JPS6388124A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPS6388124A
JPS6388124A JP23284786A JP23284786A JPS6388124A JP S6388124 A JPS6388124 A JP S6388124A JP 23284786 A JP23284786 A JP 23284786A JP 23284786 A JP23284786 A JP 23284786A JP S6388124 A JPS6388124 A JP S6388124A
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antitumor agent
lower alkanoyl
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cells
agent according
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JP23284786A
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Takao Taki
滝 孝雄
Masanori Kuroyanagi
正典 黒柳
Akira Matsumoto
亮 松本
Seigo Fukushima
福島 清吾
Hiroshi Maeda
浩 前田
Makoto Sato
誠 佐藤
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Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗上鬼肌里立国 本発明は、下記、一般式(1) (ただし式中、Rt 、Rt 、Rzは水素原子または
低級アルカノイル基を示す)で表されるテルペノイドラ
クトン誘導体および下記、一般式〔II〕(ただし式中
、R4、Rsは水素原子または低級アルカノイル基を示
す)で表されるテルペノイドラクトン誘導体からなる群
より選ばれた1種または2種以上のテルペノイドラクト
ンjA 4体を有効成分として含有する抗腫瘍剤に関す
る。
孤來鬼及± 従来より、キッネノマゴ科植物に屈する一年生草本であ
る穿心蓮(センシンレン;アンドロゲラ、 フィスーバ
ニクラタ◆ニース^ndrographis pan−
iculata Nees)の葉や全草に、下記式(I
II)で示されるアンドログラフオリド(Androg
rapholide)  (以下、AP−1という)や
下記式(IV)で示されるアンドログラフオリドのデオ
キシ誘導体(以下、AP−2という)等のテルペノイド
ラクトン化合物が含有されていることが知られている(
「生薬大事典J 1516頁、1985年10月り海化
学技術出版社、小学館編)。
これらのテルペノイドラクトン化合物は、一般に抗炎症
、抗菌作用を有する生薬として利用されており、その毒
性もマウスに毎日0 、 5 g/kgずつ10日間内
服させても何らの異常も見られないものである。
皿迂点玉Jロヒ[ゑ力lざど4反 本発明者らは、穿心蓮よりの抽出物について、鋭意研究
した結果、意外にもAP−LおよびAP−2のこれらの
化合物がいずれもLl瘍細胞に対する増殖阻害および分
化誘専作用を有することを見出した。
さらにこれらの化合物のl1ffi!細胞増殖阻害につ
いて、より良好な誘導体について研究した。
本発明者らは、さらに研究の結果、AP−1、およびA
P−2を不活性溶媒中で低級脂肪酸を反応せしめてアシ
ル誘導体として得られた一般式〔(ただし式中、R1、
Rt 、Rsは水素原子または低級アルカノイル基を示
すが、少なくとも1つは低級アルカノイル基を示す)で
表されるテルペノイドラクトン誘導体および下記、一般
式(Vl)(ただし式中、Rq、Rt。は水素原子また
は低級アルカノイル基を示すが、少なくとも1つは低級
アルカノイル基を示す)で表されるテルペノイドラクト
ン誘導体が、単独またはこれらの併用において、低毒性
で、低濃度で腫m細胞に対する増殖阻害を示し、有用な
抗腫瘍剤であることを見出した。
本発明は、上記の知見に基づいて完成されたも(ただし
式中、R+ 、Rz 、R3は前記と同し意味を示す)
で表されるテルペノイドラクトン誘導体および下記、一
般式(II) (ただし式中、R4、R7は前記と同し意味を示す)で
表されるテルペノイドラクトン誘導体からなる群より選
ばれた1種まjコは2種以上のテルペノイドラクトンi
A K体を有効成分として含有する抗腫瘍剤である。
まず本発明の対象物であり、また原料として使用される
AP−1、AP−2は、いずれも公知化合物であり、公
知の方法により穿心蓮からメタノール、ブタノールや酢
酸エチルで抽出し、カラムクロマトグラフィーにて分画
、精製して得ればよい。
フいてこれらのAP−1AP−2をアシル化する場合、
アシル化に当り使用される低級脂肪酸としては酢酸、プ
ロピオン酸、ブタン酸、ペンタン酸の炭素数2〜5の脂
肪酸が挙げられ、必要に応じて、脱水縮合剤例えばジヘ
キシル力ルポジイミドやモレキュラーシーブの存在下で
のアシル化、またはこれらはその反応性誘導体としての
低級脂肪酸のアシル化剤、例えば酸ハロゲン化物、活性
エステル、酸無水物として使用してもよい。これらのア
シル化剤は、常法にて合成してもよく、または市販のア
シル化剤であってもよい。
さらにAP−1,、AP−2をアシル化するに当たって
、不活性溶媒を用いるが、使用される不活性溶媒として
は反応を阻害するものでなければすべて使用できるもの
で、例えばアシル化に使用される低級脂肪酸自体を溶媒
として使用してもよく、またメチレンクロライド、エチ
レンクロライド、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、
ピリジンまたはこれらの混合溶媒等を使用してもよい、
さらに反応にあたり、AP−1、AP−2と低級脂肪酸
と使用比率としては、AP−1の有する工ないし3の水
酸基、AP−2の存する工ないし2の水酸基に対して、
目的とするテルペノイドラクトンのアシル誘導体のアル
カノイル基を勘案して適宜使用量を調整すればよく、少
なくとも1つのアルカノイル基を導入するに、AP−1
、AP−2の1モルに対して等モル以上の低級脂肪酸を
アシル化剤として使用すればよい。さらに反応は、通常
低温または室温で進行するが、反応速度が遅い場合は加
温してもよく、反応時間は試薬の使用量、反応温度等に
より異なるが一般には1〜30特間程度である。
このようにして一般式(V)で表される、R4、R7ま
たはR3の少なくとも1つが低級アルカノイル基で示さ
れるアシル誘導体、および一般式(Vl)で表される、
R9またはRIGの少なくとも1つが低級アルカノイル
基で示されるアシルm1体が得られる。さらにこのアシ
ル誘導体(テルペノイドラクトンアシル誘導体ともいう
)は、例えばクロロホルム抽出し、乾燥後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて精製し、再結晶して精製さ
れた目的とするテルペノイドラクトンアシル導体を得る
.またこれらのテルペノイドラクトンアシル誘導体は、
マウスに4mgを腹腔内投与してもいずれも死亡例はみ
られないものであった。
さらにその投与形態としては、常法に従って種々の剤型
にとして製剤化、例えば、カプセル剤、錠剤、坐剤、注
射剤等適宜な製剤として経口または非経口的に投与すれ
ばよく、例えばテルペノイドラクトンアシル誘導体の一
定量を澱粉、乳糖、微結晶セルロース、デキストリン、
シクロデキストリノ等の賦形剤、ステアリン酸マグネシ
ウムやステアリン酸カルシウム等の滑沢剤とともに混和
後カプセル充填してなるカプセル剤、賦形剤、滑沢剤、
水、エタノール、アラビアゴム、ゼラチン液、ブドウ専
ノ9液等の結合剤、炭酸カルシウム等の崩壊剤等を均一
に混和して顆粒となし、これをカプセル充填してなるカ
プセル剤、またこのような顆粒を打錠成形してなる錠剤
、落花生油、ナタネ。
油、オリーブ油、カカオ脂、ヒマシ油や牛脂、スクワラ
ン、羊毛脂またはそれらの水素添加物等の動植物油脂類
、ワセリン、パラフィンやシリコーン油等の鉱物油脂l
a、その他ロウ類の高級脂肪酸エステル、高級脂肪族ア
ルコールやワックス等に溶解または分散してカプセル充
填した製剤や上記の坐剤基剤に溶解または分散して坐剤
とした製剤、動植物油脂類とと゛もに無菌注射用蒸留水
、低級アルコール、HLB 10以上の非イオン系界面
活性剤を適宜選択使用して分散または可溶化してなる無
菌注射剤等、その他、マイクロカプセル製剤やコレステ
ロール−レシチン等リン脂質を用いてなるリボゾーム製
剤としてもよく、特にテルペノイドラクトンアシルF”
1体のりポゾーム製剤はりボゾーム化しないものにくら
べて約2倍の増殖抑制効果を示すものであり、さらに必
要に応じて防腐剤、安定化剤、香料、その他の製剤上通
常使用されている添加剤を適宜選択使用すればよい。
さらに製剤において、テルペノイドラクトンアシル誘専
体は、通常成人1日当り1日0.1〜1o o Qmg
程度の投与量を、1〜3回程度投与するものとして調整
すればよい。
光夙五立亙肱來 Ll瘍細胞に対する分化銹4作用 以下に、AP−1、およびAP−2を用いて、マウス骨
髄性白血病惑受性株Ml−T22のポリスチレンラテッ
クス粒子の取込みによる貧食能(PhagocyLos
is)を指標とする未分化細胞に対する分化誘導効果を
測定し、分化誘導効果による抗腫瘍性能を有するもので
あることを確認した。
まず、細胞(Ml−T22)の2〜3X10’個/ml
含有細胞懸濁液2mlに、AP−1、およびAP−2の
エタノール溶液を加えて各々10μg/ w l f1
度とし1.37℃、5%co2条件下インキュベーター
にて2日間培養した。
なお、ポジイティブ・コントロールとしてデキサメサゾ
ン10−’M、コンジショネイテフド・メヂウムを用い
、ネガティブ・コントロールとしてエタノール20.c
+1を用いた。
培養後、細胞を1O−1遠心管に移し、この際−部を細
胞数計測用とし、残りを10QOrpL1で5分間遠心
分離した1分離後、上滑を除き無血清のMEM培地を加
えて再び細胞を懸濁し、2μm/ml (培地当り)の
濃度でポリスチレンラテックス粒子(直径1.0μm、
ダウ・ケミカル社製)を加えて攪拌した後、再びCO□
インキュベーター中で4時間培養した。
培養後、細胞外のラテックス粒子を除去するためにPB
Sで4回洗浄(遠心分離して上清を除去)し、最後の遠
心で遠心管の底に沈澱したベレットをスライドグラスに
1部落とし、これに0. 5%エオシン液1滴を加え、
カバーグラスをのせて顕微鏡で観察し、以下の式により
貧食能を求めた貧食能(%)=a/bX100 a;細胞1個当りラテックス粒子を5個以上貧食したも
のの数、 b;全細胞数(300個以上)、 ただしa、bはいずれも生細胞(エオシンに染色しない
もの)について行った。
その結果は第1表に示す。
第1表 以上の結果、Ml−722に対する貧食能は、AP−1
よりAP−2の方が優れており、またMl−722に対
する細胞増殖抑制効果はAP−2よりAP−1の方がイ
されているものであることが明らかである。
腫瘍細胞に対する増殖抑制作用 上記の培養条件における無血清MEM培地の代わりに血
清を添加したMEM培地を用い、以下下記の細胞を用い
て細胞増殖抑制効果について行った。
各種のl11m細胞に対する細胞増殖抑制作用を検討し
た結果、第1〜6図に示す通りであった。
■AP−1の各濃度(2,5μg/l;第1図中−−−
で示す、1.25μg/ml;第1図中−へ−で示す、
0.625μg/ml;第1図中−ローで示す)におけ
るヒト急性前骨髄性白血病細胞Hし−60に対する細胞
増殖抑制効果を測定した。
対照として、エタノール(20μl;第1図中−・−で
示す)を用いた。
その結果を第2表に示す。
またこの結果を第1図に示す。
第2表(細胞数:X10’) ■さらに、AP−1の各濃度(2,5μg/閑1.1.
25μg/ml、0.625μg/翔l)におけるヒト
胃癌細胞KATO−I11に対する細胞増殖抑制作用を
測定した。対照として、エタノール(20μl)を用い
た。
その結果を第3表に示す。
またこの結果を第2図に示す(図中記号は、第1図と同
じ意味を示す)。
第3表(細胞数:X10’) ■AP−2の各濃度(20μg/ml ;第3図中−■
−で示す、10μg/ml;第3図中−ムーで示す、5
μg/ml;第3図中−ローで示す)におけるヒト急性
前骨髄性白血病細胞HL−60に対する細胞増殖抑制作
用を測定した。対照として、エタノール(20μl;第
3図中−・−で示す)を用いた。
その結果を第4表に示す。
またこの結果を第3図に示す。
第4表(細胞数:X10’) ■さらに、AP−2の各濃度(2011g /ml  
10μg/111!、5μg/ml)におけるヒト胃癌
細胞KATO−mに対する細胞増殖抑制作用を測定した
。対照として、エタノール(20μm)を用いた。
その結果を第5表に示す。
またこの結果を第4図に示す(図中記号は、第3図と同
じ意味を示す)。
第5表(細胞数:X10’) さらに、後述参考例で得られたテルペノイドラクトンア
シルm11体iR+ 、Rt 、Rzがアセチル基の場
合AP−1−Ac−aにて示し、Rtが水素原子、R1
、R2がアセチル基の場合AP−1−Ac−bにて示し
、Ra −Rsがアセチル基の場合AP−2−Acにて
示す各化合物を用いて、細胞増殖抑制効果を測定し、そ
の結果を図示した。
■第5図は、AP−1−Ac−a (0,2μg/ml
;−△−) 、AP−1−Ac−b (1,25μg/
ml; −0−) 、AP−2−Ac  (2,0μg
/m1H−〇−) 、AP−1−Ac−a (0,4μ
g/m1H−X−)を用い、さらに対照としてエタノー
ル(−・−)を用いて、ヒト急性前骨髄性白血病細胞H
L−60を対象とした細胞増殖抑制の結果である。
■第6図は、AP−1−Ac−a (0,05μg/ 
m l )とAP−2−Ac (0,25μg7’@l
)との併用(−△−) 、AP−1−Ac−a  <0
. 2μs /at)とAP−2−Ac (1,0μg
/+++l)との併用(−0−)を用い、さらに対照と
してエタノール(−・−)を用いて、ヒト急性前骨髄性
白血病細胞HL−60を対象とした細胞増殖抑制の結果
である。
以上の結果、本発明のテルペノイドラクトンアシル誘導
体は、単独または併用により、優れた細胞増殖抑制作用
および分化誘導作用を示すもので、これらのことから抗
腫瘍剤として有用であることが判明した。
大嵐斑 次いで本発明の実施例および参考例を挙げて具体的に述
べるが、本発明は何らこれらにより限定されるものでは
ない。
実施例1 AP−1の100部、バレイ93フフ1フ150部、ス
テアリン酸マグネシウム2部をは(ri機でよく混和し
た後、1号ゼラチンハードカプセルに253mgを充填
した。
実施例2 AP−2の150部、バレイショデンプン100部、ス
テアリン酸マグネシウム2部を措潰機でよく混和した後
、1号ゼラチンハードカプセルに25 Qmgを充填し
た。
実施例3 AP  I−Ac−aの25部、バレイショデンプン2
25部、ステアリン酸マグネシウム2部を襠潰機でよく
混和した後、1号ゼラチンハードカプセルに250mg
を充填した。
実施例4 AP−1−Ac−bの40部、バレイショデンプン21
0部、ステアリン酸マグネシウム2部を播潰機でよく混
和した後、1号ゼラチンハードカプセルに250mgを
充填した。
実施例5 AP−2−Ac80部、バレイショデンブン170部、
ステアリン酸マグネシウム2部を播潰機でよく混和した
後、1号ゼラチンハードカプセルに250mgを充填し
た。
実施例6 AP  I−Ac−aの12.5部、AP−2−Ac4
0部、バレイショデンプン197部、ステアリン酸マグ
ネシウム2部を措潰機でよく混和した後、1号ゼラチン
ハードカプセルに25 Qmgを充填した。
実施例7 ライテップゾールH−15の加温融解物に、APIAc
−aを加えて12.5mg/ml濃度に調整し、次いで
これを直腸坐剤用金型に注入し、冷却して坐剤を得た。
実施例8 ライテップゾールH−15の加温融解物に、AP−1−
Ac−bを加えて20 mg/ml濃度に調整し、次い
でこれを直腸坐剤用金型に注入し、冷却して坐剤を得た
実施例9 ライテンプゾールH−15の加温融解物に、AP−2−
Acを加えて40 mg/m+濃度に調整し、次いでこ
れを直腸坐剤用金型に注入し、冷却して坐剤を得た。
参考例1 乾燥した穿心蓮の地上部2Kgを25Lのメタノールで
4時間還流抽出し、得られたメタノール溶液を濃縮した
後、水に注入して懸濁し、酢酸エチルで抽出して酢酸エ
チル層を回収した。
回収酢酸エチル層を72 jiii後、その150gを
、シリカゲル(1,5Kg)を用いたカラムクロマトグ
ラフィーを行った。溶出溶液として、1%メタノールを
含むクロロホルム溶液を用いて溶出し、順次メタノール
濃度を増加した。2%メタノール濃度から、AP−2が
まず溶出され、次いでAP−1が溶出された。これらの
溶出液から、各々5gのAP−2,40gのAP−1を
得た。
参考例2 AP−1(750mg)を酢酸4mlに加え、20時間
還流し、反応後水中に注ぎクロロホルムを加えて抽出し
た。クロロホルム溶液に、無水硫酸ナトリウムを加えて
乾燥した後、クロロホルムを留去して油状物を得た0次
いでこれを、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製してAP−1−Ac−aとAP−1−Ac−bと
を単離した。
APIAc−aはn−ヘキサン−酢酸エチルで再結晶化
して、無色針状結晶140mgを得た。
融点133−134℃ MS  m/Z ; 416  (M’ −AcOH)
356  (416−AcOH) 296  (356−AcOH) ”C−NMR(CDCIs) ; c−1:  37.1   c−tz  24.7−2
:  25.2   −12=150.0−3:  7
9.6   −13124.1−4:   41.3 
   −14:   67.8−5F   55.3 
   −tsニア1.5−6:   24.3    
−16:170.8−7:   37.9    −1
7:108.8−8146.6    −18:   
22.7−1  55.9    −19 :  64
.6−to:   39.0    −2o:   1
4.5CO:170.8、170x2 CH,:20. 6.21.0.21.1これらの理化
学性質から以下の構造であると認またAPI−Ac−b
も、n−ヘキサン−酢酸エチルで再結晶化して、無色針
状結晶150mgを得た。
融点218−220℃ MS   m/Z ;  374  (M’  −Ac
Ol()356  (374−H,O) 3 1 4  (374−Ac0H) ”CNMR(CDCI3); C−1:   37.0    C−11:   24
.6−2:   24.6    −12148.3−
3:   79.9    −13128゜ 2−4:
   41.3     −t  4 :66.0−5
:   55.3     −ts:   74.4−
5:   24.6    −16:170.9−7:
   37.9     −17  : 108.9−
8:146.4    −t  8 :22.6−9:
   56.0     −i  9 :   64.
6−10:   39.0    −2o:   14
.5CO:170. 6x2 CHz:21.  Ox2 これらの理化学性質から以下の構造であると認められる
さらにAP−2(200mg)を、過剰での無水酢酸含
有ピリジン溶i&5+I11に加えてアセチル化した後
、n−ヘキサン−酢酸エチルで再結晶化してAP−2−
Ac 120mgを得た。
融点125−126℃ 13CNMR(CDCI3); C−1:  36.9   c−it:  21.9−
1 24.9   −12= 24.4−3:  79
.9   −13:134.5−4:  41.3  
 −t4:t44.t−5:  55.4   −15
:  70.1−6:  24.3   −16:17
4.1−’7:  38.3   −17:107.5
−8:146.6   −1s:  22.6−9: 
 56.0   −i9:  64.6−to:   
39.2     −20:   14.6CO: 1
70.4、170.7 CHs:21.0、21.1 これらの理化学性質から以下の構造であると認められる
【図面の簡単な説明】
第1図はAP−1によるヒト急性前骨髄性白血病細胞1
−I L −60を対象とした細胞増殖抑制曲線を示し
、第2図はAP−1によるヒト胃癌細胞KATO−II
Iを対象とした細胞増殖抑制曲線を示し、第3図はAP
−2によるヒト急性前骨髄性白皿病細胞II L −6
0を対象とした細胞増殖抑制曲線を示し、第4図はAP
−2によるヒト胃癌細胞KATO−IIIを対象とした
細胞増殖抑制曲線を示し、第5図はAP−1−Ac−a
、 AP−1−Ac−b、AP−2−ACの単独による
ヒト急性前骨髄性白血病細胞HL−60を対象とした細
胞増殖抑制曲線を示し、第6図はAPIAc−aとAP
−2−Acとの併用によるヒト急性前骨髄性白血病細胞
HL−60を対象とした細胞増殖抑制曲線を示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (ただし式中、R_1、R_2、R_3は水素原子また
    は低級アルカノイル基を示す)で表されるテルペノイド
    ラクトン誘導体および下記、一般式〔II〕▲数式、化学
    式、表等があります▼〔II〕 (ただし式中、R_4、R_5は水素原子または低級ア
    ルカノイル基を示す)で表されるテルペノイドラクトン
    誘導体からなる群より選ばれた1種または2種以上のテ
    ルペノイドラクトン誘導体を有効成分として含有する抗
    腫瘍剤。
  2. (2)一般式〔 I 〕におけるR_1、R_2、R_3
    が、水素原子である特許請求の範囲第1項記載の抗腫瘍
    剤。
  3. (3)一般式〔 I 〕におけるR_1、R_2、R_3
    が、低級アルカノイル基である特許請求の範囲第1項記
    載の抗腫瘍剤。
  4. (4)低級アルカノイル基がアセチル基である特許請求
    の範囲第3項記載の抗腫瘍剤。
  5. (5)一般式〔 I 〕におけるR_1が水素原子、R_
    2、R_3が低級アルカノイル基である特許請求の範囲
    第1項記載の抗腫瘍剤。
  6. (6)低級アルカノイル基がアセチル基である特許請求
    の範囲第5項記載の抗腫瘍剤。
  7. (7)一般式〔II〕におけるR_4、R_5が、水素原
    子である特許請求の範囲第1項記載の抗腫瘍剤。
  8. (8)一般式〔II〕におけるR_4、R_5が、低級ア
    ルカノイル基である特許請求の範囲第1項記載の抗腫瘍
    剤。
  9. (9)低級アルカノイル基がアセチル基である特許請求
    の範囲第8項記載の抗腫瘍剤。
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