JPH0544790U - 自動車運搬船 - Google Patents
自動車運搬船Info
- Publication number
- JPH0544790U JPH0544790U JP093241U JP9324191U JPH0544790U JP H0544790 U JPH0544790 U JP H0544790U JP 093241 U JP093241 U JP 093241U JP 9324191 U JP9324191 U JP 9324191U JP H0544790 U JPH0544790 U JP H0544790U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt conveyor
- car
- tire
- vehicle
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車止め機能を有するベルトコンベアーを利用
して自動車の積付位置への移動及び積付位置からの移動
作業ならびに自動車の車止め作業を兼用する省力かつ省
人的な自動車運搬船を提供する。 【構成】 船上に敷設されたベルトコンベアー１に複数
の自動車３を並列的に上載及び格納するようにした自動
車運搬船において、ベルトコンベアー１の上面の両側寄
りにそれぞれ台型断面を有する突条２，２をホイールベ
ースにほぼ等しい間隔で平行的に形成し、上記両突条
２，２の対向する傾斜面を協働して前輪タイヤ４の前
面，後輪タイヤ５の後面に当接する倒立ハ字状としたこ
と。
して自動車の積付位置への移動及び積付位置からの移動
作業ならびに自動車の車止め作業を兼用する省力かつ省
人的な自動車運搬船を提供する。 【構成】 船上に敷設されたベルトコンベアー１に複数
の自動車３を並列的に上載及び格納するようにした自動
車運搬船において、ベルトコンベアー１の上面の両側寄
りにそれぞれ台型断面を有する突条２，２をホイールベ
ースにほぼ等しい間隔で平行的に形成し、上記両突条
２，２の対向する傾斜面を協働して前輪タイヤ４の前
面，後輪タイヤ５の後面に当接する倒立ハ字状としたこ
と。
Description
【０００１】
本考案は自動車運搬船に関する。
【０００２】
ベルトコンベアー荷役式自動車運搬船の実績は未だ無いが、図３斜視図に示す ようにベルトコンベアーとしては、フラットなものが一般的であるので、これを 自動車格納用に使用するためには、自動車（以下車両という）の固定用として、 車止めによる固定が必要であり、これに多大の労力を要する。
【０００３】
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、車止め機能を有するベル トコンベアーを利用して、車両の格納区画への移動，車両の格納区画からの車両 移動作業ならびに車止め作業を兼用する省力的かつ省人的な自動車運搬船を提供 することを目的とする。
【０００４】
そのために本考案は、船上に敷設されたベルトコンベアーに複数の自動車を並 列的に上載及び格納するようにした自動車運搬船において、ベルトコンベアーの 上面の両側寄りにそれぞれ台型断面を有する突条をホイールベースにほぼ等しい 間隔で平行的に形成し、上記両突条の対向する傾斜面を協働して前輪タイヤの前 面，後輪タイヤの後面に当接する倒立ハ字状傾斜面としたことを特徴とする。
【０００５】
このような構成によれば、ベルトコンベアー自体が車止めを備えており、別途 、車止めを運搬し、タイヤ部分へセットする作業が不要となる。 また、ベルトコンベアー自体が車巾にほぼ等しく間欠的に移動することで、格 納区画への車両移動、また格納区画からの車両の移動機能を兼ねる。
【０００６】
本考案の一実施例を図面について説明すると、図１はその部分斜視図、図２は 図１のベルトコンベアーの横断面図である。
【０００７】 上図において、１はエンドレスベルトコンベアー、２はベルトコンベアー１の 両側寄りの部分の上面にそれぞれ突設され対向する傾斜面が協働して自動車の前 輪タイヤ４の前面，後輪タイヤ５の後面に当接する倒立ハ字状ガイド面を形成す る台型断面の車止め突条で、その傾斜面には多数の凹凸を形成してタイヤに対す る摩擦力を大きくしている。３は自動車である。
【０００８】 このような構造において、ベルトコンベアー１上に自動車３を上載し、上載の 都度、車両１台分のほぼ車巾に相当するだけベルトコンベアー１を間欠的に移動 し、次の車両を上載し、これを次々行うことで車両の積込みを行う。 格納自動車の荷卸しに際しては、ベルトコンベアー１を逆方向に間欠的に移動 する。 ここで、ベルトコンベアーはゴム製，金属製，ゴム及び金属製のいずれでもよ い。
【０００９】
このような装置を有する自動車運搬船によれば、下記の効果が奏せられる。 （１）作業員が車両の移動防止としての車止めを運搬し、タイヤ部分にセット する作業及び車止めの保管，管理の作業が不要となる。 （２）ベルトコンベアー自体が車両の積付場所になるとともに積付位置への移 動及び積付位置からの移動を兼ねるので、省人的かつ省力的に自動車の格納及び 荷卸を行うことができる。 （３）なお、車両のホイールベースの大小に適応するために、両側寄りの突条 のほかに、中間部に第３の突条を並設することもできる。
【００１０】 要するに本考案によれば、 船上に敷設されたベルトコンベアーに複数の自動 車を並列的に上載及び格納するようにした自動車運搬船において、ベルトコンベ アーの上面の両側寄りにそれぞれ台型断面を有する突条をホイールベースにほぼ 等しい間隔で平行的に形成し、上記両突条の対向する傾斜面を協働して前輪タイ ヤの前面，後輪タイヤの後面に当接する倒立ハ字状傾斜面としたことにより、車 止め機能を有するベルトコンベアーを利用して、車両の格納区画への移動，車両 の格納区画からの移動作業ならびに車止め作業を兼用する省力的かつ省人的な自 動車運搬船を得るから、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す部分斜視図である。
【図２】図１のベルトコンベアーの横断面図である。
【図３】従来のベルトコンベアーを利用する自動車格納
レーンを示す斜視図である。
レーンを示す斜視図である。
１ ベルトコンベアー ２ 車止め用突条 ３ 自動車（車両） ４ 前輪タイヤ ５ 後輪タイヤ
Claims (1)
- 【請求項１】 船上に敷設されたベルトコンベアーに複
数の自動車を並列的に上載及び格納するようにした自動
車運搬船において、ベルトコンベアーの上面の両側寄り
にそれぞれ台型断面を有する突条をホイールベースにほ
ぼ等しい間隔で平行的に形成し、上記両突条の対向する
傾斜面を協働して前輪タイヤの前面，後輪タイヤの後面
に当接する倒立ハ字状傾斜面としたことを特徴とする自
動車運搬船。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP093241U JPH0544790U (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 自動車運搬船 |
| US07/913,954 US5338143A (en) | 1991-07-22 | 1992-07-17 | Car storage apparatus for car carrier |
| DE69205371T DE69205371T2 (de) | 1991-07-22 | 1992-07-20 | Autoverstaugerät für ein Autotransportschiff. |
| EP92112338A EP0528185B1 (en) | 1991-07-22 | 1992-07-20 | Car storage apparatus for car carrier |
| ES92112338T ES2077939T3 (es) | 1991-07-22 | 1992-07-20 | Aparato para almacenamiento de automoviles para un transporte de automoviles. |
| KR1019920012942A KR0123028B1 (ko) | 1991-07-22 | 1992-07-21 | 자동차운반선의 자동차격납장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP093241U JPH0544790U (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 自動車運搬船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544790U true JPH0544790U (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14077027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP093241U Withdrawn JPH0544790U (ja) | 1991-07-22 | 1991-10-17 | 自動車運搬船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544790U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007513035A (ja) * | 2003-12-02 | 2007-05-24 | キャリア・コマーシャル・リフリージレーション・インコーポレーテッド | コンベアベルトアセンブリ |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP093241U patent/JPH0544790U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007513035A (ja) * | 2003-12-02 | 2007-05-24 | キャリア・コマーシャル・リフリージレーション・インコーポレーテッド | コンベアベルトアセンブリ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |