JPS638541Y2 - - Google Patents

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JPS638541Y2
JPS638541Y2 JP8160581U JP8160581U JPS638541Y2 JP S638541 Y2 JPS638541 Y2 JP S638541Y2 JP 8160581 U JP8160581 U JP 8160581U JP 8160581 U JP8160581 U JP 8160581U JP S638541 Y2 JPS638541 Y2 JP S638541Y2
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JP
Japan
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fixed
upper plate
freight
lower plate
present
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Expired
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JP8160581U
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JPS57194862U (ja
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヤード又は駅構内における貨車の仕分
時、もしくは工場における検修作業時等におい
て、貨車に損傷を与えず、かつ傷害事故の恐れな
く、安全簡易に貨車の小移動を可能とする貨車移
動用金具に関するものである。
貨車の仕分けは主として入換機関車等によつて
なされるが、再仕分けされるべき貨車を一時ある
仕分線へ突放する過程が必要なことがあり、その
ような仕分線では次の再仕分けのために、当該貨
車群を目的地に応じて分離しておかねばならず、
そのため貨車を小移動させる必要が生ずる。
従来、このような場合の貨車の小移動は取扱者
による手押しによつていた。しかし、近年におけ
る輸送品目の増大および、それに伴なう貨物輸送
システムの変化により、貨車の小移動の作業頻度
は旧に比して、益々多くなり、加えて車輛が大型
化してきている処から、手押しによる移動は困難
となつてきており、作業がきわめて非能率的とな
つているのが実情である。
このような現況にかんがみ、近来、荷役機械の
開発、普及が著しい処から、貨車の小移動につい
ても、たとえばフオークリフト等を利用した機械
的な作業に移行させることが好ましい。
ところが現行の貨車は、それに対応するような
構造となつていない。従つてそのような貨車をフ
オークリフト等を用いて小移動させれば、貨車の
損傷、破損又は取扱者の傷害事故を誘発する危険
がある。
本考案は、貨車の小移動に存する上述のような
問題点を簡易に解決しようとするものである。
本考案を第1図a〜第3図bに示した実施例に
従つて説明する。
本考案は第1図aおよびbに示すように、たと
えば貨車の妻面5と側面4との、交叉状に対向す
る境界部に6として示すように設けられる。な
お、第1図aおよびbにおいて、1は貨車、2は
連結器、3は車輪である。
第2図aおよびbには本考案の詳細が示されて
いる。61は本考案を構成する基板であつて、平
面形状が第2図aに示すごとくに、貨車の妻面5
と側面4との境界部がなす曲面Rと適合するよう
な曲線状に形成された長方体からなつている。後
述するように本考案を妻面5と側面4との境界部
に配置される車体の柱に固着する場合には、基板
の平面形状は当該柱の対向周に適合するような曲
線状に形成される。
基板61の上面から所定間隔へだてた下方の外
側に上板62の一側面を溶接等によつて一体のご
とく固定する。従つて上板62の上記一側面は基
板61の外側に適合するような曲線形状に形成さ
れる。上板62の平面形状は、第2図aに示すご
とく矩形部621に三角形部622を1体として
付加したような形となつている。
基板61の、上板62より突出した部分67を
もつて、本考案を車体に取付けるための溶接用座
とする。上板62より所定間隔だけ下方の基板6
1の外側には下板63の一側面を固定する。下板
63は上板62と同一形状からなり、板62と6
3は互に平行で、かつ重り合うように取付けられ
る。上板62と63の間の一方端にはコの字状の
補強材64が、他方端にはピン40が、それぞれ
介挿固定される。この場合、補強材64の背面6
41は、上板62、下板63の対応する端面を結
ぶ、ほゞ線上にある。下板63は基板61の下方
外側に固定された他の補強材66で支持されてい
る。
このような構成からなる貨車移動用金具を溶接
用座67を利用して貨車の妻面5と側面4の境界
部に、もし当該境界部に配置されている車体の柱
に直接設けたい場合には、当該柱に直接固定す
る。
このような構成において貨車1をa方向へ小移
動させたい時は、公知のフオークリフトの爪を第
3図aにおける上板62と下板63との間にb方
向から挿し込み、前進させることによつて行な
い、逆a方向へ小移動させたい時は爪をc方向か
ら挿し込んで前進させる。
フオークリフトが複数個の爪を持つている場合
は、そのうちの一個の爪を、他の爪が邪魔になら
ないように、それぞれ挿し込めばよい。
又、フオークリフトの爪とともに、又は、フオ
ークリフトの爪は用いず、ワイヤーロープ等を用
いて、貨車を小移動させたい場合には、当該ワイ
ヤーロープの1端をピン40に巻き付け固定し、
当該ロープの他端を巻き取る等の方法によればよ
い。
本考案は、それを装着した貨車がホームに停車
している時でも、ホーム以外の地上に停車してい
る時でも、当該貨車の小移動ができるように、ホ
ームの高さより、多少高い、たとえば20cm程度高
い境界部に設置するのが好ましい。
本考案によれば、 1 フオークリフトの爪等を上板と下板との間に
差し込んで前進させるか、もしくはワイヤーロ
ツプの1端をピンに固定して巻き取るなどの機
械的手段によつて、貨車の小移動をきわめて容
易にできるので、扱者の手押しによる従来の方
法において生ずることのある傷害事故を防止で
きる。
2 しかも、フオークリフトの爪は基板に当接
し、又ワイヤーロープの1端はピンに固定され
るような構成となつているので、小移動時、貨
車の車体に損傷を与えることがなく、又ホーム
およびホーム以外のいづれの地上に停車してい
る貨車でも容易に小移動させることが可能であ
る。
3 さらに本考案は、十分車両限界内に収めるこ
とができ、現行の貨車の機能に何等の支障も与
えることがない等、その実用的効果は顕著であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の配置位置を示す平面図、第
1図bは第1図aの正面図、第2図aは本考案の
平面図、第2図bは第2図aの正面図、第3図a
は本考案を貨車に取付けた場合の斜視図、第3図
bは本考案の背面を示す斜視図である。 1……貨車、4……貨車の側面、5……貨車の
妻面、40……ピン、61……基板、62……上
板、63……下板、64……コの字状の補強材、
66……他の補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面形状において貨車の妻面と側面との境界部
    に適合するような曲線に形成された長方体を基板
    とし、当該基板の上面から所定間隔へだてた外側
    に上板を、当該上板より下方に所定間隔へだてた
    外側に下板を固定し、上記上板と下板との間の1
    方端にコの字状の補強材を、他方端にピンを、そ
    れぞれ介挿固定し、上記下板を基板の下方外側に
    固定された他の補強材で支持し、かつ上記上板と
    下板間の間隔をフオークリフトの爪を自由に挿入
    可能なように設定したことからなる貨車移動用金
    具。
JP8160581U 1981-06-04 1981-06-04 Expired JPS638541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8160581U JPS638541Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8160581U JPS638541Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57194862U JPS57194862U (ja) 1982-12-10
JPS638541Y2 true JPS638541Y2 (ja) 1988-03-14

Family

ID=29877108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8160581U Expired JPS638541Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04

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JP (1) JPS638541Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57194862U (ja) 1982-12-10

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