JPS6389458A - スト−ク - Google Patents
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- JPS6389458A JPS6389458A JP61230041A JP23004186A JPS6389458A JP S6389458 A JPS6389458 A JP S6389458A JP 61230041 A JP61230041 A JP 61230041A JP 23004186 A JP23004186 A JP 23004186A JP S6389458 A JPS6389458 A JP S6389458A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、低圧＆Ｉ造装置に用いる給湯のためのストー
クに関するものである。
クに関するものである。
従来の技術
従来、低圧鋳造装置の保持炉１は第２図の縦断正面図に
示すように、耐火物るつぼ２で溶湯３を保持し、周囲に
保温用ヒータ４を備えている。コンプレッサにて圧縮さ
れた空気を溶湯３の自由表面に加えることにより、溶湯
３は、ストーク５内を上昇し、金型にて形成される金型
製品部に注入される。
示すように、耐火物るつぼ２で溶湯３を保持し、周囲に
保温用ヒータ４を備えている。コンプレッサにて圧縮さ
れた空気を溶湯３の自由表面に加えることにより、溶湯
３は、ストーク５内を上昇し、金型にて形成される金型
製品部に注入される。
前記ストーク５は、鋳鉄または反応焼結で作ったＳｉ３
Ｎ４系セラミック、ＳｉＣ系セラミック等にて作られて
いる。
Ｎ４系セラミック、ＳｉＣ系セラミック等にて作られて
いる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上述のような鋳鉄製ストークは、溶湯に
より侵食され、溶湯中への鉄苓の溶出があり、これが製
品中へ不純物として混入し、材質に悪影響を及ぼす。ス
トークの表面に、溶湯による侵食を防ぐために、防食剤
として耐食性のあるセラミック粉末を塗布したものもあ
るが、その付着力が弱いため使用中に剥離して何回ら手
直しする必要があり、メインテナンスに工数がかがって
いる。
より侵食され、溶湯中への鉄苓の溶出があり、これが製
品中へ不純物として混入し、材質に悪影響を及ぼす。ス
トークの表面に、溶湯による侵食を防ぐために、防食剤
として耐食性のあるセラミック粉末を塗布したものもあ
るが、その付着力が弱いため使用中に剥離して何回ら手
直しする必要があり、メインテナンスに工数がかがって
いる。
そこで、鋳［７ストークの代りとして用いられているＳ
ｉ３Ｎ４系またはＳｉＣ系のセラミック製ストークは、
反応焼結であるためにその曲げ強度がせいぜい３０ ｋ
ｇ／ ■２２種であり弱い。従って熱衝撃や振動により
割れ易く、なおかっ、密度が低いため表面の面粗さが大
ぎくなり、溶湯の付着も多いという問題点があった。
ｉ３Ｎ４系またはＳｉＣ系のセラミック製ストークは、
反応焼結であるためにその曲げ強度がせいぜい３０ ｋ
ｇ／ ■２２種であり弱い。従って熱衝撃や振動により
割れ易く、なおかっ、密度が低いため表面の面粗さが大
ぎくなり、溶湯の付着も多いという問題点があった。
本発明は上述のような実状に対応するため検討を重ねて
０１作されたもので、その目的とするところは、ストー
クの材質を高密度、高強度のＳｉ３Ｎ４系セラミック又
はサイアロンにすることにより、溶湯に対する耐食性お
よび強度を持たせ、高密度化により表面をなめらかにし
て溶湯の付着を防止し、なおかつ、防食剤を塗布するな
どの手入れ工数をなくしたストークを提供することであ
る。
０１作されたもので、その目的とするところは、ストー
クの材質を高密度、高強度のＳｉ３Ｎ４系セラミック又
はサイアロンにすることにより、溶湯に対する耐食性お
よび強度を持たせ、高密度化により表面をなめらかにし
て溶湯の付着を防止し、なおかつ、防食剤を塗布するな
どの手入れ工数をなくしたストークを提供することであ
る。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明は、低圧鋳造装置用
保持炉のストークに、曲げ強度が５０ｋｇ／ｍｌｍ２以
上で、密度が理論密度の９０％以上で、水中投下法によ
る熱衝撃温度が△Ｔ＝４００℃以上のＳｉ３Ｎ４系セラ
ミック又はサイアロンからなるストークである。
保持炉のストークに、曲げ強度が５０ｋｇ／ｍｌｍ２以
上で、密度が理論密度の９０％以上で、水中投下法によ
る熱衝撃温度が△Ｔ＝４００℃以上のＳｉ３Ｎ４系セラ
ミック又はサイアロンからなるストークである。
そして、前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンは
α相を６５重１％以上含むＳｉ３Ｎ４７０重琵％以上と
、周期律表１１ａ族元素の酸化物のなかの１種以上２０
重１ｎ％以下と、Ａｌ２０３２０重量％以下と、ＡＩＮ
固溶体（ＡＩＮ−Ｓｉ３Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしく
はＡＩ’Ｎ１５重量％以下とからなる混合物を焼結した
ものである。
α相を６５重１％以上含むＳｉ３Ｎ４７０重琵％以上と
、周期律表１１ａ族元素の酸化物のなかの１種以上２０
重１ｎ％以下と、Ａｌ２０３２０重量％以下と、ＡＩＮ
固溶体（ＡＩＮ−Ｓｉ３Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしく
はＡＩ’Ｎ１５重量％以下とからなる混合物を焼結した
ものである。
また、前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相を６５重偕％以上含む５ｉ３Ｎ４７０重回％以上と、
周期律表ＩＩＩａ族元素の酸化物のなかの１種以上２０
ｍｆｆ１ｆ下、！：、Ａｌ２０３２０重訂％以下とから
なる混合物を焼結したものでもよい。
相を６５重偕％以上含む５ｉ３Ｎ４７０重回％以上と、
周期律表ＩＩＩａ族元素の酸化物のなかの１種以上２０
ｍｆｆ１ｆ下、！：、Ａｌ２０３２０重訂％以下とから
なる混合物を焼結したものでもよい。
作 用
ストークの材質を上述のようなＳｉ３１’４４系セラミ
ック又はサイアロンにすることにより、溶湯に対する耐
食性および高強度を有するので、非鉄金属溶湯に侵食さ
れることなく、衝撃荷重を受けても割れることがない。
ック又はサイアロンにすることにより、溶湯に対する耐
食性および高強度を有するので、非鉄金属溶湯に侵食さ
れることなく、衝撃荷重を受けても割れることがない。
また、高密度化により表面がなめらかになっているので
、溶湯の付着を防止することができる。
、溶湯の付着を防止することができる。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明の実施例に係るストークの縦断面図であ
る。
る。
第１図に示すように、中空円筒形状のストーク５は、上
部にフランジ部５ａを有し、例えば全長９５０ｎｕｇ、
中空部の内径１００ｍｍ、外径１５０ｍｍ。
部にフランジ部５ａを有し、例えば全長９５０ｎｕｇ、
中空部の内径１００ｍｍ、外径１５０ｍｍ。
フランジ部５ａの外径２０７ｍｍ、フランジ部５ａの厚
さ５Ｑｍｍである。
さ５Ｑｍｍである。
ストーク５の材質として、Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又は
サイアロンを用い、その曲げ強度は６０ｋｇ／ｍｌ１１
２、密度は理論密度の９６％、水中投下法による熱ｗ！
ｉ１ｍ度ΔＴ−５００℃である。また、前記Ｓｉ３Ｎ４
系セラミック又はサイアロンはα相を６５重母％以上含
む５ｉ３Ｎ４７０重岱％以上と、周期律表１［［ａ族元
素の酸化物のなかの１種以上２０重曾％以下と、Ａｌ２
０３２０重量％以下と、ＡＩＮ固溶体（ＡＩＮ−Ｓｉ３
Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしくはＡｌＮ１３唄蚤％以下
とからなる混合物を焼結したものである。
サイアロンを用い、その曲げ強度は６０ｋｇ／ｍｌ１１
２、密度は理論密度の９６％、水中投下法による熱ｗ！
ｉ１ｍ度ΔＴ−５００℃である。また、前記Ｓｉ３Ｎ４
系セラミック又はサイアロンはα相を６５重母％以上含
む５ｉ３Ｎ４７０重岱％以上と、周期律表１［［ａ族元
素の酸化物のなかの１種以上２０重曾％以下と、Ａｌ２
０３２０重量％以下と、ＡＩＮ固溶体（ＡＩＮ−Ｓｉ３
Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしくはＡｌＮ１３唄蚤％以下
とからなる混合物を焼結したものである。
上記材質のストーク５を低圧鋳造用アルミニウム溶湯保
持炉に用いた結果、溶湯による侵食は殆んど見られず、
使用中のｍ ２荷重や熱衝撃にも充分耐えた。また、寿
命も従来の鋳鉄又は反応焼結で作ったセラミック製スト
ークに比べ大幅に延び、手入れなしで１年以上の長寿命
となり、使用中の事故がない限り、はぼ半永久的に使用
できることが分った。
持炉に用いた結果、溶湯による侵食は殆んど見られず、
使用中のｍ ２荷重や熱衝撃にも充分耐えた。また、寿
命も従来の鋳鉄又は反応焼結で作ったセラミック製スト
ークに比べ大幅に延び、手入れなしで１年以上の長寿命
となり、使用中の事故がない限り、はぼ半永久的に使用
できることが分った。
ストーク５の材質は本実施例のみに限定されるものでは
ない。他のＳｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロン、例
えばα相を６５重１１１％以上含むＳ ｉ３ Ｎ４７０
＠岱％以上と、周期律表■ａ族元素の酸化物のなかの１
秤取上２０重堅％以下と、Ａ Ｉ２０３２０ｆｊｆｆｉ
％以下とからなる混合物を焼結したものでもよい。
ない。他のＳｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロン、例
えばα相を６５重１１１％以上含むＳ ｉ３ Ｎ４７０
＠岱％以上と、周期律表■ａ族元素の酸化物のなかの１
秤取上２０重堅％以下と、Ａ Ｉ２０３２０ｆｊｆｆｉ
％以下とからなる混合物を焼結したものでもよい。
発明の詳細
な説明したように、本発明は低圧鋳造装置用保持炉のス
トークの材質を高密度、高強度を有するＳｉ３Ｎ４系セ
ラミック又はサイアロンにすることにより、ストークの
寿命を大幅に向上し得るのみならず、使用中の手入れの
必要をなくし、また、製品への不純物の混入を避けるこ
とにより悪影響を排除し、製品を安定かつ良好に製造し
得るなどの効果を有するものであって、工業的にその価
値は高い。
トークの材質を高密度、高強度を有するＳｉ３Ｎ４系セ
ラミック又はサイアロンにすることにより、ストークの
寿命を大幅に向上し得るのみならず、使用中の手入れの
必要をなくし、また、製品への不純物の混入を避けるこ
とにより悪影響を排除し、製品を安定かつ良好に製造し
得るなどの効果を有するものであって、工業的にその価
値は高い。
第１図は本発明の実施例に係るストークの縦断面図、第
２図は低圧鋳造装置の保持炉の縦断正面図である。 １・・・保持炉、５・・・ストーク。 第１図 第２図 ±騨持炉 手 続 補 正 書 昭和６１年１１月６日 ′ １、事件の表示 昭和６１年特許願第２３００４１号 ２、発明の名称 ストーク ３、補正をする者 事件どの関係 特 許 出願人住所 東京都
千代田区丸の内二丁目１番２号名称 （５０８） 日
立 金 屈 株式会社４、代理人〒１０５ ５、補正命令の日付 な しく自発補正）６、増加
する発明の数 な し７、補正の対象 明
りＩｌ書全文 明 細 内 、発明の名称 ストーク 、特許請求の範囲 （１）曲げ強度が５０ ｋｏ／ ｍｍ２以上、密度が理
論密度のλ五％以上、水中投下法による熱衝撃温度が△
Ｔ＝４００℃以上のＳｉ３Ｎ４系セラミック又はサイア
ロンからなることを特徴とするストーク。 （２）前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相を７５重Ｑ％以上含む５ｉ３Ｎ４７０重量％以上と、
周ｌＩｌ′１仲表１１ａ族元素の酸化物のなかの１種以
上１旦重量％以下と、Ａｌ２０３１Ω重量％以下と、Ａ
ＩＮ固溶体（Ａ Ｉ Ｎ−８＋３ Ｎ４・Ａｌ２Ｏ３系
）もしくはＡＩＮＩ旦’ＭＥＩ％以下とからなる混合物
を焼結したものであることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のストーク。 （３）前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相をｌ１ｍ％以上含むＳｉ３Ｎ４迂旦重ω９６以上と、
周期律表１１ａ族元素の酸化物のなかの１種以上１旦重
舟％以下と、Ａｌ２Ｏ３上旦重量％以下とからなる混合
物を焼結したものであることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のストーク。 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、低圧鋳造装置に用いる給湯のためのストーク
に関するものである。 従来の技術 従来、低圧鋳造装置の保持炉１は第２図の縦断正面図に
示すように、耐火物るつぼ２で溶湯３を保持し、周囲に
保温用ヒータ４を備えている。コンプレッサにて圧縮さ
れた空気を溶湯３の自由表面に加えることにより、溶湯
３は、ストーク５内を上昇し、金型にて形成される金型
製品部に注入される。 前記ストーク５は、鋳鉄または反応焼結で作ったＳｉ３
Ｎ４系セラミック、ＳｉＣ系セラミック等にて作られて
いる。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような鋳鉄製ストークは、溶湯に
より侵食され、溶湯中への鉄等の溶出があり、これが製
品中へ不純物として混入し、材質に悪影響を及ぼす。ス
トークの表面に、溶湯による侵食を防ぐために、防食剤
として耐食性のあるセラミック粉末を塗布したものもあ
るが、その付着力が弱いため使用中に剥離して何回も手
直しする必要があり、メインテナンスに工数がかかつて
いる。 そこで、鋳鉄製ス（−一りの代りとして用いられている
Ｓｉ３Ｎ４系またはＳｉＣ系のセラミック製ストークは
、反応焼結であるためにその曲げ強度がせいぜい３０
ｋ（］／ ｍｍ２程度であり弱い。従って熱的衝撃、機
械的衝撃、振動等により割れ易く、なおかつ、密度が低
いため表面の面粗さが大きくなり、溶湯の付着も多いと
いう問題点があった。 本発明は上述のような実状に対応するため検討を重ねて
創作されたもので、その目的とするところは、ストーク
の材質を高密度、高強度のＳｉ３Ｎ４系セラミック又は
サイアロンにすることにより、溶湯に対する耐食性Ｊ３
よび強度を持たせ、高密度化により表面をなめらかにし
て溶湯の付着を防止し、なおかつ、防食剤を塗布するな
どの手入れ工数をなくしたストークを提供することであ
る。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、低圧鋳造装置用
保持炉のストークに、曲げ強度が５０ｋ（１／ｍｇ１２
以上で、密度が理論密度の９５％以上で、水中投下法に
よる熱衝撃温度がΔＴ＝４００℃以上のＳｉ３Ｎ４系セ
ラミック又はサイアロンからなるストークである。 そして、前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンは
α相を７５重量％以上含むＳｉ３Ｎ４７０重量％以上と
、周期律表１ｅａ族元素の酸化物のなかの１種以上１０
重世％以下と、Ａｌ２０３１０重塁％以下と、ＡＩＮ固
溶体（ＡＩＮ−Ｓｉ３Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしくは
ＡｌＮ１０重量％以下とからなる混合物を焼結したもの
である。 また、前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相を７５重伍％以上含む５ｉ３Ｎ４８０重量％以上と、
周期律表ｍａ族元素の酸化物のなかの１秤取上１０重宿
％以下と、Ａｌ２０３１０重足％以下とからなる混合物
を焼結したものでもよい。 作 用 ストークの材質を上述のようなＳｉ３Ｎ４系セラミック
又はサイアロンにすることにより、溶湯に対する耐食性
および高強度を有するので、非鉄金属溶湯に侵食される
ことなく、衝撃荷重を受けても割れることがない。また
、高密度化により表面がなめらかになっているので、溶
湯、の付着を防止することができる。 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第１図は本発明の実施例に係るストークの縦断面図であ
る。 第１図に示すように、中空円筒形状のストーク５は、上
部に７ランジ部５ａを有し、例えば全長９５０＋１１１
１１．中空部の内径１００ｍ１１．外径１５０１１１１
１１゜フランジ部５ａの外径２０７ｍｎ＋、７ランジ部
５ａの厚さ５０ＩＩＩＩＤである。 ストーク５の材質として、Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又は
サイアロンを用い、その曲げ強度は６０ｋｇ／ｍ１２、
密度は理論密度の９８％、水中投下法による熱衝撃温度
△Ｔ＝５００℃以上である。また、前記Ｓｉ３Ｎ４系セ
ラミック又はサイアロンはα相を８５重泊％以上含むｓ
ｒ３Ｎ４ ｓｏ重９％以上と、周期律表Ｉ［１ａ族元
素の酸化物のなかの１種以上７重量％以下と、Ａｌ２０
３７重量％以下と、ＡＩＮ固溶体（Ａ Ｉ Ｎ−Ｓｉ３
Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしくはＡｌＮ６＠堡％以下
とからなる混合物を焼結したものである。 上記材質のストーク５を低圧鋳造用アルミニウム溶湯保
持炉に用いた結果、溶湯による侵食は殆んど見られず、
使用中の衝撃荷重や熱Ｉｌｉ撃にも充分耐えた。また、
寿命も従来の鋳鉄又は反応焼結で作ったセラミック製ス
トークに比べ大幅に延び、手入れなしで１年以上の長寿
命となり、使用中の事故がない限り、はぼ半永久的に使
用できることが分った。 ストーク５の材質は本実施例のみに限定されるものでは
ない。他のＳｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロン、例
えばα相を８５重量％以上含む５ｉ３Ｎ４８０重Ｍ％以
上と、周期律表１［［ａ族元素の酸化物のなかの１秤取
上７重争％以下と、Ａｌ２０３７重量％以下とからなる
混合物を焼結したものでもよい。 発明の詳細 な説明したように、本発明は低圧！１８造装買用保持炉
のストークの材質を高密度、高強度を有するＳｉ３Ｎ４
系セラミック又はサイアロンにすることにより、ストー
クの寿命を大幅に向上し得るのみならず、使用中の手入
れの必要をなくし、また、製品への不純物の混入を避け
ることにより悪影響を排除し、製品を安定かつ良好に製
造し得るなどの効果を有するものであって、工業的にそ
の価値は高い。 ４、図面の簡単な説明 第１図は本発明の実施例に係るストークの縦断面図、第
２図は低圧鋳造装置の保持炉の縦断正面図である。 １・・・保持炉、５・・・ストーク。
２図は低圧鋳造装置の保持炉の縦断正面図である。 １・・・保持炉、５・・・ストーク。 第１図 第２図 ±騨持炉 手 続 補 正 書 昭和６１年１１月６日 ′ １、事件の表示 昭和６１年特許願第２３００４１号 ２、発明の名称 ストーク ３、補正をする者 事件どの関係 特 許 出願人住所 東京都
千代田区丸の内二丁目１番２号名称 （５０８） 日
立 金 屈 株式会社４、代理人〒１０５ ５、補正命令の日付 な しく自発補正）６、増加
する発明の数 な し７、補正の対象 明
りＩｌ書全文 明 細 内 、発明の名称 ストーク 、特許請求の範囲 （１）曲げ強度が５０ ｋｏ／ ｍｍ２以上、密度が理
論密度のλ五％以上、水中投下法による熱衝撃温度が△
Ｔ＝４００℃以上のＳｉ３Ｎ４系セラミック又はサイア
ロンからなることを特徴とするストーク。 （２）前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相を７５重Ｑ％以上含む５ｉ３Ｎ４７０重量％以上と、
周ｌＩｌ′１仲表１１ａ族元素の酸化物のなかの１種以
上１旦重量％以下と、Ａｌ２０３１Ω重量％以下と、Ａ
ＩＮ固溶体（Ａ Ｉ Ｎ−８＋３ Ｎ４・Ａｌ２Ｏ３系
）もしくはＡＩＮＩ旦’ＭＥＩ％以下とからなる混合物
を焼結したものであることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のストーク。 （３）前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相をｌ１ｍ％以上含むＳｉ３Ｎ４迂旦重ω９６以上と、
周期律表１１ａ族元素の酸化物のなかの１種以上１旦重
舟％以下と、Ａｌ２Ｏ３上旦重量％以下とからなる混合
物を焼結したものであることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のストーク。 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、低圧鋳造装置に用いる給湯のためのストーク
に関するものである。 従来の技術 従来、低圧鋳造装置の保持炉１は第２図の縦断正面図に
示すように、耐火物るつぼ２で溶湯３を保持し、周囲に
保温用ヒータ４を備えている。コンプレッサにて圧縮さ
れた空気を溶湯３の自由表面に加えることにより、溶湯
３は、ストーク５内を上昇し、金型にて形成される金型
製品部に注入される。 前記ストーク５は、鋳鉄または反応焼結で作ったＳｉ３
Ｎ４系セラミック、ＳｉＣ系セラミック等にて作られて
いる。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような鋳鉄製ストークは、溶湯に
より侵食され、溶湯中への鉄等の溶出があり、これが製
品中へ不純物として混入し、材質に悪影響を及ぼす。ス
トークの表面に、溶湯による侵食を防ぐために、防食剤
として耐食性のあるセラミック粉末を塗布したものもあ
るが、その付着力が弱いため使用中に剥離して何回も手
直しする必要があり、メインテナンスに工数がかかつて
いる。 そこで、鋳鉄製ス（−一りの代りとして用いられている
Ｓｉ３Ｎ４系またはＳｉＣ系のセラミック製ストークは
、反応焼結であるためにその曲げ強度がせいぜい３０
ｋ（］／ ｍｍ２程度であり弱い。従って熱的衝撃、機
械的衝撃、振動等により割れ易く、なおかつ、密度が低
いため表面の面粗さが大きくなり、溶湯の付着も多いと
いう問題点があった。 本発明は上述のような実状に対応するため検討を重ねて
創作されたもので、その目的とするところは、ストーク
の材質を高密度、高強度のＳｉ３Ｎ４系セラミック又は
サイアロンにすることにより、溶湯に対する耐食性Ｊ３
よび強度を持たせ、高密度化により表面をなめらかにし
て溶湯の付着を防止し、なおかつ、防食剤を塗布するな
どの手入れ工数をなくしたストークを提供することであ
る。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、低圧鋳造装置用
保持炉のストークに、曲げ強度が５０ｋ（１／ｍｇ１２
以上で、密度が理論密度の９５％以上で、水中投下法に
よる熱衝撃温度がΔＴ＝４００℃以上のＳｉ３Ｎ４系セ
ラミック又はサイアロンからなるストークである。 そして、前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンは
α相を７５重量％以上含むＳｉ３Ｎ４７０重量％以上と
、周期律表１ｅａ族元素の酸化物のなかの１種以上１０
重世％以下と、Ａｌ２０３１０重塁％以下と、ＡＩＮ固
溶体（ＡＩＮ−Ｓｉ３Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしくは
ＡｌＮ１０重量％以下とからなる混合物を焼結したもの
である。 また、前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相を７５重伍％以上含む５ｉ３Ｎ４８０重量％以上と、
周期律表ｍａ族元素の酸化物のなかの１秤取上１０重宿
％以下と、Ａｌ２０３１０重足％以下とからなる混合物
を焼結したものでもよい。 作 用 ストークの材質を上述のようなＳｉ３Ｎ４系セラミック
又はサイアロンにすることにより、溶湯に対する耐食性
および高強度を有するので、非鉄金属溶湯に侵食される
ことなく、衝撃荷重を受けても割れることがない。また
、高密度化により表面がなめらかになっているので、溶
湯、の付着を防止することができる。 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第１図は本発明の実施例に係るストークの縦断面図であ
る。 第１図に示すように、中空円筒形状のストーク５は、上
部に７ランジ部５ａを有し、例えば全長９５０＋１１１
１１．中空部の内径１００ｍ１１．外径１５０１１１１
１１゜フランジ部５ａの外径２０７ｍｎ＋、７ランジ部
５ａの厚さ５０ＩＩＩＩＤである。 ストーク５の材質として、Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又は
サイアロンを用い、その曲げ強度は６０ｋｇ／ｍ１２、
密度は理論密度の９８％、水中投下法による熱衝撃温度
△Ｔ＝５００℃以上である。また、前記Ｓｉ３Ｎ４系セ
ラミック又はサイアロンはα相を８５重泊％以上含むｓ
ｒ３Ｎ４ ｓｏ重９％以上と、周期律表Ｉ［１ａ族元
素の酸化物のなかの１種以上７重量％以下と、Ａｌ２０
３７重量％以下と、ＡＩＮ固溶体（Ａ Ｉ Ｎ−Ｓｉ３
Ｎ４ ・Ａｌ２Ｏ３系）もしくはＡｌＮ６＠堡％以下
とからなる混合物を焼結したものである。 上記材質のストーク５を低圧鋳造用アルミニウム溶湯保
持炉に用いた結果、溶湯による侵食は殆んど見られず、
使用中の衝撃荷重や熱Ｉｌｉ撃にも充分耐えた。また、
寿命も従来の鋳鉄又は反応焼結で作ったセラミック製ス
トークに比べ大幅に延び、手入れなしで１年以上の長寿
命となり、使用中の事故がない限り、はぼ半永久的に使
用できることが分った。 ストーク５の材質は本実施例のみに限定されるものでは
ない。他のＳｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロン、例
えばα相を８５重量％以上含む５ｉ３Ｎ４８０重Ｍ％以
上と、周期律表１［［ａ族元素の酸化物のなかの１秤取
上７重争％以下と、Ａｌ２０３７重量％以下とからなる
混合物を焼結したものでもよい。 発明の詳細 な説明したように、本発明は低圧！１８造装買用保持炉
のストークの材質を高密度、高強度を有するＳｉ３Ｎ４
系セラミック又はサイアロンにすることにより、ストー
クの寿命を大幅に向上し得るのみならず、使用中の手入
れの必要をなくし、また、製品への不純物の混入を避け
ることにより悪影響を排除し、製品を安定かつ良好に製
造し得るなどの効果を有するものであって、工業的にそ
の価値は高い。 ４、図面の簡単な説明 第１図は本発明の実施例に係るストークの縦断面図、第
２図は低圧鋳造装置の保持炉の縦断正面図である。 １・・・保持炉、５・・・ストーク。
Claims (3)
- （１）曲げ強度が５０ｋｇ／ｍｍ＾２以上、密度が理論
密度の９０％以上、水中投下法による熱衝撃温度がΔＴ
＝４００℃以上のＳｉ＿３Ｎ＿４系セラミック又はサイ
アロンからなることを特徴とするストーク。 - （２）前記Ｓｉ３Ｎ４系セラミック又はサイアロンはα
相を６５重量％以上含むＳｉ＿３Ｎ＿４７０重量％以上
と、周期律表ＩＩＩａ族元素の酸化物のなかの１種以上
２０重量％以下と、 Ａｌ＿２Ｏ＿３２０重量％以下と、ＡＩＮ固溶体（ＡＩ
Ｎ−Ｓｉ＿３Ｎ＿４・Ａｌ＿２Ｏ＿３系）もしくはＡＩ
Ｎ１５重量％以下とからなる混合物を焼結したものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のストー
ク。 - （３）前記Ｓｉ＿３Ｎ＿４系セラミック又はサイアロン
はα相を６５重量％以上含むＳｉ＿３Ｎ＿４７０重量％
以上と、周期律表ＩＩＩａ族元素の酸化物のなかの１種
以上２０重量％以下と、 Ａｌ＿２Ｏ＿３２０重量％以下とからなる混合物を焼結
したものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のストーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61230041A JPS6389458A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | スト−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61230041A JPS6389458A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | スト−ク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6389458A true JPS6389458A (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=16901636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61230041A Pending JPS6389458A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | スト−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6389458A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55113671A (en) * | 1979-02-19 | 1980-09-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Copper and copper alloy melt contacting member |
| JPS57200266A (en) * | 1981-06-04 | 1982-12-08 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ceramic sintered body and manufacture |
| JPS5930766A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-18 | 日産自動車株式会社 | 窒化珪素質焼結体 |
| JPS61158866A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | 株式会社東芝 | セラミツクス焼結体およびその製造方法 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP61230041A patent/JPS6389458A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55113671A (en) * | 1979-02-19 | 1980-09-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Copper and copper alloy melt contacting member |
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| JPS5930766A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-18 | 日産自動車株式会社 | 窒化珪素質焼結体 |
| JPS61158866A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | 株式会社東芝 | セラミツクス焼結体およびその製造方法 |
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