JPS638751A - トナ−及びその製造方法 - Google Patents

トナ−及びその製造方法

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JPS638751A
JPS638751A JP61154562A JP15456286A JPS638751A JP S638751 A JPS638751 A JP S638751A JP 61154562 A JP61154562 A JP 61154562A JP 15456286 A JP15456286 A JP 15456286A JP S638751 A JPS638751 A JP S638751A
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toner
particles
resin
fixing
wax
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Tetsuya Nakano
哲也 中野
Masatake Inoue
雅偉 井上
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0802Preparation methods
    • G03G9/081Preparation methods by mixing the toner components in a liquefied state; melt kneading; reactive mixing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真等の分野で使用されるトナー及びその
製造方法に関し、より詳細には諸物性に優れたトナーの
提供並びに歩留り率に優れたトナーの製造方法を提供す
ることにある。
(従来技術) 一般に、トナー粒子は定着性樹脂中に電荷制御剤、ワッ
クス、着色剤や必要により磁性体粒子を分散させて構成
されている。そして、トナーが所望する特性、例えば帯
電特性、色味、定着性、流動性等が良好に発現されるよ
う組成物の配合比率が定められる。この配合比率は実際
にトナー組成物を作成し、トナーとしての粉粒体に調整
した後の画像出しテストの良否や耐久テストにより決定
されるのが常である。
しかしながら、試作品やテストサンプルとしての少量生
産においては好ましい結果が得られるにもかかわらず、
同一組成比にて量産した場合には不満足な結果として得
られないことがしばしばあった。
(発明が解決すべき技術的課題) 本発明者等は、トナーの組成物について詳細に検討した
結果、定着用樹脂との組合せにおいてワックスや電荷制
御剤といった分散成分の樹脂中への分散特性の悪い組合
せがあるということを見出した。
従って、この分散特性の悪さゆえに所望する初期特性が
実験室レベルではえられても工場生産レベルでは得られ
ないという欠点の原因となっていることも見出した。
その故に、本発明者等はこの分散特性を考慮する必要の
ないトナー構成を見出すことにより上述した問題点が全
て解決できるという結論に達した。
かかる理由から、本発明は定着樹脂中への樹脂以外の組
成物の分散特性を考慮する必要のないトナーを提供する
ことを目的とする。
本発明の他の目的は、上述したトナーの製造に当たって
は、生産性や歩留りを向上させることが可能なトナーの
製造方法を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は上述した目的を達成するため、トナーの構成と
しては、 電荷制御剤、着色剤、ワックス等のトナー組成物のうち
少なくともワックスを含む二種以上の組成物を混練造粒
して成る微粒子を定着用樹脂粒子に固着させることを特
徴とする。
またトナーの製造方法については、 電荷制御剤、着色剤、ワックス等のトナー組成物のうち
少なくともワックスを含む二種以上の組成物を混練造粒
して第1の粒子を得る工程、該第1の粒子をあらかじめ
所望する粒径に造立した定着用樹脂粒子(第2の粒子)
と前記定着用樹脂のTg(ガラス転移温度)乃至T1(
流出開始温度)の温度にて混合し、第1の粒子を第2粒
子表面に固着させる工程、 を順次行うことを特徴とする。
(発明の作用並びに原理) 本発明が上述した構成を採用することで、定着樹脂媒質
中への樹脂以外の組成物の分散特性を考慮する必要がな
く所望の特性を具備したトナー並びに当該トナーの生産
性や歩留りを向上した製造方法が提供できることについ
て以下に説明する。
(1)トナーについて トナーの構成については、従来樹脂中に分散させていた
分散成分を樹脂粒子表面に固着させることが本発明の最
大の特徴である。
従来技術では均一なトナー粒子の造粒に当たっては、そ
の組成物を均一な相として形成した混練組成物や噴霧用
組成物を得ることに多くの力を注いできた。なぜなら均
質なトナー粉を得るには、粉砕前の混練組成物や噴霧前
の噴霧用組成物が均NfL相を形成しているというのが
大前提だからである。しかしながら、樹脂にトナーとし
ての諸物性を付与するため種々の置換基の導入や共重合
、架橋といった手法を施すが、この結果同じく種々の構
造を有する電荷制御剤や着色剤或いはワックス成分との
分散性が悪くなることにもなる。この問題点を解決する
手法として混練前に行う前混合というものもあるが、最
終的な混練時の分散性は幾分改良されるに過ぎない。
一方、トナー組成中の分散成分は荷電性や着色度或いは
定着時のローラに対する離型性といった特定の機能を分
担するものであるから、トナー粒子として見て、これら
の成分が上述した機能を達成する限りトナー粒子におけ
る存在位置は粒子中或いは表面部分或いは一部露出とい
ったいずれの形態であってもさしつかえない。
特に、荷電性や離型性はトナーの表面層において要求さ
れる機能である。
従って本発明では分散成分を特定の形態で定着用樹脂粒
子表面に固着させることで上記機能を達成する一方、樹
脂中への分散に心血を注ぐことなく所望のトナーが得ら
れるという事実を見出したものである。
ここでいう特性の形態とは、電荷制御剤、顔料或いはワ
ックスといった分散成分を必要により前混合(前分散)
させることで均一分散させた後、溶融混練後微粉砕して
分散成分のみから成る微粒子を得、次にかかる微粒子を
あらかじめ規定粒径に粉砕乃至は球状粒子化された定着
用樹脂粒子と混合して、分散成分微粒子の形態で樹脂粒
子表面に固着させるものをいう。
かかる形態に従えば、全ての混合が粒子(固体)状態と
しての混合を基本としているので均一に分散させること
が可能となり、しかもトナー粒子としては定着用樹脂粒
子の表面にのみ均一にトナーの機能成分たる分散成分が
固着されるという形態が形成されるので所望とする特性
を任意に得ることが可能となるのである。
(ii)トナーの1゛告 法について 本発明の製造方法における重要なポイントは(イ)電荷
制御剤、着色剤、ワックス等のトナー組成物のうち少な
くともワックスを含む二種以上の組成物を混練造粒して
第1の粒子を得る工程、 並びに (II+)該第1の粒子をあらかじめ所望する粒径に造
粒した定着用樹脂粒子(第2の粒子)と前記定着用樹脂
のTg (ガラス転移温度)乃至Ti  (流出開始温
度)の温度にて混合し、第1の粒子を第2の粒子表面に
固着させる工程、を順次行ってトナーを製造することに
ある。
上記(イ)に示した第1の工程は、トナーについて前述
したように機能性成分としての分散成分を微粒子化する
工程である。かかる工程においては夫々の成分の二次疑
集や不均質混合を防止しつつ第1の粒子形成が可能とな
る。これは、この工程において混練時におけるバインダ
ー成分が溶融粘度の低いワックス成分だけであるので固
体粒子たる電荷制御剤や着色剤にも均一に剪断力が作用
する結果、より粗大な粒子を形成するのを有効に防止し
つつ混練が可能だからである。
かくして得られた第1の粒子は上記(ロ)に示した工程
で定着用樹脂粒子表面に固着されることとなる。
この(ロ)の工程においては、所望温度条件下における
固着処理が重要なポイントとなる。
まず樹脂粒子の形成は、造粒後の分級操作によって所望
のトナー粒径の樹脂粒子のみを得るので、トナー粒子の
分級操作が省略できると共に、樹脂粒子の形成時の分級
によって除外された微粉或いは粗粉は樹脂のみの均一成
分であるゆえに再度造粒成分として問題なく使用できる
といメリットを有している。これは、従来のトナー分級
における微粉トナーが成分比の不均質さゆえに再度原料
成分として使用できなかったことに比して原料の節約、
効率化という点で極めて有効なものといえる。
次に、固着処理について説明する。ここでは上述したよ
うに固着温度が最重要ポイントとなる。一般に樹脂は温
度において種々の形態を採ることが知られている。そし
て、夫々の形態の相が変化する温度としては例えばTg
(ガラス転移温度)、Ti(流出開始温度)、Ts(軟
化温度)、Tm(溶融温度)等が存在する。
本発明者等によれば、これらの温度の中でも、固着処理
温度としてはTg乃至Tiから成る温度範囲が所望する
処理が可能であることを見出した。即ち、第1の粒子を
樹脂粒子(第2の粒子)表面に固着する場合、 (a)第2の粒子の形状を崩さないこと(b)第1の粒
子は第2の粒子に強固に固着されること (C)第2の粒子同士の固着が生じないこと等といった
要件を満たさねばならない。
かかる要件を満たすという理由から造粒した樹脂の形態
を崩すことなく表面軟化状態として外力により第1の粒
子が第2の粒子表面に容易に埋め込まれるような温度環
境を混合時に制御することが最も望ましい。それゆえ、
処理温度としては樹脂自体が軟化し始め比体積(体積/
単位重量)が増大、即ち膨張が開始して表面状態が変化
し始めるTgが下限となる。一方、温度の上限について
は樹脂自体の形態が顕著に変化するTsやTm付近では
、第2の粒子同士の固着や溶出現象が生じるので好まし
くない。ところが、加圧時において軟化し始めた樹脂が
流出し始めるという温度即ちTi以下では外圧を加えて
第1の粒子を第2の粒子に圧接させると、表面付近のみ
が特に軟らかくなった第2の粒子表面に容易に第1の粒
子を埋め込むことが可能となる。
従って、混合時の外圧をコントロールすることによって
上記Tg乃至Tiの温度範囲において前述した要件を満
足しつつ固着処理が可能となるのである。
以上説明したような作用並びに原理により本発明によれ
ば前述した目的を達成することが可能となる。
(発明の実施態様) 以下本発明のとな−並びに製造方法について以下に詳述
する。
(i)トナ一 本発明のトナーを構成する各成分は基本的には従来から
知られているトナーのものと何等変わるところがない。
従って従来から知られているトナーの各成分を前述した
ような構成で使用する限りそれ自体公知のトナー成分材
料が使用できる。
箱」1組I 好ましいトナー用結着樹脂としては例えば、ポリスチレ
ン、クロロポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、
スチレン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピ
レン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレ
ン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合
体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体(スチレン−アクリル酸メチル共
重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸
オクチル共重合体、スチレン−アクリル酸フェニル共重
合体等)、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体(
スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブ
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸フェニル共重合
体等)、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル
共重合体等のスチレン系樹脂(スチレン又はスチレン置
換体を含む単重合体又は共重合体)、塩化ビニル樹脂、
スチレン−酢酸ビニル共重合体、ロジン変性マレイン酸
樹脂、フェニール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂
、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体
、キシレン樹脂、ポリビニルフチラール樹脂等があるが
、上記樹脂は単独で使用するに限らず、2種以上併用す
る事もできる。
狂 この発明で用いられる着色剤としては、例えば下記のよ
うな顔料および染料等が挙げられる。
黒色顔料 カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラッ
ク、アニリンブラック。
黄色顔料 黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネ
ラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ホー
プルスイエロー、ナフトールイエローS1ハンザ−イエ
ローG1ハンザ−イエローLOG、ベンジジンイエロー
G、ベンジジンイエローGR,キノリンイエローレーキ
、パーマネントイエローNCG :タートラジンレーキ
橙色顔料 赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジ
GTR:ビラゾロンオレンジ、パルカンオレンジ、イン
ダスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレン
ジG1インダンスレンブリリアントオレンジGK。
赤色顔料 ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウ
ム、パルカンオレンジ 4R,リソールレッド、ピラゾ
ロンレッド、ウオッチングレッドカドミウム塩、レーキ
レッドD、ブリリアントカーミン 6B、エオシンレー
キ、口−ダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリア
ントカーミン 3B。
紫色顔料 マンガン紫、ファストバイオレットB1メチルバイオレ
ットレーキ。
青色顔料 柏葉、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクト
リアブルーレーキ、スタロシアニンプルー、無金属フタ
ロシアニンブルー、フタロシアニンブル一部分塩素化物
、ファーストスカイブルー、インダンスレンブル−BC
緑色顔料 クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB1
マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエルーグリー
ン。
白色顔料 亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛。
体質顔料 パライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイト
カーボン、タルク、アルミナホワイト、各種染料(塩基
、酸性分散、直接各染料等)ニグロシン、メチレンブル
ー、ローズベンガル、キルンイエロー、ウルトラマリン
ブルー等 1k]旧I肘 (1)トナーを正荷電性に制御するもの例えば、ニグロ
シン、炭素数2〜16のアルキル基を含むアジン系染料
(特公昭42−1627号)塩基性染料(例えば、C,
1,Ba5ic Yellow2(C,T、41000
)、C,1,Ba5ic Yellow  3 、C,
T。
Ba5ic Yellow  1 (C,1,4516
0) 、C,1,Ba5icRed 9 (C,1,4
2500) 、C01,Ba5ic Violet  
1(C,L 42535) 、C,1,Ba5ic V
iolet  3 (C,1゜42535)、C,1,
Ba5ic Violet  10 (C,1,451
70)、C,1,Ba5ic Violet 14(C
,T、 42510) 、C,I。
Ba5ic Blue  1  (C,1,42025
) 、C,1,Ba5icBlue  3 (C,1,
42140) 、C,1,Ba5ic Blue7 (
C,1,42595) 、Ba5ic Blue  7
 (C,1,42595) 、Ba5ic Blue 
 9 (C,1,52015) 、Ba5icBlue
  24 (C,1,52030)  、Ba5ic 
Blue  25CC,1,52025)  、Ba5
ic Blue  26 (C,1,44045)Ba
sic Green  1  (C,1,42040)
  、Ba5ic Green4  (C,1,420
00)  、C,1,42510SC,1,45170
、Ba5ic Blue  9など)。これらの塩基性
染料のレーキ顔料、(レーキ化剤としては、りんタング
ステン酸、りんモリブデン酸、りんタングステンモリブ
デン酸、タンニン酸、ラウリン酸、没食子酸、フェリシ
アン化物、フェロシアン化物など。) 、C,1,5o
lvent、Black  3 (C,1,26150
)、ハンザイエローG (C,1,11680) 、C
,I。
Morclant Black  11 、C,1,P
igment Blackl、ギルツナイト、アスファ
ルトなどが使用できる。
(2)トナーを不電荷性に制御するもの例えば、特公昭
41−20153号、同43−27596号、同44−
6397号、同45−26478号などに記載されてい
るモノアゾ染料の金属錯塩がすべて使用できる。例えば
、一般式 〔式中、MはCrまたはCOを、R,とR2は非置換基
または期間基により置換されたフェニレン残基を、R3
とR4は金属可能の基のオルト位置でカップリングする
非置換基または置換基により置換されたカップリング成
分の残基を表し、XlとX2は一〇−または−COO−
を、X3とX4は一〇−1−NH−または−N−アルキ
ルーを表し、これらR,とR2、R,とR4、XIとX
2、X3とX4は同じであっても異なっていてもよく、
(Al  はアンモニウムイオン、脂肪族アンモニウム
イオン、脂環族アンモニウムイオン、異部環状アンモニ
ウムイオンアルカリ金属またはアルカリ土類金属を表す
。〕で表される金属錯塩染料が使用できる。
更に、特開昭50−133838号に記載されているニ
トロフミン酸及びその塩或いはC,I。
14645  などの染顔料も使用できる。
ワックス この発明で用いられるワックスとしては、炭素数6以上
のパラフィン、ポリオレフィンなどが好ましく、例えば
、パラフィンワックス(日本石油製)、パラフィンワッ
クス(日本製矩型)、マイクロワックス(日本石油製)
、マイクロリスタリンワックス(日本石油製)、PE−
130(ヘキスト製)、三井ハイワックス110P(三
井石油化学製)、三井ハイワ・ノクス220P (三井
石油化学製)、ビスコール550P(三洋化成製)、ビ
スコール660P (三洋化成製)等が用いられる。な
かでもパラフィン類が、特に好ましく用いられる。
またトナーを磁性トナーとする場合には以下の磁性材料
を使用することができる。
死重」1丑 磁性物質としては磁性を示すか、磁化可能な材料であれ
ばよく、例えば鉄、マンガン、ニッケル、コバルト、ク
ロムなどの金属びふんまつ、−8[フェライト、マンガ
ンなどの合金や化合物、その他の強磁性合金マグネタイ
トなど従来より磁性材料として知られているものが使用
できる。
その他流動性等の改善の目的で後述するトナの製造方法
によってトナーを形成後シリカ、アルミナ等を添加する
こともできる。
本発明のトナーの使用方法はそれ自体公知の方法で単独
或いはキャリアと混合して使用できる。
(ii)トナーの製造方法 (イ)第1の粒子(分散成分粒子)の製造工程上述した
電荷制御剤、着色剤、ワックス成分等のみから成る第1
の粒子をまず形成する。
この時、電荷制御剤はワックス100重量部当り5〜3
00鍔t%、好ましくは10〜20〇−t%、また着色
剤は同じく20〜1000wt%、好ましくは35〜7
00wt%用いる。なお、磁性トナーとして使用する場
合には磁性体粒子を同じく250〜800wt%、好ま
しくは350〜700wt%の量比で使用する。
成形に当たっては、室温でワックス成分を含め第1の粒
子の各成分を上述した比率で混合し、必要により■型混
合機、回転羽根式ミキサー等のミキサーで前混合した後
、加熱ロール、加熱ニーダ−1押出機等により混練して
均一混練組成物を形成する。
次いで、この組成物を粉砕し、必要により分級して0.
1乃至2μmの大きさの第1の粒子を形成させる。
(ロ)第2の粒子(樹脂粒子)並びに混合工程上述した
結着用樹脂成分を粉砕或いは噴霧等の手段により5〜2
0μmの粒径を有する樹脂粒子をまず形成する。
次いで、この樹脂粒子と前記第1の粒子とを10:1〜
1:10の混合比(重量混合比)にて混ぜ合わせ、均一
に分散させた後、使用した結着用樹脂のTg乃至Tiの
温度範囲に混合機を維持して更に混合処理を行う。この
混合処理は環境温度或いは樹脂の種類によっても相違す
るが、概ね1〜60分間の範囲で適当な時間行えばよい
例えば、以下の第1表に示した樹脂を使用した場合、1
00℃の環境下で3分間程度行えば第1の粒子が第2の
粒子表面に埋め込み状態で固着させることができる。
第1表 ※表中TiはJtSK7210に準拠して島津製作所製
フローテスタCFT−500型Aにて測定した値である
(ハ)後処理工程 かくして得られたトナー粒子に対して必要により流動性
改質剤としてシリカ、アルミナ等の微粉末をトナー10
0重量部当り0〜5wt%の量比で混合すればより好ま
しいトナーが得られる。
(実施例) 実施例1 トナー処方割合 樹脂ニアルマテフクスPA−525(三井東圧化学製)
・・・・・・・・・・・・・ 84重量部ワックス:ビ
スコール550P (三洋化成製)・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・ 8重量部電荷制御剤−
ボントロンS−34(オリエント化学型)・・・・・・
・・・・・・・・ 3重量部着色剤ニブリンテックスし
くデグサ製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ 5重量部以上のトナー材料の内樹脂以外の材
料をヘンシェルミキサーで10分間混合−た後、2軸押
出機で混練し、微粉砕分級して平均粒径1μmの第1の
粒子を製造した。また、上記樹脂材料のみを微粉砕分級
して平均粒径12μmの第2の粒子を製造した。
第1の粒子と第2の粒子を16:84の割合でヘンシェ
ルミキサーにより槽内温度を80°Cに保ち5分間撹拌
混合してトナーを得た。
このときの使用材料に対するトナーの収率は94%であ
った。
実施例2 トナー処方割合 樹脂:エスレンクP(積木化学製) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
11重量部ワックス:ビスコール550 (三洋化成製
)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
9重量部電荷制御剤:ボントロン5−34 (オリエン
ト化学型)・・・・・・・・・・・・・・ 3重量部着
色剤ニブリンテックスしくデグサ製)・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ 7重量部以上のトナ
ー材料を実施例1と同様に樹脂以外の材料で第1の粒子
を、樹脂材料のみで第2の粒子を製造し、以下同様にし
てトナーを得た。
このときの使用材料に対するトナーの収率は93%であ
った。
比較例1 実施例1で示したトナー処方割合のトナー材料を通常の
粉砕法により、混合、混練、微粉砕、分級してトナーを
えた。このときの使用材料に対するトナーの収率は81
%であった。
比較例2 実施例2で示したトナー処方割合のトナー材料を比較例
1と同様に通常の粉砕法により、混合、混練、微粉砕、
分級してトナーをえた。このときの使用材料に対するト
ナーの収率は77%であった。
以上のようにして得られたトナーサンプルをそれぞれキ
ャリアと4.5:95.5の割合で混合し現像剤とした
。この現像剤を複写機DC−111(三田工業製)に入
れて初期の画像特性を調べた結果、実施例1.2及び比
較例1.2とも良好な画像かえられた。
また、複写機の現像装置のみを作動させ1時間後のトナ
ー濃度を調べた。その結果、本発明の製造方法で得られ
た実施例1.2のトナーを用いた現像剤のトナー飛散に
よるトナー濃度の変化は少なかった。これにより、分散
性とトナー飛散は負の相関があることが判っているので
、従来言われている分散性の良いトナーが得られている
ことが判る。
以下にテスト結果を表にまとめる。
¥!を紐出願人 三田よ叢唇式+ネL

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電荷制御剤、着色剤、ワックス等のトナー組成物
    のうち少なくともワックスを含む二種以上の組成物を混
    練造粒して成る微粒子を定着用樹脂粒子に固着させて成
    るトナー。
  2. (2)電荷制御剤、着色剤、ワックス等のトナー組成物
    のうち少なくともワックスを含む二種以上の組成物を混
    練造粒して第1の粒子を得る工程、該第1の粒子をあら
    かじめ所望する粒径に造粒した定着用樹脂粒子(第2の
    粒子)と前記定着用樹脂のTg(ガラス転移温度)乃至
    Ti(流出開始温度)の温度にて混合し、第1の粒子を
    第2の粒子表面に固着させる工程、 を順次行うことを特徴とするトナーの製造方法。
JP61154562A 1986-06-30 1986-06-30 トナ−及びその製造方法 Pending JPS638751A (ja)

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JPS638751A true JPS638751A (ja) 1988-01-14

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