離
は、第1シフター軸20の摺動により2連摺動歯
車31a・31bが左右へ噛合状態に切換るに必
要な距離とされているものである。
そして、上下・左右にずれた両上部係合溝17
a・下部係合溝17bを設け、第1係合溝体18
の通過溝18aが移動する毎に第2係合溝体17
の上部係合溝17a・下部係合溝17bがあるよ
うにし、変速レバー9を1本で変速可能としたも
のである。
第3図は第2シフター軸21の第2係合溝体1
7の上部係合溝17a・下部係合溝17bを、第
2シフター軸21の上下にずらして設けた実施例
を示す側面図である。
変速レバー9の基部に変速テコ14への嵌入爪
が設けられており、変速レバー9を持ち上げて前
後に回動した後に前方又は、後方の嵌入溝に嵌入
させると変速レバー9はハンドルと同様に前後に
振り替えることができる。
第4図は同じく後面図、第5図も同じく係合溝
体部分の後面図、第6図は同じく側面図、第7図
は変速ガイドパターン図、第8図変速ガイド板の
平面図である。
第2シフター軸21の第2係合溝体17に設け
た上部係合溝17aに、変速テコ14の変速テコ
14aが入つて左右動することにより後進1速・
前進1速・前進2速の変速が行われ、中立位置に
変速テコ14aを戻すと、対向位置に第1シフタ
ー軸20の第1係合溝体18に設けた通過溝18
aが位置しているので、該通過溝18aに変速テ
コ14aが嵌入し、右方へ移動させると副変速の
低から高へ移動する。
その位置では第1係合溝体18の通過溝18a
の下側には下部係合溝17bが位置しているの
で、この下部係合溝17bに係合し、左右動する
ことにより後進2速・前進3速、前進4速の変速
が行われる。
本実施例においては主変速が後進を含む3速、
副変速が高低の2速であるが、これに限定される
ものではない。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、動力伝達系統に2組の変速装置を直列
に配置した場合には、通常は2本の変速レバーが
必要なのであるが、本考案においては、第1シフ
ター軸20と第2シフター軸21に平行に配置し
て「コ」の字型の第2係合溝体17と、「コ」の
字型の間に嵌入する第1係合溝体18を構成する
ことにより、1本のレバーにより2組の変速装置
を操作することが出来たものである。
第2に、従来の技術である実開昭54−178876号
公報記載の技術の場合には、高低変速の操作の為
に左右に移動した後で、またもとの位置に戻つ
て、該位置で左右に操作して他の変速の操作をす
るので、略同じ位置に重複した状態で2本のガイ
ド溝が位置することとなり、高速と低速の場合の
位置の相違が少ないので誤操作をする可能性があ
るのである。
これに対して本考案の場合には、高低変速を挟
んで上下の位置に、他方の変速ガイド溝が位置す
ることとなるので、それぞれのガイド溝の位置が
離れていることとなり、オペレーターが確実に操
作位置を確認することができ、誤操作が少なくな
るという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は管理機の全体側面図、第2図はミツシ
ヨンケース7の後面断面図、第3図は本考案の変
速レバーと係合溝体との係合状態を示す側面図、
第4図は同じく後面図、第5図も同じく係合溝体
部分の後面図、第6図は同じく側面図、第7図は
変速ガイドパターン図、第8図は変速ガイド板の
平面図である。 7……ミツシヨンケース、9……変速レバー、
14……変速プレート、14a……変速テコ、1
7……第2係合溝体、17a……上部係合溝、1
7b……下部係合溝、18……第1係合溝体、1
8a……通過溝、20……第1シフター軸、21
……第2シフター軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミツシヨンケース7内において2組の摺動歯車
    を摺動操作する第1シフター軸20と第2シフタ
    ー軸21を平行に配置し、第1シフター軸20に
    第1係合溝体18を、第2シフター軸21に第2
    係合溝体17を固設し、該第2係合溝体17を第
    1係合溝体18を囲む上下位置へ「コ」字型に分
    岐し、該上下分岐部に変速テコ14aが嵌入可能
    な幅の開口部で「コ」字型の内側に向けて配置し
    た上部係合溝17a・下部係合溝17bを開口
    し、両係合溝17a・17bを左右にずらして配
    置し、「コ」字型の上下分岐部の内部に配置した
    第1係合溝体18に、変速テコ14aが上下に通
    過可能な通過溝18aを設けたことを特徴とする
    変速装置。
JP12379881U 1981-08-20 1981-08-20 変速装置 Granted JPS5832521U (ja)

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JP12379881U JPS5832521U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 変速装置

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JP12379881U JPS5832521U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 変速装置

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Publication Number Publication Date
JPS5832521U JPS5832521U (ja) 1983-03-03
JPS638978Y2 true JPS638978Y2 (ja) 1988-03-17

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ID=29917689

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JP12379881U Granted JPS5832521U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 変速装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53129355A (en) * 1977-04-18 1978-11-11 Gen Corp Heating means for electronic range

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831210Y2 (ja) * 1978-06-07 1983-07-11 株式会社クボタ 変速操作装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53129355A (en) * 1977-04-18 1978-11-11 Gen Corp Heating means for electronic range

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JPS5832521U (ja) 1983-03-03

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