JPH0353683A - 固体撮像素子とそれを用いた撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子とそれを用いた撮像装置

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JPH0353683A
JPH0353683A JP1188577A JP18857789A JPH0353683A JP H0353683 A JPH0353683 A JP H0353683A JP 1188577 A JP1188577 A JP 1188577A JP 18857789 A JP18857789 A JP 18857789A JP H0353683 A JPH0353683 A JP H0353683A
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signal
shift register
scanning
horizontal
solid
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JP1188577A
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English (en)
Inventor
Shigeki Nishizawa
重喜 西澤
Masumi Kaida
開田 真澄
Kayao Takemoto
一八男 竹本
Toshio Miyazawa
敏夫 宮沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、固体撮像素子及びそれを用いた撮像装置に
関し、例えばカメラ一体型のカラーVTR(ビディオ・
テープ・レコーダ)や監視カメラ等に利用して有効な技
術に関するものである。
〔従来の技術〕
固体撮像素子を用いた撮像装置に関しては、例えばラジ
オ技術社、昭和61年11月3日発行rccDカメラ技
術』竹村裕夫著がある.〔発明が解決しようとする課題
〕 VTR用のカメラにおけるズーξングは、ズームレンズ
を用いて行われる.このズーム機能は、その倍率を益々
大きくすることが望まれている.しかしながら、ズーム
倍率を大きくするためにはレンズの枚数を多く必要とし
、レンズ部が大型化してVTR用や監視用のカメラ部の
小型軽量化と低コスト化を妨げている大きな原因になる
ものである. この発明の目的は、電子的なズーミング機能を備えた固
体撮像素子及びそれを用いた撮像装置を提供することあ
る。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう. 〔課題を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである.すなわち、二
次元状に配置された光電変換素子の走査信号を形成する
水平及び垂直シフトレジスタに対して、所定の制御信号
に従い所定のアドレス個所をスキップさせそれに対応し
た周波数に従い走査信号を形成する機能を付加する。ま
た、垂直シフトレジスタに対して、所定の制御信号に従
い所定のアドレス個所をスキップさせて走査信号を形成
する機能を付加しした固体撮像素子を用い、通常モード
のときには二行同時に読み出してホワイト、イエロー、
シアン及びグリーンの信号を第1のマトリックス回路に
入力して輝度信号とレッド信号及びブルー信号を形成し
、垂直シフトレジスタをスキャプさせて半分の行の半分
の周波数により走査信号を形成するズームモードのとき
1行づつノンインタレースにより読み出すとともに、そ
れと1水平期間だけ遅延させた信号を第2のマトリソク
ス回路に入力してレッド信号とブルー信号とを形成する
. 〔作 用〕 上記した手段によれば、撮像面における一定エリアの像
が1iN面分の大きさに拡大されて表示されるから電子
的なズーミングが実現でき、それに対応したカラー信号
を得ることができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係る固体撮像素子の読み出し機
能を説明するための画面構威図が示されている. 固体撮像素子の画面構或は、同図に斜線を付したように
左側と上側にオプチカルブランク部(光学的黒の基準と
なる遮光部)と、入射光を映像信号に変換する有効受光
部(縦が■、横がH〉とから構威される.上記受光部に
対応してフォトダイオード等の光電変換素子が二次元状
に配置され、それを選択する水平スイッチMOSFET
と垂直スイッチMO S F ETが設けられる。
特に制限されないが、これらの受光部を構威する光電変
換素子とスイッチMOSFETによるマトリックス構威
は、公知のT S L (TransversalSi
gnal Line)方式とされる.すなわち、1つの
画素セルは、フォトダイオードと垂直走査線にゲートが
結合されたMOSFETと、水平走査線にゲートが結合
されたMO S F ETの直列回路から構威される.
同じ行(水平方向)に配置れた同様な画素セルは、横方
向に延長される水平信号線に結合される.この水平信号
線は、上記垂直走査線にゲートが結合されたスイッチM
OSFETを介して縦方向に延長される垂直出力線に結
合され、読み出しアンプが設けられる。
垂直シフトレジスタVSRと水平シフトレジスタHSR
は、上記のような二次元状に配置された光電変換素子を
一定の順序で読み出すという走査信号を形成する。すな
わち、垂直シフトレジスタVSRは、同図で下から上方
向に向かって垂直走査線の選択する走査信号を形成する
。水平シフトレジスタHSRは、同図で左から右方向に
向かって水平走査線を選択する走査信号を形成する。
この実施例では、電子式のズーム機能を付加するために
、水平シフトレジスタHSRは、オプチカルブラック部
の走査信号を形成した後、画面のH/4に相当する部分
を飛び越(スキップ)して、H/2分だけのエリアを通
常の半分の周波数により走査信号を形成する。言い換え
るならば、水平シフトレジスタHSRは、同図に斜線を
付した個所をスキソブさせて受光部の左側からH/4か
ら3H/4までの走査信号を通常の半分の周波数により
シフト動作を行い、それぞれに対応した水平走査線の選
択信号を形成する。
垂直シフトレジスタVSRは、同様に同図に斜線を付し
た部分を飛び越し(スキップ〉して走査する機能を付加
する。すなわち、垂直シフトレジスタVSRは、受光部
の下からV/4を飛び越して、V/4からV/2だけ、
言い換えるならばら、上記V/4から3■/4までのエ
リアを通常の半分の周波数により走査する走査信号を形
成し、画面の上側のV/4は再び飛び越してオプチカル
ブラックの走査信号を形成する。垂直走査においては、
走査線の数を合わせるために上記V/2の期間は、ノン
インタレースにより走査を行うものである.すなわち、
後に再び説明するが、垂直走査については、通常モード
のときには残像防止の観点からインタレースゲート回路
を設けて、奇数フィールドと偶数フィールドとで1行分
づらせて2行同時読み出しを行い、インクレースに対応
した空間的重心を上下に移動させる.そして、上記のよ
うズームモードのときには、1行づつノンインタレース
により読み出して走査線数を合わせるものである。
上記のような水平シフトレジスタHSRと垂直シフトレ
ジスタVSRの飛び越し走査動作によって、通常動作に
あっては受光部の全体Bの映像信号を得るとともに、ズ
ームモードにあっては上記のようなスキフプ走査により
受光部の中央部分の画面Aの部分を2倍にズームアンプ
した映像信号を得ることができる。
第2図には、上記水平シフトレジスタHSRの一実施例
の具体的回路図が示されている.同図の各回路素子は、
図示しない他の固体撮像素子の他の回路を構戒する回路
素子とともに、公知の半導体集積回路の製造技術によっ
て、例えば単結晶シリコンのような1個の半導体基板上
において形成される. MOSFETQI 2は、記憶動作と出力動作を行う。
すなわち、MOSFETQ12は、そのゲート容量を記
憶手段としている.ゲート容量にハイレベルが保持され
ると、MOSFETQI 2はオン状態になり、そのド
レインに供給されるシフトクロフクパルスφ2のハイレ
ベルをソース側に伝える。この初段のMOSFETQI
 2のゲートには、シフトクロソクパルスφlによりス
イッチ制御されるMOSFETQIを通して、ハイレベ
ルの選択レベルを意味する論理“l”の初期値φinが
走査開始時に入力される.ソース側の信号Blは出力イ
言号とされる.このとき、MO S F ETQ12の
しきい値電圧によって出力信号Blのレベルが低下して
しまうのを防ぐために、MOSFETQ12のゲートと
ソース間にはプートストラソブ容量C1が設↓ナられる
.上記MO S F ETQ12のソースには、信号伝
達動作を行うためにダイオード形態にされたMOSFE
TQI lが設けられる.このMOSFETQI lは
、MOSFETQ12のソース側のハイレベルの信号を
伝達するという一方向性素子としての動作を行う.特に
制限されないが、上記MOSFETQI 2のソースと
回路の接地電位点との間には、出力信号B1を高速にリ
セットさせるためのリセントMOSFETQl3が設け
られる.このリセットMOSFETQ13のゲートには
、上記シフトクロックパルスφ2のハイレベルが重なり
合うことが無いように位相が異なるようにされたシフト
クロックパルスφ1が供給される。
上記MOSFETQI 2の出力信号B1は、ダイオー
ド形態のMOSFETQI lを通して次段の同様な記
憶手段としてのMOSFETQ22のゲートに伝えられ
る.上記ダイオード形態のMOSFETQIIのソース
(ダイオードとしてのカソード側)と回路の接地電位点
にはりセフl−MOSFETQ14とQ15が並列形態
に設けられる。
MOSFETQI 4のゲートには、初期値φinが供
給され、初期値φinを入力するときに前の状態をいっ
たんリセットする。MOSFETQI 5のゲートには
、1ビット前の同様なダイオードMOSFETQ3 1
を通した出力信号がリセット信号として帰還される。す
なわち、上記MOSFETQllないしQ15からなる
回路はシフトレジスタを構或する半ビット分の単位回路
を示し、同様な回路を一対として1ビット分の単位回路
を構或し、これらの1ビット分の単位回路が複数個設け
られることによって、複数ビットのシフトレジスタが構
威される。
上記回路の対をなす半ビット分の単位回路(第2の回路
)は、MOSFETQ2 1ないしQ25から構威され
る。ただし、記憶及び出力動作を行うMOSFETQ2
2のドレインには、シフトクロソクバルスφ1が供給さ
れる。また、出力側に設けられるリセット用MOSFE
TQ23のゲートには、シフトクロソクパルスφ2が供
給される。
シフトクロックバルスφlに同期して入力パルスφin
がハイレベルにされる。これによって、MOSFETQ
I 2のゲート容量には、入力パルスφinのハイレベ
ルがMOSFETQIを介して伝えられる。これによっ
て、MOSFETQI 2はオン状態にされる。
シフトクロックパルスφlがハイレベルからロウレベル
になった後にシフトクロックバルスφ2がハイレベルに
される.シフトクロソクパルスφ2がハイレベルにされ
ると、そのハイレベルは既にオン状態にされているMO
SFETQI 2を通して出力信号Blとして出力され
る。このとき、プートストラップ容量C1にも上記ハイ
レベルが書き込まれるものであるため、出力信号のハイ
レベルに応じてMOSFETQI 2のゲート電圧を昇
圧させる。これによって、シフトクロックパルスφ2の
ハイレベルはレベル損失なく出力信号Blとして出力さ
れる。上記出力信号Blのハイレベルに応じてダイオー
ド形態のMOSFETQI1を通したソース側のノード
もハイレベルにされる。ただし、このMOSFETQI
 1のソース側ノードのレベルは、MOSFETQI 
1のしきい値電圧分だけレベルが低下したものとされる
。このMOSFETQI 1のソース側ノードのハイレ
ベルは、次段回路のMOSFETQ22のゲート電極に
伝えられ、そのゲート容量及びブートストラップ容量C
2をハイレベルにする。これによって、MOSFETQ
2 2はオン状態にされる。
シフトクロックパルスφ2がハイレベルからロウレベル
になった後にシフトクロックパルスφlがハイレベルに
される。シフトクロックパルスφ1がハイレベルにされ
ると、MOSFETQI 3がオン状態にされるから出
力信号B1はハイレベルからロウレベルに高速に引き抜
かれる。また、シフトクロックパルスφ1のハイレベル
は既にオン状態にされているMOSFETQ2 2を通
して次段の出力信号として出力される。このとき、プー
トストラフプ容1c2にも上記ハイレベルが書き込まれ
ているものであるため、上記出力信号のハイレベルに応
じてMOSFETQ2 2のゲー1・電圧を昇圧させる
。これによって、シフトクロックパルスφ1のハイレベ
ルはレベル損失なく次段出力信号として出力される。上
記出力信号のハイレベルに応じてダイオード形態のMO
SFETQ21を通したソース側のノードもハイレベル
にされる.ただし、MOSFETQ2 1のソース側ノ
ードのレベルは、MOSFETQ2 1のしきい値電圧
分だけレベルが低下したものとされる。このMOSFE
TQ2 1のソース側ノードのハイレベルは、次段回路
の同様なMOSFETQ32のゲート電極に伝えられ、
ゲート容量及びブートストラップ容量C3をハイレベル
にする。これによって、MOSFETQ3 2はオン状
態にされる。
以下、同様にシフトクロフクパルスφlとφ2に同期し
て半ビット分のシフト動作が行われる。
したがって、前記のような水平シフトレジスタHSRと
して用いるとき、走査信号は奇数番目の出力信号B1、
B3等が用いられるものとなる。
この実施例では、前記のような飛び越し(スキップ)シ
フト動作に切り換え可能にするため、通常モードのシフ
ト動作の信号経路においても次のようなスイッチMOS
FETQ3 6〜Q3Bが設けられる。すなわち、m−
1番目の出力信号は、切り換えスイッチMOSFETQ
3 8を介して次段回路のMOSFETQ42のゲート
電極に伝えられ、ゲート容量及びブートストラップ容M
C4にデータの書き込みが行われる。同様に、リセッ}
MOSFETQ3 5のゲートには、切り換えスイッチ
MOSFETQ3 6を介して1ビット後のMOSFE
TQ52に対応した出力信号が帰還される。また、上記
m番目の出力信号は、スイッチMOSFETQ37を介
して1ビット前のりセッ}MOSFETQ2 5のゲー
トに帰還される。
上記飛び越しシフト動作を実現するため、上記m−1番
目の出力信号は、切り換えスイソチM○SFETQ48
とQ88を介して飛び越し先であるn番目回路のMOS
FETQ82のゲート電極に伝えられ、ゲート容量及び
ブートストラソプ容lc8にデータの書き込みが行われ
る。同様に、リセットMOSFETQ35のゲートには
、切り換えスイッチMOSFETQ46とQ86を介し
て飛び越しシフト動作のときに1ビット後に相当するM
OSFETQ9 2に対応した出力信号が帰還される。
また、上記飛び越し先であるn番目の出力信号は、スイ
ッチMOSFETQ87とQ47を介して飛び越しシフ
ト動作のときに1ビット後に相当するリセントMOSF
ETQ25のゲートに帰還される。
なお、飛び越し先であるn番目回路と、それより1つ前
のn−1番目の回路との間にも、通常モードでのシフト
動作を行う信号伝達経路を横戒するスイッチMOSFE
TQ76ないしQ78が設けられる。
上記通常モードでの信号伝達経路を構或するMOSFE
TQ36ないしQ38及びQ76ないしQ78のゲート
には、共通制御信号ZSが供給される。上記飛び越しシ
フトモードのときには、上記制御信号ZSがインバータ
回路Nによって反転されて供給される。すなわち、制御
信号ZSがハイレベルのとき、MOSFETQ3 6な
いしQ38及びQ76ないしQ7Bがオン状態になり、
通常のシフト動作が行われる。これに対して、制御信号
ZSがロウレベルのときには、インバータ回路Nの出力
信号がハイレベルになり、MOSFETQ46ないしQ
4B及びQ86ないしQ88がオン状.態になって飛び
越しシフト動作が行われるものとなる。
上記制御信号ZSがロウレベルにされるズームモードの
ときには、上記シフトクロックパルスφ1とφ2の周波
数は半分にされる。これにより、飛び越しシフト動作に
よって全体で縦方向の走査を半分しか行わないが、その
分シフトクロンク周波数を2倍にすることによって、通
常モードでの走査時間と一致させることができる。
垂直シフトレジスタHSRも上記水平シフトレジスタH
SRと基本的には同じである。ただし、水平シフトレジ
スタHSRでは、ズームモードのときにも、オプチカル
ブラックを対応したシフト動作を行うが、垂直シフトレ
ジスタVSRでは初期設定信号VinがV/4まで飛び
越して走査のためのシフト動作が開始される。
この垂直走査においては、前記のように残像防止の観点
等から2行同時読み出しを行う。これに対してズームモ
ードでは、1行づつノンインタレースモードで読み出す
。すなわち、奇数フィールドと偶数フィールドともに同
様に1行づつ読み出しを行う. 第3図には、垂直シフトレジスタに設けられる出力回路
の一実施例の回路図が示されている。このような出力回
路により、垂直シフトレジスタVSRにより形成された
走査信号v1は、スイソチMOSFETQ2とQ3のゲ
ートに供給に供給され、タイミングパルスφ3とφ4を
行L1とL2に対応させて出力させるものである。以下
、同様に走査信号v2は、上記同様なスイソチMOSF
ETとタイミングパルスφ3とφ4により、行L3とL
4に対応させている。
上記のような飛び越しシフト動作を伴うズームモードの
とき、シフト用のクロックパルスφ1とφ2の周波数は
通常の半分の周波数にされる。それ故、垂直シフトレジ
スタVSRからの出力パルスVl,V2等は、2水平走
査帰還に1度出力され、スイッチMOSFETQ2、Q
3等の順にオン状態にする。そのため、タイ名ングパル
スφ3とφ4は、第4図に示すように変化させて、行L
1とL2の順にハイレベルとすることによって、ノンイ
ンタレース動作を行うものである。
第5図には、カラー固体撮像素子に適用した場合の一実
施例の色フィルタ配置図が示されている。
色フィルタは、ホワイト(W)、イエロー(Y111)
、シアン(Cy)及びグリーン(G)の4色を用いる。
すなわち、横方向にイエロー(Ye)、シアン(C y
)の繰り返しにより配置される。その下の行には、グリ
ーン(G)、ホワイト(W)の繰り返しにより配置され
る。以下、同様なパターンの繰り返しによって色フィル
タが配置される.第6図には、上記のズームモードを備
えて固体撮像素子を用いた撮像装置の一実施例のブロッ
ク図が示されている。
固体撮像素子MIDは、上記のような飛び越し走査機能
と色フィルタを備えたMOS型固体撮像素子である。駆
動回路DRVは、その読み出し動作に必要なクロソクパ
ルスを形成する。この実施例では、前記のような電子式
のズーム機能のために制御信号ZSにより、駆動回路D
RVは、垂直、水平シフトレジスタの走査周波数を通常
モードの半分に切り換える。
通常動作モードのときには、上記のような2行同時読み
出しにより、固体撮像素子MIDからホワイト(W)、
イエロー(Ye)、シアン(Cy)及びグリーン(G)
の4色が出力される。この色信号は、マトリックス回路
MTXに入力され、ここで次の演算が行われて輝度信号
Yとレッド信号R及びブルー信号Bが形成される。
Y=W+Cy十G+Ye ・・・・・・・・(l)R=
(W−Cy)+(Ye−G)  ・・・・(2)B= 
(W−Ye)+ (Cy−G)   ・・・・(31こ
れに対して、ズームモードのときには、前記のようにイ
ンタレースにより1行づつしか読み出されない。そのた
め、色信号としてはイエローYeと、シアン(Cy)及
びホワイト(W)とグリーン(G)が交互に1水平期間
毎に得られるものとなる.そこで、各信号は1水平期間
だけ遅延した信号を用い、それを加算回路により加算し
て、上記式(2)及び(3)のような演算を第2のマト
リックス回路MTXにより行うことによりレッド信号R
とプルー信号B得るものである。ただし、輝度信号Yは
、解像度の観点より、加算回路にょりY=’le+(:
,’i及びy=w+cを形成し、水平走査パルスHPに
よりスイッチ制御されるスイッチsw1を介して交互に
切り換える。
これらズームモードで得られる輝度信号Y及びレッド信
号Rとブルー信号Bと、通常モードのときマトリックス
回路MTXIがら出力される各信号とは、上記制御信号
zSによりスイッチ制御されるスイッチ回路SW2ない
しSW4により切り換えられて出力される。
以上の撮像装置では、画面の中心部の画像を縦、横2倍
に拡大(ズームアップ)した画像を、カラー信号として
表示できるものである。この実施例では、縦横を等倍で
拡大し、しかもテレビジョン画面にいっぱいに表示する
観点から、言い換えるならば、カメラ一体型VTRに適
用する観点から倍率を2倍に固定したが、縦又は横だけ
を2倍、4倍等に拡大するものであってもよい。監視カ
ラメ等では、上記のように縦長や横長に拡大.しても差
支えない場合がある。
例えば、上記のような2倍の電子式ズーム機能を持つ固
体撮像素子を用い、6倍のレンズ式ズーム機構を組み合
わせるこによって、等価的に12倍までの高倍率のズー
ム機能が実現できる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)二次元状に配置された光!変換素子の信号をスイ
ッチ手段を介して読み出す方式の固体撮像素子における
上記光電変換素子の走査信号を形成する水平及び垂直シ
フトレジスタに対して、所定の制御信号に従い所定のア
ドレス個所をスキソプさせそれに対応した周波数に従い
走査信号を形成する機能を付加することによって、電子
弐のズームを実現できるという効果が得られる。
(2)上記固体操像素子は、二行同時に読み出す通常モ
ードと、垂直シフトレジスタをスキップさせて半分の行
を半分の周波数により1行づつノンインタレースにより
読み出すズームモードとを持ったせることにより、縦横
2倍の等倍率で拡大した画像信号を得ることができると
いう効果が得られる。
(3)上記(2)における撮像素子の色フィルタをホワ
イト、イエロー、シアン及びグリーンとして、垂直シフ
トレジスタをスキャプさせて半分の行の半分の周波数に
より走査信号を形成するズームモードのとき1行づつノ
ンインタレースにより読み出すとき、それと1水平期間
だけ遅延させた信号きを用いてレッド及びブルーの色信
号を形成することよって、カラー画像のままで2倍拡大
画面を得ることができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、固体撮像素子
の読み出し方式は、前記TSLの他何であってもよい。
第2図において、シフトレジスタを選択的にスキップさ
れる制御信号を内部のインバータ回路により形成したが
、それも外部端子から供給するものであってもよい.ま
た、色フィルタの配置は、前記のような2行読み出しに
よりカラー画像を得ることができるものであれば何であ
ってもよい。すなわち、ズームモードのとき、1行読み
出しとなるが、遅延回路によりIH前の信号を利用する
から、等価的に2行同時読み出しと同様な信号処理によ
りカラー画像信号を得ることができる. 固体撮像素子としては、感度設定用の垂直シフトレジス
タを設ける構威としてもよい.この感度設定用の垂直シ
フトレジスタにも上記スキップ機能を付加することによ
って、感度可変機能あるいは電子式シャッター機能を付
加することができる。
また、シフトレジスタは、前記のようなダイナミック型
回路を用いるもの他、スタティック型回路から構威して
もよい。
この発明は、電子式のズーム機能を備えた固体撮像素子
及びそれを用いた撮像装置として広く利用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、二次元状に配置された光電変換素子の信号
をスイッチ手段を介して読み出す方式の固体撮像素子に
おける上記光電変換素子の走査信号を形成する水平及び
垂直シフトレジスタに対して、所定の制御信号に従い所
定のアドレス個所をスキ゜ツプさせそれに対応した周波
数に従い走査信号を形成する機能を付加することによっ
て電子式のズームを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る固体撮像素子の読み出し機能
を説明するための画面構或図、第2図は、この発明に係
る固体撮像素子に用いられる水平シフトレジスタの一実
施例を示す回路図、 第3図は、垂直シフトレジスタの出力回路の一例を示す
回路図、 第4図は、その動作の一例を説明するためのタイミング
図、 第5図は、この発明に係る固体撮像素子に用いられる色
フィルタの一実施例を示す配置図、第6図は、この発明
に係る撮像装置の一実施例を示すプロソク図である。 VSR・・垂直シフトレジスタ、HSR・・水平シフト
レジスタ、・MID・・固体撮像素子、DRv・・駆動
回路、MTXI,MTX2 ・・?トリソクス回路、S
WI〜SW4・・スイッチ回路、T HDL・・IH遅
延回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二次元状に配置された光電変換素子の信号をスイッ
    チ手段を介して読み出す方式の固体撮像素子における上
    記光電変換素子の走査信号を形成する水平及び垂直シフ
    トレジスタに対して、所定の制御信号に従い所定のアド
    レス個所をスキップさせそれに対応した周波数に従い走
    査信号を形成する機能を付加したことを特徴とする固体
    撮像素子。 2、上記固体撮像素子は、二行同時に読み出す通常モー
    ドと、垂直シフトレジスタをスキップさせて半分の行を
    半分の周波数により1行づつノンインタレースにより読
    み出すズームモードとを持つものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の固体撮像素子。 3、上記二次元配置された光電変換素子の走査信号を形
    成する水平及び垂直シフトレジスタに対して、所定の制
    御信号に従い所定のアドレス個所をスキップさせて走査
    信号を形成する機能を付加しした固体撮像素子を用い、
    通常モードのときには二行同時に読み出してホワイト、
    イエロー、シアン及びグリーンの信号を第1のマトリッ
    クス回路に入力して輝度信号と色信号を形成し、垂直シ
    フトレジスタをスキャプさせて半分の行の半分の周波数
    により走査信号を形成するズームモードのとき1行づつ
    ノンインタレースにより読み出すとともに、それと1水
    平期間だけ遅延させた信号を第2のマトリックス回路に
    入力して色信号を形成するものであることを特徴とする
    撮像装置。
JP1188577A 1989-07-20 1989-07-20 固体撮像素子とそれを用いた撮像装置 Pending JPH0353683A (ja)

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JP1188577A JPH0353683A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 固体撮像素子とそれを用いた撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460774B1 (ko) * 2002-10-10 2004-12-09 매그나칩 반도체 유한회사 어드레스 서브샘플링 장치 및 그 방법과 이미지센서 및이미지센서의 어드레스 서브샘플링 방법
JP2007528499A (ja) * 2004-03-10 2007-10-11 ウオーターズ・インベストメンツ・リミテツド 選択的に飛ばされたピクセルを含む自己走査型フォトダイオードアレイ

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