JPS6387873A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPS6387873A
JPS6387873A JP61231131A JP23113186A JPS6387873A JP S6387873 A JPS6387873 A JP S6387873A JP 61231131 A JP61231131 A JP 61231131A JP 23113186 A JP23113186 A JP 23113186A JP S6387873 A JPS6387873 A JP S6387873A
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JP
Japan
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scanning
circuit
vertical
vertical scanning
line
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Pending
Application number
JP61231131A
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English (en)
Inventor
Shigeki Nishizawa
重喜 西澤
Tetsuro Izawa
哲朗 伊沢
Toshiki Suzuki
鈴木 敏樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、固体撮像装置に関するもので、例えば、超
スロースキャンによる撮影を可能にした固体撮像装置に
利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、フォトダイオードとスイッチM O5FET
との組み合わせからなる固体撮像装置が公知である。こ
のような固体撮像装置に関しては、例えば特開昭56−
152382号公報がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記固体撮像装置により、超スロースキャンによ、り撮
影を行うと、暗電流により映像信号が飽和してしまうた
め映像信号が得られない。このため、固体撮像装置を用
いた場合には、フィルム撮影におけるコマ落とし等と同
様な超スロースキャンによる撮影ができない。そこで、
上記固体撮像装置からの映像信号をいったん画像メモリ
に蓄積して、上記コマ落としと同様な画像処理によって
等価的に超スロースキャンによる映像信号を得ることが
できる。しかしながら、この場合には、画像メモリ等の
信号処理回路が必要なってシステムが大型化する。
この発明の目的は、超スロースキャンによる撮影を可能
にした固体撮像装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、二次元状に配列された複数個の画素セルの信
号を時系列的に出力させる第1の走査回路と、上記第1
の走査回路による垂直走査方向の選択アドレスと独立し
たアドレスにより垂直走査方向の選択動作を行う第2の
走査回路とを含む固体撮像回路を用い、上記第1の走査
回路における垂直走査周期を通常の垂直走査周期に比べ
て十分長い周期により行わせるとともに、上記第1の走
査回路における垂直走査に先行させて第2の走査回路の
垂直走査を実行させるものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば、先行する垂直走査によって暗電
流による画素セルの飽和をリセットすることによって、
この先行する垂直走査と実際の読み出しを行う垂直走査
との時間差が画素セルの蓄積時間となり、超スロースキ
ャンによる撮影が可能となる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係る固体撮像装置に用いられ、
その感度を可変にすることができるTSL (Tran
sversalSignal Line )方式のMO
3型固体撮像回路の一実施例の要部回路図が示されてい
る。同図の各回路素子は、公知の半導体集積回路の製造
技術によって、特に制限されないが、単結晶シリンコン
のような1個の半導体基板上において形成される。同図
における主要な回路ブロックは、半導体チップ上の実際
の幾何学的な配置に合わせて描かれている。
画素アレイPDは、4行、2列分が代表として例示的に
示されている。但し、図面が複雑化されてしまうのを防
ぐために、上記4行分のうち、2行分の画素セルに対し
てのみ回路記号が付加されている。1つの画素セルは、
フォトダイオードD1と垂直走査線VLIにそのゲート
が結合されたスイン+Mo S F ETQ 1 ト、
水平走査1HL1にそのゲートが結合されたスイッチM
O3FETQ2の直列回路から構成される。上記フォト
ダイオードD1及びスイッチMO3FETQ1.Q2か
らなる画素セルと同じ行(水平方向)に配置される他の
同様な画素セル(D2.Q3.Q4)等の出力ノードは
、同図において横方向に延長される水平信号VAH81
に結合される。他の行についても上記同様な画素セルが
同様に結合される。
例示的に示されている水平走査線HLIは、同図におい
て縦方向に延長され、同じ列に配置される画素セルのス
イッチMO3FETQ2.Q6等のゲートに共通に結合
される。他の列に配置される画素セルも上記同様に対応
する水平走査線HL2等に結合される。
この実施例では、上記画素アレイを構成する水平信号線
H3IないしH34等の両端に、それぞれスイッチMO
3FETQ8、Q9及びQ26、Q2Bが設けられる。
右端側に配置される上記スイッチMO3FETQ8、Q
9は、上記水平信号線H5I、H32をそれぞれ縦方向
に延長される出力線VSに結合させる。この出力線VS
は、端子Sに結合され、この端子Sを介して外部に設け
られるプリアンプの入力に読み出し信号が伝えられる。
また、左端側に配置される上記スイッチMO3FETQ
26、Q28は、上記水平信号線H3l、H32をそれ
ぞれ縦方向に延長されるダミー(リセット)出力線D 
V Sに結合させる。この出力線DVSは、特に制限さ
れないが、端子RVに結合され、必要なら上記ダミー出
力線DVSの信号を外部に送出できるようにしている。
この実施例では、特に制限されないが、上記各行の水平
信号線H3IないしH34には、端子RPから水平帰線
期間において供給されるリセット信号によってオン状態
にされるスイッチMO3FETQ27、Q29等が設け
られる。これらのMO3FETQ27、Q29等のオン
状態によって、上記端子RVからダミー出力線DVSを
介して一定のバイアス電圧が各水平信号線H3Iないし
H84に与えられる。上記のようなリセット用MO3F
ETQ27、Q29等が設けられる理由は、次の通りで
ある。上記水平信号線H3IないしH84に結合される
スイッチMO3FETのドレイン等の半導体領域も感光
性を持つことがあり、このような寄生フォトダイオード
により形成される偽信号(スメア、ブルーミング)が、
非選択時にフローティング状態にされる水平信号線に蓄
積される。そこでこの実施例では、上述のように水平3
r6線期間を利用して、全ての水平信号線H81ないし
H34を所定のバイアス電圧VBにリセットするもので
ある。これにより、選択される水平信号線に関しては、
常に上記偽信号をリセットした状態から画素信号を取り
出すものであるため、出力される画像信号に含止れる偽
信号を大幅に低減できる。なお、上記偽信号(スメア、
ブルーミング)に関しては、例えば、特開昭57−17
276号公報に詳細に述べられている。
上記水平走査線HLIないしHL 2等には、水平シフ
トレジスタH3Rにより形成された水平走査信号が供給
される。
上記画素アレイPDにおける垂直選択動作(水平走査動
作)を行う走査回路は、次の各回路により構成される。
この実施例では、上記画素アレイPDの水平信号uH3
1ないしH34等の両端に、一対のスイッチMO3FE
TQ8、Q9等及びスイッチMO3FETQ26、Q2
B等が設けられることに対応して一対の走査回路が設け
られる。
この実施例では、産業用途にも適用可能とするため、イ
ンクレースモードの他に選択的な2行同時走査、ノンイ
ンタレースモードでの走査を可能にしている。画素アレ
イPDの右側には、次のような走査回路が設けられる。
垂直シフトレジスタVSRは、読み出し用に用いられる
出力信号Sv1、SV2等を形成する。これらの出力信
号Sv1、SV2等は、インクレースゲート回路ITG
及び駆動回路VDを介して上記垂直走査′gAVL1な
いしVL4及びスイッチMO3FETQ8.Q9等のゲ
ートに供給される。
上記インクレースゲート回路ITGは、インタレースモ
ードでの垂直選択動作(水平走査動作)を行うため、第
1 (奇数)フィールドでは、垂直走査%1VL1ない
しVL4には、隣接する垂直走査&1VL1、VL2と
VL3の組み合わせで同時選択される。すなわち、奇数
フィールド信号FAによって制御されるスイッチMO3
FETQI 8により、垂直シフトレジスタVSRの出
力信号SV1は、水平信号線H3Iを選択する垂直走査
線VLIに出力される。同様に、信号FAによって制御
されるスイッチMO3FETQ20とQ22によって、
垂直シフトレジスタVSRの出力信号SV2は、水平信
号線H32とH33を同時選択するよう垂直走査線VL
2とVL3に出力される。
以下同様な順序の組み合わせからなる一対の水平信号線
の選択信号が形成される。
また、第2(偶数)フィールドでは、垂直走査線VLI
ないしVL4には、隣接する垂直走査線VLIとVL2
及びVL3とVL4(7)1.11み合わせて同時選択
される。すなわち、偶数フィールド信号FBによって制
御されるスイッチMOS F ETQ19とQ21によ
り、垂直シフトレジスタ■sRの出力信号SVtは、水
平信号線H3IとHS2を選択する垂直走査線VLIと
VL2に出力される、同様に、信号FBによって制御さ
れるスイン+MO3FETQ23とQ25によッテ、垂
直シフトレジスタVSRの出力信号SV2は、水平信号
線H33とH34を同時選択するよう垂直走査NIAV
L3とVL4に出力される。以下同様な順序の組み合わ
せからなる一対の水平信号線の選択信号が形成される。
上記のようなインクレースゲート回路ITGと、次の駆
動回路DVとによって、以下に説明するような複数種類
の水平走査動作が実現される。
上記1つの垂直走査線VLIに対応されたインクレース
ゲート回路ITGからの出力信号は、スイッチMO3F
ETQI 4とQl5のゲートに供給される。これらの
スイッチMO3FETQ14とQl5の共通化されたド
レイン電極は、端子■3に結合される。上記スイッチM
O3FETQI4は、端子v3から供給される信号を上
記垂直走査線VLIに供給する。また、スイッチMO3
FETQ15は、上記端子■3から供給される。信号を
水平信号線H3Iを出力線VSに結合されるスイッチM
O3FFT0.8のゲートに供給される。
また、出力信号のハイレベルがスイッチMO3FETQ
14、Ql5によるしきい値電圧分だけ低下してしまう
のを防止するため、特に制限されないが、MO3FET
Q14のゲートと、M OS FETQ15の出力側(
ソース側)との間にキャパシタC1が設けられる。これ
によって、インタレースゲート回路ITGからの出力信
号がハイレベルにされるとき、端子■3の電位をロウレ
ベルにしておいてキャパシタC1にプリチャージを行う
この後、端子v3の電位をハイレベルにすると、キャパ
シタC1によるブートストラップ作用によって上記MO
3FETQI 4及びQl5のゲート電圧を昇圧させる
ことができる。
上記垂直走査vAVL1に隣接する垂直走査線■L2に
対応されたインタレースゲート回路ITGからの出力信
号は、スイッチMO3FETQ16とQl7のゲートに
供給される。これらのスイッチMO3FETQI 6と
Ql 7(7)共通化されたドレイン電極は、端子v4
に結合される。上記スイッチMO3FETQI 6は、
端子■4から供給される信号を上記垂直走査線VL2に
供給する。また、スイッチMO3FETQI 7は、上
記端子V4から供給される信号を水平信号線H32を出
力線vSに結合されるスイッチMOS F ETQ 9
のゲートに供給される。また、出力信号のハイレベルが
スイッチMO3FETQI 6、Ql7によるしきい値
電圧分だけ低下してしまうのを防止するため、特に制限
されないが、MO3FETQI 6のゲートと、MO3
FETQ17の出力側(ソース側)との間にキャパシタ
C2が設けられる。これによって、上記同様なタイミン
グで端子v4の電位を変化させることによりキャパシタ
C2によるブートストラップ作用によって上記MO3F
ETQ16及びQl7のゲート電圧を昇圧させることが
できる。
上記端子V3は、奇数番目の垂直走査線(水平信号線)
に対応した駆動用のスイッチMO3FETに対して共通
に設けられ、端子v4は偶数番目の垂直走査線(水平信
号線)に対して共通に設けられる。
以上のことから理解されるように、端子■3とv4に択
一的にタイミング信号を供給すること及び上記インタレ
ースゲート回路ITGによる2行同時選択動作との組み
合わせによって、インタレースモードによる読み出し動
作が可能になる。例えば、奇数フィールドFAのとき、
端子v4をロウレベルにしておいて、端子V3に上記垂
直シフトレジスタVSRの動作と同期したタイミング信
号を供給することによって、垂直走査線(水平信号vA
)をVLI  (H3I)、VL3 (H33)(7)
順に選択することができる。また、偶数フィールドFB
のとき、端子v3をロウレベルにしておいて、端子■4
に上記垂直シフトレジスタVSRの動作と同期したタイ
ミング信号を供給することによって、垂直走査線(水平
信号線)をVL2(HS2) 、VL4 (H34)の
順に選択することができる。
一方、上記端子V3とv4を同時に上記同様にハイレベ
ルにすれば、上記インクレースゲート回路ITGからの
出力信号に応じて、2行同時走査を行うことができる。
この場合、上記のように2つのフィールド信号FAとF
Bによる2つの画面毎に出力される2つの行の組み合わ
せが1行分上下にシフトされるることにより、空間的重
心の上下シフト、言い換えるならば、等価的なインタレ
ースモードが実現される。
さらに、例えばFB(8号のみをハイレベルにして、1
つの垂直走査タイミングで、水平シフトレジスタH3R
を2回動作させて、それに同期して端子v3と■4をハ
イレベルにさせることによって、VLI、VL、2.V
L3.VL4の順のようにノンインタレースモードでの
選択動作を実現できる。この場合、より高画質とするた
めに、水平シフトレジスタH3R及び垂直シフトレジス
タ■SRに供給されるクロックが2倍の周波数にされる
ことが望ましい、すなわち、端子H1とH2及び端子V
1とv2から水平シフトレジスタH3R及び垂直シフト
レジスタVSRに供給されるクロック信号の周波数を2
倍の高い周波数にすることによって、1秒間に60枚の
画像をノンインタレース方式により読み出すことができ
る。なお、端子HIN及びVINは、上記シフトレジス
タH3R,VSRによってそれぞれシフトされる入力信
号を供給する端子であり、入力信号が供給された時点か
らシフトレジスタのシフトが開始される。
このため、上記インタレースゲート回路ITG及び入力
端子V3.V4に供給される入力信号の組み合わせによ
って、上記2行同時読み出し、インタレース走査、ノン
インタレース走査等を行う場合には、出力信号の垂直方
向の上下関係が逆転せぬよう、上記シフトレジスタVS
Rの入力信号の供給の際にタイミング的な配慮が必要で
ある。
また、上記各垂直走査線VLI及びそれに対応したスイ
ッチMO3FETQ8のゲートと回路の接地電位点との
間には、リセット用MOS F ETQIOとQllが
設けられる。これらのリセット用MO3FETQI O
とQllは、他の垂直走査線及びスイッチMOS F 
ETに対応して設けられるリセット用MO3FETと共
通に端子■2から供給されるクロック信号を受けて、上
記選択状態の垂直走査線及びスイッチMOS F ET
のゲート電位を高速にロウレベルに引き抜くものである
この実施例では、感度可変機能を付加するために、感度
制御用の垂直シフトレジスタV S RE。
インタレースゲート回路ITGE及び駆動回路DVEが
設けられる。これらの感度制御用の各回路は、特に制限
されないが、上記画素アレイPDに対して、左側に配置
される。これらの垂直シフトレジスタVSRE、インタ
レースゲート回路fTG及び駆動回路DVEは、上記読
み出し用の垂直シフトレジスタVSR,インタレースゲ
ート回路ITG及び駆動回路DVと同様な回路により構
成される。端子VIEないしV4E及びVINE並びに
FAE、ABEからそれぞれ上記同様なタイミング信号
が供給される。この場合、上記読み出し用の垂直シフト
レジスタVSRと上記感度可変用の垂直シフトレジスタ
VSREとを同期したタイミングでのシフト動作を行わ
せるため、特に制限されないが、端子vIEとVl及び
V2EとV2には、同じクロック信号が供給される。し
たがって、上記端子VIEと■1及びV2Eとv2とは
、内部回路により共通化するものであってもよい、上記
のように独自の端子VIE及びV2Eを設けた理由は、
この固体撮像装置を手動絞りや従来の機械的絞り機能を
持つテレビジョンカメラに適用可能にするためのもので
ある。このように感度可変動作を行わない場合、上記端
子VIE及びV2Bを回路の接地電位のようなロウレベ
ルにすること等によって、上記垂直シフトレジスタvS
REの無駄な消費電力の発生をおさえるよう配慮されて
いる。
第2図には、上記固体撮像回路を用いた、超スロースキ
ャンによる撮影を可能にした固体描像装置の一実施例の
ブロック図が示されている。
固体撮像装置MIDは、上記第1図に示したような感度
可変機能を持つものである。この実施例では、超スロー
スキャンによる撮影を可能にするため、駆動回路により
形成される垂直走査タイミング信号VIN及び■1の周
期は、上記60Hz又は30Hzのような比較的短い周
期から、例えばIHz等のような長い周期を持つように
切り換えられ機能を持つ。上記固体撮像装置MIDから
出力される読み出し信号は、プリアンプによって増幅さ
れる。この増幅信号Voutは、一方において図示しな
い信号処理回路に供給され、例えばテレビジョン用の画
像信号とされる。上記増幅信号Voutは、他方におい
て自動絞り制御用に利用される。すなわち、上記増幅信
号Voutは、ロウバスフィルタLPFに供給され、そ
の平均的な信号レベルに変換される。この信号は、特に
制限されないが、検波回路DETに供給され、ここで直
流信号化される。感度制御回路は、上記検波回路DET
の出力信号を受けて、所望の絞り量とを比較して、最適
絞り量に対応した制御信号を形成する。
すなわち、感度制御回路は、固体撮像装置MIDに前述
のような走査タイミングを制御するクロック信号を供給
する駆動回路からの信号V I N、及び■1等を受け
て、固体撮像装置MIDの読み出しタイミングを参照し
て、それに実質的に先行する信号V I N Eを形成
する。すなわち、上記タイミング信号VINを基準にし
て、必要な絞り量(感度)に対応した先行するタイミン
グ信号VINBを形成するものであるため、実際には上
記タイミング信号VINに遅れて信号VINEが形成さ
れる。しかしながら、繰り返し走査が行われるため、上
記信号VINEからみると、次の画面の走査では信号V
INが遅れるものとされる。すなわち、タイミング信号
VINに対して1行分遅れてタイミング信号VINEを
発生すると、次の走査画面では、タイミング信号VIN
Eは、タイミング信号VINに対して524行分先行す
るタイミング信号とみなされる。上記タイミング信号V
IN及びVINEによって、各垂直シフトレジスタVS
R及びVSREのシフト動作が開始されるから、前述の
ような感度可変動作が行われる。
感度制御回路は、例えば電圧比較回路によって所望の絞
り量に相当する基準電圧と、上記検波回路DETからの
出力電圧とを比較して、その大小に応じて、1段階づつ
絞り量を変化させる。または、応答性を高くするために
、上記525段階の絞り量を2値化信号に対応させてお
いて、その最上位ビア)から上記電圧比較回路の出力信
号に応じて決定する0例えば、約1/2の絞りM(感度
256)を基準にして、検波回路DETの信号が基準電
圧より大きいときには1/4(感度128)に、小さい
ときには3/4(感度384)とし、以下、それぞれの
半分づつの絞り足を決定する。これによって、感度52
5段階の中から1つの最適絞り量を10回の設定動作に
よって得ることができる。上記絞り量の設定動作、言い
換えるならば、感度制御用の垂直シフトレジスタVSR
Eの初期設定動作(VINE)を垂直帰線期間において
行うものとすると、10枚分の画面からの読み出し信号
動作に応じて最適絞り世の設定を行うことができる。
次に、この実施例の固体撮像回路における超スロースキ
ャンによる撮形での感度制御動作を説明する。
説明を節単にするために、上記ノンインクレースモード
による垂直走査動作を例にして、以下説明する。例えば
、感度制御用の垂直シフトレジスタVSRE、インタレ
ースゲート回路ITGE及び駆動回路DVEによって、
読み出し用の垂直シフトレジスタVSR,インクレース
ゲート回路ITG及び駆動回路DVによる第1行目(垂
直走査線VL1、水平信号線H31)の読み出しに並行
して、第4行目(垂直走査線VL4、水平信号線H34
)の選択動作を行わせる。これによって、水平シフトレ
ジスタH3Rにより形成される水平走査線HL1.HL
2等の選択動作に同期して、出力信号線vSには第1行
目におけるフォトダイオードD1、D2等に蓄積された
光信号が時系列的に読み出される。この読み出し動作は
、端子Sから負荷抵抗を介した上記光信号に対応した電
流の供給によって行われ、読み出し動作と同時にプリチ
ャージ(リセット)動作が行われる。同様な動作が、第
4行目におけるフォトダイオードにおいても行われる。
このため、上記垂直スキャン周期が長されることによっ
て飽和したフォトダイオ−ドがリセットされる。すなわ
ち、上記のような感度可変用の走査回路(VSRE、I
TGE、DVE)によって、第4行目の読み出し動作は
、ダミー出力線DVSに対して行われる。上記飽和した
フォトダイオードをリセットするため、端子RVには端
子Sと同じバイアス電圧が与えられている。これによっ
て、第4行目の各画素セルにおいて暗電流による飽和信
号の掃き出しが行われる。
したがって、上記垂直走査動作によって、読み出し用の
垂直シフトレジスタVSR,インタレースゲート回路I
TG及び駆動回路DVによる第4行目(垂直走査線VL
4、水平信号線)(S4)の読み出し動作は、上記第1
行ないし第3行の読み出し動作の後に行われるから、第
4行目に配置される画素セルのフォトダイオードの蓄積
時間は、固体撮像回路が525行分の水平信号線を持つ
にもかかわらず3行分の走査時間に設定することができ
る。このような読み出しにおいても、フォトダイオード
の蓄積時間が長く、部分的にフォトダイオードに飽和が
生じるならば、例えば先行する感度制御用の垂直シフト
レジスタVSRE、インタレースゲート回路ITGE及
び駆動回路DVEによって、読み出し用の垂直シフトレ
ジスタVSR。
インタレースゲート回路ITG及び駆動回路DVによる
第1行目(垂直走査線VLI、水平信号線H31)の読
み出しに並行して、第3行目(垂直走査vAvL3、水
平信号線H33)の選択動作を行わせる。これによって
、水平シフトレジスタH3Rにより形成される水平走査
線HLI、HL2等の選択動作に同期して、出力信号線
VSには第1行目におけるフォトダイオードD1、D2
等に蓄積された光信号が時系列的に読み出される。この
読み出し動作は、端子Sから負荷抵抗を介した上記光信
号に対応・した電流の供給によって行われ、読み出し動
作と同時にプリチャージ(リセット)動作が行われる。
同様な動作が、第3行目におけるフォトダイオードにお
いても行われる。これに  ′よって、上記第1行目の
読み出し動作と並行して第3行目の各画素セルに既に蓄
積された暗電流を含む光信号の掃き出し動作が行われる
。したがって、上記垂直走査動作によって、読み出し用
の垂直シフトレジスタVSR,インタレースゲート回路
ITG及び駆動回路DVによる第3行目(垂直走査線V
L3、水平信号線H33)の読み出し動作は、上記第2
行分の垂直走査後に行われるから、。
第3行目に配置される画素セルのフォトダイオードの蓄
積時間は、2行分の垂直走査周期となる。
これによって、上記の場合に比べて、フォトダイオード
の実質的な蓄積時間を2/3に減少させること、言い換
えるならば、感度を2/3に低くできろ。このように先
行する感度制御用の垂直走査タイミングの設定は、上記
ロウパスフィルタLPF及び検波回路DET及び感度制
御回路からなる制御回路によっては、超スロースキャン
による出力信号V ou tのレベルが所望のレベルに
なるように自動的に行われる。
上述のように、固体撮像回路の感度の設定は、先行する
垂直走査動作によってその行の画素セルをリセットさせ
るものあり、そのリセット動作から上記読み出し用の走
査回路による実際の読み出しが行われるまでの時間を制
御することによって行われる。したがって、525行か
らなる画素アレイにあっては、その最大態度による通常
の垂直走査周波数による撮影が可能な映像信号に対して
、約11525の超スロースキャンによる撮影まで可能
になる。常にこのような超スロースキャンによる撮影を
可能にするためには、そのレンズに機械的な絞り機構を
設けるもとすればよい。
この実施例の損傷装置では、暗電流の影響を得ることな
り、超スロースキャンによる映像信号を得ることができ
るから、その出力信号を直接的に磁気テープ等に記録す
ること、又は[画面分の画素信号をメモリにいったん記
憶させた後、磁気テープ等に記録すること等の簡華な措
成によって超スロースキャンによる映像信号の再生を行
うことができる。
また、この実施例では上記のように固体撮像回路自体が
、超スロースキャンによる映像信号を形成するものであ
るため、撮影画面中において比較的速い動きで動く物体
を撮影しない。このことは、例えば、植物の開花状態を
撮影するとき等において撮影画面に入る昆虫等を実質的
に消すことができる。すなわち、上記昆虫等の映像は、
平均化されてしまうため、その背景である目的の植物等
のみしか撮影されない。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。
(1)二次元状に配列された複数個の画素セルの信号を
時系列的に出力させる第1の走査回路と、上記第1の走
査回路による垂直走査方向の選択アドレスと独立したア
ドレスにより垂直走査方向の選択動作を行う第2の走査
回路とを含む固体撮像回路を用い、上記第1の走査回路
における垂直走査周期を通常の垂直走査周期に比べて十
分長い周期により行わせるとともに、上記第1の走査回
路における垂直走査に先行させて第2の走査回路の垂直
走査を実行させることによって、この先行する垂直走査
によって暗電流による画素セルの飽和をリセットするこ
とができるから、超スロースキャンによる撮影が可能と
なる。
(2)固体撮像回路の垂直走査周期を長くすることによ
って、直接的に超スロースキャンによる画像信号を得る
ものであるため、撮影画面中に速い動きを行う物を写ら
なくすることができるという効果が得られる。これによ
−、て、超スロースキャンによる目的の映像信号のみを
自動的に形成することができる。
(3)固体撮像回路の垂直走査周期を長くすることによ
って、直接的に超スロースキャンによる画像信号を得る
ものであるため、その再往のための装置を筒素化できろ
という効果が得られる。
(4)電気的に行われる固体撮像回路の感度可変機能を
利用して、超スロースキャンすり影が可能であるため、
その駆動周波数を切り換えるという簡単な構成によって
、通常スキャンによる撮影もできる。
これによって、広い用途の固体撮像装置を得ることがで
きろという効果が得られろ。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されろも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない0例えば、第1図の実施例
回路において、インクレースゲート回路や駆動回路は、
その走査方式に応じて種々の実施形態を採ることができ
る。また、水平期間期間を利用して、感度設定用の中間
走査動作を行うようにするものであってもよい。
この発明は、超スロースキャンによる撮影ができること
から、通常のテレビジョン用カメラの他、比較的遅い動
きの物体を撮影するための監視カメラやFA(ファクト
リ−・オートメイション)用カメラ等に用いられる固体
撮像装置に広(利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、二次元状に配列された複数個の画素セルの
信号を時系列的に出力させる第1の走査回路と、上記第
1の走査回路による垂直走査方向の選択アドレスと独立
したアドレスにより垂直走査方向の選択動作を行う第2
の走査回路とを含む固体撮像回路を用い、上記第1の走
査回路における垂直走査周期を通常の垂直走査周期に比
べて十分長い周期により行わせるとともに、上記第1の
走査回路における垂直走査に先行させて第2の走査回路
の垂直走査を実行させることによって、この先行する垂
直走査によって暗電流による画素セルの飽和をリセット
することができるから、超スロースキャンによる撮影が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に用いられる感度可変機能を持つ固
体撮像回路の一実施例を示す要因回路図、第2図は、こ
の発明に係る固体撮像装置の一実施例を示すブロック図
である。 PD・・画素アレイ、VSR・・読み出し用垂直シフト
レジスタ、ITG・・読み出し用インクレースゲート回
路、DV・・読み出し用駆動回路、VSRE・・感度設
定用垂直シフトレジスタ、ITGE・・感度設定用イン
クレースゲート回路、DVE・・悪魔設定用駆動回路、
H3P・・水平シフトレジスタ、MID・・固体撮像回
路、LPF・・ロウバスフィルタ、DET・・検波回路
筒 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二次元状に配列された複数個の画素セルの信号を時
    系列的に出力させる第1の走査回路と、上記第1の走査
    回路による垂直走査方向の選択アドレスと独立したアド
    レスにより垂直走査方向の選択動作を行う第2の走査回
    路とを含む固体撮像回路と、上記第1の走査回路におけ
    る垂直走査周期を通常の垂直走査周期に比べて十分長い
    周期により行わせるとともに、上記第1の走査回路にお
    ける垂直走査に先行させて第2の走査回路の垂直走査を
    実行させる制御回路とを含むことを特徴とする固体撮像
    装置。 2、上記固体撮像回路を構成する上記二次元状に配置さ
    れる画素セルは、光電変換素子と垂直走査線にその制御
    端子が結合されるスイッチ素子及び水平走査線にその制
    御端子が結合されるスイッチ素子からなり、同じ行に配
    置された画素セルの出力ノードが水平信号線に結合され
    、上記垂直走査線にはその制御端子が結合され、上記水
    平信号線を一対の出力信号線に結合させる一対のスイッ
    チ素子が設けられ、上記第1の走査回路を構成する垂直
    シフトレジスタと上記第2の走査回路を構成する垂直シ
    フトレジスタとは、上記垂直走査線の両端に上記一対の
    スイッチ素子に対応してそれぞれ配置されるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固体撮像
    装置。
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