JPH025686A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH025686A
JPH025686A JP63154788A JP15478888A JPH025686A JP H025686 A JPH025686 A JP H025686A JP 63154788 A JP63154788 A JP 63154788A JP 15478888 A JP15478888 A JP 15478888A JP H025686 A JPH025686 A JP H025686A
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JP
Japan
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signal
circuit
vertical scanning
sensitivity
vertical
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JP63154788A
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English (en)
Inventor
Kozo Yasuda
好三 安田
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、固体撮像装置に関するもので、例えば、光
電変換素子により形成される画素信号をMOSFET 
(絶縁ゲート形電界効果トランジスタ)を介して取り出
し、その感度が可変にされる機能を持つ固体撮像装置に
利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
感度可変機能を付加したMO3形固体撮像素子が公知で
ある。この感度可変機能を持つ固体撮像装置は、2つの
垂直走査回路を持ち、読み出し動作に対して実質的に先
行する垂直走査動作を行わせることによりダミーの読み
出しく掃き出し)を行い、両垂直走査の時間差によりフ
ォトダイオードの蓄積時間を可変とするものである。こ
のような感度可変機能を持つMO3形固体撮像素子に関
しては、例えば本出願人が先に出願した特願昭61−1
79902号がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記固体撮像装置の感度制御動作にあっては、画素信号
の読み出し動作と、それに先行する垂直走査動作による
信号の掃き出し動作とが並行して行われる。このため、
信号の掃き出し動作のための画素信号が、基板等を介し
た容量結合等によって読み出し信号に混合してしまう場
合が生じることが判明した。このような信号の混合が生
じると、読み出し画素信号にはテレビジョン受像機にお
けるゴーストのようなノイズが生じて画質を劣化させて
しまうものとなる。
この発明の目的は、感度可変機能を付加しつつ、高品質
の読み出し信号が得られる固体撮像装置を提供すること
にある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を篇単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、二次元状に配列された複数個の画素セルの信
号を時系列的に出力させる垂直走査回路に、垂直選択線
の選択状態を保持させて信号の掃き出し経路を形成する
機能を付加するとともに、上記垂直走査回路による選択
状態に保持にされた垂直選択線を解除させてフォトダイ
オードの蓄積動作を開始させる垂直走査回路を別に設け
る。
〔作 用〕
上記した手段によれば、垂直走査線が読み出し後も選択
状態にされているから、別に設けた垂直選択回路により
リセットされてフォトダイオードの蓄積が開始させれる
まで、定常的に信号の掃き出しが行われるものとなるか
ら、ノイズを大幅に低減できるものとなる。
〔実施例〕
(実施例1) 第1図には、この発明に係るT S L (Trans
−−versal Signal Line )方式の
固体撮像装置の一実施例の要部回路図が示されている。
同図の各回路素子は、公知の半導体集積回路の製造技術
によって、特に制限されないが、単結晶シリンコンのよ
うな1個の半導体基板上において形成される。
同図の主要なブロックは、実際の幾何学的な配置に合わ
せて描かれている。
画素アレイPDは、4行、2列分が代表として例示的に
示されている。但し、図面が複雑化されてしまうのを防
ぐために、上記4行分のうち、2行分の画素セルに対し
てのみ回路記号が付加されている。1つの画素セルは、
フォトダイオードDIと垂直走査線VLIにそのゲート
が結合されたスイッチMO3FETQIと、水平走査線
HLIにそのゲートが結合されたスイッチMO3FET
Q2の直列回路から構成される。上記フォトダイオード
D1及びスイッチMO3FETQI、Q2からなる画素
セルと同じ行(水平方向)に配置される他の同様な画素
セル(D2.Q3.Q4)等の出力ノードは、同図にお
いて横方向に延長される水平信号線H3Iに結合される
。他の行についても上記同様な画素セルが同様に結合さ
れる。
例示的に示されている水平走査vAHL1は、同図にお
いて縦方向に延長され、同じ列に配置される画素セルの
スイッチMO8FETQ2.Q6等のゲートに共通に結
合される。他の列に配置される画素セルも上記同様に対
応する水平走査線HL2等に結合される。
この実施例では、固体撮像装置に対して実質的な電子式
の感度可変機能を付加するため、言い換えるならば、フ
ォトダイオードに対する実質的な蓄積時間を可変にする
ため、上記例示的に示されている1つの水平信号線H8
1には、読み出し用のスイッチMO3FETQ9と、信
号掃き出し用のスイッチMO3FETQIOが設けられ
る。他の例示的に示されている水平信号′1aHS2な
いしH34に対しても、上記同様な2つのスイッチMO
3FETが設けられる。上記読み出し用のスイッチMO
S F ETQ 9等は、それに対応する水平信号線H
3I等を信号端子Sに接続された出力線に結合させる。
上記信号掃き出し用のスイッチMO3FETQI O等
は、それに対応する水平信号線H3I等をリセット端子
(バイアス端子)RVに接続されたリセット線に結合さ
せる。上記端子Sからの読み出し信号は、外部に設けら
れるプリアンプの入力に伝えられる。上記端子端子RV
には、フォトダイオードをプリチャージさせる所定のバ
イアス電圧が供給される。
上記水平走査線HLIないしHL2等には、水平シフト
レジスタH3Rにより形成された水平走査信号が供給さ
れる。
上記画素アレイPDにおける垂直選択動作(水平走査動
作)を行う走査回路は、次の各回路により構成される。
この実施例では、産業用途にも適用可能とするため、垂
直走査回路の出力部には、インタレースモードの他に選
択的な2行同時走査、ノンインクレースモードでの走査
を可能にするためのインクレースゲート回路ITGが設
けられる。
すわなち、同図の画素アレイPDの右側には、次のよう
な走査回路が設けられる。垂直シフトレジスタVSRは
、読み出し用に用いられる出力信号VS1.VS2等を
形成する。これらの出力信号VSI、VS2等は、イン
クレースゲート回路ITGを介して出力回路に供給され
、後述するような読み出し動作及び感度可変のための垂
直走査線の選択動作が行われる。
上記インクレースゲート回路ITGは、例えばインクレ
ースモードでの垂直選択動作(水平走査動作)を行うた
め、第1 (奇数)フィールドでは、垂直走査線VLI
ないしVL4には、隣接する垂直走査線VLI、VL2
とVL3の組み合わせで同時選択されせる機能を持つ。
例えば、奇数フィールド信号FAによって制御されるス
イッチMO3FET等により、垂直シフトレジスタVS
Rの出力信号VSIを、水平信号線H3Iを選択する垂
直走査線VLIに出力させる。同様に、信号FAによっ
て制御されるスイッチMOS F ET等によって、垂
直シフトレジスタVSRの出力信号VS2を、水平信号
線H32とH33を同時選択するよう垂直走査線VL2
とVL3に出力させる。
以下同様な順序の組み合わせからなる一対の水平信号線
の選択信号を形成する。偶数フィールドでは、垂直走査
線VLIないしVL4には、隣接する垂直走査線VLI
とVL2及びVL3とVL4の組み合わせで同時選択さ
れる。すなわち、偶数フィールド信号FBによって制御
されるスイッチMO3FET等により、垂直シフトレジ
スタ■SRの出力信号VSIを、水平信号線H3IとH
32を選択する垂直走査線VLIとVL2に出力させる
。同様に、信号FBによって制御されるスイッチMOS
 F ET等によって、垂直シフトレジスタVSRの出
力信号VS2を、水平信号線H33とH34を同時選択
するよう垂直走査線VL3とVL4に出力させる。イン
クレースゲート回flITGは、以下同様な順序の組み
合わせからなる一対の水平信号線の選択信号を形成する
端子HIN及びVINは、上記シフトレジスタH3R,
VSRによってそれぞれシフトされる入力信号を供給す
る端子であり、入力信号が供給された時点からシフト動
作が開始される。
上記垂直走査線VLIは、MO3FETQ13により選
択レベルが与えられる。このMOS F ETQ13は
、そのゲートに上記インクレースゲート回路ITGを通
した垂直選択信号S1が供給され、そのオン状態により
バイアス電圧B1を垂直走査線VLIを電源電圧Vcc
のようなハイレベルにする。このとき、MO3FETQ
13のしきい値電圧により、垂直走査線VLIに伝えら
れる選択レベルが低下することを避けるために、スイッ
チMO3FETQI 3を先にオン状態にしておいてバ
イアスB1をパルス信号とし供給する。この構成では、
MO3FETQ13のゲート、チャンネル間のセルフブ
ートストラップ作用によりレベル損失ない垂直走査線V
LIの駆動電圧を形成することかできる。
上記上記インタレースゲート回路ITGを介した垂直選
択信号S1は、スイッチMO3FETQ9のゲートに供
給される。これにより、それに対応した水平信号線H3
Iに結合される画素セルの信号が、水平シフトレジスタ
H3Rの動作に従って形成される水平選択信号に同期し
て、時系列的に端子Sから出力される。この読み出し開
始に先立って、上記垂直選択信号S1によりスイッチM
O3FETQ12がオン状態となり、掃き出し用のスイ
ッチMO3FETQI Oをオフ状態にするものである
上記の読み動作が終了しても、スイッチMO3FETQ
13がオフ状態になるのみで、垂直走査線VLIはハ・
イレベルの選択状態を維持するものである。上記水平信
号線H3Iの読み出し終了後の水平帰線期間に形成され
るパルス信号v2及びVlとにより、上記垂直シフトレ
ジスタVSRが1ビツトのシフト動作を行うとともに、
スイッチMO3FETQI 1がオン状態となり、上記
読み出し用のスイッチMO3FETQ9をオン状態から
オフ状態にする。
そして、次の水平信号線)IS2の読み出しのために、
選択信号S2がハイレベルになり、上記MO3FETQ
9に対応したスイッチMO5FETをオン状態にして、
端子Sには水平信号線H32に結合されるフォトダイオ
ードの信号が時系列的に出力される。このとき、選択信
号S2のハイレベルにより、スイッチMO5FETQ1
4がオン状態となり、信号掃き出し用のスイッチMO3
FETQIO(7)ゲートに電圧Bl(Vcc)を供給
するの。これに応じてスイッチMO5FETQI Oが
オン状態になり、前記読み出しが終了した直後の水平信
号線H3Iは、端子RVに結合されてプリチャージ動作
が行われる。このように、読み出し直後に直ちに信号の
掃き出しを行うものであるため、フォトダイオードに対
する蓄積時間が極く短いため、掃き出される信号のレベ
ルが小さいためノイズの発生を最小に抑えることができ
る。
この実施例では、任意のタイミングで上記の掃き出し動
作を終了させて、フォトダイオードに対する信号の蓄積
を開始させることにより、感度可変機能を実現する。こ
のため、感度制御用の垂直シフトレジスタVSRE、イ
ンクレースゲート回路ITC;E及び、その出力信号に
より、垂直走査線VLIないしVl4等を接地電位にリ
セットさせるスイッチMO3FETQ26ないしQ29
等が設けられる。これらの感度制御用の各回路は、特に
制限されないが、同図の画素アレイPDに対して、左側
に配置される。これらの垂直シフトレジスタVSRE、
インクレースゲート回路ITGは、上記読み出し用の垂
直シフトレジスタVSR、インクレースゲート回路IT
Gと同様な回路により構成される。端子VIEないしV
2E及びVINE並びにFAE、ABEからそれぞれ上
記同様な動作を行わせるタイミング信号が供給される。
この場合、上記読み出し用の垂直シフトレジスタVSR
と上記感度可変用の垂直シフトレジスタVSREとを同
期したタイミングでのシフト動作を行わせるため、特に
制限されないが、端子■IEと■1及びV2Eとv2に
は、同じクロック信号が供給される。したがって、上記
端子VIEとVl及びV2Eとv2とは、内部回路によ
り共通化するものであってもよい。上記のように独自の
端子VIE及びV2Eを設けた理由は、この固体撮像装
置を手動絞りや従来の機械的絞り機能を持つテレビジョ
ンカメラに適用可能にするためのものである。このよう
に感度可変動作を行わない場合、上記端子VIE及びV
2Eを回路の接地電位のようなロウレベルにすること等
によって、上記垂直シフトレジスタVSREの無駄な消
費電力の発生をおされるよう配慮されている。
次に、この実施例の固体撮像装置における感度制御動作
を簡単に説明する。
説明を簡単にするために、ノンインタレースモードによ
る垂直走査動作を例にして、以下説明する。例えば、感
度制御用の垂直シフトレジスタ■SRE、インクレース
ゲート回路ITGEによって、読み出し用の垂直シフト
レジスタVSR、インクレースゲート回路ITG第1行
目(垂直走査線VL 1、水平信号線H31)の読み出
しに並行して、第4行目(垂直走査線VL4、水平信号
線H34)の選択動作を行わせる。これによって、前の
読み出し動作によって選択状態に保持されていた垂直走
査線VL4がリセットされる。これにより、垂直走査線
VL4に対応した水平信号線H84に結合されるフォト
ダイオードは、水平シフトレジスタHS Rにより形成
される水平走査線HLli(L2等の選択動作に無関係
に光信号の蓄積動作を開始する。上記水平シフトレジス
タH3Rの動作に応じて、端子Sから読み出される第1
行目におけるフォトダイオードD1、D2等に蓄積され
た光信号が時系列的に読み出される。
したがって、上記垂直走査動作によって、読み出し用の
垂直シフトレジスクVSR,インタレースゲート回路I
TGによる第4行目(垂直走査線VL4、水平信号線H
34)の読み出し動作は、上記第1行ないし第3行の読
み出し動作の後に行われるから、第4行目に配置される
画素セルのフォトダイオードの蓄積時間は、3行分の画
素セルの読み出し時間となる。なお、上記読み出し動作
が行われた後は、それに対応する垂直走査線VL1ない
しVL3等は、選択状態を維持するとともに、それぞれ
に対応された水平信号線H3IないしHS 3は、掃き
出し用端子RVに結合されて、定常的な信号の掃き出し
が行われるものである。
言い喚えるならば、次のフレームでの上記のような感度
制御用の垂直シフトレジスタVSRE、インタレースゲ
ート回路ITGHによるリセットが行われるまで選択レ
ベルを保持する。
上記に代えて、感度制御用の垂直シフトレジスタVSR
E、インクレースゲート回路ITGHによって、読み出
し用の垂直シフトレジスタVSR、インクレースゲート
回路1’l’Gによる第1行目(垂直走査l51VL1
、水平信号線H3I)の読み出しに並行して、第2行目
(垂直走査線VL2、水平信号線H32)の垂直走査線
VLIのリセット動作を行わせる。これによって、水平
シフトレジスタH3Rにより形成される水平走査線HL
 1゜HL2等の選択動作に同期して、出力信号には第
1行目におけるフォトダイオードD1、D2等に蓄積さ
れた光信号が時系列的に読み出される。この読み出し期
間の間、次に読み出すべき水平信号線H32に設けられ
るフォトダイオードに光信号の蓄積が行われる。したが
って、上記垂直走査動作によって、読み出し用の垂直シ
フトレジスタ■SR,インクレースゲート回路ITGに
よる第2行目(垂直走査線VL2、水平信号線H32)
の読み出し動作は、上記第1行の読み出し動作の後に行
われるから、第2行目に配置される画素セルのフォトダ
イオードの蓄積時間は、1行分の画素セルの読み出し時
間となる。これによって、上記の場合に比べて、フォト
ダイオードの実質的な蓄積時間を1/3に減少させるこ
と、言い換えるならば、感度を1/3に低くできる。
上述のように、感度制御用の走査回路によって行われる
先行する垂直走査線のリセット動作によってその行の画
素セルの光信号の蓄積動作が開始されるから、上記読み
出し用の走査回路による読み出しが行われるまでの時間
が、フォトダイオードに対する蓄積時間とされる。した
がって、525行からなる画素アレイにあっては、上記
両垂直走査回路による異なるアドレス指定と共通の水平
走査回路による画素セルの選択動作によって、1行分の
読み出し時間を単位(最小)として最大525までの多
段階にわたる蓄積時間、言い換えるならば、525段階
にわたる感度の設定を行うことができる。ただし、受光
面照度の変化が、上記1画面を構成する走査時間に対し
て無視でき、実質的に一定の光がフォトダイオードに入
射しているものとする。なお、最大感度(525)は、
上記感度制御用の走査回路が読み出し動作の直後に垂直
走査線をリセットするときに得られる。
上記のような感度制御動作にあっては、画素信号の読み
出しに同期して常時フォトダイオードのリセットが行わ
れる。それ故、リセットのための電流が微小なものにな
るから、基板等を介した容量結合によって読み出し信号
に混合してしまうことを防止できる。
(実施例2) 第2図には、この発明に係る固体撮像装置の他の一実施
例の要部回路図が示されている。
上記第1図に示した実施例回路では、感度を低く設定す
るに従い、信号の掃き出しが行われる信号線の数が多く
なる。それ故、1つの信号線におけるリセット動作のた
めの信号が微小であっても、その数が感度を低くするた
めに数百行のように増大すると、掃き出し用の端子RV
側からみたリセット信号のレベルが無視できなくなり、
上記容量結合により読み出し信号に対してノイズとして
現れる虞れがある。
この実施例では、信号の掃き出しによるノイズの発生を
抑えるために、次の回路が用いられる。
水平信号線H5Iには、スイッチMOS F ETQ1
4を介して回路の所定のバイアス電圧B2(回路の接地
電位)が与えられる。このスイッチMOSFETQ14
は、次の水平信号線)132に対応した選択信号S2に
よりオン状態にされる。
これにより、読み出しが終了した水平信号線H31等は
0バイアス電圧B2が与えられることになる。このため
、水平信号線H3Iに結合されるフォトダイオードD1
、D2にバイアス電圧が与えられていないから、そこで
形成される光電子はフォトダイオードDI、D2等に蓄
積できず、基板下に流れたり、水平信号線H3Iを通し
て接地電位に流れるものとなる。したがって、水平シフ
トレジスタH3Hの動作によって、フォトダイオードが
選択されても外部との電荷の移動がおこらないから上記
のようなノイズの発生を防止することできる。
なお、上記水平信号線ISI等にOバイアス電圧B2を
与えるスイッチMO3FETQI 4等は、水平帰線期
間に発生するパルス信号■2を受けるスイッチMO3F
ETによりオフ状態にされる。
それ故、上記水平信号線H3Iは、フローティング状態
でOバイアスされるものである。
感度設定用の回路としては、前記第1図の実施例のよう
に単に垂直走査線VLI等をリセットされる機能の他に
、上記Oバイアスされたフォトダイオードに光信号の蓄
積動作を行われるためのプリチャージ機能を付加する必
要がある。それ故、水平信号線)(31には、スイッチ
MOS F ETQloを介して端子RVからプリチャ
ージ電圧が与えられるようにされる。感度設定用の選択
信号は、前記のようなMO3FETQ26のゲートに供
給され、選択状態にされいた垂直走査線VLIをハイレ
ベルからロウレベルに引き抜(。また、スイッチMO3
FETQ32をオン状態にしてバイアス電圧B1をMO
3FETQI Oのゲートに伝える。これによって、垂
直信号線H3Iには端子RVからのプリチャージ電圧が
与えられる。
MO3FETQ30とキャパシタC1は、上記感度設定
用の選択信号と、それより遅れて入力されるパルス信号
v3とによりブートストラップ電圧を形成する。これに
より、MO3FETQ32を通してバイアス電圧B1が
レベル損失なく、MO3FETQIOのゲートに伝えら
れる。これにより、MO3FETQIOは、水平信号線
1−ISIを端子RVから供給される電圧を伝えること
ができるもとなる。
また、水平帰線期間に供給されるパルス信号V2Eを受
けるMO3FETQ31により、上記選択信号のリセッ
ト、及びMO3FETQ26がオフ状態にされ、読み出
しのための垂直選択動作が可能にされる。
第3図には、上記第1図又は第2図に示した固体撮像素
子を用いた、自動絞り機能を持つ撮像装置の一実施例の
ブロック図が示されている。
固体撮像素子MIDは、上記第1図又は第2図に示した
ような感度可変機能を持つものである。
この固体撮像素子MIDから出力される読み出し信号は
、プリアンプによって増幅される。この増幅信号Vou
tは、一方において図示しない信号処理回路に供給され
、例えばテレビジラン用の画像信号とされる。上記増幅
信号Voutは、他方において自動絞り制御用に利用さ
れる。すなわち、上記増幅信号Voutは、ロウパスフ
ィルタLPFと検波回路DETからなる平滑回路により
平均的な直流レベルに変換される。この直流レベルVD
は、電圧比較回路GOMPの一方の入力(+)に供給さ
れる。上記電圧比較回路COMPの他方の入力(−)に
は、固体撮像素子MIDから読み出される読み出し信号
レベルに対応した基準電圧Vrefが供給される。上記
電圧比較回路GOMPにより形成される出力信号は、感
度制御回路を構成するアフプ/ダウンカウンタ回路C0
UNTのアップ/ダウン制′a端子U/Dに供給される
。上記カウンタ回路C0UNTの計数出力信号は、制御
回路C0NTに供給される。制御回路C0NTは、上記
計数出力信号を解読するとともに、固体撮像装置MID
に前述のような走査タイミングを制御するクロック信号
を供給する駆動回路からの信号VIN、及び■1等を受
けて、固体撮像装置MIDの読み出しタイミングを参照
して、それに実質的に先行する信号VINEを形成する
。すなわち、上記タイミング信号V(Nを基準にして、
必要な絞り量(感度)に対応した先行するタイミング信
号VINEを形成するものであるため、実際には上記タ
イミング信号VINに遅れて信号VINEが形成される
。しかしながら、繰り返し走査が行われるため、感度設
定用垂直シフトレジスタvSREからみると、次の画面
の走査では第4図に示すように読み出し用垂直シフトレ
ジスタVSRによる走査動作が遅れるものとされる0例
えば、タイミング信号VINに対してLH分遅れてタイ
ミング信号VINEを発生すると、次の走査画面ではタ
イミング信号VINgは、タイミング信号VINに対し
て261H(インタレースモードのとき)分先行するタ
イミング信号とみなされる。上記タイミング信号VIN
及びVINEによって、各垂直シフトレジスタVSR及
びVSREのシフト動作が開始されるから、第4図に斜
線を付した部分がフォトダイオードの蓄積時間(感度X
)とされる。
この実施例では、読み出し動作のための奇数フィールド
と偶数フィールドとの間の垂直同期タイミング信号CK
により、上記カウンタ回路C0UNTは、電圧比較出力
COMPの出力に応じたアップ又はダウンの1ステツプ
の計数動作を行うものである。それ故、制御回路C0N
Tによる実質的な感度設定動作は、■フレームに1回の
割合で行われるものとなる。このように、1フレームに
1回の割合で、感度設定動作を行う理由は、次のの通り
である0例えば、奇数/偶数の各フィールド毎に感度設
定動作を行うことも可能である。しかしながら、このよ
うにすると、適正制御量付近で過剰な感度設定が行われ
ることによって、フリッカが生じ易くなるからである。
応答性の改善のために、特に制限されないが、固体撮像
素子MTDの設定された感度がIHから23Hまでのよ
うに低い領域では、IHを単位制御量として感度変化が
行われる。すなわち、上記XがIHから23Hに設定さ
れる領域では、アップ又はダウンの1スツプ毎に+IH
又は−IHのように感度が変化させられる。感度Xが2
4Hから72Hのような中間の領域では、特に制限され
ないが、4Hを単位制御量として感度変化が行われる。
すなわち、上記Xが24Hから721(に設定される領
域では、アップ又はダウンの1スツプ毎に+4H又は−
4Hのように感度が変化させられる。そして、上記感度
Xが?3Hから261Hのような高い領域では、特に制
限されないが、9Hを単位制?IIIとして感度変化が
行われる。すなわち、上記Xが73Hから261Hに設
定される領域では、アップ又はダウンの1スツプ毎に+
9H又は−9Hのように感度が変化させられる。
上記のような単位の感度設定は、カウンタ回路C0UN
Tを上記電圧比較回路GOMPの出力によりアンプ/ダ
ウン計数を行う2進計数動作を行わせた場合には、その
計数出力をROM等により構成された変換テーブルに入
力して、前記のような水平タイミングに置き換えるもの
、あるいはカウンタ回路C0UNTをレジスタと加減算
回路から構成し、上記電圧比較回路COMPの出力に応
じて±LH,±4H,±9Hの加減算動作を行うものと
してもよい。
この実施例においては、例えば感度Xが低い領域の中間
的なIOHのとき、アップ信号が形成されたならIIH
となり、感度変化の割合は1.1倍になる。また、感度
Xが中間の領域の中間的な4OHのとき、同様にアップ
信号が形成されたなら、4H変化して44Hとなり、感
度変化の割合は1゜1倍になる。更に、感度Xが高い領
域の中間的な181Hのとき、同様にアップ信号が形成
されたなら、9H変化して190Hとなり、感度変化の
割合は1.05倍になる。これにより、全体的な感度の
変化の割合を均一化することができる。なお、上記のよ
うな高い感度のとき、単位の感度制御量を18Hのよう
に大きくしてもよいが、それより感度の調整幅を微細に
してより細かな感度設定を行うものである。
上記感度Xが低い領域では、IHから23までの23段
階、中間の領域では13段階〔(7224)/4+1)
 、高い領域では22段階〔(261−73)/9+1
)であるため、最小IHから最大感度261Hに設定す
るのに58回の感度アップ動作により行えるから前記の
ように1フレームに1回の割合で感度制御を行う場合で
も2秒以下に短縮できる。これにより、電源投入直後に
2秒以下で最小感度から最大感度に設定できるから、応
答性の大幅な改善が可能になる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。
+1に次元状に配列された複数個の画素セルの信号を時
系列的に出力させる垂直走査回路に、垂直選択線の選択
状態を保持させて信号の掃き出し経路を形成する機能を
付加するとともに、上記垂直走査回路による選択状態に
保持にされた垂直選択線を解除させてフォトダイオード
の蓄積動作を開始させる垂直走査回路を別に設けること
により、垂直走査線が読み出し後も選択状態にされてい
るから、別に設けた垂直選択回路によりそれがリセット
されてフォトダイオードの蓄槽が開始させられるまで定
常的に信号の掃き出しが行われるものとなる。これによ
り、ノイズを大幅に低減できるという効果が得られる。
(2)上記信号の掃き出し方式として、読み出し後の水
平信号線を0バイアスすることにより、フォトダイオー
ドの光電子を基板又は信号線にあふれさせる。この構成
では、信号の掃き出しのために外部との電荷のやりとり
が無いため、それによるノイズを理論的に零にすること
ができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない0例えば、読み出し後の垂
直走査線を選択レベルに維持させて、前記のような定常
的な信号電荷の掃き出し又は信号線をOバイアスにする
回路の具体的構成は種々の実施例形態を採ることができ
るものである。また、感度設定のために上記垂直走査線
をリセットさせたり、信号線にプリチャージ電圧を与え
る具体的構成は種々の実施形態を採ることができるもの
である。また、上記のような感度可変機能を持つ固体撮
像装置に設けられる読み出し信号を処理するアナログ回
路の構成は、上記単純に平均値を求めるものの他、ピー
ク値を求めてそれとの混合によって絞り量を設定するも
の、又は平滑出力レベルをディジタル化して、ディジタ
ル基準信号との差を計算するもの等種々の実施形態を採
ることができる。
この発明は、読み出し用の垂直走査回路と、感度設定用
の垂直走査回路を備えたて感度可変機能を付加した固体
撮像装置に広く利用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、二次元状に配列された複数個の画素セルの
信号を時系列的に出力させる垂直走査回路に、垂直選択
線の選択状態を保持させて信号の掃き出し経路を形成す
る機能を付加するとともに、上記垂直走査回路による選
択状態に保持にされた垂直選択線を解除させてフォトダ
イオードの蓄積動作を開始させる垂直走査回路を別に設
けることにより、垂直走査線が読み出し後も選択状態に
されているから、別に設けた垂直選択回路によりそれが
リセットされてフォトダイオードの蓄積が開始させられ
るまで定常的に信号の掃き出しが行われる。これにより
、掃き出し信号が微小なるからノイズを大幅に低減でき
る。また、上記信号の掃き出し方式として、信号線に0
バイアスを与えるものとすれば、フォトダイオードの光
電子を基板又は信号線側にあふれさせるのみで外部との
電荷のやり取りを無くことができ理論的にノイズの発生
を零にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る固体撮像装置の一実施例を示
す要部回路図、 第2図は、この発明に係る固体撮像装置の他の一実施例
を示す要部回路図、 第3図は、この発明に係る固体撮像装置を用いた自動絞
り機能を持つ撮像装置の一実施例を示すブロック図、 第4図は、その感度設定動作を説明するための画面構成
図である。 PD・・画素アレイ、VSR・・読み出し用垂直シフト
レジスタ、ITG・・読み出し用インタレースゲート回
路、VSRE・・感度設定用垂直シフトレジスタ、IT
GE・・感度設定用インクレースゲート回路、It S
 R・・水平シフトレジスタ、MID・・感度可変固体
撮像素子、LPF・・ロウパスフィルタ、DET・・検
波回路、COMP・・電圧比較回路、C0UNT・・カ
ウンタ回路、C0NT・・制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二次元状に配列された複数個の画素セルの信号を時
    系列的に出力させた後の垂直選択線に対して選択状態を
    保持させるとともにそれに対応した画素セルの信号の掃
    き出し経路を形成する機能を持つ第1の垂直走査回路と
    、上記第1の垂直走査回路による選択状態に保持にされ
    た垂直選択線を解除させる第2の垂直走査回路とを含む
    走査回路を備えてなることを特徴とする固体撮像装置。 2、上記固体撮像装置を構成する上記二次元状に配置さ
    れる画素セルは、光電変換素子と垂直走査線にその制御
    端子が結合されるスイッチ素子及び水平走査線にその制
    御端子が結合されるスイッチ素子からなり、同じ行に配
    置された画素セルの出力ノードは水平信号線に共通に結
    合されるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の固体撮像装置。 3、上記第1の垂直走査回路は、読み出しが終了した行
    の水平信号線に接地電位を与える回路が設けられるもの
    であり、上記第2の垂直走査回路は、選択状態にされて
    いた垂直走査線を非選択状態にリセットするとともに、
    対応する水平信号線にバイアス電圧を供給する回路が設
    けられるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1又は第2項記載の固体撮像装置。
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