JPH0769744A - 耐火性被覆材およびアルミニウム溶湯用部材 - Google Patents
耐火性被覆材およびアルミニウム溶湯用部材Info
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- JPH0769744A JPH0769744A JP6141432A JP14143294A JPH0769744A JP H0769744 A JPH0769744 A JP H0769744A JP 6141432 A JP6141432 A JP 6141432A JP 14143294 A JP14143294 A JP 14143294A JP H0769744 A JPH0769744 A JP H0769744A
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- Japan
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- coating material
- refractory
- refractory coating
- powder
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/5053—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials non-oxide ceramics
- C04B41/5062—Borides, Nitrides or Silicides
- C04B41/5066—Silicon nitride
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/0087—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for metallurgical applications
- C04B2111/00879—Non-ferrous metallurgy
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミニウム溶湯に対する優れた耐付着性、
耐熱衝撃性、耐食性等を有する耐火性被覆材とこれを用
いたアルミニウム溶湯用部材を提供する。 【構成】 この耐火性被覆材は窒化珪素質焼結体粒子の
骨材と結合材とからなる。窒化珪素質焼結体粒子の骨材
としては、Ｓｉ3Ｎ4粉末７０重量％以上、ＡｌＮ固溶体
粉末１〜５重量％、Ａｌ2Ｏ3粉末３〜７重量％、および
Ｙ2Ｏ3粉末３〜１０重量％の混合粉を焼結したサイアロ
ンの粒子を用いる。また、この耐火性被覆材はアルミニ
ウム溶湯用部材に用いる。
耐熱衝撃性、耐食性等を有する耐火性被覆材とこれを用
いたアルミニウム溶湯用部材を提供する。 【構成】 この耐火性被覆材は窒化珪素質焼結体粒子の
骨材と結合材とからなる。窒化珪素質焼結体粒子の骨材
としては、Ｓｉ3Ｎ4粉末７０重量％以上、ＡｌＮ固溶体
粉末１〜５重量％、Ａｌ2Ｏ3粉末３〜７重量％、および
Ｙ2Ｏ3粉末３〜１０重量％の混合粉を焼結したサイアロ
ンの粒子を用いる。また、この耐火性被覆材はアルミニ
ウム溶湯用部材に用いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム工業分野
等で使用する溶解炉、保持炉、取鍋、樋等の内張りとし
て使用される耐火物の組成に関する。
等で使用する溶解炉、保持炉、取鍋、樋等の内張りとし
て使用される耐火物の組成に関する。
【０００２】
【従来の技術】アルミニウムやアルミニウム合金等の低
融点金属溶湯用耐火物としては、一般に不定形耐火物が
使用されている。アルミニウムの融点がその他の金属に
比べ比較的低温（約６６０℃）であることから判断する
と、この種の不定形耐火物は耐熱性が相対的に低くても
よいことから種々のものが適用可能である。
融点金属溶湯用耐火物としては、一般に不定形耐火物が
使用されている。アルミニウムの融点がその他の金属に
比べ比較的低温（約６６０℃）であることから判断する
と、この種の不定形耐火物は耐熱性が相対的に低くても
よいことから種々のものが適用可能である。
【０００３】不定形耐火物は、施工が容易なことや、施
工後比較的短時間で使用可能になるなどのために、各種
窯炉用炉材として広く使用されているが、それらの多く
は耐火性粒子としてＡｌ2 Ｏ3 ，ＭｇＯ，ＭｇＯ−Ｃｒ
2 Ｏ3 などの酸化物耐火粒子を用いたものであった。ま
た、近年、不定形耐火物の用途が広がると共に、不定形
耐火物に要求される特性も多様化しＳｉＣ，Ｓｉ3 Ｎ4
などの非酸化物耐火性粒子を用いたものも出回ってい
る。
工後比較的短時間で使用可能になるなどのために、各種
窯炉用炉材として広く使用されているが、それらの多く
は耐火性粒子としてＡｌ2 Ｏ3 ，ＭｇＯ，ＭｇＯ−Ｃｒ
2 Ｏ3 などの酸化物耐火粒子を用いたものであった。ま
た、近年、不定形耐火物の用途が広がると共に、不定形
耐火物に要求される特性も多様化しＳｉＣ，Ｓｉ3 Ｎ4
などの非酸化物耐火性粒子を用いたものも出回ってい
る。
【０００４】しかし、溶融アルミニウムは還元力が強く
耐火物中に含まれる種々の酸化物を還元して金属を遊離
するため、溶融アルミニウムの一部はアルミナに変わ
る。このような溶融アルミニウムと酸化物の反応は、炉
の操業時、還元反応により生成する金属成分が溶湯に混
入することや、反応生成物の除却作業が困難であること
や、その還元反応の際に耐火物が浸食される等の問題を
引き起こす。
耐火物中に含まれる種々の酸化物を還元して金属を遊離
するため、溶融アルミニウムの一部はアルミナに変わ
る。このような溶融アルミニウムと酸化物の反応は、炉
の操業時、還元反応により生成する金属成分が溶湯に混
入することや、反応生成物の除却作業が困難であること
や、その還元反応の際に耐火物が浸食される等の問題を
引き起こす。
【０００５】特公昭５９−３７４３１号公報において
は、上述の溶融アルミニウムの反応を抑えるためにアル
ミニウム溶湯用の炉材として用いられる不定形耐火物と
して、アルミナセメントに耐火原料の粒径１μｍ以下の
超微粉を加え、耐火物を低気孔率かつ気孔径を小さくす
ることによって溶融アルミニウムに対する耐食性を向上
させたキャスタブルを開示している。
は、上述の溶融アルミニウムの反応を抑えるためにアル
ミニウム溶湯用の炉材として用いられる不定形耐火物と
して、アルミナセメントに耐火原料の粒径１μｍ以下の
超微粉を加え、耐火物を低気孔率かつ気孔径を小さくす
ることによって溶融アルミニウムに対する耐食性を向上
させたキャスタブルを開示している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
不定形耐火物は、耐火性粒子として、Ａｌ2 Ｏ3 、Ｍｇ
Ｏ、ＭｇＯ−Ｃｒ2 Ｏ3 などを用いているため、アルミ
ニウム溶湯に対する耐食性、耐浸透性、耐付着性が不十
分であるという問題点がある。
不定形耐火物は、耐火性粒子として、Ａｌ2 Ｏ3 、Ｍｇ
Ｏ、ＭｇＯ−Ｃｒ2 Ｏ3 などを用いているため、アルミ
ニウム溶湯に対する耐食性、耐浸透性、耐付着性が不十
分であるという問題点がある。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、アルミニウム溶湯に対して優れた耐食性、耐浸透
性、耐付着性を有する耐火物の組成を見いだすことによ
り、高耐食性、長寿命の溶解炉、保持炉、取鍋、樋、大
型ラドル等を提供することを目的とする。
で、アルミニウム溶湯に対して優れた耐食性、耐浸透
性、耐付着性を有する耐火物の組成を見いだすことによ
り、高耐食性、長寿命の溶解炉、保持炉、取鍋、樋、大
型ラドル等を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者は、高密度サイ
アロン焼結体をアルミニウム溶湯用耐火物として利用す
る技術を鋭意検討した結果、窒化珪素質焼結体粒子の骨
材と結合材とからなる耐火物が極めて耐食性に優れるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
アロン焼結体をアルミニウム溶湯用耐火物として利用す
る技術を鋭意検討した結果、窒化珪素質焼結体粒子の骨
材と結合材とからなる耐火物が極めて耐食性に優れるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
【０００９】窒化珪素質焼結体粒子の骨材としては、Ｓ
ｉ3 Ｎ4 粉末７０重量％以上、ＡｌＮ固溶体粉末１〜５
重量％、Ａｌ2 Ｏ3 粉末３〜７重量％、Ｙ2 Ｏ3 粉末３
〜１０重量％からなる粉末混合体を焼結し、得られた焼
結体を粉砕したサイアロンの粒子とするのが好ましい。
これは、高密度のサイアロンがアルミニウム溶湯に対し
て優れた耐食性を有するからである。
ｉ3 Ｎ4 粉末７０重量％以上、ＡｌＮ固溶体粉末１〜５
重量％、Ａｌ2 Ｏ3 粉末３〜７重量％、Ｙ2 Ｏ3 粉末３
〜１０重量％からなる粉末混合体を焼結し、得られた焼
結体を粉砕したサイアロンの粒子とするのが好ましい。
これは、高密度のサイアロンがアルミニウム溶湯に対し
て優れた耐食性を有するからである。
【００１０】このようにして得られた耐火性被覆材は、
各種のアルミニウム溶湯用部材に用いて良好な効果を発
揮するものとなる。
各種のアルミニウム溶湯用部材に用いて良好な効果を発
揮するものとなる。
【００１１】なお、結合材としては、例えばＡｌ2 Ｏ3
を主成分とする高アルミナ質耐火材や水ガラス等を使用
する。また、サイアロン粒子と結合材の他に硬化剤を、
耐火性被覆材の硬化を目的として、含有させることもで
きる。
を主成分とする高アルミナ質耐火材や水ガラス等を使用
する。また、サイアロン粒子と結合材の他に硬化剤を、
耐火性被覆材の硬化を目的として、含有させることもで
きる。
【００１２】
（実施例１）窒化珪素質焼結体粒子として、サイアロン
粒子の骨材を用いた例について説明する。Ｓｉ3 Ｎ4 粉
末８７重量％、ＡｌＮ固溶体粉末３重量％、Ａｌ2 Ｏ3
粉末５重量％、Ｙ2 Ｏ3 粉末５重量％を混合した後、ス
プレードライヤーで乾燥し、球状の顆粒を得た。この顆
粒をＳｉ3 Ｎ4 製のるつぼに入れ、カーボンヒーターを
用い、常圧Ｎ2 ガス気流中で１６５０℃５時間の条件で
焼結し、得られた焼結体を粉砕し、平均粒径０．５ｍｍ
のサイアロン粒子を得た。
粒子の骨材を用いた例について説明する。Ｓｉ3 Ｎ4 粉
末８７重量％、ＡｌＮ固溶体粉末３重量％、Ａｌ2 Ｏ3
粉末５重量％、Ｙ2 Ｏ3 粉末５重量％を混合した後、ス
プレードライヤーで乾燥し、球状の顆粒を得た。この顆
粒をＳｉ3 Ｎ4 製のるつぼに入れ、カーボンヒーターを
用い、常圧Ｎ2 ガス気流中で１６５０℃５時間の条件で
焼結し、得られた焼結体を粉砕し、平均粒径０．５ｍｍ
のサイアロン粒子を得た。
【００１３】このサイアロン粒子を骨材として１００重
量部、結合材としてＡｌ2 Ｏ3６０重量％以上からなる
ペースト状の高アルミナ質材料５０重量部をミキサーで
６分間混合し、混練材を作製した。別に、鉄板で作製し
た巾２００ｍｍ×長さ２００ｍｍ×深さ１００ｍｍの直
方体状容器の内側に、この混練材を１０ｍｍの厚さで被
覆し、約８００℃で加熱、固化させた。この耐火性被覆
材を施工した容器内に８００℃のアルミニウム溶湯を注
入、排出する作業を１０００回以上繰り返したが、その
表面には熱衝撃による割れは発生しなかった。また、ア
ルミニウム溶湯の付着もほとんどなかった。
量部、結合材としてＡｌ2 Ｏ3６０重量％以上からなる
ペースト状の高アルミナ質材料５０重量部をミキサーで
６分間混合し、混練材を作製した。別に、鉄板で作製し
た巾２００ｍｍ×長さ２００ｍｍ×深さ１００ｍｍの直
方体状容器の内側に、この混練材を１０ｍｍの厚さで被
覆し、約８００℃で加熱、固化させた。この耐火性被覆
材を施工した容器内に８００℃のアルミニウム溶湯を注
入、排出する作業を１０００回以上繰り返したが、その
表面には熱衝撃による割れは発生しなかった。また、ア
ルミニウム溶湯の付着もほとんどなかった。
【００１４】（実施例２）実施例１と同じ化学成分から
なるサイアロン粒子を骨材として１００重量部、結合材
として水ガラス（珪酸ソーダ）を２０重量部、自硬性硬
化剤としてＣｈｅｍ Ｒｅｚ ３０００（保土ケ谷アシ
ュランド（株）製）を３．５重量部をミキサーで１分３
０秒混合し、耐火性被覆材を作製した。この耐火性被覆
材により２００ｍｍ（横）×２７０ｍｍ（縦）×１５ｍ
ｍ（厚さ）の板形状サンプルを作製し、８００℃のアル
ミニウム溶湯に１時間浸漬したが、その表面には熱衝撃
による割れは発生しなかった。また、アルミニウム溶湯
の付着もほとんどなかった。
なるサイアロン粒子を骨材として１００重量部、結合材
として水ガラス（珪酸ソーダ）を２０重量部、自硬性硬
化剤としてＣｈｅｍ Ｒｅｚ ３０００（保土ケ谷アシ
ュランド（株）製）を３．５重量部をミキサーで１分３
０秒混合し、耐火性被覆材を作製した。この耐火性被覆
材により２００ｍｍ（横）×２７０ｍｍ（縦）×１５ｍ
ｍ（厚さ）の板形状サンプルを作製し、８００℃のアル
ミニウム溶湯に１時間浸漬したが、その表面には熱衝撃
による割れは発生しなかった。また、アルミニウム溶湯
の付着もほとんどなかった。
【００１５】（実施例３）図８はアルミニウムの低圧鋳
造機２０である。密閉室２１内に保持されたアルミニウ
ム溶湯２７を金型２６のキャビティー２８に注湯する際
には、加圧エアー２２を送り込みアルミニウム溶湯２７
の表面を加圧することにより、ストーク２３、フィーダ
ー２４さらに湯口ブッシュ２５を通して注湯される。
造機２０である。密閉室２１内に保持されたアルミニウ
ム溶湯２７を金型２６のキャビティー２８に注湯する際
には、加圧エアー２２を送り込みアルミニウム溶湯２７
の表面を加圧することにより、ストーク２３、フィーダ
ー２４さらに湯口ブッシュ２５を通して注湯される。
【００１６】図１は実施例１で説明した本発明の耐火性
被覆材を内張り３したフィーダー１の斜視図、図２は図
１の縦断面図である。本発明材を内張り３したフィーダ
ー１は、鋳鉄製側壁２の底部にベースリング４を装着し
た構成であり、内張り３の厚さは２０ｍｍである。
被覆材を内張り３したフィーダー１の斜視図、図２は図
１の縦断面図である。本発明材を内張り３したフィーダ
ー１は、鋳鉄製側壁２の底部にベースリング４を装着し
た構成であり、内張り３の厚さは２０ｍｍである。
【００１７】（実施例４）図３は実施例３と同様に本発
明材を内張り３した樋５の正面図である。図４、図５は
それぞれ平面図、断面図を示す。 樋５においても、本
発明材の内張り３は２０ｍｍ厚さに形成した。この樋５
を用いて、低圧鋳造機２０へ脱ガス処理済みアルミニウ
ム溶湯２７を５００ｋｇ補給する作業を１日当り２０回
繰り返し行い、かつ、キャビティー２８への注湯作業も
同じ回数行ったが、アルミニウム溶湯による侵食は起こ
らなかった。
明材を内張り３した樋５の正面図である。図４、図５は
それぞれ平面図、断面図を示す。 樋５においても、本
発明材の内張り３は２０ｍｍ厚さに形成した。この樋５
を用いて、低圧鋳造機２０へ脱ガス処理済みアルミニウ
ム溶湯２７を５００ｋｇ補給する作業を１日当り２０回
繰り返し行い、かつ、キャビティー２８への注湯作業も
同じ回数行ったが、アルミニウム溶湯による侵食は起こ
らなかった。
【００１８】（実施例５）図６は実施例３と同様の本発
明材を内張り３及び外張り７したラドル６の斜視図であ
り、図７は図６の概略横断面図である。ラドル６の鋳鉄
製板２にそれぞれ１０ｍｍ厚さの内張り３及び外張り７
を形成した。８は溶湯流入口、９はラドル固定金具であ
る。 このラドル６を用いて、保持炉から７５０℃に加
熱されたアルミニウム溶湯を汲みだし、ダイカスト機の
ホッパー穴へ注湯する作業を１日に５００回、連続で１
ケ月おこなったが、ラドル内張り３、外張り７の本発明
材表面へのアルミニウム付着はなかった。また、熱衝撃
による割れも生じなかった。更に内張り、外張りが断熱
材としての機能を果たすため汲みだしたアルミニウム溶
湯の温度低下が少ないと言う効果も確認された。
明材を内張り３及び外張り７したラドル６の斜視図であ
り、図７は図６の概略横断面図である。ラドル６の鋳鉄
製板２にそれぞれ１０ｍｍ厚さの内張り３及び外張り７
を形成した。８は溶湯流入口、９はラドル固定金具であ
る。 このラドル６を用いて、保持炉から７５０℃に加
熱されたアルミニウム溶湯を汲みだし、ダイカスト機の
ホッパー穴へ注湯する作業を１日に５００回、連続で１
ケ月おこなったが、ラドル内張り３、外張り７の本発明
材表面へのアルミニウム付着はなかった。また、熱衝撃
による割れも生じなかった。更に内張り、外張りが断熱
材としての機能を果たすため汲みだしたアルミニウム溶
湯の温度低下が少ないと言う効果も確認された。
【００１９】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の効果を列記
すると下記の如くである。 １）アルミニウム溶湯の耐付着性に優れている。 ２）耐熱衝撃性に優れている。 ３）耐食性に優れている。 ４）本発明の耐火性被覆材は、耐付着性、耐熱衝撃性、
耐食性に優れているので、本発明材を内張りおよび／又
は外張りしたフィーダー、樋、ラドル等のアルミニウム
溶湯用部材は、長期にわたって修理の必要がない。この
ため、長寿命化と共に作業効率の向上に効果大である。
すると下記の如くである。 １）アルミニウム溶湯の耐付着性に優れている。 ２）耐熱衝撃性に優れている。 ３）耐食性に優れている。 ４）本発明の耐火性被覆材は、耐付着性、耐熱衝撃性、
耐食性に優れているので、本発明材を内張りおよび／又
は外張りしたフィーダー、樋、ラドル等のアルミニウム
溶湯用部材は、長期にわたって修理の必要がない。この
ため、長寿命化と共に作業効率の向上に効果大である。
【図１】本発明のフィーダーの斜視図である。
【図２】図１の縦断面図である。
【図３】本発明の溶湯用樋の正面図である。
【図４】図３の平面図である。
【図５】図３のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図６】本発明のラドルの斜視図である。
【図７】図６の概略横断面図である。
【図８】低圧鋳造機の概略縦断面図である。
１ フィーダー ２ 鋳鉄 ３ 本発明材 ４ ベースリング ５ 樋 ６ ラドル（鍋） ７ 本発明材 ８ 溶湯流入口 ９ ラドル固定金具
フロントページの続き (72)発明者 濱吉 繁幸 北九州市若松区北浜一丁目９番１号 日立 金属株式会社若松工場内
Claims (3)
- 【請求項１】 窒化珪素質焼結体粒子の骨材と結合材と
からなることを特徴とする耐火性被覆材。 - 【請求項２】 骨材が、Ｓｉ3Ｎ4粉末７０重量％以上、
ＡｌＮ固溶体粉末１〜５重量％、Ａｌ2 Ｏ3 粉末３〜７
重量％、およびＹ2 Ｏ3 粉末３〜１０重量％の混合粉を
焼結したサイアロンの粒子であることを特徴とする請求
項１記載の耐火性被覆材。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２記載の耐火性被覆
材を用いたことを特徴とするアルミニウム溶湯用部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141432A JPH0769744A (ja) | 1993-06-28 | 1994-06-23 | 耐火性被覆材およびアルミニウム溶湯用部材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15673793 | 1993-06-28 | ||
| JP5-156737 | 1993-06-28 | ||
| JP6141432A JPH0769744A (ja) | 1993-06-28 | 1994-06-23 | 耐火性被覆材およびアルミニウム溶湯用部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0769744A true JPH0769744A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=26473667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6141432A Pending JPH0769744A (ja) | 1993-06-28 | 1994-06-23 | 耐火性被覆材およびアルミニウム溶湯用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0769744A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146132A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-06-14 | Esk Ceramics Gmbh & Co Kg | 窒化ケイ素を含有する耐久性ハードコーティング |
| FR2937637A1 (fr) * | 2008-10-29 | 2010-04-30 | Saint Gobain Ct Recherches | Four de cuisson de blocs carbones |
| CN104439131A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-03-25 | 江苏锴博材料科技有限公司 | 提高非晶制带用bn喷嘴寿命的方法 |
| CN106007678A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-10-12 | 南京可赛新新型材料有限公司 | 一种高温耐磨陶瓷涂料及其制备方法 |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP6141432A patent/JPH0769744A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146132A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-06-14 | Esk Ceramics Gmbh & Co Kg | 窒化ケイ素を含有する耐久性ハードコーティング |
| FR2937637A1 (fr) * | 2008-10-29 | 2010-04-30 | Saint Gobain Ct Recherches | Four de cuisson de blocs carbones |
| WO2010049878A1 (fr) * | 2008-10-29 | 2010-05-06 | Saint-Gobain Centre De Recherches Et D'etudes Europeen | Four de cuisson de blocs carbones |
| CN104439131A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-03-25 | 江苏锴博材料科技有限公司 | 提高非晶制带用bn喷嘴寿命的方法 |
| CN106007678A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-10-12 | 南京可赛新新型材料有限公司 | 一种高温耐磨陶瓷涂料及其制备方法 |
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Legal Events
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