JPS6387409A - 物品搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は物品を搬送する物品搬送装置に関する。

（従来の技術） 従来から、フリーフロー形式のコンベアを用いた電子部
品や電子機器等の物品の製造ラインでは、搬送パレット
を用いてこの搬送パレット上に物品を固定し、各作業装
置（ステーション）間の搬送を行っている。また各作業
装置において、搬送パレット上に搭載された物品の情報
を情報処理装置により管理することが行われている。

このような従来の物品搬送装置としては、次のようなも
のがある。

第４図は従来の物品搬送装置を示す平面図、第５図は第
４図の搬送パレットおよび物品を示す拡大平面図である
。

これらの図において、１は、たとえば電子部品や電子機
器等の物品を示している。この物品１は搬送パレット２
上に搭載され、この搬送パレット２が、たとえばコンベ
ア等の搬送装置３により移動されるようになっている。

また搬送装置３の所定の箇所であるステーションには、
物品１の組立て等の作業を行う作業装置４．１１・・・
がそれぞれ配設されている。また５は工程管理装置を示
しており、この工程管理装置５は光ファイバケーブル等
の通信ケーブル６により各作業装置４と接続されており
、作業装置４を制御するようになっている。

また上述した搬送パレット２には、第５図に示したよう
に、作業装置４の作業において物品１に不良が発生した
場合に、その情報を伝えるための指示スイッチ７が設け
られている。また各作業装置４には、その指示スイッチ
７の情報を検出する検出装置（図示省略）が設けられて
おり、通信ケーブル６を介してその情報が工程管理装置
５に送信されるようになっている。

したがって、このように構成された物品搬送装置では、
工程管理装置５により各作業装置４に物品１に関する各
情報が通信ケーブル６を介して送信され、搬送装置あに
より搬、送された搬送パレット２上の物品１を作業装置
４により組立であるいは加工等の作業を行い、またその
結果を作業装置４から通信ケーブル６を介して工程管理
装置５に送信するようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このように構成された従来の物品搬送装
置では、工程管理装置５と各作業装置４とを通信ケーブ
ル６により接続しまた各装置４．５に通信機能を設ける
必要があるため、たとえば工程管理装置５に故障が発生
した場合には、各作業装置４への情報を管理するとかで
きず製造ライン（搬送装置３）を停止せざるおえなかっ
た。また物品１の変更や作業装置４における作業内容の
変更があった場合には、各作業装置４の仕様を変更する
とともに、工程管理装置５の情報管理機能（図示省略）
も変更する必要があり、これらの作業が非常に繁雑であ
るという難点があった。

本発明は上記従来の問題点を解決するためのもので、？
！雑な通信機能を必要とせず、また物品の変更や作業装
置における作業工程の変更も容易に行うことのできる物
品搬送装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために、物品が搭載される
搬送パレットと、この搬送パレットに着脱自在に配設さ
れ前記搬送パレットに搭載された物品の各情報を入出力
するための入出力端子を備えた記憶装置と、前記搬送パ
レットが搬送されるステーションに設置され前記記憶装
置の入出力端子に接続可能な接続端子を備え前記記憶装
置の情報の読取りおよび書込みを行う情報入出力装置と
を備えたものである。

（作用） そして本発明は上記手段により、複雑な通信機能を必要
とせず、また物品の変更や作業装置の作業工程の変更を
容易に行うことができる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図ないし第３図は本発明の一実施例の物品搬送装置
を説明するためのもので、これらの図において、１１は
、たとえば電子部品や電子機器の製品等の物品を示して
いる。この物品１１は搬送パレット１２上に搭載され、
この搬送パレット１２が、たとえばコンベア等の搬送装
置１３により搬送されるようになっている。

また搬送パレット１２上には、第２図に示したように、
記憶装置１４が着脱自在に配設されている。この記憶装
置１４は、第３図に示したように、データの書込みおよ
び読出しが可能な、たとえば２５６バイトの記憶容量を
有する不揮発生記憶素子１５とその周辺回路１６とデー
タの書込みおよび読出しを行う際の入出力端子１７．１
７・・・とを備えている。

また搬送装置１３の所定の箇所であるステーションには
、それぞれ物品１１の組立ておよび加工を行う作業装置
１８が配設されている。この作業装置１８には、上述し
た記憶装置１４の入出力端子１７に接続可能な接続端子
１９が設けられており、搬送装置１３により搬送パレッ
ト１２が搬送されてきたときに、接続端子１９を入出力
端子１７に接続して記憶装置１４の情報を読取り、この
情報に基づいて所定の作業を行った後、新たな情報を書
込むようになっている。また各作業装置１８には、作業
内容の変更や物品の仕様の変更を行う場合に、その情報
を入力するための入出力装置（図示省略）が設けられて
いる。

したがってこのように構成された物品搬送装置では、搬
送パケット１２上に物品１１が搭載されて搬送装置１３
により所定のステーションである作業装置１８に搬送さ
れると、まず作業装置１８の接続端子１９が搬送パレッ
ト１２の記憶装置１４の入出力端子１７に接続される。

これにより物品１１の製品番号や特性、前工程での作業
結果、測定結果等が読取られ、この情報に基づいて所定
の作業が行われる。そして作業が終了するとこの作業装
置１８による工程での処理内容を記憶装置１４に入力し
記憶させる。

また物品１１の仕様変更やまた各作業装置１８での作業
内容に変更があった場合には、各作業装置１８ごとにそ
の情報を入力装置（図示省略）により入力して変更する
ことが可能である。

このように構成された物品搬送装置では、物品１１を搭
載した搬送パレット１２と個々の作業装置１８とで物品
１１の情報を得るように構成したので、従来のように複
雑な通信機能を必要とせず、また、たとえば１つの作業
袋こ１８が故障した場合でも、各作業装置１８が独立し
て設けられているため、他の作業工程を行うことができ
る。また作業内容や物品の変更があった場合にも、その
情報を作業装置１８の情報入出力装置（図示省略）によ
り容易に変更させることができる。

なお以上説明した実施例はこれに限定されるものではな
く、記憶装置は搬送パレットの任意の箇所に配設しても
よく、また複数配設してもよい。

また上述した実施例では、たとえばコンベア等の搬送装
置により搬送パレットを搬送するようにしたが、自走式
の搬送パレットを用いた場合にも適用してよいことはも
ちろんである。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の物品搬送装置は、複雑な通
信Ｒ能を必要とせず、また物品の変更や作業装置におけ
る作業の変更も容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の物品搬送装置を説明するた
めの平面図、第２図は第１図に使用される搬送パレット
および記憶装置を説明するための分解斜視図、第３図は
第１図および第２図の記憶装置の回路図、第４図は従来
の物品搬送装置を説明するための平面図、第５図は第４
図の搬送パレットを説明するための平面図である。 １１・・・・・・・・・物品 １２・・・・・・・・・搬送パレット １４・・・・・・・・・記憶装置 １７・・・・・・・・・入出力端子 １８・・・・・・・・・作業装置 １９・・・・・・・・・接続端子 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　− 第１図 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）物品が搭載される搬送パレットと、この搬送パレ
   ットに着脱自在に配設され前記搬送パレットに搭載され
   た物品の各情報を入出力するための入出力端子を備えた
   記憶装置と、前記搬送パレットが搬送されるステーショ
   ンに設置され前記記憶装置の入出力端子に接続可能な接
   続端子を備え前記記憶装置の情報の読取りおよび書込み
   を行う情報入出力装置とを備えたことを特徴とする物品
   搬送装置。