JPS6388688A - 作像システムにおける図の間の動きを補正する装置及び方法 - Google Patents

作像システムにおける図の間の動きを補正する装置及び方法

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JPS6388688A
JPS6388688A JP62192767A JP19276787A JPS6388688A JP S6388688 A JPS6388688 A JP S6388688A JP 62192767 A JP62192767 A JP 62192767A JP 19276787 A JP19276787 A JP 19276787A JP S6388688 A JPS6388688 A JP S6388688A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は作像に関する。更に具体的に云えば、この発
明はδ々の図が3次元物体の2次元投影を表わす様な、
相異なる位置から相次ぐ図を撮影する作像装置に於ける
物体の動きを検出【4.て補正することに関する。
この発明は、例えばX線計算機式断層写真作像の様な他
の形式の作像装置に用いることが出来るが、説明を具体
的にする為に、以下放出形断層写真装置の場合について
この発明を説明する。
関心が持たれる1形式の放出形断層写真装置は、患者の
身体に低レベルのガンマ線放出体を注射する単一光子放
出形計算機式断層写真(SPECT)装置である。ガン
マ線放出体は、その像を発生しようとする器官まで選択
的に移動する様な形式であるのが普通である。大面積の
平面状ガンマ線検出器が、その平面に対して法線り向に
身体から放出されたガンマ線を検出する。この情報を画
素と呼ぶ要素のM X N配列内に画像とj7てディジ
タル式に貯蔵する。M及びNの値は互いに同じであるの
が普通であり、普通は画像の2次元に沿って64又は1
28単位、即ち画素である。
5PECT装置は、固定軸線に対し2て平行に、■つこ
の軸線の周りのある角度に検出器を位置ぎめすることに
よって夫々撮影された複数個の図を用いる。図の間で角
度を同じ歩進だけ増加する。
こうして得られた画像を計算機で処理して、身体の輔横
断スライスの映像を構成する。計算機処理は、相次ぐ各
々の図の一部分を利用して、各々の軸措断スライスを再
生する。作像する身体が相次ぐ図の間に位置を変えると
、1つの図からのデータが、他の図からのデータと正し
く整合しなくなる。その結果、こういうデータから再生
された画像はぼけたり、或いは作像する物体の実際の特
性を表わさない様な、作像過程の歪みによる人為効果を
含むことがある。
患者に露出する放射線量を最小限に抑える為、注射され
るガンマ線材料は放射能が比較的低い。
その結果、各々の図は、それを発生するのに、例えば約
40秒と云う様にかなりの時間を必要とする。360°
の円弧に沿って、約5. 6’の角度間隔で、合計64
個の図を希望する場合、作像過程全体を完了するには約
40分かかる。作像される身体が、画素1個程度の距酢
だけ移動する時、ぼけ又は歪みが起り1)る。典型的な
画素は約1/2cdである。40分間にわたって人間の
身体を1/2cm以内に静止した状態に保つことは、不
可能ではないにしても、困難である。この為、身体の動
き及びそれによる画像の劣化が普通に起る。
身体の動きが存在することは、映画モードと呼ばれる手
順で記録データから検出することが出来る。このモード
では、走査によって得られた1組の図全体を次から次に
表示し、動きを模擬する映像を発生し、それからオペレ
ータが、データ収集中に、許容し難い程の身体の動きが
起ったかどうかを観察することが出来る。この方式は基
本的には、収集されたデータか使いものになるかどうか
を判定する品質管理方法である。データが使いものにな
らなければ、代案は、画像の解釈の際に、収集された画
像データを適当に割引いて考えるか或いはデータ収集を
繰返すことである。この方式は、動きによる誤差を除く
様にデータを補正する手段にならない。更に、オペレー
タの判1tliは少なくとも部分的には主観的であり、
この為オペレータの誤りの惧れがある。
身体の動きを検出する別の方法は、ジノグラム(i+・
:] X線写真法)であり、これはiくて軸構断スライ
スを(、′4成する為に使われる収集データを表示する
ことによって、像を作る。ジノグラム像のある歪みをi
iJ ’ffl的に検出することによって、身体の動き
の人為効果を観察するのは、オペレータに頼る。
映画モードの場合と同じく、これは主に品質管理方式で
あり、動きによる誤差を補正することか出来ない。これ
も、オペレータの主観的な判断を必要とするのが難点で
ある。
例えばヨーロピアン・ジャーナルーオブ・ニュークリア
・メディスン誌(1984年)第9巻、第397頁乃至
第402頁所載のJ、  S、フレミングの論文「ダイ
ナミック・シンチグラフィーで動きを補正する方式」に
例示されている様な別の方式は、作像する身体にガンマ
線を放出する点源を貼付する。身体の他の部分と共に、
点源を作像する。点源の動きが検出された場合、それを
品質管理手順で利用し、影響を受けるあるデータに手作
業による補正係数を適用するのに十分なデータが得られ
る。この方式は、点源が存在することか、身体か受ける
放射線IAを増加すると云う欠点がある。史に、全円に
及ぶデータ収集の間、時には点源が、身体によって検出
器配列から遮られる様な位置に来る。身体を通過するこ
とにより、ガンマ放射か著しく減衰することがあり、こ
の為、こういう点源を突1[−める能力が低下する。
血管造影装置で動きを補正する自動的な方式が、IEE
Eトランズアクションズφオブ・メディカル・イメージ
ング誌、Ml−3巻、第4号(1984年12月号)、
第179頁乃至第186頁所載のアレン・ブノー及びV
、ルクラークの論文「ディジタル形血管造影法に於ける
減算前の患者の動き及びグレー値の自動的な補正」に記
載されている。この方式は、2つの並進シフト及び1つ
の一定値に対する決定論的な?:)号変化の判断基準を
最大にする。その結果として得られる雑音のない画像が
ゼロに近い様なシフト及び一定値である時、画像の中の
雑音があれば、ゼロに対して正又は負の何れかの信号シ
フトを生ずる。ゼロ信号c zt、 gたけ)の時、信
号が正から負に又はその逆に変化する確率はO15であ
る。これによって符号変化の回数は最大になる。この判
断基準が最適(!7)でないと、その1、rの画像はゼ
ロから一層遠くなり、重畳された雑音は符号変化を生ず
る確率が低下する。この為、符号変化を最大にすること
が、患名の動きを最もよく補償する。
IEEEトランズアクションズ・オン拳ニュークリア・
サイアンス9.NS−26G、第251号(1979年
2月号)、第565頁乃至第575頁所載のマンビール
・シン他の論文「核医療像に於ける1[確な変化検出用
のディジタル方式−タリウム201を用いた心筋潅注検
査への応用」では、例えば1週間の間隔を置い°C撮影
した別々の像を整合させようとしている。1つの画像は
運動の応力状態で撮影し、他方は応力のかからない状態
で撮影する。この、−文に記載された方法は、この発明
の自動的なh゛式とは異なり、利用者の)l互作用を必
要とする。
発明の目的と要約 従って、この発明の目的は、多くの図を求める走査装置
で相次ぐ図の間の身体の動きを検出する手段を提供する
ことである。
この発明の別の目的は、画像データの収集中の身体の動
きによる誤差を除く為に、画像データを補正する手段及
び方法を提供することである。
この発明の別の目的は、後で物体の軸方向スライスを断
層写真法によって再生する為に、物体の投影図を表イっ
ず段数側のX−Yデータ・7トリクスを発生ずる形式の
作像装置を提供することである。検出された動きは、後
の方のデータを適当にシフトして、前のデータと整合さ
せることにより、又はその逆の操作によって、除くこと
か出来る。
1実施例では、相次ぐ2つの図のX軸に平行な全ての輝
度値をIJII算して、Y方向の4ili度パターンに
関する情報を含む2つの1次元の配列を作る。2つの1
次元配列の一方をシフトし、2つの1次元配列を画素毎
に乗算し、積を加算して、2つの1次元配列の輝13と
パターンの間の類似性の目安を出ず。シフトを繰返ずこ
とにより、それが行なわれる時のシフト位置に関係する
相関関数が発生される。相関関数の最大値を発生1.た
シフト位置が、2つの図の間で起る動きの大きさのよい
表示である。検出された動きを使って、データが不良で
あることをオペレータに警告したり、或いはある走査か
らの全てのデータの自励的な整合が出来る様にする。あ
る限られた場合には、Y軸と平行なデータを加算して、
X軸に沿った動きを検出17て浦iT:、することによ
り、同じ過程を実施することが出来る。
Y(輔)方向のシフトを検出する為、Yの各々の値に対
し、X方向の全ての画素の値を加算することによって、
値の1次元配列を求める。この為、この配列はYの関数
としての一連の値である。理想的な投影像の場合、この
配列の値は、データを収集した時の、回転軸線の周りの
図の角度の関数ではない。この為、Y配列中のデータは
、図の角度に関係なく、同じである。光子の減衰効果が
音しい放出形断層写真r人の場召、図のfll q *
)関数として、Y配列の値にある差かある1、ぺ11、
比較はある図の画像と次の図の画像でjj、’=うから
、この場合でも、この検出力と(は缶軸性を1.′すっ
て作用する。
X(接線)方向の動きを検出するには、Xの各々の値に
対し、YJj向の全ての画素の値を+III算すること
により、値の1次元配列を求める。この為、この配列は
Xの関数とじでの一連の値−ごメある。理想的な投影像
の場合、この配列の値!;、t−役的に、図の角度の関
数とじてかなり変化ずイ〕。物体空間内の任意の1点が
、図の角度の関数と15で、Xカー向に正弦状の変化を
生ずる。この為、複雑な画像は、ある図と次の図で十分
な相関性のろ己1値の配列を生ずる。この為、−一役的
に、今述べた方法は、X方向の物体の動きを検出4−る
為に1”ti(’:)ことが出来ない。然し、この発明
では、放出上断層写真法の場合、活動の分布し、た源が
実質的に1つである様な場合に出会うことが多い。この
場合、相関方法は、1つの図と次の図でデータ・シー7
トの値を発生ずる点で、うまく行く。この後、このシフ
トを予想される正弦状の変位と比較し、その差がX方向
の患者の目安になる。
簡単に云うと、この発明は、11個の図の一部分を使っ
て後で再生する為に、物体の投影図を表わす複数個のX
−Yマトリクスを発生する形式の作像装置を提供する。
この作像装置は、X及びY軸に沿った動きの大きさを決
定する為に相関方法を用いる。検出された動きは、後の
データを適当にシフトして、それを前のデータと整合さ
せることにより、又は逆の方法により、除くことが出来
る。1実施例では、2つの図のX軸と下行な全ての輝度
値を加算して、Y方向の輝度パターンに関する情報を含
む2つの1次元配列を作成する。2つの1次元配列の内
の一方をシフI−L、2つの1次元配列を画素毎に乗じ
て、積を加算して、1次元配列に於ける輝度パターンの
間の類似性のし、安を出す。シフトを繰返すことにより
、その最大値のシフト位置が、2つの図の間に起る動き
の大きさの良好な近似になる様な相関関数が得られる。
検出された動きを使って、デー タが不良であることを
オペレータに警告するか、又はある走査からの全てのデ
ータを自動的に整合することが出来る。
限られたある場合には、Y hbに沿っても同じJA 
f:Eを実施して、X軸に沿った動きを検出して補正す
ることが出来る。
この発明の実施例では、図の間の動きを補正する作像装
置に用いる装置Nとして、物体の第1及び第2の図を収
集する手段を持ち、第1及び第2の図は相異なる第1及
び第2の角度から撮影され、第1及び第2の図の各々が
少なくとも1つのk1行N列の画像輝度データを持って
おり、更に、第1の図からの画像輝度データの第1のパ
ターンを第2の図からの画像輝度データの対応する第2
のパターンと比較して、その間のM!!:i性に関する
情報を含む係数を発生する手段を設け、この比較する手
段は、第1及び第2のパターンの内の一方に複数個の位
置へのシフトを加えて、該段数間の位置の各々に1つず
つの段数間の係数を発生する手段、及びこの複数個の係
数に関係しでいて、類似性の最大値を生ずるシフトの値
を決定する手段を含んでいる。
この発明の特徴と17で、作像装置で図の間の動きを補
正する方法が、夫々用人なる第1及び第2の角度から、
物体の第1及び第2の図を収集し、第1及び第2の図の
各々は少なくとも1つのM行N列の画像輝度データを持
っており、前記第1の図からの画像輝度データの第1の
パターンを第2の図からの画像輝度データの対応する第
2のパターンと比較して、その間の類似性に関する情報
をAむ係数を発生し、比較する工程は、第1及び第2(
F)パターン内の一方に複数個の位置へのシフトを加え
て、該複数個の位置の各々に1つずつの複数個の係数を
発生し、該複数個の係数に基づいて、類似性の最大値が
得られるシフトの値を決定することを含む。
この発明の」−記並びにその他の目的、特徴及び111
点は、以下図面について説明する所から明らかになろう
図面全体にわたり、同様な部分には同じ参照数字を用い
ている。
好ましい実施例の説明 第1図について説明すると、平面状ガンマ線検出器14
が辿る走査通路12の中心に、図面に示してない方法で
患者10が支持されている。走査の準備として、その画
像データを希望する身体の器官16に対する親和度が強
い放射性物質を患者10に注射する。この放射性物質が
選択的に身体の器官16へ移動し、こうして身体の器官
16を線18で示す様に、放射性の源にする。線18が
あらゆる方向に放射されるが、普通のガンマ線検出器1
4は、その平面に対して略法線方向に入って来る線だけ
に応答する。
実線で示す1つの位置にある時、平面状ガンマ線検出器
14が、放射密度のMXNの矩形配列を感知する。この
各々の密度が平面状の画像の画素を表わしており、この
画像を後で適当な表示装置に表示することが出来る。M
及びNは互いに同じであるのが普通であり、普通は64
X64又は128X12g個の画素である。各々の画像
を図と呼ぶ。この図の収集された画像の値が、後で説明
する様に、貯蔵並びに更に処理する為に、計算機20に
伝送される。
1つの図を完了した後、平面状ガンマ線検出器14を走
査通路12に沿って、予定の角度増分だけ、破線で示す
位置へ歩進させ、そこでは、破線の線18′で示す様な
、その平面に対して法線方向に入って来る放射にだけ応
答する。この位置の図も計算機20に伝送される。患者
1oの周りの180°又は360’の円弧にわたって、
平面状ガンマ線検出器14を同じ角度ずつ歩進させ、各
々の位置で図を撮影し、データを計算機2oに貯蔵する
ことにより、この過程が完了する。360°にわたって
64枚の図を作る為に、角度歩進は例えば約5,6°で
あってよい。図の1次元にある画素と同じ数の像を36
0’にわたって撮影するのが普通である。
これからの説明の為、YMを平面状ガンマ線検出器14
の回転f’lll線22と平行な、平面状ガンマ線検出
器14内の軸線と定義する。X軸は、このY軸に対して
法線方向の、平面状ガンマ線検出器14内の軸線と定義
する。
第2図には、水平の行26及び垂直の列28の矩形配列
として図24が示されている。実際の図24は64X6
4又は128X128個の画素を用いるのが普通である
が、画素の数を8×8の配列に減少することにより、こ
\で説明する方法を理解するのを妨げずに、図面を簡単
にする。後続の図24の第3行26が、ジノグラム像3
0の残りの行を形成する。この時、ジノグラムのデータ
を使って、例えばフィルタつき逆投影の様な普通の再生
方式を用いて、輔横断スライス像を再生する。こうして
、行26と同じ数の軸横断スライス像を構成することが
出来る。
相次ぐ図24のデータ収集はかなりの時間だけ離れてい
るから、作像する身体の動きにより、1つの図24のデ
ータが、隣の図24のデータから変位することがある。
その結果、ジノグラムのデータから作られた軸横断縁が
ぼやけたり、或いは動きによる画像の人為効果を持って
いて、診断の手落ち又は欠陥を招く。
この発明では、相次ぐ図の画像データを使って、それら
の間で起った動きの大きさを決定し、こうして得られた
情報を使って、データを補正して、この動きの影響を除
くことが出来ることが判った。
平面状ガンマ線検出器14(第1図)が1つの位置から
次の位置へ歩進する時、隣合った図24は、違ってはい
るが、その輝度パターンはその前のパターンとまだ非常
によく類似している。この類似性は非常に高いので、隣
合った図24の間の相互相関方式を使って、2つの図の
24の間の動きが存在することを検出すると共に、この
動きの大きさを決定することが出来る。
第3A図には、図Nのある列にある一連の画素の単純化
した輝度パターンが示されており、輝度は最大限4個の
レベルに制限されている。2番目及び7番目の画素は輝
度が2であり、4番目の画素は輝度が4であり、他の全
ての画素は輝度が1である。実際の画像は更に多くの画
素を持ち、輝度レベルもずっと多い。
第3B図には、図(N+1)の対応する輝度パターンが
示されており、このH,′i画素のシフI・は起ってい
ない。第3B図のlli度及び暗さのパターンが、第3
A図のパターンと同一ではないが、類似していることが
認められよう。即ち、ピークは対応する画素で起ってい
る。
第3C図は、データが右に画素2個分だ1′、lシフト
した時の図(N+1)を示I7ているか、この図に問題
と、その解決策の暗示が示されている。シフトしたパタ
ー ンでは、例えば画素6のピークがずれている。こう
いう1次元配列が、投影図の像がX方向に加算される時
にjLIられた値の配列を表わしていると仮定する。そ
の時、第3A図乃至第30の横軸の次元(画素)が、前
に述べたY輔の次元に対応する。ジッダラムの説明で述
べた様に、特定の1つの軸横断スライスを再生する為に
使われるデータが、全−Cの図の像の同じY行から得ら
れる。第3A図のデータが正しい7位11tを表わす場
合、第3C図のデータは、撮影する物体が、正しい位置
に対してY方向に移動した時の画像からのデータを表わ
す。この様な動きによってシフトしたデータを使って、
軸横断スライスの再生を試みると、身体のその特定のス
ライスに対し、第3C図から選ばれたデータは不正確で
ある。その代りに、別のスライスからのデータが選択さ
れる。
解決策は、第3C図に示すパターンは、2画素だけ右に
シフトしているが、それでも、その形は第3A図の前の
画像のパターンの形と非常に類似していることから得ら
れる。この発明では、この形の類似性を利用して、第3
C図のパターンが、第3A図のパターンと最もよく合う
様にする為には、どれだけシフトしなければならないか
を見付ける。こうして検出されたシフト量をディジタル
形で貯蔵されているデータに適用して、第3c図のシフ
トしたデータに対応する画像を、シフトが起らなかった
かの様に、第3A図からのデータに対応する画像と整合
させる。これによって、このデータから再生された輔横
断スライスの画像から動きの人為効果(アーティファク
ト)が取去られる。
説明を続けると、第3C図の全ての画素の位置が画素数
個分だけ右又は左にシフI−L、第3C図のシフトした
パターンに於ける各々の画素の輝度値に第3A図の対応
する各々の画素の輝度値を乗じ、全ての積を加算した時
、その和は2つのパターンの間の類似性の目安になる。
パターンが最も密接に合う様なシフトを加えた場合、そ
の和で最大値が見付かる。これは、第3C図のシフトし
たパターンを、第3B図のシフ1−L−rいないパター
ンが占めていた位置へ移動することに対応する。
次に第4図をも参照すると、画素で云って−3から+3
までのシフトに対する、第3 A図及び第3C図の単純
化したパターンの積の和が示されている。画素−2のシ
フトで得られた1口が、他の全ての和よりも実質的に高
いことか判る。第3C図のパターンは、画素2個だけ正
(右)の方向にシフトシているから、これは予想される
ところであった。−2のシフトの時のピークを使って、
図の間の動きか存在することを示すと共に、この動きを
シフトによって除く様にデータを自動的に捕市lダミ−
5動きが起らなかった場合に得られる様な画(tの品質
をiIJ尾する両方の目的を達することか出来ろ。
第3A[4乃45第3C図の輝度パターンは、実際の像
よりもずっと簡単である。更に、単純化した説明は、2
次元の動きの1−iJ能性を無視している。
第5図には、更に1(雑な実111界の画像に対する方
法が示されている。以下の説明でも、図24の司法を8
X8個の画素に制限する単純化はそのま\てあ7:lo
図Nの各行26にある全ての画素の輝度値を加算して、
1次元X相配列32を作る。図(N+1)の3行26に
対しても同じ操作をする。
2つのX相配列:32をシフトシ、前に第3A図乃至第
3C図について説明した様に、Ylll関器34て画素
毎に乗算1−で、ピー りが発生するかどうかを検出す
る。このピークか検出される時のシフトは、図N及び<
N+1)の間でY輔に沿って起った動きの大きさを表わ
す。この情報を含むYシフト・111号5:保3(3に
出力する。動きが存在することを小才のに役\rつ他に
、線36の信号は、図N及び(N+1)で、Y軸に沿っ
て対応する画素を、まるで動きがなかったかの様に整合
させる為にも使うことが出来る。
同様に、図トJ及び(N+1)の各列38の輝度値を加
算して、2つのY相配列38を作り、それをシフトし、
X相関器34で乗算j7て加算して、図N及び(N+1
)の間のX軸に沿った動きの大きさを表わす信号を線4
2に発生する。
シフトを行なう画素の最大数は、用途によって変り得る
。ピークを捜す範囲の画素の数が小さければ小さい程、
処理が一層早い。画素寸法が約1/ 2 cmである時
、画素約10個(約2吋)を越える動きが起ることはめ
ったにないことが判った。
然し、それか起っても、非常に大きいので、作像をやり
直17た方がよい。この為、説明を具体的にする為、そ
れに制限するつもりはないが、この発明では相関方式に
画素で−10乃至+10のシフトを用いる。
図の間の実際の動きが、整数個の画素に等(7いことは
ありそうもない。即ち、シフトが例えばX軸に沿って画
素2.7、Y軸に沿って画素5.3であることがある。
この発明では、ある図に適用すべきシフトの正確な大き
さを設定するにで、画素の端数まで動へを検出すること
が貴重であることかt’11つだ。
第(3図には[11関ヒストグラムが示されており、水
中の陰影線をつけて示して最も大きい相関値440両側
には、斜めの陰影線を施し、た隣接する相関(ii45
がある。この発明では、最も大きい相関f+i 44及
び隣接する[[1関値・16にはめ合せ曲線48″−・
用い、そのビーり50か最大の相関値を生ずるン71.
の位置尖−不ず。
第7図には、」−に述べた方法を用いる作像装置5?か
示されている。作像装置52が、例えば平面状ガシマ線
検出器14(第1図)の様な画像データ収IL装置5.
)を含み、これが患者(図面に示(−パ胃(い)の周り
を歩進的に走査して、各々の走を酉j”、i置に於ける
NX〜1配列のデータ点を収集し、1゛に1の画イ′ぐ
をヅた生する。X−Yンフト計算機56は、第”7′、
図乃至第6図に一ついて説明した様に動作するものであ
ってよいが、それが発生するX及びYシフト信号がシフ
ト・モジュール58に印加される。
他の方式を用いてもよいが、好ましい実施例では、(N
−1−1)番目の図のデータを前に説明した様にシフト
させて、それを、N番目の図と整合させる。
この為、2番目の図の後、N番し、の図がシフト図にな
り得る。各々の図を処理する時、1番目から最後より1
つ前までのそれまでの全ての図と整合させられる。
こうして発生された補正データが前に説明した機能の為
に、貯蔵又は表示モジュール60に伝送される。
第7図に示す機能又は前に説明した補正機能をデータ収
集中に計算することは必要ではない。その代りに、これ
が好ましい実施例であるが、全ての図からのデータを収
集して貯蔵する。シフト作用はオフラインで実施する。
もとのシフトさせていないデータを永久的に貯蔵するの
は、この発明にとっては関心がないが、幾つかの利点が
ある。
この発明は励きを補正した画像データを永久的に貯aL
、それから取出すことを妨げるものではな0゜ 360Dの円弧にわたる画像が収集された後、像の間の
全ての動きの和はゼロに等しくすべきである。シフト値
を=1算する時に誤差が起り、変位のfilがゼロでな
くなることがある。X−Yシフト旧算機で計算された変
位を360’の円弧にわたる全ての画像に対して合計し
て、ゼロからのずれを誤差値として貯蔵することが出来
る。この後、この誤差値を貯蔵又は表示モジュールで用
いて、1番1j1の図より後の全ての図からのデータに
適用されるバイアス・シフトを導き出す。1番[」の図
はシフトしないま\でおり、残りの図からのデータは、
X−Yシフト計算機26の計算結果に従って、十又は−
バイアス・シフトたけシフトさせる。
−にに述べた方式はある図の比較的雑音の多いデータを
その前の図のデータとの比較の為に用いて、必要な捕i
′Er:Lを決定する。この発明では、4工程の方法で
収集データに対して作用することにより、画像の補正を
改良し得ることが判った。この方法ては、完全な走査で
収集された1組のf−夕全体を実質的に7′1を音のな
い画像のキ■を作るのに使い、この雑音のない画像の組
に、随意選択によりて動き補正方法と組合せた動き検出
方式を実施する、二とが出来る。
前に説明したt、1に、各々の図に対して患者の動きを
補正する代りに、この発明の方式は、もどのデータの組
全体を用いて、逆投影、輔横断スライスの再生及び再投
影により、その動きを補正しようとする各々の図に関連
した1つのね(準図を作る。
この処理の際、減衰効果を模擬する為の加重方式を用い
ることが出来る。各々の7A塾図が、1個の図ではなく
、データの組全体からの寄与を持−つから、基べへ図の
雑音が大幅に減少する。
この動き補正動作は、現在の図を適当な基苧図と比較し
て、必要な補正用の動きのmを決定する。
即ち、所要のシフトを決定する為に図Nが作用を受けて
いる場合、図Nに代る交代的な図を比較に用いる。基学
図Nは実質的に雑音がなく、その・処理の際に減衰効果
が考慮に入っているから、シフトの決定に対する雑音又
は減衰の影響が大幅に減少する。最終的な貯蔵データを
前に述べた様に表示することか出来る。
」二に述べた改良された方式は、最初に記載した方式と
同じ収集された図のデータベースに対して作用する。そ
の違いは、補正動作に先立つ追加の処理工程である。前
と同じく、収集された生のデータの組は他の用途の為に
保存しておくことが出来る。実際、それ以−t: 、l
Jl、者が存在しなくても、1組のデータを何れの方式
又は両方の方式に用いることが考えられる。
ある作像の状況では、所望の情報が空間的に一定である
か或いは変化の遅い大量の背景の情報を伴なうことがあ
る。信号の内のこの様な背景成分を(1[定[7、その
推定値を画像データから減算してから、第7図の計算及
び変位を行なうのが役立つことがある。
図面についてこの発明の好ましい実施例を説明(、だが
、この発明が実施例そのものに制限されるものではなく
、当菜石であれば、特π1゛請求の範囲によって定めら
れたこの発明の範囲内で、種々の変更を加えることが出
来ることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は放出形断層写真作像装置4の略図、第2図は第
1図の断層写真作像装置で複数個の図の一部分からンノ
グラムを構成する様子を説明式を説明する為のli純化
した輝度曲線を示すグラフ、 第4図は第3A図乃至第3C図の単純化したに・li度
曲線の相関関数を示すグラフ、 第5図は相次ぐ2つの図のシフト・データを導き出すの
に使われる相関方式を示す略図、第6図は一方の画像に
適用するシフトを検出する為に、第5図の装置で導き出
した相関データを解析する様子を示す1組の曲線の’、
、、7’ :)−;7、第7図はこの発明の1実施例を
用いた作c’<: ’、ムIJ’”j′の機能的なブロ
ック図である。 主なn号の説明 14:ガンマ線検出:;= 20:計算機 34 、 40 : 杆1関器 特許出;頭人 ゼネラル・エレクトリック・カンバニイ代理人 (76
30)  生 沼 比 二」−」、 ’>             r\ 、−\い\ x         × −′        賢)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)作像装置で図の間の動きを補正する装置に於て、 物体の第1及び第2の図を収集する手段をを有し、 該第1及び第2の図は第1及び第2の相異なる角度で求
    められ、 前記第1及び第2の図の各々は少なくとも1つのM行N
    列の画像輝度データを含んでおり、前記第1の図からの
    画像輝度データの第1のパターンを前記第2の図からの
    画像輝度データの対応する第2のパターンと比較して、
    その間の類似性に関する情報を含む係数を発生する手段
    を有し、該比較する手段は、前記第1及び第2のパター
    ンの内の一方に、複数個の位置へのシフトを加えて、該
    複数個の位置の各々で1つずつの複数個の前記係数を発
    生する手段を含んでおり、更に、前記複数個の係数に関
    係して、最大値の類似性を生ずる様な前記シフトの値を
    決定する手段を有する装置。 2)特許請求の範囲1)に記載した装置に於て、前記比
    較する手段が、 前記第1の図の各行及び各列の1つにある各々の画素の
    輝度を加算して第1の1次元和配列を作る第1の手段と
    、 前記第2の図の各行及び各列の1つにある各々の画素の
    輝度を加算して第2の1次元和配列を作る第2の手段と
    、 前記第1及び第2の1次元和配列の対応する要素の輝度
    値を乗じて複数個の積を作る手段と、該複数個の積を加
    算して前記係数を発生する手段とで構成されている装置
    。 3)特許請求の範囲1)に記載した装置に於て、更に、
    前記シフトの値に応答して、該シフトの値に関連する量
    だけ、前記第1及び第2の図の内の一方をシフトする手
    段を有する装置。 4)特許請求の範囲1)に記載した装置に於て、前記シ
    フトの値を決定する手段が、複数個の前記係数に曲線を
    あてはめる手段を含み、該曲線のピークが前記値である
    装置。 5)特許請求の範囲4)に記載した装置に於て、前記複
    数個の係数が前記係数の内の最大値、及び該最大値に隣
    接する第1及び第2の係数を含んでいる装置。 6)作像装置で図の間の動きを補正する方法に於て、 第1及び第2の相異なる角度から物体の第1及び第2の
    図を収集し、 該第1及び第2の図の各々は少なくとも1つのM行N列
    の画像輝度データを持っており、 前記第1の図からの画像輝度データの第1のパターンを
    前記第2の図からの画像輝度データの対応する第2のパ
    ターンと比較して、その間の類似性に関する情報を含む
    係数を発生し、 該比較する工程は、前記第1及び第2のパターンの内の
    一方に複数個の位置へのシフトを加えて、該複数個の位
    置の各々で1つずつの複数個の係数を発生することを含
    み、前記複数個の係数に基づいて類似性の最大値が得ら
    れる様なシフトの値を決定する工程を含む方法。 7)特許請求の範囲6)に記載した方法に於て、前記比
    較する工程が、 前記第1の図の各行及び各列の1つにある各々の画素の
    輝度を加算して第1の1次元和配列を発生し、 前記第2の図の各行及び各列の1つにある各々の画素の
    輝度を加算して第2の1次元和配列を発生し、 前記第1及び第2の1次元和配列の対応する要素の輝度
    値を乗じて複数個の積を発生し、 該複数個の積を加算して前記係数を発生することを含む
    方法。 8)特許請求の範囲6)に記載した方法に於て、更に、
    前記シフトの値に関連する量だけ、前記第1及び第2の
    図の内の一方をシフトすることを含む方法。 9)特許請求の範囲6)に記載した方法に於て、前記シ
    フトの値を決定する工程が、複数個の前記係数に曲線を
    あてはめることを含み、該曲線のピークが前記値である
    方法。 10)特許請求の範囲9)に記載した方法に於て、前記
    複数個の係数が前記係数の内の最大値、並びに該最大値
    に隣接する第1及び第2の係数を含む方法。 11)作像装置で図の間の動きを補正する装置に於て、 物体を中心とする円上で物体の複数個のもとの図を収集
    すると共に貯蔵する手段を有し、 各々の前記もとの図はM行N列の画像輝度データを持っ
    ており、更に、 前記複数個のもとの図を逆投影して、それから前記物体
    を表わす3次元のデータの組を作る手段と、 該3次元のデータの組を再投影して複数個の基準図を作
    る手段とを有し、 各々の基準図は前記もとの図に対応するM行N列を持っ
    ており、 各々のもとの図は対応する基準図を持っており、更に、 第1のもとの図からの画像輝度の第1のパターンをその
    基準図からの画像輝度の第2のパターンと比較して、そ
    の間の類似性に関する情報を含む係数を発生する手段を
    有し、 該比較する手段は、前記第1のパターンに複数個の位置
    へのシフトを加えて、該複数個の位置の各々に1つずつ
    の複数個の係数を発生する手段を含んでおり、更に、 前記複数個の係数に関係して、前記類似性の最大値を生
    じる様なシフトの値を決定する手段を有する装置。 12)作像装置で図の間の動きを補正する方法に於て、 物体を中心とする円上で物体の複数個のもとの図を収集
    して貯蔵し、 各々のもとの図はM行N列の画像輝度データを持ってお
    り、 前記複数個のもとの図を逆投影して、それから前記物体
    を表わす3次元のデータの組を作り、前記3次元のデー
    タの組を再投影して複数個の基準図を作り、 各々の基準図はもとの図に対応するM行N列を持ってお
    り、 各々のもとの図は対応する基準図を持っており、もとの
    図からの画像輝度の第1のパターンをその基準図からの
    画像輝度の第2のパターンと比較して、その間の類似性
    に関する情報を持つ係数を発生し、 前記第1のパターンに複数個の位置へのシフトを加えて
    、該複数個の位置の各々に1つずつの複数個の係数を発
    生し、 該複数個の係数から、前記類似性の最大値を表わすシフ
    トの値を決定する工程を含む方法。
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